育てる楽しみ   令和6年 夏の園芸   6月〜    




6月2日(日) 葡萄の花房の整形と剪定、棚への固定、殺菌消毒など完了

葡萄の蔓はかなり大きくなってきていて、壁面の栗の木のスリットに広がっています。生育旺盛で蔓や房が重なり合っているので早く手を入れたかったのですがなかなかできずモヤモヤしていましたが、やっと今日大方の作業を完了しました。花房は脇に伸びた枝の部分を切り取り、さらに房の先端の実になることが怪しい細かな実の部分も切り取りました。これで実の粒の数が制限されて大きな粒になりやすいです。宙ぶらりんの枝は固定して固めました。最後にダコニールを散布しておきました。毎年、黒糖病に悩まされていてダコニールが黒糖病に効くのかは分かりませんが早めに消毒して雨が降る前に袋を掛けてしまおうという計画です。葡萄の木の下には柚子の木がありますが、落ちた枝が柚子の枝に掛かっていたので拾おうとして不覚にもぶすっと柚子の棘にやられました。4cm程もある棘で鋭く刺さってしっかり出血しました。消毒して作業再開しました。怪我はしましたが取りあえず作業完了して安心です。


6月3日(月) 葡萄の袋作り 袋掛け 枝豆に実が入ってきた

小雨が少し葉や実に掛かったので消毒液が流れたかもと若干心配でしたが、すぐに天気が回復したので早速、葡萄の袋掛けをしました。袋は新聞紙で作っておきました。全部で20袋。房の数はもっとあったのですが、実がまばらに付いているものやすでに実の皮にかさぶたができている房は切り落としました。黒糖病の菌は生きているでしょうから果実の見た目は悪くなるかもしれませんが、まあ収穫できたら御の字という感じです。枝豆(湯あがり娘)の莢に実が入ってきました。ネットを掛けてあるので虫が付かずきれいです。草取りをして施肥をしておきました。収穫はもう少し先ですが楽しみです。


6月4日(火) 玉葱の収穫 鉢物の植え替え コキアの種まき

玉葱は白も赤もほぼ茎は全部倒れ、しかも天気がよくて土が乾いたので今日は7割方収穫しました。今年は500株中ねぎ坊主が60〜70株ほどもできたので成績は最悪ですが、上手く育った玉は大きく、首が細く締まりがよくてく立派なものが多いのでまあほっとしています。籠に広げて数日は乾かします。明日にはおすそ分けの旅に出るかな?小物の鉢物の植え替えをしました。庭に落ちた種から出た芽を育てているモミジは鉢の土の量が少ないと水枯れになりやすく葉の色が悪くなっていたので急務でした。古い根を外し土を入れ替えるとどの植物も元気になりますが、明日でいいわという見送りの連続になりがちです。畑の脇のわずかなスペースは砂利質で畑になるような土ではないのですが、何とか活かしたくて「コキア」を植えることにしました。苗はそこそこの値段がするので種を買ってきてポットまきをしました。小さくて軽い種で、「これ芽が出るんか?」と疑いたくなるような種でした。


6月9日(日) トマトにもレタスにもネット とうもろこしは順調 じゃがいもの試し掘り

トマトが色付き始めたので畝を囲むようにネットを張りました。トマトは以前カラスにやられたので防衛策です。防鳥糸だけでは下から覗いて突くのでネットが有効です。レタスは以前うさぎに食べられたので完全ネット掛けになっています。かじられたレタスは感染症が怖いので全部掘り起こして捨て、新しい苗を植えてやっとよい大きさになってきました。丸い形のポップコーンになるとうもろこしはぐんぐん育っています。倒れないように紐を張ってあります。じゃがいもは茎が倒れ始めたので試し掘りをしました。1株だけですがたくさん芋が付いていて、しかもそうか病は皆無なので有難いです。今度、一気に収穫します。


6月11日(火) インゲンの収穫 かぼちゃの受粉とうどんこ病 バラの挿し木は生きている

例年はつるなしインゲンを育てていますが今年はつるありです。棚を作るのは面倒ですが、つるありの方が収穫量が多く、風通しがよくて虫や病気の害になりにくいのがよいです。かぼちゃは人工授粉をしないと実付きはいまいちですから、朝方に作業をしておきます。葉は巨大化していますが、早くもうどんこ病の病変が出ています。大きい葉でも切り取って菌の増殖を防ぎます。大好きなビロード調の薫り高い赤バラはもう30年も経ったの剪定時に枝の挿し木をしておきました。2週間ほど前からですが枯れずに生きています。うまく根付くと嬉しいのですが。


