育てる楽しみ   令和4年 夏の園芸 1  5月〜6月      



5月2日(月) 空豆の摘心 さつまいもの畝作り モミジの剪定
 
空豆は脇芽が多く出るので週一で脇芽取りをしています。背丈が1m近くになってきたので摘心をしました。敵芯をして上に伸びようとする栄養を実の豆に向けさせます。先端にはアブラムシが付くので摘心は理に適っています。背丈を70p程度に抑えました。幹の下の方の実は大きくなってきていて収穫が楽しみです。九条ネギを全て他の畝に移植し、スギナをきれいに取り除き肥料をまいてさつまいもの畝の用意をしました。この畝では20本近く苗を植えられますが、さつまいもは需要があまりないので10本も植えれば事足りますから、余った畝は葉物でも植えるかもしれません。モミジが繁ってきたので剪定しました。風通しが悪くなると毛虫が繁殖するので予防策です。秋ニレやバラの剪定もしておきました。


5月4日(水) セアカケバエとは?温暖化の影響か?
 
畑のゴーヤは根付いたようでようやく蔓を伸ばし始めました。がよく見ると何か黒いものが何匹も固まって貼り付いています。見たことがない虫です。近付いても逃げる気はないようです。葉の食害はあまりないようですがゴーヤが好みなようで他の蔓にも貼り付いています。これ以上増えると気持ちが悪いので薬をまいておきました。調べてみると「セアカケバエ」というハエの仲間のようです。ケバエの幼虫は土壌や朽木の中などに生息し、腐敗物を分解し浄化する役目を担っているようで、ミミズと同じように生態系では結構な役割を担っているようです。でも見た目はかなり悪いので不快害虫の部類です。沖縄で大発生の記事があり、中国、台湾、沖縄辺りが生息地ですが福井にまで北上しているのかもしれません。温暖化の影響でしょうか?ちょっと困りものです。
ケバエの解説(ウィキペディア)
「交尾虫」「愛の虫」沖縄で大量発生 ペアで飛ぶ外来種


5月5日(木) ハラペーニョの種まき とうもろこしの植え付け カメムシ発生
 
昨年収穫したハラペーニョの種をポットにまきました。まくのを忘れていたのですが、日中の気温が上がって逆に発芽しやすい環境になってきたと思えます。品種改良などの操作のため芽が出るかどうかは分かりませんがやってみました。1ポットに5粒まいてみました。楽しみです。とうもろこしのポット苗が育ってきたので畑に植え付けました。苗の育ちは良好です。空豆にカメムシが何匹もくっ付いています。交尾しているものも多いです。数が多いので薬をまく予定です。さつまいもをそろそろ植えたいのですが、お店では入荷が定まらないので予約も受け付けないという状況です。午後にあちこちの店に寄って探してみます。


5月7日(土) さつまいもの苗植え 初雪草の大繁殖 柚子が元気過ぎる
 
さつまいもの苗がやっと買えました。予定していた「紅あずま」です。売れ残りではなく元気な苗です。25本束でおよそ1000円。昔は1本30円程度で売っていましたが今では1本40円が妥当な金額といえるでしょう。早速植え付けました。25本の束でしか売っていないので25本を植え付けるために畝を伸ばしました。植え付け間隔は30センチでやや狭めですが何とか全部植え付けることができました。雨が降らないようなので水やりが必須です。たい肥置き場の近くには初雪草の芽が100本以上出ています。昨年は謎の植物として育ててみましたが、かぶれる植物なので今年は撤去しようと思います。ヨウシュヤマゴボウも異常に育ってきているので撤去する予定です。柚子は枝をロープで引っ張り開心自然形の樹形にしていますが、主枝や亜主枝からは凄く芽が出て伸びてきています。未だに実を付けない柚子ですが、樹が元気なことが最終的に結果に繋がるかは全く分かりません。なお肥料は与えないようにしています。


