土で作る楽しみ 
    平成17年7月の作品   
 
   
   H17年 7月16日                       
 
 長い間、窯に火を入れませんでしたが、ようやく本焼き完了しました。忙しいとなかなかできなくて、苦しいです。
何とかイメージ固めて、いい雰囲気出せました。夏らしいものもあるので気に入ってもらえるかな?今回はどれがお気に入り?
  
           
中鉢:ちょっとした惣菜を盛るのにはぴったりの大きさ。高7.3 径11 小鉢:酢の物、和え物を盛るのにぴったり。絵柄はどこを見ても楽しいです。高6.5 径10 3個を重ねて収納もできます。
信楽白土・白化粧・赤絵具・織部・石灰透明釉。手びねりの片口盛鉢。大中小の3個セットを制作。これは一番大きいもの。でこぼこのどの部分でも厚さを均一にすることに専念。白化粧はグレー練り込み絵具を混ぜたものを重ね掛けして変化を出しました。織部の発色はいい感じ。底はぎりぎりまで削り上げているので、軽いです。高8.5 径14 
 
湯呑み:これも底を削り上げているので、逆さまにしても違和感なしのいいバランス。高6.5 径8.5
カップ:持ち手が食込んでいるタイプ。手に馴染みます。手びねり感重視しました。高8 径7.5が食込んでいるタイプ。手に馴染みます。手びねり感重視しました。高8 径7.5 カップ:歪みを意識しました。持ち手の太さと歪みが気に入ってます。絵柄は好き嫌い出そう…。高5.5 径8.5
 
青ガラス釉で作った酒盛セット。酒入れ、皿お猪口、皿、箸置きのお客様おもてなしバージョン。いい感じでしょ?多分、酒飲み過ぎるでしょう…。     四角の押印にはガラス釉を筆で多めに載せました。貫入も入っていて夏らしく仕上げることが出来ました。もう少しガラス釉濃くしてもよかったかな?古信楽荒目白土・木で作った印で押印・青ガラス釉
きれいな形にはしなかったけど、どうかな?長22 長石粒がいい感じのちょこ。径8 酒入れ。二人で飲み交わすにはいい大きさ? 高10.5 径12 箸置きにも四角の押印あります。おせんべいのイメージです。 セットにするとこんな感じ。
うう…酒が美味そう!?
 

黒陶土にグレー御影土を1:1で混ねり・白化粧削り・石灰透明釉。3人分のティーセット。ティーセットは優雅な時間を演出してくれるから…ちょっと好き。細かな模様を追いかけるのも楽しみの一つ。マドラー風のティースプーンにもしっかり模様を入れました。カップ:高7.5 径9  皿:23 五斗蒔白土・青ガラス釉。きれいに成形。ちょっと大き目のカップでアメリカン珈琲をたっぷりと…。高8.5 径10.5


 今回は赤・緑・青・黒・白と色はいろいろ頑張りました。赤い器は下絵具ですがそれらしい雰囲気は出せました。青ガラスは釉薬がすぐに沈殿するので釉掛けで苦労しましたが、発色はまあまあでした。黒陶土MIXは思ったより色が黒かった。石灰透明釉のてかりがいまいちでした。樽の酒器はいい感じ。裏漏りはないのですが傾ける角度は急です(笑)。
 本焼きできなかった作品がぼつぼつありますが、もう一度素焼き作品集めて、一気に本焼きといけたらいいですけど…。どういう方法にしろ8月中には成形→素焼き→本焼きと頑張ってみたいと思います。さて、どうなるか…
古信楽荒目白土・内側は石灰透明釉。樽型酒器セット。外は無釉。部分的に貝をすり潰した物を塗って緋色を出そうと実験。わずかに発色。雰囲気は大好きです。長石粒の飛び出しも楽しい。樽の高15.5(持ち手含む) 樽の径 9.5 杯の径8 杯に出たわずかの緋色。もっと出るかと思っていたけど…。今後、もう少し実験する必要あり。