老人性難聴(IEでのみ閲覧可能です)
突発性難聴とは?
突然片方の耳が聞こえなくなる病気です(>_<)
風邪や睡眠不足、疲労、ストレスの後に続いて起こることが多いですが、本当の原因はよくわかっていません。厚生省の診断基準では、突然の難聴、高度な感音性難聴(70dB以上)、原因不明がそろえば確実です。そのほか耳鳴りのする人やめまいのする人もいます。
よく似た症状の病気が他にもあるので、自己判断はしないで医療機関を受診するのが良いでしょう。よく似た症状を起こす病気としては、聴神経腫瘍、耳下腺腫脹のないおたふく風邪やめまいを伴わないメニエール病です。また、鼻をかんだ後や飛行機に乗った時に起こる突然起こる難聴としては、滲出性中耳炎、急性中耳炎、外リンパ漏があります。
若い女性に多い難聴としては、急性低音型感音性難聴があり、症状としては難聴よりも耳閉塞感(耳に膜が張った感じ)がします。この病気は完全治癒することが多いですが、突発性難聴に移行して後遺症を起こすこともあります。
突発性難聴の治療は、ステロイドホルモンや血管拡張剤を使いますが、糖尿病の人や慢性関節リウマチの人や胃潰瘍の人にはこの治療が行えません。
予後は比較的悪い方で、完全治癒は3割しか有りません。高齢で生活習慣病を持っている人ほど治りが悪いです。残りの7割は難聴や耳鳴りで苦労することが多いです。