近頃、電動飛行機も種類が増えて、選ぶのが楽しみですが、エンジン機を電動に改造出来れば更に選択肢が増えて、楽しくなりますよね。やはり価格と入手しやすさと種類の豊富さから言えば、RCカー用が一番良いですね。ということで、今度選んだのは、JRのT-20とヒロボーのスカイトレンドJrです。どちらもJRが付いているのは何かの縁でしょうか?大きさはほぼ一緒です。現在T-20を製作中です。かなり、今風に改造しました。あと、最終的にはオリジナル機を作りたいのですが、今のところは改造が精一杯です。
今年(平成13年)になってなぜかラジコン飛行機にはまってしまい,中学生時代に使っていたプロポを引っ張り出してきましたが,すでに27Mhzは空では使ってはいけないようになっていました.
さらに、バッテリーの高性能化とサーボの小型化が進んでいて、ニッケル水素電池を使うと、私の持っている飛行機で15分以上(曲技飛行も含めて)飛行することができます。(^^)/
1号機:昔のエンジン機でもうまく飛んだのは2,3回なので,でまず,初心者らしく軽い気持ちでユニオンモデルから出ているスペースカブを買いました.
昔、作ったエンジン機に比べて作りが荒くてびっくりしました.プロペラの精度も悪そうなので,こんなものが飛ぶのかと心配になりました.
できあがったのが,まだ雪深い平成13年1月でしたので,雪の上でとばしてみました.風が強いと全くだめです.とてもコントロールできないのと,AMのプロポは混信が多く,5メートルも離れるとサーボがガタガタ勝手に動き出します.
これではだめだと,昔に使ったJRの初代プロポに載せ替えました.驚いたことに,25年前のプロポでもちゃんと動くし,サーボもアンプもそのまま使えました(コネクターも変わっていませんでした。JRさんありがとう!).これで何とかとばせるようになりました。
何度も落としているうちに,高くあがらなくなり,サッカーのゴールに激突して真っ二つに折れました.それでこれを機会にスピード400ダイレクト駆動に載せ替え,プロペラはQRPの6x3の折りペラ,電池もニッケル水素電池5セル650mAHに替えました.しかし,風に対する弱さは変わらず,我慢できなくて無理をして飛ばして墜落してしまう日が多いです.だんだん補強されるにつれて機体の強度は上がり、翼端から落ちても転がるだけで,壊れない機体になりました.
初心者にはこの機体はとっても難しすぎると思います.他のARFの機体に比べて、リンケージもすんでいるし、コストもかからないけど,ラジコンのおもしろさがわからず、挫折するかもしれないです.せめて,エレベーターがあれば調整の悪い機体でも何とか飛び続けることができると思われます.最近は、ユニオンモデルで3chコントロールのキットが多く発売されたのはこのためかもしれないですネ。
仕様
モーター QRP HYPER400 ダイレクト駆動
プロペラ QRP 6x3 折り畳み
プロポ JR NET-124 5ch 27MHz
サーボとアンプは一緒についてきた物で仕様は不明です。サーボが重いです。30g
2号機はスペースカブより更にゆっくり飛ばせるものでエレベーターの操作ができることが条件でした.そこでラジコン技術に載っていた京商のストラトス1600を選びました.
ついでに(^_^)v最近のプロポもいろいろ検討し,価格の割に多機能なRD6000のEPプレーン用も一緒に購入しました.
組み立ては簡単でしたが,バッテリーが手頃なものが無く自作の単3型ニッケル水素を8セルを使用しました.そのおかげでバッテリー用の胴枠が入らなくなりました.胴体の強度が低下すると考えられたので,内側から補強のためガラスクロスをエポキシで接着しました.最初のグライドテストではまっすぐ飛んだのですが,プロペラを回すと左へ曲がり,頭上げが強く,たぶんサイドスラストとダウンスラストともに不足と思われました.
この機のモーターの取り付け方が独特で,かなり気を付けないとダウンスラストやサイドスラストが正確に出ないと思われます.この点からもこの機体は初級者には組み立てにくいと思われます.しかし,それ以外は動きも穏やかで飛ばしやすいです.
