「雪はもういや!」と言わずに、逆手にとって楽しもう〜。
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この冬は12月から大雪で、長期予報の「暖冬」はどこへ行ったのか?という感じです。雪かきの連続でさすがに参りました。
庭にも雪がいっぱいになったので、雪の始末をしないといけないけど、ただ雪かきをするのでは面白くないので、頑張ってかまくら
を作りました。雪もこうやって生かすと結構楽しめます。昔は普通に作っていたんだけどね。大雪のお陰で楽しめました。
せっかくなのでかまくら作りのコツをお教えしましょう。 |
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雪を集めて山にしますが、ここでとても重要なことがあります。
1 まず、かまくらの大きさを決めます。つまり、おおよその円周を決めることで大きさが決まってきます。雪の量と自分の体力とどれくらいの空間が欲しいか総合的に決めます。
2 少しずつ雪を積んで踏み固めます。ここで大事なのは、山の外側部分が壁になるということで、中央ではなくて、外側を強く踏み固めます。固めにくいですがスコップで叩きながら踏み固めます。ということは、中央部分はあまり固めない方があとで雪をかき出すときに楽ということになります。中央部分には積もった雪の下のほうに埋まっている「ザラメ雪」を入れたほうがよいでしょう。逆に外側は新雪の締まる雪を使います。
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形はかまぼこ型がきれいなので、すその方はスコップで叩いて締め、余った雪は削ります。全体をスコップの裏の丸い部分で叩いてさらに締めます。窪んでいる所は雪を載せて叩いて整形します。 |
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いよいよ削りの開始。入り口の形、大きさを決めて掘っていきます。入り口は広げすぎるとかまくら独特の閉塞感がなくなるので、初めからあんまり大きくしない方が無難です。そして問題は壁の厚さです。掘っていって心配になってきたら、細い木の棒を壁に貫通させて、外側にいる人に棒を押さえてもらえれば壁の厚さが分かります。このかまくらでは下の方で30センチ、上の方で20センチの厚さにしました。 |
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スコップで削り、かき出すことを繰り返し仕上げていきます。この段階が一番辛く、腰に負担がかかります。表面の仕上げはボウルなどを使って少しずつ削るとよいでしょう。 |
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完成です。中は150センチの人が立っていられます。これくらいの高さがあると中はゆったりです。座る椅子も雪で作りました。 |
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夜になるともっと楽しい! |
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冷え込んできました…。 |
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シャンパンを用意。寒いけど、キャンドルだけでも結構暖かさを感じます。疲れたけど満足です。 |
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壁の明かりが幻想的です。 |
雪…降りすぎ。でもこうやって楽しむと何だか得したみたい。
今夜は水をシャワーのようにして少し掛けて、全体を凍らせて強度を増します。強度偽装はいけませんから…。
今後は、しばらく楽しんで、雪が緩んできたら壊します。雪に埋もれるといけませんから…。
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★てるとさんからのコメントが届きました。(1月9日) |
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「北海道ではかまくらはあまり馴染みはないですね。雪が乾いた状態なので固まり難いんです。それで雪を踏み固めてブロックを作り、それを積むような方法が適しているんですね。エスキモーが雪の家を作る方法もブロックを使っていますが、同じ理由だと思います。」
→なるほど、北海道は雪がサラサラすぎてダメなのか…。固まらない雪を固めてブロックを作ることが先ず
大変そうです。そういう点では北陸はかまくら作りに向いてますね。でも、雪がやわなので、崩れやすいと
いうのもあるかと思います。
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