6月26日(水) とうもろこしの害虫予防 かぼちゃの肥大化 コキアの成長が遅い

爆裂種のとうもろこしが背丈を超えて大きくなり穂が出てきました。穂が出るとアワノメイガが必ずやってきます。しかも穂が出るのを待っていたかのような素早さで卵を産み付けてしまうので対応は時間勝負です。すでに何だか虫がかじったような跡も見られたので慌てて雄穂を切って受粉し、雌穂には台所の排水用ゴミネットを掛けました。十分な対応ではありませんが、やられっぱなしでは気が済みません。かぼちゃは人工受粉したものは大きくなってきています。カラスに突かれないように上にネットを掛けることや土の中の虫にかじられないように下に皿を敷いておくのも忘れてはいけません。コキアの成長は遅いです。この調子だと秋に間に合わないような気がします。5月上旬には蒔くようにした方がよいかもしれません。


7月6日(土) セスジスズメ イラガ いちじくは良好 一本ネギの植え付け

里芋がセスジスズメに食い荒らされました。かぼちゃの畝に余った1株を植えておきましたがそれがやられました。大きく育たなかった株ですが大体はこういう小さい株が狙われます。ノムラモミジにもイラガ湧いていました。広がってしまうと退治しにくいので、まとまっている間に枝ごと切り取って処分します。その他、アーモンドの木にも大きくて水色の蛾の幼虫が3匹も付いていて、葉がかなり食い荒らされてしまっていました。いちじくは春に伸びた枝を切り詰め、さらにたくさん出る脇芽も全て摘み取っているので、実がたくさん付いて大きくなりつつあります。毛虫が湧いた葉は切り取ってしまいます。石倉一本ねぎの苗がそこそこ大きくなってきたので畝に植えつけました。秋の終わりごろには大きくなり鍋の必需品になります。


8月19日(月) コロナ感染からやっと復活 早く秋作の準備をしないと でも干ばつ

7月末にコロナに感染。38℃の熱とのどの痛みが辛かったですが、昨年の春の感染よりは症状は軽かったです。しかしその後ずっと倦怠感が続き、畑や陶芸などほとんどできませんでした。やっと体を動かせるようになり、汗をかくことが気持ちよく感じられるようになりました。畑のきゅうりの棚の撤去やかぼちゃの蔓の始末などすることはたくさんあり、少しずつ取り組んでいます。大根の種まきが迫っているので畝の土起こしをしましたが、7月に入ってからはほとんど雨が降っていないため畝の土はカチカチに固まっていてちょっとやそっとでは掘れない状態で相当苦労しました。しかも大根は深く掘らないといけないため余計に大変でした。隣の畝はキャベツ、白菜を植えるのでこれも急がないといけません。「まるポップコーン」のとうもろこしは樹ごとカラカラに乾いたので収穫し、吊るすように編み込みました。防虫対策をしっかりしたので予想よりよい出来でした。家の西側の通路には茗荷が生えていますが、芽が出て花を咲かせています。花が咲いてしまうと保存が悪くなるので、これも慌てて採りました。することは山ほどありますがまずは少し雨が降ってほしいです。


8月28日(水) やっと雨が降った 土がしっとり ネギ苗植え 枝豆まき?

あちこちで大雨の被害が出ていますが、福井市市街地では8月に全く雨が降らず(多分月間2ミリも降ってないと思う)、畑の作物は枯れ枯れ状態でした。昨晩に雨がやっと降りました。畑はしっとり。しっとりした土の色が嬉しいという不思議な気持ち。これでやっと大根の畝作りができます。有難いです。昨日はカチカチの土を掘って、ネギの「ホワイトスター」の苗を植え付けましたが、この雨で根付いてくれることを願います。ほとんど諦めですが、枝豆の「湯上り娘」の種が余っていたのでポットまきしました。収穫が11月過ぎになってトンネルが必要になるでしょうが種を捨てるのは忍びないのでダメもとでやってみます。ブルーベリーの剪定を軽くしました。やはり木の形は整えておくと収穫も増えると思います。さあ、畝作り開始です。