もう少し軽いといいのですが(原因は規定外のバッテリーを使ったので70gほどの重量オーバーで770gです),この重量でダイレクト駆動は厳しいです.失速に注意しながら,上昇をゆっくり待つ必要があります.それと,主翼は金属のビス止めですが,主翼が破損するといやなのでホームセンターにあるプラスチックビス(3mm)に交換しました.
雑誌には初心者向けと書いてありましたが,箱には中上級者向けと書いてあり,完成後も,しばらく,怖くて飛ばせませんでした.それで,次に紹介するハンドラウンチグライダーばかり飛ばしていました.しかし,飛ばしてみたら動きが穏やかでスペースカブより操縦は楽でした.
現在はQRPのロッキーの主翼を使っています.この主翼は軽くて80gしかありませんでした(純正の主翼は200g!)これで120g軽くなり上昇力もアップしました.翼面席が6dm2小さくなりましたが,翼面加重は2g増えただけで,飛行速度もそれほど変わりませんでした(翼型が変わってかえって遅くなったようです).スタイルはスマートで,ゲルコート仕上げの胴体は発泡スチロールの表皮に比べて傷つきにくく,気に入っています.
現在は、純正の主翼に戻して、コスモテックのギアダウンと大径折りペラに変更して、重量は800gになりましたが、それを全くものともせず、大空へ舞い上がっています。
仕様
モーター 純正
プロポ、サーボとアンプ RD6000のEPプレーン用
受信機 GWS NARO6ch
重量 640g
3号機は墜落しても壊れない飛行機を探していたのですが,そのためにはゆっくり飛んで軽く,モーターと電池のメインテナンスのいらないグライダーにしました.小さいので楽かと思ってQRPのスナッピーにしました.
組み立ては,精度がいいので,設計図にあわせず組み立てました.受信器はR500を使い180gで仕上がりました.最初の頃は手投げで十分遊べたのですが,そのうちに操縦が上達すると物足りなくなり,機体にフックを付けてハイスタートにしました.これは,とても高くあがり(50mくらい?)滞空時間も1分以上飛びました.一度だけ,サーマルに当たり,最初はやけに機体が揺れるナーと思っていたら,いつまでたっても降りてこないので,ちょっと心配になりました(機体が小さく,高く上がると見えなくなりそうです).
この機体の特徴として風に強いということと,落ちても壊れないということで,初心者の入門用としてお勧めです.速度も遅くていいのですが,グライダーのため舵がワンテンポ遅く効きますから,舵の当てすぎに注意が必要です(重心が後ろで,飛行速度が遅いので、失速はしやすいです).スタート直後ならループも可能です.とても気に入ったので,ロッキーIII用の翼も注文して,翼のみ交換して飛ばしてみました.しかし,ハイスタートでの抵抗が大きく,高さはスナッピーほどは上がらず滞空時間も同じくらいでした.
製作したのはストラトスの方が先ですが,スナッピーのほうが先に飛ばせるようになりました.
仕様
プロポセット JRのF500
4号機は初心者向けでゆっくり長時間飛ばせるものということで,HPIジャパンのブルーマックスを選びました.製作は1日で出来ました.
初飛行でいきなり風にあおられて墜落し,3角形のスチロール板の胴体が2つに折れました.強度についてはスペースカブより弱いです.それで4mm厚バルサで外側を補強しました.サーボベッドも厚紙にねじ釘で固定されているだけなのでこれもバルサで作りました.もう少し丈夫に作ってほしいです.
その後,スナッピーで練習に励みましたので,初飛行に成功したのは平成13年9月です.飛行速度は初心者にはちょうどいいくらいです.飛行時間も15分も飛びました.
この飛行機の欠点では無いのですが,アンプが6セルまで可能と書いていても,オートカットがかかるとまだ半分くらい電池の容量が残っています.このため,5セルまで可能なアンプに変えました.これだと600mAH使えました.
調整が十分になりうまく飛ぶようになってから,お気に入りの機体になり,最初はこれを必ず飛ばすようにしています.
仕様
プロポセット JRのF500
アンプ NEA-120からクラフトるうむ speed10に変更
重量 320g
5号機はまだまだ下手なので速度の遅いものと考えて雑誌を物色していましたが,ユニオンモデルから出ている(再販)スケールモーターグライダーのJ1-Bにしました.でも,後から説明書を見ると,翼面加重が大きく、案の定飛行速度もかなり速く初心者向きではありませんでした.