5月9日(月) 空豆の試し採り じゃがいも、きゅうり、トマトの花の扱い方
 
空豆の実が入ってきたので試しに少し採ってみました。茹でたらまだ水っぽいですが美味しい。実が入るときは栄養分が必要なので少し追肥しておきました。じゃがいもが早くも花を咲かせ始めました。土寄せと追肥はしっかりしてあるので芋が太り始めても大丈夫です。なお芋に栄養を行かすために花はみんな摘みます。きゅうりも花が咲き始め、実もでき始めましたがこれらは全て摘み取りました。下から30センチ程度の実を大きくしてしまうとその後の実りはよくありません。もう少し蔓が伸びたら病気予防のために下葉も取り去ります。トマトも花が咲き始まました。きゅうりと違ってトマトの花は最初から大切にします。


5月11日(水) 玉葱のとう立ちはわずか3本 ひまわりの発芽は1本のみ
 
玉葱の生育は至って順調です。かなり玉が太ってきました。今年も白玉葱のネオアースよりも赤玉葱の猩々赤の方が太っています。白はじっくり玉を大きくして腐りにくくするのがよいのでよい傾向です。赤白合わせて522本の株のうち、とう立ちになったのはわずか3本だけなので超優秀な出来です。鳥のエサのひまわりの種は1本だけそれらしい芽が出ていますが、本物かどうかは分かりません。というか16個のポットに3粒ずつまいてたった1本だけというのは悲しい結果でした。ひまわりに興味がわいたので今度まともな種を買ってまいてみようと思います。枝豆が育ってきたので3〜4本固まって植えてあるのを2本に間引きました。これで一気に成長が進みます。


5月13日(水) ひまわりの種はロシア種 そしてウクライナとの関係は…
 
今日は雨模様。しかも夕方に向けて降り方が強くなってきています。畑はずぶずぶなので買い物に出ました。買ったのはひまわりの種。大きなひまわりで種が採れるものがよいかなと思い探すと、ありましたが名前は「ロシア」でした。なんだかなあと思いましたが、F1種ではなく種が採れそうなものはあまり他にないので購入しました。46粒で165円。安いといえば安いですが「ロシア」が主流とは知りませんでした。調べるとひまわりはロシアの国花だそうで、種を食べるのもスタンダードな習慣だそうです。さらにひまわりの種の生産量世界1位はウクライナだそうで2位はロシアだということです。ひまわりの花を見て和んで戦争止めてくれればよいのですが。。。。晴れたらポット植えにしますが土は園芸用土にしようと思います。というのも11日にでた芽は葉が全部食べられてなくなっていました。やはり虫が潜んでいる様子で気を付けないといけません。
追記:「ロシア、ウクライナの関係におけるひまわりが持つ意味」
もともとヒマワリはウクライナの国花ですが、ウクライナの女性はヘルソン州ヘニチェスクでロシアの兵士と対峙したときに、ロシア兵に「ウクライナの土地で戦死しても死んだときに花が育つように、ポケットにヒマワリの種を入れなさい」と叱責したとのことです。以後、ウクライナの支持者にはヒマワリは抵抗の象徴になっているようです。大変な花を育てることになりました。
ビジネスインサイダーの記事より 


5月16日(月) ひまわりの種まき バジル とうもろこし 一本ネギ
 
ロシアという名前のひまわりの種のポットまきをしました。2粒ずつで24ポット分。嫌光性なのでやや厚く土をかけ、鳥害防止のためネットも掛けました。発芽温度は高めなので芽が出にくいかもしれませんが楽しみです。バジルはピザやトマト料理などには必要なので苗を植え付けました。植える場所がなくなってきたのでかぼちゃの畝に植えました。バジルは背が高くなるのでかぼちゃの葉に埋まらないだろうという算段です。とうもろこしの株間に鶏糞を追肥。土作りの際にも入れていますがとうもろこしは肥料食いなので。一本ネギのホワイトスターは苗が育ってきました。でも植え付けはもう少し大きくなってから。それにしても植える場所がなくなってきました。


