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    発泡スチロールとストッキングで簡単成形
                 自分らしい形が、簡単にできる!          平成16年9月5日〜    


  H16年 9月5日

 「ボウルで簡単成形して小鉢を作ろう」では、市販のボウルを使って成形したのを載せました。市販のものを型にすると、型の形は完全形なので、きれいにできます。しかし、バリエーションは超限られてしまいます。そこで加工が簡単な発泡スチロールを使って、自分らしい型を作って成形しようという訳です。しかも、ストッキングを使えばしわなどができず、しかもすっぽり型から抜けて、変形も起きにくいというものです。
 実はこの発泡スチロールの型は、以前から作って使っていましたが、ストッキングと合わせて使うことでほぼ完全な段階に近づいてきて、今回、デビューということになりました〜。これなら、かなり自由に自分らしい作品ができるかと思います。なお、今度からは、発泡スチロールの塊りを見たら捨てずにとっておきましょう。

   発泡スチロールを粗く削ります。

ホームセンターにはいろいろな形の発泡スチロールが売っています。残念なことに値段は高いですが…。右側は以前から使っているもの。カップ成形などには円柱状のものが加工しやすいかも。
カッターで粗く削り落とし、作りたい形に近づけます。 おおよそ形になってきました。

   発泡スチロールを磨きます。

 皿などの平たい型もできますね。沓型なども面白いかも。夢が広がります。
水道の流水の下でやすりをかけます。こうしないと発泡スチロールがこなごなになって飛び散り、しかも静電気であちこちにくっつきます。 形が整ったら、最後にペーパーがけをします。これも水を掛けながらするといい感じです。 型の完成。多少ゆがみなどでますが、そこはまた趣ということで…。

    さっそく成形です。

ストッキングでしっかり型を包み、たたらの粘土を押し付けます。しっかり押し付けないとつなぎ目がでます。 余った粘土は切り取り、口縁を整えます。型を外します。外し方はココで。 高台の部分も成形して貼り付けました。高台を付けてから型を抜くのもいいです。 白化粧もしてみました。 さらに線の削りを入れて、生き生きとした感じに…。

 左は乾燥中のもの。土は赤鉄砂土を使っていますから、赤鉄砂土の赤黒色と白の化粧土のコントラストがきれいに出るものと思います。小皿なども同時に成形して、セットにしてしまうのもいいですね。


ガーゼや木綿を型に被せてやっていたのが嘘のよう…ストッキングはとても優秀で、この発泡スチロールの型でも大活躍です。