アンプは最初は三和のES-20zを使っていましたが,6セルではやはりオートカットが早くかかり,SMM-18sに変更しました.しかし,これも調子がいいときもあるのですがなぜか急に止まってしまうことがあり,現在はMSC-20Bに落ち着いています.もしかしたらコネクターにギボシ端子を使っているためかもしれません.QRPでは接触不良からチャタリングが起きると言ってました.しかし,MSC-20Bでは今のところ大丈夫のようです.
平成14年5月6日、近くの飛行場(田んぼ)でバレルロールができるようになったことを良いことに、背面飛行などを練習していましたが低空で背面に入ってしまい、体勢を立て直そうとして、地面にかなりのスピードで激突しました。あまりに大きな音がしたので驚きました。プッシャータイプは効率が良く、スピードもでるし、宙返りも楽勝でした。他の人のホームページで言われるようなパワーをかけると出てくるダウン癖はありませんでした。
気に入っていた飛行機だったのに残念です。一応治す努力はしてみますが、たぶん廃棄されます。
仕様
受信機 GWS pico 4ch
サーボ GWS NARO + BB
アンプ SMM-18sからMSC-20Bに変更
重量 490g
回転数 6500rpm(7.2V)
6号機ユニオンモデルのSSセンチュリオンです。ちなみに初めてのエルロン機です(セオリー通り)。翼面積が小さく、速度が速いのじゃないかと非常に心配でしたが、速度はJ1Bと同じか少し遅いくらいでした。胴体が太いのと翼長が小さいので壊れにくいです。
初飛行の着陸時に、風にあおられて失速して、アスファルトの上に墜落しましたが、カウリングが割れただけでした。
すでに購入された人のホームページではラダーできれいに旋回すると言われていましたが、やはりエルロンじゃないと曲がりませんでした。それで,ラダーからエルロンに20%のミキシングをかけて,きれいな旋回が出来るようになりました(邪道かもしれないけど,初心者にはいきなり旋回に右手を使うのは難しいです.エレベーターにもミキシングをかけると本当に楽に旋回しますが,これでは練習にならないのでやめています).
それからダイブをかけないとループは出来ません.パワーが弱いので今度2輪に変更,または車輪をとって飛ばそうかと思います.それで,平成13年12月13日2輪に変更しました.しかし,今度の日曜日は晴れそうにありません.北陸ではたぶん雪でしょう.(T_T)
最近、絶好調でロール及びループもダイブをかければうまくできるようになりました。今は背面飛行とナイフエッジを練習しています。今度、ラダーを固定して、もう一機買おうかと思っています。
受信機 GWS pico 4ch
サーボ JR ES-306 2個 JR NES-371 1個(エルロン用)
回転数 6000rpm(7.2V)
重量 510g(2輪に変更後)
その後パワーを上げたらアクロができるのでは?と考えてブラシレスモーターに換装しました。レーナー社のLMT1015/24 とJES-30-3P(6〜10セル)BEC をK&Kアソシエイツから購入しました。モーターの大きさは280モーターとほぼ同じでパワーは480クラスらしいです。モーターの重さはほぼ同じでしたが(46g)、スピードコントローラーが30gも重いです。オリジナルのギアボックスが持ちこたえられるか心配でしたが、モーター固定用の穴も同じなので、そのまま載せ替えてしまいました。
お手軽に載せ替えることができました。外からの違いはリード線が3本あることと、ブラシレスなのでプロペラがとても軽く手で回せます。
(2002/3/6)慣れている機体なのですぐに飛ばしに行きました。回転数はかなり上がり7800rpm(7.2V)でした。宙返りはダイブさせなくてもできるようになりました。風の強い日でしたが速度があるため安定して飛ばすことができました。機体の性能が上がった感じで飛ばしやすくなりました。ただし、こうなると翼型がクラークYなので頭上げが気になりだしました。
重量は30gアップの540gです。
7号機同じくユニオンモデルのコロンビアです。ユニオンモデルの3機は同じ7.2Vターボーモーターを使っていますが、かなり、性能にばらつきがあります。一番モーターの力が強かったのがJ1Bでした。だだし,コロンビアはエルロン面積が大きいので,舵の効きはとてもいいです.