5月17日(火) ヨウシュヤマゴボウ バラが咲き乱れる たまねぎ きゅうり
 
撤去する予定のヨウシュヤマゴボウが恐ろしく元気がよいのでなかなか切り倒しにくい。明日には切ろうと思います。複雑な心境です。バラは最高に元気に咲き乱れています。やはり無駄な枝(細い枝、内向き枝、交差枝など)を適切に剪定すると樹の勢いが増します。玉葱が倒れ始めました。例年よりやや早い印象です。きゅうりも下芽を摘み、病気予防のため下葉も取っていることから生育は順調です。受粉して実が大きくなり始めましたが、一番成りは早めに収穫して樹の成長を促します。


5月18日(水) ヨウシュヤマゴボウの根 小松菜の畝の後にとうもろこし植え
 
ついにヨウシュヤマゴボウを掘り起こしました。食べられないですがヤマゴボウの名が付いているので根が見たくて掘ってみました。やはり立派な根でした。たい肥置き場の穴に入れて完了です。まだ根の端が残っているかもしれないので忘れたころに芽が出てくる可能性もあります。防虫ネットで育てている小松菜ですが、虫食いがひどいのでは今日全部収穫しました。アブラムシが付いていました。よく洗って食べることにします。畝を耕し直して肥料も入れ、残っていたとうもろこしの苗を植えました。余った苗を捨ててしまうとか放っておいて枯らしてしまうことになかなか抵抗があるのでこうやって生き延びる機会を与えるのは気持ちが落ち着きます。出来が悪くてもOKです。


5月19日(木) ポット植えの里芋が発芽しないけど植え付けました
 
昨年収穫した里芋を種芋として10個保存しておきポットに植えましたが、確実に芽が出ているのが2本だけ。しかもそのうちの超元気な1本は半分腐りかけていた部分を削って植えた全く期待なしのものという不条理な展開。1個は完全に腐っていたので残りは9個。そのうちよく見ると芋の先にわずかに緑色が見えるものが2個あったので期待して植えることにしました。芽が出ていないものも触ると固いので全部植えてみました。芽が出ず畝に抜けができたら里芋の葉の陰で柔らかい葉物でも育てることにします。なかなか難しいものです。


5月22日(日) ひまわり「ロシア」とハラペーニョの発芽 有効期限切れの枝豆の種まき
 
16日にまいたロシアという名前のひまわりの種が一斉に発芽しました。農産物市場で30センチぐらいの苗が1本40円で売っていたのですが、1袋150円の値段でこんなに芽が出て嬉しい。本葉が出てきたら植え付け、その後1本に間引く予定です。温度が高くないと発芽しにくいようなので半ば諦めていたハラペーニョの芽が一つ二つ出てきました。多分ハラペーニョだと思いますが様子を見たいと思います。種の袋を整理していたら昨年まいた枝豆の余った種が出てきました。有効期限は21年10月ですからとうに期限切れですが、種は相当生命力を持っているのでポットにまいてみました。予想としては芽が出ると思っています。玉葱の畝の後に植え付ける予定です。きゅうりは下葉と下芽をきれいに取ったおかげで成長が旺盛で、葉の病気も出ていません。


5月24日(火) ひまわりの畝作り 確かにハラペーニョだ 玉葱 トマトの防鳥糸張り

ひまわりの芽がぐんぐん大きくなってきているのでスギナ取りをした荒れ地を耕し、肥料を入れて畝を作りました。なお、ひまわりの苗の葉をまた何者かにかじられた跡があるので、苗の根元にオルトランをまいておきました。ナメクジの仕業かもしれません。ハラペーニョのポットには複数の芽が出てきていて確かにこれはピーマン系の芽だと確信しました。育てるのが楽しみです。玉葱は次々に倒れていっています。白玉葱のネオアースはやや小振りですが固い玉になっているため腐りにくく合格です。トマトに防鳥糸を張る作業中です。これがないとカラスにやられます。株の下の方もしっかり張っておかないと、下から潜り込んで突いて取られてしまいます。敵はなかなかの強者です。


5月25日(水) 玉葱の収穫開始 ひまわりの双葉に殻が!

