長々と書いてあるけど注意も読んでね
麻疹ワクチン DTトキソイド (ジフテリア・破傷風) 沈降精製DPTワクチン
風疹ワクチン 日本脳炎ワクチン ポリオワクチン BCG インフルエンザ菌
ワクチンの副反応 外国での予防注射 最近の日本の予防接種スケジュール
接種
対象年齢 :生後12〜90月
標準的な接種年齢:生後12〜24月
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
備考
麻疹の予防接種は、標準的な接種年齢のうち、できるだけ早期に行う
流行時には生後12ヵ月未満の者に対しても任意接種として行うことができる。
この場合定期接種を標準的な接種年齢の間に行う(注4)
ガンマグロブリン注射を受けたものは3ヵ月(大量療法:注5の場合6ヵ月)後に行う
注4:生後12ヵ月未満の者が任意接種を受けた場合、母親からの移行免疫の影響で
予防接種による免疫が付与されない可能性を考えて定期接種を行う
注5:ガンマグロブリン大量療法とは、川崎病の治療等に使う200mg/kg以上をさす。
注6:致死率の高い亜急性硬化性仝脳炎(SSPE)は麻疹雁患者10万例に1例,麻疹ワクチン接種者では100万例に1例罹患する。
1期初回
対象年齢 :生後3〜90月
標準的な接種年齢:生後3〜12月
回数:
2回(沈降)
3回(液状)
間隔:
4〜8週(沈降)
3〜8週(液状)
接種量 :各0.5ml
方法 :皮下
1期追加
対象年齢 :生後3〜90月(1期初回接種終了後、6ヵ月以上の間隔をおく)
標準的な接種年齢:1期初回接種後 12〜18月
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
2期
対象年齢 :11〜12歳(DTトキソイド)
標準的な接種年齢:小学校6年
回数 :1回
接種量 :0.1ml
方法 :皮下
DTトキソイドは百日咳に罹患したことが明確な者及びジフテリア・破傷風の第2期に使用する。
注1:標準的な接種年齢とは、「予防接種実施要領」(厚生省保健医療局長通知)の規定による。
1期初回
対象年齢 :生後3〜90月
標準的な接種年齢:生後3〜12月
回数 :3回
間隔 :3〜8週
接種量 :各0.5ml
方法 :皮下
1期追加
対象年齢 :生後3〜90月(1期初回接種後、6ヵ月以上の間隔をおく)
標準的な接種年齢:1期初回接種後 12〜18月
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
2期
対象年齢 :11〜12歳(DTトキソイド)
標準的な接種年齢:小学校6年
回数 :1回
接種量 :0.1ml
方法 :皮下
第1期で接種間隔があいた場合は、すべてのやり直しはせず規定の回数を接種する
注1:標準的な接種年齢とは、「予防接種実施要領」(厚生省保健医療局長通知)の
規定による。
注2:ジフテリア・百日咳・破傷風の予防接種の第1期は、原則として、沈降精製百
日咳ジフテリア破傷風混合ワクチンを接種する。
注3:DPT混合ワクチンの接種部位は上腕伸側で、かつ同一部位に反復して接種す
ることはできるだけ避け、左右の腕を交代で接種する。(ワクチンはアルミニウム塩
に吸着されているので注射局所のアルミニウム塩の吸収が遅く、硬結が1〜2月も残
存することがある。)
接種
対象年齢:
生後12〜90月
12〜15歳(注7)
標準的な接種年齢:
生後12〜36月
小学校1年(注6)
中学生(注7)
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
備考
幼児について行う風疹の予防接種は、麻疹接種の後に行うことを原則とする。
中学生の男女とも対象となる。
小学生については以前に風疹の予防接種を受けたことがある場合は接種を行わない。
注6:風疹の予防接種は、平成7年度には、小学校1年、2年で生後90月以下のものについて、
平成8〜11年度には小学校1年生で生後90月以下の者について行う。