低翼なので安定性が無く,緊張しますが,翼面積が大きいので着陸は楽に出来ます.スタイルも最近はやりのアクロ風で気に入っています.3回目の飛行時に通行人に話しかけられ,そちらに気をとられて,姿勢がわからなくなり,エルロンの逆うちをやってしまい,きりもみに入り墜落させてしまいました.
モーター取り付け部と機首を全損しました.最初は発泡スチロールで作り直そうかと思うほどでしたが,一日たって冷静に考えると,市販のFRP補修セットでいけそうです.その時ビニールでFRP表面を覆うと,とてもきれいな仕上がりになります.それと,曇りの日は姿勢がわかりにくいので主翼の下面を赤にしました.もう少しモーターにパワーがあるといいのですが,今度,クラフトるうむから出た280モーターを試してみようかと思います.
他のホームページの紹介を見ても、横の安定性が悪いと書いてあり、確かに失速速度になると翼端失速します。これは電池の位置が高すぎるためと考えられます。そこで、電池の固定用の床を切り取り、強度が落ちそうなので側面を1.5mmバルサで裏打ちしました。電池は一番下にベロクロテープで固定するようにしました。フライトはまだなのですが、持った感じはかなり安定が良くなったようです。
しかし、これでも、翼端失速は直りませんでした。固定フラップも付けてみましたが、頭上げの癖が強くなり、今はやめています。
翼端失速の起こる速度が高く、最後のフレアーを掛けると必ずこけます。だから、エレベーターを引く時間は短めに何度も引いた方が良いです。先日、単3型の6セルのニッケル水素電池から単4型の8セルに交換したところ重量が60g軽くなり、かなり操縦しやすくなりました。
受信機 GWS pico 4ch
サーボ JR ES-306 2個 JR NES-371 1個(エルロン用)
回転数 5500rpm(7.2V) (地上テストでは7.2Vで10Aでした.空中ではそれより低いと思われます)
アンプ schulze slim10be(ぎりぎりだけど最大15Aと書いてあるので使っています(^^;))
重量 520g(バッテリーを変更して460g)
8号機(2002/03/13完成)
完成したHPI社のSportyです。構造はいじっていませんが、カラーリングのみ変えてみました。エクストラ300L風でしょ?HPI社のキットは2機目ですがこの機体は補強しなくても大丈夫のようでした(まだ飛ばしていないのではっきりは言えません)。ユニオン社に比べて工作技術がいります。また、重量はかなり気にして製作したのですが、333gでした(説明書では300gです。絶対に無理だって!)。以前に作ったブルーマックスでもかなりの重量オーバーしましたが、うまく飛びましたので、たぶん大丈夫だと思います。SSセンチュリオンより翼面積は大きいですから。
組み立て説明書の写真が悪く、作りにくいです。今までのキットの中ではユニオン社のイラストの説明書が一番わかりやすいです。気合いを入れてきれいに作ると飛ばすのが怖いです。今日(2002/03/13)はまだ決心が付きませんでした。
その後やっと初飛行に成功しました。パワーがあり大きなループが描けます。また着陸の安定性も良く、初めて着陸らしいことができました。準対象翼型なので背面飛行でも上昇可能です。小さいのが難点ですが、アクロは一番やりやすいです。
受信機 GWS pico 4ch
サーボ HPI製マイクロサーボ 2個 (ラダーは固定にしました) アメリカホットボディー社
回転数 5800rpm(9.6V)
アンプ HPI製 アンプ(最大電流8A) アメリカホットボディー社
重量 333g
9号機 (2002/6/20完成)