玉葱がかなり倒れてきて、そして明日の午後には雨が降るということで今日は白玉葱の収穫を半分ほどしました。畑では小さく見えた玉も収穫するとそこそこの大きさだったので安心しました。親戚へのおすそ分けもスタート。明日には残りも収穫して御近所にもおすそ分けします。できれば赤玉葱も明日は収穫出来たらよいのですがかなりの数なので大変です。ひまわりの苗は元気一杯ですが、双葉が種の殻に挟まれていて殻が取れない状態のものが結構ありました。放っておけば取れるでしょうが少し手助けしました。本葉が早く出るのを待っています。


5月26日(木) 玉葱の全収穫 ひまわりの植え付け とうもろこしの支え 日陰のネギ 

雨が降る前に玉葱を全収穫しました。今日は風が強い日で目に砂埃が入って散々でしたが完了しました。根、葉を切り落とし収穫かごに入れて風に当てて乾かしました。親戚、御近所におすそ分けしたあとでもまだまだ大量にあります。今は玉葱の価格が高くなっているのでどこでも喜ばれました。夜には雨が確実なのでひまわりの苗も植え付けてしまいました。ひまわりの栽培は初めてなのですが株間は一応30pにしました。風が強いのでとうもろこしが倒れないように支えの棒を渡し紐で軽く固定しました。紐をねじりながらの固定の仕方ですから簡単です。苗床で育てていた1本ネギのホワイトスターの半分ほどを柿の木の下の畝に植え付けました。枝豆、インゲンの苗を植えておいた場所ですが日陰になる時間が長いことから生育不良となり枯れそうだったので引き抜き、土を作り直してネギを植え付けました。やや日陰でも育つことに期待したいと思います。


5月28日(土) 去年の枝豆の発芽は失敗 じゃがいもが倒れ始めた

まき忘れていた去年の枝豆の種をまいてみましたが発芽率は超悪い結果となりました。これは豆のせいではなく雨が酷く降って豆が腐ってしまったものと推察します。種のポットは乾かし気味にすべきでしたが外に出して置いたのが悪かったと思います。予定が狂ったので今日は新たに種を買ってきてポットにまきました。じゃがいもの収穫後の畝は玉葱の畝になる予定で11月までは畝が空くのでそこに植え付けるという計画です。今度は雨に注意します。じゃがいもの茎が倒れ始めましたが葉はまだまだ緑色なので収穫はまだまだです。慌てて掘った未熟芋を食べると中毒になるので掘ってはいけません。


5月29日(日) 枝豆の摘心 インゲンは摘心する前に花が付いてしまう 沙羅の木の実取り

今日は最高気温が30度になり暑いので夕方から畑に出ました。枝豆が育ってきて本葉が5枚になったので、その先の芽を摘みました。これで脇芽が増えて脇芽にできる花芽も増えるというわけです。で、インゲンはというとこちらは樹が大きくならないうちに花が咲いてしまうので摘心をする間もありません。今年は沙羅の木(夏椿)の花が大量に開花しましたがそろそろ終わりになりそうです。花の後にはもう実ができてきていて、このまま実を熟させると樹の栄養が実を付けるのに使われて樹勢が落ちると思われますが、沙羅の木で花摘み、実取りをしたことがないのでどうするとよいかは悩みどころですが、試しに今年は取ってみようかなと思います。いろいろ試すのは面白い。


