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  平成15年 10月の話題   



 10月2日(木) やもりくん。今日も参上!  

 九隆庵には雨蛙がいっぱいいて、玄関先でお迎えしてくれますが、台所の勝手口にはこの「やもりくん」が結構よくくっついています。雨蛙同様、虫などを捕って食べてくれるのでとてもかわいがってます。昔、捕まえたことがありますが、口をぱくぱくして噛もうとするのですがちっとも痛くない。不思議なのは大きいのはあまりいず、見かけるのはこんな赤ちゃんやもりくんばかりです。大きいのはどこへいってしまうのだろうか〜?

 10月4日(土) 第6回金津創作の森クラフトマーケットへ 
 午後、子供をサッカーに送り出してから金津の創作の森へ。途中、ホームセンターに寄ったのだけど、そこのレジ係のお兄さんが超いい加減でレジが滅茶苦茶。どうにも理解できない計算だったのでクレームをつけていたら時間が掛かってしまいました。応対した年配の店員さんが「こんなんじゃ、店が潰れてしまうよな〜」って…それって、お客にぼやいても困るんですよね〜。金津の後、ビーズを買いに行く予定がキャンセルになってしまいました。
 創作の森では、陶芸作品関係の店が多く出ていました。どの店も、フリマを専門としていて各地を回っているらしいお店で、完成度は高く、素人という感じではありませんでしたが、かといって高いお金を出して買うかというとどうかな?という感じでした。結局、陶器は何も買わず、女将が染物のストールを一つ買いました。これは、化学染料で染めたものですが、染め具合が結構いい感じでした。九隆庵でLINKしてるmilkywayさんもお店を出していたので冷やかしに行ってきました。技術の高さもさることながらビーズ関係のお店が少なかったこともあって、結構お客さんがあったようです。お店のレイアウトなど展示方法も格好よくなっていました。すごい頑張りやさんですね〜。


 10月12日(日) 信楽土祭りに行ってきました


窯業に関する施設群

とにかくたくさん…
 前から行ってみたかった信楽土祭り。場所は滋賀県甲賀郡信楽町。福井からだと名古屋へ行くくらいの距離。結構遠いのですが、是非、信楽のいろいろな技法を見たくて行ってきました。会場では窯元や作家がお店をたくさん出していました。個人的には信楽の陶器は現代的で若い人に受けるデザインを考えてると思っています。期待通りの作品がたくさんあって、かなり勉強になりました。越前焼きは焼き締めが多いけど、信楽ではいろいろな釉薬を使っているので、釉薬の勉強にもなります。
 お店に並んでいるものは結構格安でした。高いものはあんまりありませんでした。古めかしい傘立てなどもありましたが、人気のある店は若い人が作陶していて、デザインがなかなか好印象のものがたくさんありました。女性が作陶したものは女性らしくてよかったし、男性でもしっかりかわいいものを意識して作っていたりしてありました。
 九隆庵がお土産用として買ったのはこの2品。左は1個600円、右は500円です。シンプルですが綺麗でかわいい。お土産なので九隆庵では使えないけど、同じようなのを作るためにがんばります〜。
あまり高くないのがgood!日常使いの掘り出し物をチェック!
きちんと底とぎもしてくれる  メモ帳にはチェックしたことがいっぱい。行った甲斐はあったなあ〜。
 

 10月26日(日) OSKグランドレビューショーに行ってきました

 武生菊人形(福井県武生市)の楽しみはこのOSK(日本歌劇団存続の会)のショー。存続が危うかったけど何とか存続の会の活動で、今年もショーを見ることができました。「愛、そして美しき旅立ち」というテーマでした。昨年と比べると歌と踊りがNON STOPという感じで、1時間、よくまああれだけ踊れるわなあ?と感心することしきり。いろいろ大変なこともあるだろうに、こうやって頑張っているのは本当に踊りが好きなんだろうなあって…そっちの方で思いをめぐらしていました。九隆庵はこんなには頑張れないわ〜と!そして、みんな素敵でした〜。
菊人形の方は、「小次郎と武蔵」のテーマで、名場面集を再現してました。人形の顔の部分はある程度使い回しをしてるんだろうなあとか、奥行きを感じさせるバックの絵がうまいなあとか…これまた余計なことばかり考えてました。どうも、集中力に欠けるというか…、邪念というか…。ああ、秋も終わっていきます。
九隆庵よろず平成14年10月号    九隆庵よろず平成15年7月号