注7:中学生について行う風疹の予防接種は、平成7年4月1日から平成15年9月30日までの間実施する。平成15年10月1日からは生後12ヶ月から90ヶ月未満になる。
隔離の期間 発疹が出現してから7日間(水痘と同じ期間)
先天性風疹症候群
眼症状(白内障、緑内障)、感音性難聴、先天性心疾患、網膜症、骨端発育障害、低体重、血小板減少性紫斑病、肝障害
1期初回
対象年齢 :生後6〜90月
標準的な接種年齢:3歳
回数 :2回
間隔 :1〜4週
接種量 :3歳以上0.5ml 3歳未満0.25ml
方法 :皮下
1期追加
対象年齢 :生後6〜90月(1期初回終了後概ね1年おく)
標準的な接種年齢:4歳
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
2期
対象年齢 :9〜12歳
標準的な接種年齢:小学校4年
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
3期
対象年齢 :14〜15歳
標準的な接種年齢:中学校2年
回数 :1回
接種量 :0.5ml
方法 :皮下
第1期で接種間隔があいた場合は、接種上の注意点を参照のこと。
ワクチンの特徴・注意点/日本脳炎ワクチン
1. 特徴
日本脳炎ウイルス(北京株)をマウス脳内に接種し、増殖したウイル
スを精製し、ホルマリンで不活化した後、更に精製したワクチンである。
2. 接種上の注意点
初めて受けるときは、基礎免疫(初回接種は1〜4週間隔で2回、翌
年に1回追加接種)をつけることが重要である。追加免疫を4〜5年間
隔で行う。
日本脳炎の第1期(基礎免疫)が規定通りに接種できなかった場合は
以下の要領により接種を行う。
1. 第1期初回接種1回だけで1年経過した場合
2回接種するか、1回接種して次年度1回接種する。
2. 第1期初回接種1回のみで数年経過した場合
2回接種し、次年度1回接種する。
3. 第1期初回接種2回完了後2年以上経過した場合
1回接種する。
接種
対象年齢 :生後3〜90月
標準的な接種年齢:生後3〜18月
回数 :2回
間隔 :6週以上
接種量 :各0.05ml
方法 :経口(ワクチン性ポリオを起こさない不活性化ワクチンは注射になります。ただし海外のみ)
備考
下痢がある場合延期する
服用直後に吐き出した場合は再服用させる
通常、春と秋に2回行う(先進国では3回行う、2回では本当の免疫は付かないかも?)
接種
対象年齢:
4歳未満のツ反陰性者
小学校1年のツ反陰性者
小学校2年のツ反陰性者
中学校1年のツ反陰性者
中学校2年のツ反陰性者
2005年より生後6ヶ月未満に変更(ツ反判定無しで)
間隔:ツ反判定後2週間以内
回数:各1回
接種量:規定のスポイトで滴下
方法:経皮(注)
備考
小学校2年、中学校2年は、それぞれ小学校1年、中学校1年でツ反陰性の者のみ対象となる。
注:接種部位は、上腕外側伸展側で三角筋下部を選ぶ
最新情報!2002年5月 厚労省は結核予防法を改正し、接種時期と回数が変更になりました。6ヶ月未満で出来るだけ早期に、ツベルクリン反応検査無しに、BCGを1回接種することになりました。BCGの再接種は効果が少ないと考えての処置です。その代わり、ワクチンがかなり値上がりしました。
ツベルクリン反応について、通常BCGを接種してから数年もたつと、反応が弱くなり、ほとんどの人は陰性になります。これでは、免疫があるかどうかわからないので2段階反応を調べるのが良いと思われます。1回目のあと2週間後に2回目をうって判定します。これでも陰性なら免疫がないと思われます。
2007年1月26日、Hib莢膜多糖体蛋白結合ワクチン(販売名アクトヒブ)が厚生労働省により承認され、発売当初は任意接種となり、公費負担はなく保険も適応とならないため全額自費負担となる。接種回数は3回(4-8週間間隔)となるため、家族の経済的負担は3万円程度(一回7−8000円).5歳以上は不要.2008年9月では日本未入荷.2008年12月から日本に導入。副反応は少ない。