京商のパイパーカブEP仕様です。雑誌の写真で見るより、胴体が太く、かわいい感じで私好みでした。フィルムの張りやパーツの質も良く、仕上げも良かったです。なるべく軽く作るように心がけたので、サーボはマイクロサーボを使い、リンケージもテグスを使いました。翼面積が大きく、機体抵抗が大きいので速度も遅くて飛ばしやすいです。ただし、宙返りは出来ますがロールは速度が遅くて、大きく高度を落とすので、苦手です。あと、気がついたことでは、カウリングを付けるとオーバーヒートで、出力が低下するので、現在では、はずして飛ばしています。初めての550級の大型機で、とても飛ばすのが怖かったですが、翼端失速しないので、着陸は思い切り速度を落とせて、飛ばしやすいです。でも、実は、最初のフライトで、離陸時に失速し左に舵を取られ、グラウンドのネットに当たるかと思ったら、固定しているコンクリートの電柱に当たり、大破しました。その影響で主翼は固定式に、カウリングは無くなりました。また、離陸時の失速は推力が弱いためと考えて、ペラを大きいものにしました。これで、楽に飛ばせるようになりました。大きさだけ、気にしなければ、初心者向きといえます。
受信機 JR R800
サーボ HPI製マイクロサーボ 2個 (ラダーは固定にしました) ホットボディー社とエルロンにはNES-371
回転数 9000rpm(8.4V) 純正プロペラ9x5.5 大破後、10x5に変更
アンプ 京商製 スカイビトリー360GBアンプ(最大電流50A)
バッテリー 日本橋模型オリジナルの8.4V1800mH 350g
重量 1310g
10号機(2002/07/10完成)
京商のオートカイトです。空撮用に購入しました。雑誌を見ていると、空撮を成功させるためには、振動と飛行機の速度を落とさなくてはいけない、と書いてありましたので、電動に改造するつもりで購入しました。確かに風邪には弱いようですが、思い切りダウンを打てば、風上にも向かうことができます。セールの風を切る音がするまで、ダウンを打つのがコツです。また、小さな宙返りなら簡単にできます。安定性は抜群に良いです。
ただし、遠くに飛ばすと飛んでいる方向が分からなくなるので、長い、テープをテールに結びつけました。
デジカメは、現在、一番軽いと言われるソニーのサイバーショットU(85g)を積みました。シャッターはカーボン入りの伸縮の少ないテグスを使い、左にいっぱいにラダーを切ったときにシャッターが降りるようにしました。カメラの固定は3Mテープで行いました。
プロペラ カメラによる重量の増加と、6セルで飛ばしたかったので、8x4から9x5に変更
モーター ヨコモ ストックモーター シングルターン 19T ダイレクト駆動
バッテリー 6セル ニッケル水素電池サンヨー3000HV
重量 1200g
空撮画像(235kbyte) 近くの運動公園です。高度100mぐらいです。風が強くて流されるのが怖くて、高度が取れませんでした。
飛行時間の延長を試みて、ギアダウンユニットを付け、ペラも11x5.5に変更しました。ギアダウンユニットはMPjetの3.3:1です。このユニットは安いのですが、組み立てが難しく何度も噛み合わせの調整が必要です。それから、カメラは正面に変更しました。以上の改造で約100gの重量増加しました(^^;)。カメラ込みの重量は1315gです。モーター回転時間は6分から12分に延びました。これで、写真も1度の飛行で50枚は撮れます(^o^)。いったい高度はどれくらいまで上がるのかと、カシオのプロトレックの腕時計を乗せて挑戦してみたところ、200mまで上がりました。これ以上、上がると見失いそうで、やめました。滞空時間は30分でした。
11号機(2002/08/05完成)
京商のモーターグライダーのビエント2000です。みなさんもそうでしょうけど、小さい電動機ばかり飛ばしていると、大きな飛行機でのんびり飛ばしたかったので購入しました。作りは以前に作ったストラトスより向上し、デザイン的にも曲線が多く私好みでしたが、透明フィルムの付きが悪く、全体にもう一度アイロンを当てました。ただしこの操作は必ず低温でしてください。温度を高くしても収縮もほとんど無く、このフィルムを貼るのは大変な作業だったろうと思いました。予備のフィルムも入っていて親切な印象でした。いつものようにカー用のバッテリーを使うので、なるべく軽くということで、ラダーは省略しました。更にリンケージの軽量のため、垂直尾翼部にエレベーター用のサーボを置きました。重量は1224gでした。540のモーターを使う場合ほとんどこの重量になります。初めての飛行は緊張しましたが、大きい分安定していました。風にはそれほど強くない印象でした。色が中間色のため上空ではやや確認しずらいです。スポイラーは良く効いてグライダーには必需品ですね。これがないと、もう着陸できません。宙返りは出来ましたが、ロールは出来ませんでした。ダイブさせれば出来るかもしれませんが、こわれそうで勇気がありませんでした。飛行時の風切り音はかなり大きくビーという音です。電流値は約30A弱流れるので、NiMHでも6分ぐらいしか持ちません。でも、モーターグライダー的な飛行ならこれで十分と思います。飛行速度は速いほうで、独断ですが、初心者を卒業して3台目くらいの人向けです。
