木のビーズ第2弾 丸いビーズはいいぞ!


       少し手間だけど作る楽しみは十分あるよ!  平成13年12月22日    

 前回の木のビーズ作りは四角いのでやってみたけど、今回は丸いのに挑戦です。四角いのは簡単だったけど丸いのはちょっと工夫が必要。しかもトールペインティングもしています。自分だけのオリジナルビーズ作りは結構楽しい!さらに、手作り工具も大公開です。 模様はこんな感じ。俵型もいい。
丸い形を作ろう

  木は円柱状のいわゆる「丸棒」というのを使いました。写真のように恐ろしく大変ですがきれいに丸くカットしてペーパーをかけます。で、この磨きのために作ったのが右側の「軸付き磨き機」です。かなりいい感じです。これはあとで紹介します。
丸棒選びのポイント
 丸棒は、よくラミンというのが売っていて堅くて丈夫だけど細工には完全に不向き。(本当にやりにくい!)今回はカツラの丸棒を使いました。ホームセンターでよーく探すとあると思います。なかったら少しでも柔らかいのを使おう。
手間です。確かに。   磨き機で磨くとこんな感じ

 彩色しよう
後ろにはPaintの道具が…  トールペインティングの絵の具、細筆、シーラー(下地作りに使う)、エクステンダー(絵の具を塗りやすくする)などを用意して早速挑戦。ビーズは穴を開け、中に針金を通しておいて持ちやすく、そして乾燥時に吊り下げやすくしておきます。絵柄は超和風な感じとか、エスニックな感じとか適当にそして真剣に考えて描こう。金や銀の色をうまく使うとおごそかな感じがしていいです〜。 ごちゃごちゃだが、これが落ち着く。
いろいろ作ったら組み合わせてみます。この先はまた今度! 製作中は台の上がひどくなってる


H14年5月18日
 もう少し色々な柄ができました。乾燥の台もちょっと大きくなったかな。和の文様を取り入れたいのだけど、なかなか…

組み合わせるとこんな感じ!携帯のストラップです。
 まあ、今のところ合格かな?と思っていますが、もっといろいろ作って、サイトの○○回ヒットのプレゼントにするという案もあり??できるかなあ〜?それよりも喜んでもらえる?ちょっと心配。


軸付き磨き機
 磨きが大変すぎて困るのでお店で探すとこの手の物は売ってはいた。ペーパー部分は最初から丸くなっている。しかし値段が高く取替えが怖いくらい。という訳で自分でランニングコストが超低価格でバンバン使えるのを作ってみた。まあ、これさえあれば磨きはOKという訳ではないが、結構頼もしいグッズとなったなあ。
ハンガーは結構役に立ちます。  丸棒を切って(これはラミンがいい)ドリルで穴をあけ、穴にクリーニングのハンガーを切った針金を打ち込みます。ハンガーの針金のビニールの被膜は滑り止めになっている。ドリルに合わせて軸の長さを調節しておこう。(ドリルチャックから2センチ以内が安全だと思う)
細かい物を作るために細かい道具を作る。  丸棒に切り込みを入れます。う〜ん。あまり深くすると強度がなくなるし、かといって浅いとペーパーが外れやすくなります。このあたりはうまく加減してやろう! 意外といい感じなんですよ。  こんな風にペーパーを回転方向に沿って巻き、最後は両面テープでちょっととめておけばOK!!
よもやま話
トールペインティングのことは深くは分からないけど、なんとかやってみました。その道のルールがありそうだから今後勉強してみます。今回はまあ「九隆庵」らしいということでお許しあれ!