接種方法
6ヶ月未満で開始・・・・・DPTと一緒に3回+1回(1年後)の合計4回
6ヶ月〜1歳未満で開始・・DPTと一緒に2回+1回(1年後)の合計3回
1歳以上で開始・・・・・・1回のみ
これ以外に受けたらいいと思うのは、A型肝炎(特にアジアへ旅行する人),B型肝炎、おたふく風邪、水痘、破傷風(40歳以上の人は接種されていない)ですね。大人になってかかるととってもつらいし、入院するほどひどいからせっかくだから受けた方がいいですね。もちろんインフルエンザもいいけど、これは老人と子供(子供から感染するお年寄りが多いです)は受けた方がいいでしょう。それと不況だから思うけど、一家の大黒柱のお父さんも受けた方がいいです。あと、最近は衛生状態がいいので昔は終生免疫といわれた病気でも、10年以上経過すると抗体価が落ちていて、再感染もあり得ます。このため麻疹や風疹はこれから出産を考えているお母さんは抗体価を見てもう一度接種した方がいいかもしれません。病気は治療するよりできれば予防がいいですよね?これからは大人に対する医療の方向としてワクチンは重要だと思います。(子供だけの物じゃないよ)
DPTワクチン接種後の上腕全体におよぶ腫張
接種部位を中心に上腕全体、ときには前腕にまでおよぶ高度の発赤、
腫張が2〜3日後をピークとしてみられることがあるが、局所の保存的
な加療(冷湿布、ステロイドホルモン剤や抗ヒスタミン剤の塗布等)で
消退する。これまでの例では後遺症はない。接種液に対するアレルギー、
過敏症が考えられるため、以後の接種については保留し専門医に相談す
る。
ポリオワクチン投与後の麻痺
ワクチン接種後4〜35日間に発症する麻痺性ポリオで、発熱、風邪症
状の後に上下肢等の弛緩性麻痺が見られることがあるが、この場合には
専門の医療機関で治療を受ける。
BCGワクチン接種後の腋窩リンパ節腫張
BCG接種後腋窩リンパ節腫張をきたすことがあるが、ほとんどすべ
て2〜3ヵ月で縮小、消失するので経過観察でよい。ごくまれに穿孔、
排膿することがあるが(0.02%)、この場合には、抗結核薬の内服、
局所塗布を行う
この他、例外的な副反応として骨炎、狼瘡、壊疽性膿皮症等が報告さ
れているが、いずれも極めてまれである。
おたふくかぜワクチン接種後の耳下腺腫張、無菌性髄膜炎
接種後2〜3週に耳下腺腫張がみられることがあるが、一側性の場合
が多く両側性でも程度は軽く一過性に消退する。無菌性髄膜炎の場合は
入院加療を行う。
水痘ワクチン
健康小児、成人ではほとんど認められない。ハイリスク者では、接種
後14〜30日に発熱を伴った丘疹・水疱性発疹が出ることがあり(急
性白血病では約20%)、水疱を生じた者から周囲の感受性者に感染を起
こす可能性はあるものの、その率は極めて低い。接種後のハイリスク者
に帯状疱疹が生じることがあるが、その発生率は自然水痘に感染した
患者と同程度以下である。
オ−ストリアでは...(ヨーロッパでもドイツは麻疹の接種率が悪いようです)
1.年令別の接種ワクチンスケジュ−ル
1)3ヶ月〜 :5種混合(3回)(DPT+インフルエンザ菌b、ポリオ)
2)3ヶ月〜 :HBワクチン(1)
3)14ヶ月〜 :MMR(1)
4)15〜18ヶ月 :5種混合(4)
5)2才 :HBワクチン(2)
6)7才(入学時) :ポリオ(経口)、DT(5)、MMR(2)
7)13才 :HBワクチン(可能なら3回目のブ-スタ-)
8)13才(少女のみ) :風疹(3) or MMR(MMRワクチン未接種の場合)
9)14才(卒業時) :ポリオ(経口)、DT(6)
アメリカでは...ジフテリア,破傷風,百日咳,ポリオ,インフルエンザ菌b型に対する能動免疫を誘導するワクチン,PentacelGを承認した。PentacelGは6適齢〜4歳(5歳の誕生日前まで)の小児への使用が承認れ,2,4,6,1〜18か月齢の4回接種が行われる.