5月31日(火) 空豆は終了 里芋は芽があるけれど伸びてこない

たくさん収穫できた空豆ですが、いよいよ終わりとなってきました。幹にはまだまだたくさんの豆のさやが付いていますがどれも中身はからっぽです。早めにさやを間引いておくと少しは収穫量が増えたかもしれませんが、たくさん食べたのでもう十分です。根元から切り倒して畝の撤収をしました。よく頑張ってくれた空豆には感謝です。里芋は昨年の芋を残しておいて植えたものですが発芽は極めて遅いです。土を少し掘って確認すると11個中、2個は腐っていました。7個は土の中で少しだけ芽の部分に青みがあり今後にかすかな期待が持てました。2個は地表に芽を出していて元気です。もう少し様子を見てから対応を考えることにします。悠長な姿勢にちょっとイライラしますね。


6月1日(水) トマトの暴れ対策 ニンニクの収穫 枝豆 ひまわりの間引き

トマトは1m程に成長していて実もしっかり付けています。これから先雨が続くと窒素分を吸収しすぎて「トマトが暴れる」恐れがあるので、毎年、株元に空豆の畝などで使った黒マルチを巻き付けて少しでも水分の吸収を防ぐようにしています。元々トマトの畝は窒素肥料を控えめですがそれでも暴れることがあります。暴れ出したら芽欠きをせず窒素を消費させます。ニンニクの収穫をしましたが、小さい物もありました。昨年収穫した種を植えるのではなくやはり売っている種を植えた方が確実なような気がします。枝豆は雨に当てないようにして管理していたこともあり、どのポットも土が盛り上がってきています。これは成功です。植え付けたひまわりを1本に間引きしました。2本とも生かしたいですがここは心を鬼にして1本を強く育てます。施肥もたくさんしました。


6月3日(金) じゃがいもの試し掘り ニンニクの皮剥き ナスの葉が丸くなる

じゃがいもの茎が倒れたので試し掘りをしました。2株でまあまあの数と大きさ。そうか病の予防としてフロンサイドを芋ができる周辺に混和しておいたので肌はとてもきれいです。夕食用に調理しました。収穫したニンニクの皮を剥いて洗いました。完全に皮を剥いて乾かし冷凍することで調理の際はすぐに使え便利です。ナスの1本が不調な様子で葉が巻いていたので昨日は殺虫剤、今日は殺菌剤を掛けておきました。液肥も与えて様子見です。アブラムシによる病気感染かと思えます。きゅうりは順調に実を付けています。トゲがしっかりあるスーヨーきゅうりは美味しいです。


6月5日(日) じゃがいも収穫後の畝に速攻で枝豆とハラペーニョを植え付け 

今日の夜からは雨で、あすあさっても雨ということで今日しかないということでじゃがいもを掘り切りました。孫に茎を引かせて芋もちぎり取らせました。そうか病もなくきれいな肌でよい芋でした。芋の畝はすぐに耕して肥料を少し入れポットで育てていた枝豆とハラペーニョを植え付けました。若干、急ぎ過ぎですが雨を予想しての対応です。枝豆は15穴、ハラペーニョは7穴分です。最終的に枝豆は2本立て、ハラペーニョは1本立てにする予定です。この畝は11月の玉葱植まで空いていることと他の畝ではマメ科の連作になるためのギリギリの回避策です。モミジとエゴの木はポットの鉢が小さくなってきたので一回り大きい鉢に植え替えました(写真は植え替え前です)。育つのは嬉しいのですが世話は増えます。


6月7日(火) 里芋の小さい芽は大丈夫か?

雨が降ったりやんだりの不安定な天気。しかも寒い。雨が止んだ時に里芋の畝を見に行きました。先日はわずかに芽らしきものが出ていて期待できましたが、今日見てみると芽の先が欠けているものが2個もありました。こんな状態で育つのかどうかかなり心配ですが、今年はもう種芋を買わずにこのまま行くつもりです。3枚目の写真では葉が出かかっていて4枚目はまあまあ順調な様子です。今年は種芋を残さず(というか残せるほど採れませんが)来年は種芋を買おうと思います。


