育てる楽しみ   令和6年 春の園芸  3月〜    




3月15日(金) じゃがいも(男爵)の植え付け 玉葱に牛糞たい肥の布団掛け

昨日から気温が上がり春らしくなってきました。じゃがいもの芽がそこそこ出てきて、明日以降も暖かいとの予報なので植え付けてしまいました。畝の土作りは準備完了していたので植え溝を掘り上げ、そうか病対策のフロンサイドなどを混ぜて完了。遅霜対策として不織布を掛けておきました。玉ねぎは掛けていたマルチを全部外して代わりに牛糞堆肥を薄く敷き詰めておきました。これで追肥効果も期待できます。鶏糞では窒素が多すぎて異常な育ち方をしてしまうので牛糞たい肥がベストです。明日には殺菌剤を散布します。


4月2日(火) 種のポットまき(南瓜、インゲン、枝豆)

昨年は3月31日にこの3種類の種まきをしています。今年の春先は寒暖の差が激しかったので、また寒くなったらどうしようかなと思いながらも、とにかくまいておくことにしました。かぼちゃの「えびす」は10粒。10株も植える畝のスペースがないので、半分に絞りさらに茎は2本に絞って育てます。インゲンは「ケンタッキー」という蔓あり種。例年は蔓なしですが収穫量を増やしたいので蔓あり種にしました。枝豆は「湯あがり娘」。豆類は連作絶対禁止なので畝の段取りができるかどうか心配ですが、とりあえず20ポット作りました。明日は雨なので雨が掛からないように軒下に入れて、不織布を掛けておきました。玄関横のアーモンドの花がほぼ満開状態です。花の付き方は桜とは違って幹から直に花が付いていることからウメに近い属ですね。元気モリモリに咲いていて可憐というより力強い印象です。


4月13日(土) 爆裂種とうもろこしのポットまき ユッカやトックリランなど植え替え

急にかなり暖かくなってきたのでとうもろこしの種のポットまきをしました。今年はポップコーンができる「まるポップ」という爆裂種の種にしました。何年も前に収穫した爆裂種のコーンは度々ポップコーンにしていたので、いよいよなくなってきたからです。今年また収穫して何年か持たせたいと思います。観葉植物などをたくさん植え替えました。ユッカ、トックリラン、アロエベラ、モンステラ、モミジ、コナラ、斑入りススキ、赤い葉のランのような植物などいろいろです。古い根は払い落し元気な根を活かします。鉢物の観葉系は基本的に外で育て、ローテーションで屋内に飾ります。やはり陽に当てないと樹は弱りますので。元気な姿で育てることで観る方も活力が貰えます。


4月21日(日) 玉葱のねぎ坊主と肥大化 じゃがいもの土寄せ インゲンは良好

玉葱の根元が膨らみ始め肥大期に入ってきましたが、同時にねぎ坊主ができているものがあります。400本の株の内、15本程です。昨年は600本で5本程だったので昨年よりは多いですが、まあまあ許せる範囲です。ねぎ坊主の芽を見付けたら速攻で折り取りますが、やはりどうしても中心部が固くなってしまうので、早めに掘り出してサラダにして食べてしまうのが賢明です。ねぎ坊主はまだ出そうなので毎日の見回りが大事です。じゃがいもは茎葉が伸びてきたので脇芽を摘み、肥料やり、土寄せをしました。豆類としてインゲンと枝豆はポットから定植しました。順調です。枝豆は早々に防虫ネットを掛けて虫を寄せ付けないようにしています。


4月23日(火) 焼き杭作り きゅうりのネット張り ナス科に防寒ビニール 空豆の芯切り

きゅうりの苗(黒サンゴ)を植えるためには支柱が必要。しかしいろいろ植えているうちに杭がなくなってしまったので、米松の杭を買ってきてバーナーで土に刺さる部分を焼きました。もともと米松は脂分が多くしかも固めなのでシロアリや腐食菌には強いはずですが念のためにということで。きゅうりネットを絡ませないできれいに張るのはなかなか大変ですが何とか完成。苗を植え付けて完了。畝の半分が空いているのは時期をずらして植える用です。日中は暖かいですが夜は少し寒いのでトマト、ナス、ピーマンの苗にはビニールを掛けました。寒そうな夜には掛けておきます。空豆は1m近くまで背丈が高くなってきました。幹の下の方から豆の莢が育ってきているので、栄養分を豆に集中させるために全ての幹の芯切りをしました。スナップエンドウは収穫中ですが空豆はもう少し先です。


