瓶からシーグラスを作ろう!
                  

           
      とりあえずやってみよう!うまくいくかな? 平成15年3月23日  

 海に行って拾ってくるseaglass。潮、砂にもまれて角は丸くなってる。表面はつや消しになっていて、しかも色々な色。どこでどうなってたどり着いたか知る術はなく、ただ長い旅をしてきたんだろうなあと推し量るのみ。で、九隆庵ではついにこのseaglassの長旅を省略して自力で作ってしまおうという訳。バケツに割った瓶の破片を入れて、ガシャガシャかき混ぜるのもいいけど、今回は簡単にペットボトルでやってみたよ。これなら、みんなでできそうですよ。でも、出来上がりはこの程度なり。満足できない人も多いかも?まあ、この程度でお許しを…。
   穴を開けてチェーン付けたよ。
材料を揃えよう
<揃える物>
・ワインボトルなど(少し厚手の物がいいかな)
・ペットボトル
・新聞紙(下に敷いたり、飛び散らないように)
・金槌
・ゴム手袋(薄いものでOK)
・カッター、はさみ(ペットボトルを切る)
・梱包テープ(幅広なら布ガムテープもOK)
防護めがね(用心のため、目は大事に)
・砂
砂も用意
 ペットボトルの底の方から3〜5センチぐらいですっぱりと輪切りに切り、中に砂を入れます。今回は細かい砂と小石を入れましたが、小石は端を欠け易くするので入れない方がいいかも…。

瓶を割ります−安全第一
 割るときには新聞紙をかぶせて散乱防止。防護めがねは付けておこう。ちょっと勇気がいるぞ。  ちょうどいい大きさになるように割ろう。するどく割れたものや、ひびが中に入ったものは外しておこう。いい物をより分けたらペットボトルに入れてテープで止めます。さあいよいよ研磨です。


とにかく研磨、研磨
ペットボトルを上下左右にとにかく振ります。一人では疲れるので周りの人に頼んで振ってもらいましょう。10分間で1000回ぐらい振れます。今回は3000回振りました。ゲゲ〜って思うかも。それでもまあ自然の力には遠く及ばない訳です。
(時々ペットボトルに水を入れて砂を洗うといいような…)
1000回の状態。この時点で角を触っても痛くなくなっている。でも、まだまだ… 2000回になると少し丸みが出てくるが、欠けた所が目立っている。全体的にもっと丸みが出ないといけない。 3000回でかなりきれいになってきた。相変わらず角は欠けが目立っているが、丸くなっている。
仕上げをしよう
 この状態でも、ペン立てや花瓶などの飾りなどに使えそうですが、少し丁寧に仕上げてみました。ミニルーターで研磨してTOPのようなアクセサリーを作ってみました。角を綺麗に仕上げていきますが、丸く削らないで、面を生かしていくのがポイントです。(いわゆるカットですね)どうかな?

反省
seaglassは全体が研磨されていてつや消し状態。でも、この方法では角がまあ取れただけ。しかも平らな面には逆に細かな傷が見えます。傷が嫌な場合は割ったあとすぐにミニルーターで削ってもいいかも…(切れそうで怖いけど)ミニルーターの砥石で削るとつや消し状態は可能でした。