6月8日(水) 倒れたひまわり 倒れるインゲン きゅうりは摘心をこまめに

天気がよくなってきたので畑に出るとひまわりが1本折れていました。大風が吹いた感じはなく、犬猫の足跡もないので謎です。雨の前に犬猫が歩いたのかもしれません。とにかく残っているポット苗を植え付け、さらにとうもろこしと同じような支柱を立てる予定です。ポット苗を残しておくのは結構大切なポイントです。インゲンも花後に豆ができてきていて、こちらも倒れ始めたので支柱を立て、ロープで囲います。きゅうりは生育旺盛で子づるも元気ですが、葉が密になってきたので摘心しました。日当たり、風通しをよくして病気の予防をし、脇芽の成長を促します。

葡萄の摘果と誘引

葡萄の樹の状態が気になっていたので、夕方から脚立を出して摘果と誘引をしました。葡萄も他の作物同様に手を掛ければ答えてくれる植物なので頑張ってやりました。新梢が伸び放題でうっそうとしているので誘引して枝を分散させました。同時に房の実の摘果を行い房の形を整えました。基本的に副房は切り取り、先端の小粒の実も切り取ります。一枝に一房を原則とするので、分岐して房が出来ていたら育ちの悪い方を切り取りました。実を育てるための栄養を供給する葉はほとんど切り取りませんが、余りにも重なっているところは病気や虫害予防のため切り取りました。すでに実が大きくなりかけているものもあり後手に回っています。今後、コガネムシなどの被害を防ぐための消毒も必要になります。薔薇もそうですが葡萄も手が掛かります。


6月9日(木) トマトの防鳥糸張りが完了 ハラペーニョの間引き

トマトの実に色が付き始めました。しかも樹の下の実から色付いていくので防鳥糸張りは待ったなしとなりました。カラスは地面に降りて下から覗き込んで実を突くので、樹の下側は念入りに間隔を狭めて糸を張りました。また、杭の先など止まれる所があるとそこから突くので、そういう場所にも糸を張りました。カラスは揺れる糸が羽に絡むのを嫌がるので横に張った糸にさらに縦にたらりと緩く糸を垂らして置きました。経験上これがかなり有効なような気がします。風で揺れるのがとてもよいです。横には8段張り完璧です。密集しているハラペーニョの芽を2本に間引きました。1本でもよいかと思いますが、保険をかけてとりあえず2本にしておきました。


6月11日(土) 古いネギを掘り出し苗を植え付け インゲンとなすは順調

ネギは冬を越してネギ坊主ができて固くなったので、柔らかい部分だけ採って使っていましたが、苗のホワイトスターが大きくなってきたので、古いものは掘り出して耕し、肥料を入れて植え付けました。古いものでも分けつして新芽として伸びているもののうち柔らかいものを選んで植え付けました。これで今年のネギ栽培は安心です。インゲンの莢が急に大きくなってきていたので慌てて収穫しました。虫が触っているものがあるので早めの収穫が大事だと思います。ナスやピーマンは順調です。1本だけ葉が丸まっていたナスはやはり成長が遅く虫の跡があったので薄い殺虫剤をまいておきました。


6月13日(月) かぼちゃの受粉 枝豆にヨトウムシ きゅうりの苗を追加

かぼちゃは柿の木の下の隙間スペースに植えてありますが、生育旺盛で雌花も大きいです。雄花も咲き始めたので朝のうちに人工授粉をしました。これで多分受粉はできていると思います。枝豆の1株(2本植え)が軸ごと切り倒されていたので、周りを掘ってみるとヨトウムシがでてきました。いつものように道路に放り投げておきました。鳥が食べに来ます。枝豆のポット苗は残してあるのでその場所に植え付けて補修はできました。きゅうりは毎日のように収穫できていますが、盛りは早めに終わるので苗を買ってきて追加で植えました。これで時間差で収穫が続くかと思います。きゅうりの支柱立て、ネット張りはなかなか面倒ですが上手く育てばやってよかったと思えるものです。

