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制作の状況を見返すことは作品作りにとって大切な行動の一つ。これまではその様子をブログに載せましたが、ブログでは見返すことの操作性がいまいち。そこで、制作状況のページを設けて簡単に見返せるようにしました。制作にまつわる工夫、問題点などもまとめていくことにしました。 |
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碧の会(作家5人)主催の「春の手仕事展」が無事終了しました。このイベントは鯖江市の「大和屋鯖江店」にて、4月6日(土)〜7日(日)AM10:00〜PM5:00に行いました。「大和屋」さんは雑貨と珈琲豆の販売のお店で、2階には展示販売のスペースがあります。カードの印刷、作品の製作や販売準備で結構気を張りました。両日ともたくさんのお客さんに来ていただき有難うございました。作品の説明もできて有意義でした。さすがに疲れて今日までグダグダしていましたがやっとまた元気が出てきました。結構忙しい毎日ですがまた作品づくりに取り組みたいと思います。
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8月19日(月) コロナ感染のため夏の予定は大崩れ イベントも製作も壊滅
7月27日(土)に作品の展示販売をさせてもらっている「+ヒトマメ」さんの1周年記念イベントが行われました。イベントに参加するために展示台を作ったりテントを購入したりしていましたがコロナに感染してしまい、計画はご破算。38℃の熱は早く治まりましたが、喉の調子がずっと悪く、さらに倦怠感が最近まで続きました。製作どころか畑の作業も停滞していて残念な夏となってしまいました。少しだけ長皿やカップなど成形できましたが素焼きにはまだまだです。暑い毎日ですが秋の気配が感じられ、工房も耐えられない暑さという感じではなくなってきたので、頑張って製作していこうと思います。
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9月10日(火) 豆皿の成形 やっと深爪を治したけれど作陶には不便
粘土は予め練って保存しておいたので成形はすぐに取り掛かれました。いつも作っているものがやや小さめなため、実用性を考えてわずかに大きめの豆皿を成形しました。粘土の重量は120gとしました。たたら成形ではなく、九隆庵の売りの手の中で回転させながら押しての成形。9個OK。そら豆の形の皿も試しに成形してみました。素焼きには写真の倍の量が必要。まだまだ頑張りが足りません。成形していて困ったのが、爪先が意図せずして粘土の表面に当たり、その修正が大変だったこと。長年、深爪を治したいと思っていましたが、一念発起して爪を伸ばしました。元々爪が薄くてすぐに割れたり剥がれたりしていましたが、ネイルコートを塗って保護しながら半年。やっときれいな形になってきて満足。しかしこれが作陶には全くもって不便。爪先の感覚がまだいまいちなのですぐに粘土に触れてしまい傷を付けてしまいます。爪先を少し削るとともに爪先のボデイイメージをつかむための経験も積んでいかなくてはという状態です。
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10月10日(木) 成形が90%完了 化粧土掛けもほぼ完了 もう少しで素焼きです
自治会長の仕事も終わりが近付いてきて気持ちが楽になってきたことや暑すぎる夏が終わり工房での作業がし易くなってきたことなどで、作陶への意欲がそこそこ湧いてきました。三つ足の器は青や白の化粧土を掛けました。乾燥時に化粧土に小さなひびが入り易いのでよく観察しておかないといけません。カップ類も少しだけ成形。長皿は皿の縁をきれいにペーパー掛けしたあと縁にだけ黄色の化粧土を塗っておきました。焼成時に少し印象に変化が出ると思います。豆皿は基本的に青呉須で青海波模様を予定していますが、よいアイデアが浮かべば変更ありです。四角皿は表面に布目を入れ、縁は割り折ったようなテクスチャーになっています。あと少しで素焼きに入ります。
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10月19日(土) 本焼き開始です 苦労しました
素焼きを終えてからは完成のイメージを温め、毎日少しずつ釉掛けをしてきましたが、今日は一気に一日かけて釉掛けを完了させました。色々な釉薬を使い、重ね掛けもあるのでかなり時間が掛かりました。一番手こずったのは細長い長皿です。豆が5個並んでいる模様を黄色のマット釉で表したかったのですが釉を筆塗りすると胎土が弾いてしまいます。陶画糊でマスキングしたのが悪影響しているのかもしれませんが途方にくれました。何とか釉を載せましたが果たして結果はどうなるか?四角皿は金彩マット釉に志野釉という組み合わせですがこれもどうなるか?謎の高い高台の盃は青銅マット釉にしましたが、古くさい感じにならないように願っています。窯詰めして本焼き開始です。
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11月16日(土) 地域の文化祭で作品を展示します
