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  平成16年 5月の話題   



 5月2日(日)  熊川宿に行きました。

福井県遠敷郡上中町の「熊川宿」に行ってきました。以前より、どんな所かと気になっていたので、思い切って車をとばして行ってきました。福井市から下道で片道3時間は結構きついけどまあ仕方がありません。8号線で敦賀まではスイスイ行けますが鶴賀から27号線に乗ると所々渋滞があり時間が掛かりました。上中に入ると道路沿いに左の標識があるので分かります。

<熊川宿ってどういうところ?>
 江戸時代、若狭小浜と京都を結ぶ若狭街道は、鯖(さば)をはじめとする海産物を京の都へ運んだルートとして知られていて別名「鯖街道」と呼ばれています。そして近江との国境に近く、16世紀に関所が置かれた熊川は、その代表的な宿場町でした。さすがに江戸時代の建物は無いようですが、現在でも町並みが残っており、福井県で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。また各家の前にはきれいで豊富な水が流れている水路としての「前川」があったり、熊川名物の食べ物が売っているなど、結構歴史を感じながら楽しめます。ざわついた観光地でないのがうれしいところです。

<街の様子はこんな感じです。レトロないい感じです>

お祭りの準備してました

木で囲った自販機

飾り気のない陶器飾り
古い建物が道路に沿って建っています。昔のままの衣料品店。昔はどの店もこんな感じだった。この店が観光用ではなくて、実際に売っているからすごいですね。 見えにくいけど、隣の家との境には「うだつ」という防火用壁があります。
タバコ屋の看板。いい感じ。

なぜか?中森明菜の写真!かわいい!

みつうま印の長靴って知ってる?
吉野葛より美味しいという熊川葛もあります。 「前川」には芋洗いの水車が。 番所跡にある人形「さすまた」もあった。 適当に置かれている道具 猫の親子ものんびり〜

<やっぱり食べ物はチェックしたいですね>
 
熊川名物の鯖すし。値段は高いがとっても美味しい。鯖が嫌いな人は買わないかも…。でも鯖には旨みの素の美味しいアミノ酸がいっぱいあるんです。夕方前には完全に売り切れになってました。 葛羊羹。要冷蔵なのでできればクーラー用意しておくといいですね。 すぐそばに道の駅・四季彩館があります。そこで食べた葛うどん。うどんに葛がからまり味がしっかりしています。

<近くの名所もチェックしました>


高い木立の中にある清水と滝。空気も美味しい。思いっきり深呼吸できます。
 熊川から車で5分ほどにある日本百選に選ばれている「瓜割の滝」にも行きました。瓜が割れてしまうほど冷たくてきれいな清水です。天徳寺の境内を流れる清流にそってしばらく歩くとあります。一口飲んでみると、天然水のまろやかさと後味のうまさが残ります。越前大野の水も美味しいのですが、ここの水も美味しいですね。 ポリタンクも売っているので、水を持ち帰ることもできます。ペットボトルを持ち込んでもOKですが、いずれにしても協力金300円は必要です。  ゴールデンウィークで車が多いので遠出は避けました。それでも結構遠いですけど…。ふるきを尋ねて懐かしんだり、自然を満喫したりと楽しめました。ゴールデンウィークが終わったらまた忙しくなります。


  5月9(日) 金津創作の森「森のアートフェスタ」に行ってきました。

朝から激しい雨風の日でしたが、お昼には雨も上がってきたので、福井県あわら市の金津創作の森で行われている「森のアートフェスタ」に行ってきました。昨年までは「アートマーケット」という名前でしたが、今年からこの名前に変わりました。会場は創作の森の水辺の広場周辺。屋外でのイベントでしかも雨風にたたかれてブースの番号札も池まで飛ばされているなどの状態でしたが、お客さんは結構たくさんいました。出店総数は110店です。陶器、ガラス、木工、皮革工芸、金工、ジュエリー、染物などいろいろでした。特に陶器を中心に見て回りましたが、いまひとつ手が出ませんでした。ビーズアクセサリー作家のmilkywayさんも出店してました。milkyさんの話では「雨だけどお客さんは多い〜」とのことでした。それにしても屋外のイベントは雨風の心配をしないといけないので大変そうですが、どの店も用意万端のようすでした。