創作事情覚え 
  
令和8年1月〜
                                                       

 制作の状況を見返すことは作品作りにとって大切な行動の一つ。これまではその様子をブログに載せましたが、ブログでは見返すことの操作性がいまいち。そこで、制作状況のページを設けて簡単に見返せるようにしました。制作にまつわる工夫、問題点などもまとめていくことにしました。

1月8日(木) 明けましておめでとうございます 少し成形しました
明けましておめでとうございます。昨年は何かと忙しく年初めの焼成以降制作が進みませんでした。今年は地域の役職もなく気持ちは楽ですが、送迎を始めとした孫の世話が多くなりそうなので気を引き締めて、積極的に時間を有効に使うようにしていきたいと思います。今日はとりあえず少し成形しました。昨年中に購入しておいた粘土を使いました。初めて使う粘土で深海ブルーの色が出るというものです。白土に顔料と雲母を練り込んだもので御影土になっています。粘土の外見はねっとりしている感じで扱いにくそうな感じがしてなかなか手が出せませんでしたが、今日は思い切って触ってみました。練りではやはりねっとり感があったので、ろくろでどうなるか心配でしたが普通に成形できました。製作の間隔が開いてしまったので手が腐っているだろうなと予想していましたが、粘土の扱いやすさが助けてくれました。今日は、ここまで。明日以降、成形を続け、乾き具合を見て底削りをします。今年もよろしくお願いします。

1月15日(木) 成形の追加です 酒器セットや高い高台のカップなど

前回に成形したものの底削りはすでに完了しています。今回は酒器セットや高い高台のカップ、丸皿、長皿、丸小皿などを成形しました。深海ブルーの色に合う形とその器の使い道を思案しながらの成形です。この粘土は成形はそこそこしやすいのですが、乾燥がなかなか進まなくて柔らかい状態が続き、いざ乾燥し始めるとかなり速いペースで硬化してくるので目が離せません。皿物は反りが出にくいので有難いです。土もいろいろ癖があります。素焼きの窯詰めのためにはまだ半分というところでしょうか。さらに思案は続きます。




1月21日(水) 足付きの器を成形中 何とか12個!

実はこの深海ブルーの粘土で作りたかったのは四つ足の小さめの器。夕方から成形を開始して夕食までに12個を成形。どれも変な形ですが、足を付けて丁度見栄えがよくなる形を狙っています。まだ触るのも恐ろしい柔らかさですが、明日中には底削りを開始して足も順次付けていきたいので、作品を居間に移動して乾燥が進むようにしました。乾燥の管理はなかなか難しく乾き過ぎてもいけません。足の形や長さなど悩みどころ満載です。



1月23日(金) 底削り後の足付けが完了 丸一日掛かりすごく大変だった

乾燥状態を見ながら手取りがよいように慎重に慎重に底削りを完了。今度は削ったものが乾きすぎないようにビニールを掛けて養生しながら順次足付けをしました。足の部分はたたらを切って少しだけ乾燥させて扱いやすいようにしますがこれも時間との相談。細い棒のため丁度よい乾燥状態の時間は僅か。足を付ける部分は針で傷を付けてどべをたっぷり塗って圧着。接着部分の回りにもどべを塗って隙間が出ないようにします。何よりもそれぞれの器に応じた足の形を決めるのがなかなか悩みどころでした。四つ足のため今後、足を揃えるのがなかなか大変です。何といっても三つ足より四つ足の方が安定感は格段に違うので、難しくても四つ足にしています。



1月28日(水) 成形はほぼ完了 完全に乾燥させてから窯詰めです

碗物作りからスタートし、四つ足の器作り、そして布目の皿作りといろいろ成形してみましたが、ようやく成形は完了しそうです。不十分な乾燥で窯詰めして粉々に割ってしまったことがあるので、はやる気持ちを抑えてじっくりと乾燥待ちです。冬場は乾燥が進まないのでもう少し時間が掛かるかと思います。四つ足の器の足の部分はひびが出やすいのでかなり心配ですが、ダメなときはダメだったかと諦めるようにしています。成形が終わって少しほっとしています。



2月2日(月) 窯詰め終了 素焼き開始

乾燥は完了。今日は午後から窯詰めを開始。予定通り成形したものがぴったり4段で収まりました。3時半過ぎに素焼き開始。素焼きはコンピューターがやってくれるので苦労はありませんが、四つ足の器の足が曲がらないかとか、皿物が変形して反らないかとかの心配はあるので焼き上がりまでは緊張感があります。現在、770℃なので予定の800℃まではあと少し。明日1日掛けて自然冷却して、以後は修正して釉掛けです。四つ足の付け根の部分のひびや剥がれがないことを願います。



2月12日(木) 素焼き修正‐洗い‐釉掛け‐本焼き‐窯出し終了 きれいに焼けている

素焼き作品の修正では、四つ足の高さをきれいに揃え、足の付け根のペーパー掛けなど結構大変でした。釉浮きや釉剥がれを防ぐために作品は十分に水洗いをして乾燥。乾燥後は木灰透明釉を施釉。薄掛けを狙っているので拭き掛けでなかなか大変でした。乾燥後に窯詰めですが、軽く触れるだけで釉薬がはらはらと落ちるので、修正しながらの窯詰めとなりました。扱いが難しかったので作品と作品の間をぎりぎりまで詰められなくて、結局小皿が2枚詰められずに余ってしまいました。2月10日21時に本焼きプログラムスイッチオン。2月11日8時50分に1220℃到達。30分の練らし後、自然冷却開始でガス炎注入。950℃まで連続注入。ガス炎は天穴から炎が出ないレベルでの弱還元にしました。還元でのガス炎注入は幾度も経験しているので、窓は2カ所全開、換気扇も稼働し、息もほぼしない状態で短時間で炎の調整などをし、隣の部屋の隙間から覗いての見守りでしたが、それでも気分がやや悪くなりました。本当に一酸化炭素中毒は予想を遥かに超える恐ろしさだと思います。火事とか怖いですね。12日9時に窯出し。焼き色は予想より相当緑色です(写真では青っぽいですが(;^_^A)。もう少し青が混じっていてやや暗めを予想していたのですが、雲母の黒も細かいです。透明釉はきれいに溶けて艶々の肌感です。作品については後日詳しくUPします。