室礼の楽しみ                     

                                                         

 
 大体において、「室礼を手作りで…」という場合、市販の物で飾るというのがその意味だと思われますが、ここでは素材探しからほとんどを手作りでしてしまおうという訳です。でも言うは易し、行うは難しでこのページほど更新が少ないページはないのです。いろいろな物を作ってはいますが、季節を彩る飾りというのは常にその季節の素材を集めて、季節に乗り遅れない即時性が求められるので大変です。とにかく忙しいとだめです。全然できません。そんな余裕がないのです。でもこれを忘れたら寂しい生活になるでしょう。この今のこの季節は今年限りでここでぼんやりすると季節を感じる心を育てていけませんからね…。と、ごたくを並べる前に「はようせんかい」と怒られそう。とにかく少しずつUPするように頑張ります。
九頭竜川は鮎とサクラマスで有名です。 木の実を見つけたら保存しておこう。
 季節の室礼を目指しているけど忙しいとなかなか。甕に枯れたかやを入れただけだが年中玄関で迎えてくれる。かやは、九頭竜川の川原で集めてきたもの。  リースはジャンボサイズ。藤蔓に貝塚息吹を刺したものがベース。松ぽっくりや木の実を挿してこんな感じに。秋にたくさん拾っておけば、着色などして楽しい。さらに毎年使えるからうれしい。  正月も楽しく。鏡餅の飾りは石粉粘土で作り、板に貼りつけたもの。  蔦は夏らしい。流石に水遣りを忘れると元気がない。
H14年9月
 あけびを生けました。竹などもあしらうといい雰囲気です。→様子はビデオでUPしてましたが、サーバー容量が小さいのに、データが大きいので現在、サーバーから外しています。(2006、6、24)
H14年12月31日
 ぎりぎり正月に間に合った感じです。竹は庭から、松は生花を購入、梅は造花です。羽子板の羽根や枝に餅を付けたものなどで賑やかにしましたが、どうでしょうか?(よく見えないかな?)竹の枝をどの程度落とすかで雰囲気が変わってきます。もう少しさっぱりとすべきだったかな?花器は金銀の和紙で包んでみました。
 5年ほど前までは、1m50cmぐらいの門松も作っていましたが、最近はご無沙汰です。来年は何とか頑張って作りたいなあ。正月が終わればゴミになってしまうのだけど…。


だれが喜ぶという訳でもないが…。暮らしを彩る楽しみは持ち続けたいですね。