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  平成16年 1月の話題   



 1月4日(日)  永平寺に初詣に行ってきました!

 福井県といえば有名なのが曹洞宗大本山永平寺。九隆庵からは車で30分もかからない距離にあるけど、最近全然行っていませんでした。特に内部の様子はほとんど記憶にないという悲しい有様。身近だからこそこうなってしまうことってけっこうあるようですが…。新春を機に初詣に出かけました。門前の通りは写真では人影まばらですが、観光バスも多くバスから降りてきた観光客の案内などで賑やかな声が響いていました。
写真などでよく紹介されていて有名な唐門。しかし、ここからは入れません。杉の大木も見事です。
境内の杉はこのように苔むしています。
七堂伽藍の建物は廊下、階段で結ばれていますが、その階段はかなり長く、しかも、床面が少しだけ斜めになっているので、登るにも降りるにもつま先に力がかかります。これは鍛錬のためにわざとこうなってるのでしょうか?

階段はつるつるに磨かれていて光輝いています。修行僧の修行の厳しさがわかります。
七堂伽藍とは山門、仏殿、僧堂、庫院、東司、浴室、法堂のことです。左は、法堂です。聖観世音菩薩が祀られています。お参りしてきました。建物内は写真撮影OKですが、修行僧は写してはいけないとのことです。たとえ写真でも俗世にかかわり、不浄となるのだろうと推察します。

立派な祭具の数々
承陽殿の大香炉。狛犬か?

し堂殿の大珠数。長さ18m、重さ250キロ。


(左)扉の金具も古さを物語ります。(中)見上げれば複雑な構造の建築様式。(右)傘松閣2階の天井絵。花鳥草木を題材にした絵が230枚、はめ込まれています。とにかく素晴らしい。1枚だけリスの絵があるというので徹底的に探してついに見つけました。(リスは色も目立たず小さいので頑張らないと見つかりませんよ。)

(左)山門の四天王。守護神として守りを固めています。(中)大庫院にある大スリコギ。円周が1mもあります。(右)廊下の隅の床にはこのような金具がはめ込まれています。換気を考えての工夫だと思います。

境内内の水鉢。苔むしていて、雰囲気は最高です。 道元禅師が仏法を求めて大海を渡られたとき大時化に遭うが、観音経を念じると一葉観音が現れ、やがて波も静まったとのこと。人生行路の平安を願う信仰から尊像ができたとのこと。  境内の脇の清流。雪解けの水で水量は豊富です。右手には苔むす獅子?の口から水が流れ落ちてます。  帰りには門前の通りを散策。せんべい屋さんで、せんべいを購入。ソフトな感触は歯が悪い人でも食べられる配慮かな?
 
   画像は宝物など特殊なものは載せませんでした。
    詳しくは以下のサイトでどうぞ。    
禅の里 永平寺へようこそ
  永平寺で検索してください。
   平成16年がよい年でありますように、HP訪問の方のご多幸をお祈りします。
    九隆庵もがんばりますから、よろしくお願いします。



 1月6日(火) リーさんから届いた「きな粉餅パン」! 

 年末に京都のリーさんが多分、何気なく掲示板に書き込んだ「きな粉餅パン」の話題が、福井、石川方面ではかなりの話題となってしまいました。某有名パン屋の「ド○ク」にあるとのことですが、笑み衛門さんは金沢、小松まで探しに行きましたがありませんでした。福井はmiyamiyaさんが調べましたがありませんでした。ゴマがのっかてるとかの話もあり、謎は深まるばかりでした。
 この騒動に気付いたリーさんが、ついに立ち上がり、京都のド○クで仕入れた「きな粉餅パン」を笑み衛門さん、miyamiyaさん、九隆庵に送ってくれることになりました。リーさん、本当に有難うございました。勝手に騒いでいたのですが、面倒をおかけしました。

かわいくて綺麗な箱です。
 で、頂いた「きな粉餅パン」はもちもちっとした生地に黒豆が混じり、表面はきな粉で覆われています。もちもち感とパンの融合で食感抜群!味は甘めですが甘すぎずgoodです。1個食べても結構お腹がふくれます。ゴマはもう一方の餅パンについていて、きな粉餅パンにゴマが付いているという状態ではありませんでした。ゴマパンの方は福井のド○クでも売っていたかもしれません。
 リーさんから届いたきな粉餅パン。綺麗な箱に詰められていて、リーさんの心遣いが感じられました。本当に有難うございました。
リーさんから早速MAILが届きました。(1月6日)その内容から抜粋です。
「今回送ったきな粉もちパンは、黒糖と黒豆入りですが、ド○クもそれぞれのお店で、少しづつ内容を変えています。最初に話題にした画像は、確かにゴマ入りきな粉もちパンでした。四条のお店にはあるのですが、今回は家から一番近いお店で今回仕入れたので、期待はずれで申し訳ありません。(^^ゞ」…いえいえ申し訳ありませんでした。
  

 1月17日(土) 越前海岸の様子です!

 真冬なのに福井には雪がない。この時期に雪がないというのは雪国で育った九隆庵としてはどうも変な感じがする。まあ、生活はしやすいですけど…。余りにも天気が良いので越前海岸を車で走ってきました。(関東では雪が降ってるらしいけど…たまには福井にもいい日がないとね。)
 左の写真は、道路脇から右手に鉾島を見て、その間に広がる日本海です。波が打ち寄せていますが冬の日本海としては穏やかです。
 右は越前町の道路脇の魚屋さん。目に付くのが干物類。たこやかれいなどがいっぱい干してあります。そして湯気を立ててゆでているカニ。いけすには越前ガニが入っています。
 冬の越前海岸と言えば「水仙」ですが、暖かいので花はほぼ終了状態でした。でも天気が良かったので気持ちは爽快でした。