12号機(2002/10/01完成)
去年からほしかったOK模型のタイガーモス10です。でも、通販ではどこも品切れ状態であきらめていました。旅行の途中で寄った模型屋さんにたまたまおいてあり、エンジン用にすでに組み立てられていましたが、一度も飛ばしていないと言うので買いました。エンジン無しのエルロンサーボ付きでした。カウリングは残念ながら、エンジン用に穴があけられていたので、付けませんでした。最近(2002年12月)値上がりしたようで定価が14000円になっていました。
店主の話では、前のオーナーは慣らし運転までしたけれど、やっぱり複葉機は難しいと思い、売り出したそうです。そういわれると、私も心配になり、インターネットで、情報を集めましたところ、電動に改造した場合、癒し系の飛行機では無いとか、癖が強くて飛ばしにくく、風のない日じゃないと飛ばせないと、コメントされていました。
それで、その原因は何かと考えてみました。もちろん翼のねじれはドライヤーで直しました。よく観察したところ、上翼と下翼のスタッガーがずれるためではないかと考え、もうひとつ翼の支えを追加しました。中央の支えと同じくN型です。これで、上下の翼は高い剛性を持ち、変形しにくくなりました。もう一つ困ったことは、取説をもらうのを忘れたことで、重心位置が分かりません。遠いところなのでなかなか行行く機会が無く、それで自分で調べて、上翼と下翼がスタッガーしている場合は、上から見て一枚翼と考え、前から25%の所を重心位置としました。
これで、飛ばしたところ、非常に安定していました。アクロも自由自在です。最初の設定よりエルロンの舵角は大目にしたので、下翼のみのエルロンでも効きは、特に悪くありませんでした。素人の考えですが、この複葉機の安定性が悪いのは、複葉翼間の剛性不足なのかもしれません。今後の課題ですが、ダイレクト駆動なので飛行時間が2−3分と短いのが欠点なので、ニッケル水素を使うか、ギア駆動を考えてみます。
プロペラ グラウプナー9x5、現在はAPC9x4.5Eに変更
モーター ヨコモ ストックモーター シングルターン 17T ダイレクト駆動
バッテリー 6セル ニッカド 1400mAH
重量 1020g
13号機(2003年1月10日完成)
JRpropoのT20トレーナーです。完全対象翼型でスタントに良いかなと思い、電動に改造しました。モーターが問題ですが、京商の540用の2:1のギアダウンユニットを使い、ペラはAPC10x7を使い、モーターはヨコモ ZERO S-PRO 11T2W を逆進角にして使いました。また、主翼の取り付けもゴム固定じゃなくねじ止めにして、かなり改造しました。でも、3回飛ばして、全く浮き上がらないので今のところ、モーターユニットの取り付け部を下に移動しようか、考えています。軽量化もかなり行い、サーボもテール部に異動しました。バッテリーはニッカド8.4V1700mAHを使い1231gに仕上がりました。でも、飛んでいないので、みなさんの参考にならないですね。成功したらまた報告します。それから、京商などに比べるとフィルムの張り方が荒いように感じられ、デザインも今一でした。壊しても惜しくない練習向きだと思います。
最近、ガンプラとジオラマにはまってしまい、全然作っていません。それに、花粉症がひどくて飛ばしにも行っていません。根性無しです。もしこのコーナーを楽しみにしている人がいたらごめんなさい。実は、すでに次の機体とモーターも買ってあったのですが、組み立てていません。次はヒロボーのトレンドスターJrで、モーターはAM-AXI-2814-12で外側が回転するブラシレスモーターです。