朝顔とカンパニュラの種まき

孫が小学校の上級生からお手紙付きで朝顔の種を貰ってきたので種まきをしました。とりあえずポットに2粒づつまきました。芽が出たら鉢に植え替えて行灯仕立てにしないといけませんが適当な鉢も行灯の支柱もないので、これは何とかしないといけません。同じく九隆庵女将が手芸屋さんでカンパニュラの種を貰ってきたのでこれも同時にポットに種まきをしました。カンパニュラは育てたことがありません。種がとても小さく好光性なのでふりかけのようにまいて土を掛けずにそっと水やりをしました。どうなるか楽しみですが、種が雨で流れる恐れがあるのでポットは軒下で管理です。


6月14日(火) カラスが荒らしたようです きゅうりにナスにとうもろこし

朝、畑に出るときゅうりが1本食害されていました。ナスも3個食べられていました。さらにとうもろこしの遅植えの苗の芽がきれいに食べられていました。これは大変だと思いつつ今日は資源回収の瓶出しの日なので瓶を出しに行っていたら、その間にさらにきゅうりが1本食害されていました。余りにも急な総攻撃です。カラスの仕業だと思えます。雨がしとしとと降っていましたが「もう許さん!」ということで慌てて支柱を立ててきゅうりとナスに防鳥糸を張り巡らしました。隣の畑もきゅうりとじゃがいもがやられていて敵はなかなかの攻撃力です。防鳥糸は効果大ですが、カラスの羽に触れるように今回も垂らしをたくさん下げました。腹立たしいですが鳥獣保護のためカラスを捕まえることはできません。昨日まいた種のポットは雨のため軒下避難中です。


6月17日(金) とうもろこしにアワノメイガか? スナップエンドウは撤去 カエルのデート

とうもろこしに穂が出てきました。しかしすかさず害虫が穂に取り付いています。アワノメイガだと思いますが、油断も隙もあったものではありません。受粉はどの穂でもよいのでとりあえず虫の穂は切り取り、とうもろこし全体に軽く薬をまいておきました。毎日の見回りが必須です。支柱の横棒も茎の高い場所にずらしました。スナップエンドウは棚ごと撤去しました。今年は枯れた株があったので収穫量は少なめでした。山椒の葉の上でデート?しているアマガエルを発見。実は戦いの最中だったりして。みんな苦労して生きているはずです。


6月20日(月) 成長が悪いナスの株を引き抜くと… 里芋の芽がやっと出てきた

余りにも成長が悪いナスの株が1本あるので引き抜き、別の畝で育ててきた苗を植えました。驚いたのは株はすっと抜けて根がほとんどありませんでした。しかも株元がひどくかじられていました。これでは成長できないはずです。ヨトウムシを探しましたが見付からないので株の周りの土は掘り下げてたい肥置き場に捨てました。植え付けのときはダイアジノンを混ぜ込みました。腹立たしい虫です。これで何とかなればと思います。芽の先端が欠けていたため半ば成長を諦めていた里芋ですが全ての芋から芽が出て葉の形になってきました。やはり成長がひどく遅いわけですが何とか見守りたいと思います。


6月22日(水) きゅうりのべと病 葡萄の黒とう病 鈴なりのトマト 墨田の花火

梅雨の時期は作物に菌の病気が出るので嫌な時期です。きゅうりはついにべと病を発症しました。すぐに病気の葉を取り、少し小さめの実も先取りして全体にダコニールを散布しました。ダコニール散布後は2日は収穫しません。葡萄には黒とう病の黒い模様が出ていたので、こちらはトップジンM水和剤を掛けました。葡萄にダコニールは適用外だったかと思います。トマトは鈴なりを超える鈴なりしすぎです。完熟前に収穫してカラスに取られないようにしています。北側の庭のアジサイ「墨田の花火」が咲き乱れています。昨秋に強く切り戻しをしておいたのが幸いしています。気を緩めずしっかり切り戻しをすることが肝要です。


6月23日(木) 畑作業?毎日毎日、一体何と戦っているんだ?

