多音源混在時での対策プライオリティ支援測定

2000年8月
2005年8月改
Aoki Applied Acoustics. Co., Ltd.
青木応用音響(株)

1.目的
 騒音源が多数混在する環境において,対策を行うプライオリティを決定することは効率的騒音対策を行う上で非常に重要なことである.そこで,適応信号処理の技術を用い,各音源の騒音を分離して計測する方法の提案を行う.

2.システムの構成と動作の概要
 着目した受音点の騒音の信号を再現する信号とし,各音源に配置したマイクロホンまたは振動P.Uの出力を適応フィルター(ADF)に入力し,それぞれの出力の和によって受音点の信号を再現する.この時の各フィルターの出力が対象としている騒音源の寄与分である。元の騒音信号と各騒音源の合成との差を誤差信号と呼び、対象とした騒音源以外の騒音すなわち暗騒音などの影響である。


3.使用システム

多チャンネルAD変換器(Sony20Xデータレコーダ代用)+PCシミュレータ

 

4.特徴

5.対象分野

参考文献:水野恵一郎,「寄与解析法」,実用騒音・振動制御HB,NTS,2000.5

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