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  平成16年8月の話題   



 58月5日(木) トンネル火災遭遇。


消防車が集結。トンネル表示板に付いているサイレンが鳴っていて耳が痛い。左の車の陰で見えませんが、トンネルはすぐそこです。救急車も到着、大騒ぎになってきました。
 昨年は妙高高原、一昨年は蓼科、清里へと東方へ相当足を伸ばしていますが、今回は軽井沢へ。福井から1泊2日で楽しめる場所の範囲内の東の限界かも…(会津若松という案もありましたが…流石に遠そう〜)。福井からの往復走行距離は1,000キロでした。確かに近場ではない訳で、運転するには相当の根性が要ります。さらに事故もあったりして、さらに根性が要りますね。
 朝8時に出発して順調だった北陸自動車道で、突然のストップ!10時ごろ福井から糸魚川の手前の岩木トンネル前で突然のストップです。目の前のトンネルの表示板には「火災」の文字が…。前の車は徐々に路肩に移動開始。九隆庵も倣って路肩へ移動。2車線の道路の中央部分を開けた形になりました。車から降りて、情報収集開始。すでにトンネルまで見に行った人に聞くと、「中でトラックが燃えて爆発してる。かなり燃えてるみたいや」とのこと。反対車線に消防自動車が何台も通過。「反対側からこちらにまわってくるんやな」という読みどおり、すぐに九隆庵の車の脇を消防車や救急車が通過しました。これはまずい。ひどい火災だと、鎮火しても熱がこもっていたり、また、ケーブルが燃えたりしてしまうことさえあるかも。ひょっとして半日ぐらいは通行止めかも…と、不安がよぎりました。状況を確かめたくて現場のトンネル近くまで行くとトンネルからは煙が出てきていました。「燃え尽きてしまうといいんだが…」という声も。なるほど…。しかしいずれにしてもやっぱりだめか…と、車に戻って長期戦の構え。横に止めていた遠州鉄道の観光バスのガイドさんも非常に困っていました。昼食の段取りが先ずできないですからね。携帯が圏外なのですが、ドコモだと通じるのか、人に携帯を借りて電話している人もいました。約1.5時間、諦めムードの中、現場近くまで行っていた人がたくさん戻ってきて、何とか通行できそうな感じ。車を車線に戻し準備。でも、ここから30分は動かず、動き出したのは事故発生から2時間後でした。でも、予想よりは早かったかも…。予定が2時間もずれたのですが、まあ何とか軽井沢を堪能できました。なお、火災車両でのけが人の状況や原因は不明です。
左側のトンネルの入り口から少しのところで火災発生。反対側のトンネルからも煙がモクモクと出ています。 火災車両

<軽井沢ではここがメイン…?>
ブランド物から雑貨、食品まで、すごい規模のアウトレットモールの「軽井沢プリンスショッピングプラザ」。アルマーニやフェラガモもあります。高いものは買わずに、でもいろいろ仕入れてきました。ウエッジウッドの高い陶器も見てきましたよ。見ただけ(^o^)。それからしっかりにごり酒とワインも仕入れてきました。

  単独の火災でよかったです。トンネルの中に入っていたら大変なことになるところでした。
  軽井沢周辺では白糸の滝や浅間山、鬼押出しも見に行き、まあ〜満足でした。
 

 

 8月9日(月)  京都五条坂陶器祭りに行ってきました。

今回は日帰りで、走行距離は400キロ。五条坂は市街地を東から入ってすぐなので分かりやすい。駐車場は比較的簡単に見つけましたが、料金は高いですね。直射日光がギラギラして、じっとしていても汗が出るのにたくさんの人出でびっくりしました。全体的におばさんが多いですね。で、結局、この陶器祭りでは「木の楊枝」「茶筅」を買ったのみ。作陶の勉強にはなりましたが、買いたい物はありませんでした。なお、左の織部のカップは清水寺の門前にある朝日陶庵で買ったもの。
陶器祭りはそこそこに(駐車料が高い!)清水寺へ車で移動。ここの駐車場は時間に関係ないので、ゆっくりできました。昼食後は詩仙堂へ。石川丈山が造営した庭園を遊覧しました。詩仙堂奥の狸谷山不動院にも出向き、200段以上の階段を登って、宮本武蔵が修行をしたと言われるお瀧場を見ました。さらに、白川通りを少し戻って銀閣寺へ。5時閉園なので慌てました。どこもそうでしたが、とにかく外国の方が多く、特に若い人は「唐傘」とか「模造の剣」などを購入していました。「扇子」の店も混んでいました。やはり「日本らしい」からでしょう。
 銀閣寺では庭園内の一角に苔の見本が展示してありました。生えて欲しい苔、増えて欲しくない苔に分類してありました。良い苔の代表はズギゴケで、悪い苔のメインは「ゼニゴケ」の仲間でした。さすがに庭園内にゼニゴケは少なかったです。
清水寺の舞台の中央部は工事中でした。 詩仙堂のししおどし 清水の茶店にて… 武蔵の修行の滝。中央上の筒から水が落ちています。 狸山不動院には2003年タイガースの優勝記念碑がありました。左側の碑には吉田義雄元監督の名前も見えます。