昨年に引き続き今年も地域の文化祭(福井市中藤島地区文化祭)に作品を展示します。今回のテーマは二つ。一つは「アソートで楽しむ器」で、もう一つは「豆の器とまめな皿」です。アソートの器は膳に並ぶいろいろな器を薄造りし、透明マット釉に外割で10%の酸化鉄を混ぜた釉を筆塗りしたもの。過去の作品ですが超渋い仕上がりになっています。男性に好まれる作品群だと思います。豆の器はヒトマメを意識して製作した物で可愛く仕上がっています。個人的には長皿が気に入っていますがどうでしょうか?まめな皿は小皿群ですが、四角の皿は金彩マットと白志野&化粧土のコントラストがなかなかよい感じなので人気が出るかもしれません。文化祭実行委員会委員ということもあり、明日は朝早くから公民館に貼り付きで仕事が待っています。何とか勤めを果たし成功裏に終えたいと思います。
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11月18日(月) 文化祭(福井市中藤島地区)での展示は無事に終了しました
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「+ヒトマメ」さんの1周年記念イベントで使う予定だった自作の展示台を使って展示しました。板を1枚追加してボンド付けをし、展示スペースを広げた結果、ゆとりある展示ができました。実行委員会なので作品は展示しっぱなしでしたが、それでも作品への質問などがあり、地域との交流はできたかと思います。駐車場誘導案内や会場整備、抽選会実施など忙しかったのですが満足できる結果となりました。今日は工房の作品の棚卸をし、棚や作品を拭いたりしてリフレッシュしました。今日は冬型が強まって寒さが増してきましたが、また作品作りを始めないといけません。
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11月30日(土) 正月に向けての成形開始しました |
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正月に向けて紅白の釉薬を使った皿を作ろうと成形開始。といっても正月まであとひと月。、何かと忙しいから間に合うかどうか怪しい状況ですが、できるだけやってみようという計画です。今回も前回の布目の技法を取り入れ、少しサイズを大きくして(といっても小皿クラスですが)利用範囲を広げてみようというわけです。皿の縁は割り折ったテクスチャーを活かしています。乾燥状態で割り口の雰囲気が大きく変わるので、乾き具合を何度も確認しながらの作業となっています。反りの確認も再度再度必要で、結構大変です。
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12月4日(水) 皿の成形の続き 豆の皿や干支の蛇も
皿の成形の続きです。四角皿は1枚。長四角の皿は5枚。縁は今回も割り折りです。乾燥の状態を何度もチェックしないといけないので大変ですが、理想の形でうまく割り折れると嬉しいです。皿を成形した後は手練りで豆の皿を成形。縁の高さや三つの区画のスペースの割合など手でこねながら調整しました。最後に来年の干支を意識して蛇も作ってみました。全長40cmほどあり、のっぺりとした印象なので釉薬を工夫してデザイン性を高めないとダメでしょうね。次回成形は、ろくろ引きにしてみたいと思います。
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12月17日(火) 粘土練り 皿の成形の続き 縁に櫛目を入れる
皿の成形を進めながら同時にデザイン案も日々更新。正月向けに赤白で作ってみていますが、どうも間に合いそうにないですね。自治会長の仕事が終わり身軽になりましたが時すでに遅しですかね?粘土が足りなくなってきたので、固くなった白、赤、鉄砂土の粘土を数日掛けて練り直し、やっと使えるようになりました。四角ではなく縁がカーブしている皿を成形し、縁には櫛目を入れてみました。四角皿と同じく割り折りですが縁がカーブしているので少し難しい感じです。よい雰囲気になってくれると嬉しいのですが。長皿は織部を乗せてみようかと思っています。凸凹に溜まる織部のきれいさが狙いです。少し柔らかめに練った粘土でのろくろ引きも計画中です。
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12月18日(水) ろくろで少し成形 はぜ石の荒々しさを生かす
ろくろで5個だけ成形しました。はぜ石を混ぜ赤土を少し多めにして混成土を作りましたが、はぜ石が少し多かったかも?ろくろを回すとはぜ石がはぜ石先の粘土を飛ばしてしまい穴が開くので面倒でした。はぜ石を使うときは荒々しさが生きるようにするのがポイント。皿は縁がこんなに荒々しくなっていて、割り折り風の感じになっています。実用性はやや怪しいですがワイルドではあります。織部を掛けてみたいですが気が変わるかもしれません。残りは茶碗や湯呑です。はぜ石混じりですから底削りでも苦労しそうです。
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