4月24日(水) 里芋の芽出し 玉葱はこの時期見守りが大切 ポップコーンの種の発芽

里芋は昨年の秋に収穫した物の内、よさそうなものを種芋として新聞紙や梱包材で包み、段ボール箱に入れて保存しておきました。少し芽が出掛けているものもありますが、植え付けで欠株を避けたいので土を入れた発泡スチロールの箱に埋め込みました。植え付け可能な苗になるまでには1か月以上かかるかもしれないので、その間に里芋の畝の有効活用として二十日大根でもまいておこうと思います。玉葱は肥大期に入りましたが葉の大きさは割と小さめ。玉の肥大化のために肥料をやりたい気持ちになりますが、そこはぐっと我慢して成長を見守ります。肥大化させ過ぎて腐らせるより小さくても保存性が高い玉葱を作ることが大切で、この段階での我慢がなかなか大変です。丸い形のポップコーンの種をネットで購入してまきましたが、きちんと発芽して育ってきています。植える畝の準備もしました。狭い畝ですが2列に植えて受粉の機会を増やします。爆裂種のとうもろこしとスゥイートコーンを近くで同時に育てると、スゥイートコーンが甘くならないので、隣の畑の人に伝えておかないといけません。


4月29日(月) トマトは元気 とうもろこしの間引き じゃがいもに花芽 柿の木の下のゴーヤ

トマト、ナス、ピーマンのナス科の畝の作物はどれも元気。基肥として左義長で出た藁灰を入れているのが功を奏しているのかもしれません。爆裂種の丸型のポップコーンは間引いて1本立ちにし肥料を与えました。茎がそこそこ太いので楽しみです。じゃがいもには早くも花芽ができているものがあります。深植えして土寄せを重ねているため背丈は低いのですが、やる気は十分なようです。ゴーヤも3株植えました。柿の木の下の日当たりの悪い場所ですが、蔓が伸びて柿の木の枝に巻き付くようになれば、日照は十分に確保できるので、この方法は毎年の定番です。柿の木の枝に支柱を固定しているので棚はがっしりとした構造になっています。


5月8日(水) 急に寒くなった 玉葱の肥大化 さつまいもの苗植え 一本ネギの種まき 

凄く暑い日があったのに今日は北風が吹いてかなり寒くなりました。あまりにも寒いのでナス科のトマト、ナス、ピーマン、万願寺の苗にビニールのシートを掛けました。やはり夜中に10℃近くになると生育がストップしてしまうのでとにかく保温して成長の勢いを止めないことが大切です。面倒ですが寒い思いをさせるのはかわいそうです。玉ねぎは肥大化が進んでいるので嬉しいのですが、今年はとう立ちが500株中、50株はあったので出来がかなり悪くなっています。苗の生育状態、施肥量などほぼ適正だったかと思いますが、春の高温と寒冷の急激な変化の影響があったのかもしれません。肥大化がゆっくり進み固く締まった玉になるように見守りたいと思います。園芸店でさつまいもの「紅あずま」の苗を25本購入できました。売っていても50本とかで手が出ませんでしたがやっと見付け植え付けました。石倉一本ねぎの種もまきました。例年ホワイトスターですが、スタンダードな石倉一本ねぎも悪くないかなと思い選択しました。時期的に少し遅れていますが、ねぎは冬の料理には必需品なのでとにかく大事に育てていきます。


5月9日(木) 野うさぎを撮影 かぼちゃの謎のしおれはうさぎのマーキングか?

ここ数日、畑や家の周りで野うさぎを見掛けていたのですが、今日は車の下に潜ったのを見てそっとカメラを向けました。かなり近い距離ですが逃げ出すこともなく横目でこちらを見ていましたがその後、一気に玄関脇の繁みに逃げ込み姿を消しました。うさぎはかわいいですが害獣でもあるので困ったことだなと思っていたら、畑のかぼちゃが3株も連続してぐったりしているのを発見。朝は超元気だったのに何故?本当にひどくしおれています。ネキリムシかもしれないのでダイアジノンを株元にまき土に馴染ませました。不思議なのは株元に何か水を掛けたような跡があることです。ひょっとしてこれってううさぎのマーキング行動?ポット苗が2つ残っているので、この株がだめなら植え替えようと思います。それにしても変なことです。