順調に育ってきた1番大きいかぼちゃがカラスにやられました。実の上に枯草を被せておいたのですが草を退けて突かれていました。もう本当に頭に来ますがカラスを捕まえるわけにもいかず、スナップエンドウの棚で使っていたネットを実のある場所に掛けました。突かれた実は突いた部分を切り外すと中身は大丈夫そうだったので夕食にソテーして半分を使いました。未熟のかぼちゃはまるでズッキーニです。きゅうりもやられていたのでさらに株の下の方に防鳥糸を追加で張りました。少しでも口ばしを伸ばせる場所があると突きます。とうもろこしは人工受粉が順調に進んでいます。穂の花粉が熟したらすぐに切り取って受粉してしまわないと、アワノメイガが幹に侵入します。写真のように穂の下にはアワノメイガの侵入を示すもさもさとした粉の塊りがあります。毎日毎日、作物を育てるというより一体何と戦っているんだ?という感じです。


6月26日(日) 山椒のアゲハの3齢幼虫 とうもろこしのヤングコーン 曲がりきゅうり

とにかく暑いので畑は見回りだけです。山椒の木にしっかりアゲハの幼虫がくっ付いていました。3齢幼虫だと思いますが、ここまでになるまで見逃してしまいました。あわてて柚子の木も見ましたがこちらは大丈夫の様子でした。とうもろこしは最上部の雌穂を残して摘果しました。いわゆるヤングコーン(ベビーコーン)の収穫です。料理に使いました。これでメインの雌穂が大きくなります。きゅうりの曲がり果が多くなってきました。肥料不足か水不足によるストレスが原因なので、対処して様子を見ます。


6月27日(月) あさがおの植え付け 枝豆は水やりで実の充実を目指す

暑いですが午前中に敢えて畑に出ました。暑さで雑草は調子づいてどんどん広がってきているのでまずは草取りをしました。大汗をかいてシャワー。午後は用事を済ませて4時から再び畑へ。今度は朝顔の苗をプランターに植え付けました。孫が学校の先輩から貰ったという朝顔の種。育てないわけにはいかないのでポットにまいておいたものが育ってきたので植え付けました。土はヨトウムシがいた土を掘り下げて広げて日光に当てたものにたい肥、苦土石灰、そさい3号を混ぜ十分に混ぜ込んだもの。急ごしらえですが十分に攪拌すると大丈夫です。枝豆はさやができてから実が充実するまでに時間がかかっています。実入りには水分が必要なので今日はたっぷり水をまいておきました。豆類は実入り時は水が必要です。


6月28日(火) 里芋と枝豆の土寄せ とうもろこし ひまわり

とにかく暑い。35度は体にきつい。吹く風も暑くて余計に辛い。しかし作物は意外に元気一杯です。今日は里芋や枝豆に肥料をやり、土寄せもしました。里芋の株元には枯れた草を置きその上から土を寄せました。水分を欲しがる里芋なので根元はあまり乾かないようにします。枝豆は昨日の水やりでぐんと実が大きくなってきましたが収穫はもう少し先です。とうもろこしは実が大きくなってきましたがアワノメイガが入っているかどうかが心配です。ひまわりは1m程の高さになり、まだまだ伸びる気配です。ロシア種なので大きくさせることが狙いです。


6月30日(木) 微力ながらカラス対策 枝豆収穫開始 アブが怖い

とうもろこしが実ってきました。カラスが絶対に狙っています。明日は収穫しようと計画すると必ず収穫日の朝にやられます。今日は微力ながらCDを2枚ぶら下げました。ひかり物は怖がりますがすぐに慣れてしまい効果がなくなりますが、それでも何もしないよりはましです。枝豆に実が入ってきたので少し収穫しました。「湯上り娘」です。さやは大きめできれいなさやです。夜、茹でましたが美味しかったです。今日は畑にアブがいてブンブン羽音を鳴らすので気が気ではありませんでした。スズメバチ、足長バチなどは敵と認識すると攻撃してきますが、アブは最初から血を吸うために付きまとうので周りにいるだけで恐怖です。