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豆の皿セットVer1:信楽赤土+赤鉄砂土 青銅マット釉:赤鉄砂土と青銅マットは相性がいいのは分かっていた。ほぼ予想通りの焼き上がりとなった。釉薬を厚がけすると青銅色が強く出すぎるのでこの程度が丁度よいように思える。渋い感じでいい雰囲気が出ている。長30.5 短10.0 |
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豆の皿セットVer2:土は左に同じ。釉薬は部分的に青銅マットを使い、青銅マット以外の部分は木灰透明釉。トレイの部分の○や小皿の中央部は青銅マット釉。小皿の釉薬は薄めの発色となっていてでしゃばらない落ち着いた趣が出てよかった。サイズは左に同じ。 |
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豆の皿セットVer3:土は左に同じ。釉薬は左に同じ。トレイの中央部を薄がけにして変化を出した。小皿は口辺内側に青銅マットを刷毛塗した。全体に茶色の印象となり秋のおもてなしの器に使うと丁度よいのではと思える。サイズは左に同じ。 |
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豆の厚皿Ver1:信楽赤土、黄化粧土、木灰透明釉:黄マット釉の発色が思ったより渋く、全体に暗い感じになってしまった。織部を部分的に配したけど、効果はさほどなかった。厚いタタラを作った後、剣先で切って輪郭を取り、凹みをつけた。形はまあまあ。次回は黄化粧土は使わない。 長27.0 短10.0 |
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豆の厚皿Ver2:信楽赤土、黄化粧土、透明マット釉:左の皿では、黄化粧土の発色がいまいちだったが、透明マット釉との組み合わせでは、マットな雰囲気が幸いして、そこそこ落ち着いた素朴な感じを出している。色彩のはっきりした盛り付けをするといい雰囲気になるのではないかと思う。長28.5 短10.5 |
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豆の厚皿Ver3:信楽赤土、黄化粧土、木灰透明釉、口辺に織部:てかりが出て深みがないが、かわいい感じになった。普段使いにいい感じだ。凹んだ部分の面積も広いので、盛り付けもしやすいと思う。3枚の厚皿の中では、黄化粧土が一番よい発色をしている。長27.5 短10.0 |
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豆の皿番外編:信楽赤土、黄化粧土、赤絵具、古代呉須、木灰透明釉:口辺に赤絵具を使い、窪みの中央部には古代呉須のワンポイントを入れた。完熟した豆の鞘というイメージになった。赤絵具の発色は相変わらずケバイ感じがするが仕方がない。全体としては手にとって「何だろう?」と思わせる作品になった。長20.0 短8.0 |
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織部中鉢:五斗蒔白土、はぜ石、織部釉:はぜ石をすり潰して粒を小さくして土に混ぜ、成形は櫛目を大胆に付けて織部釉が櫛目に溜まるようにした。今までうまくいかなかった織部がついに納得できる発色となり、本当に嬉しい。この深みのある緑は見飽きることがないくらいだ。径18.5 高4.6 |
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蚊遣り:五斗蒔白土、はぜ石、古代呉須、黄瀬戸、木灰透明釉:すがすがしい蚊遣りになるように青と薄黄色をテーマにした。青のラインの部分は櫛目に古代呉須を筆書きして染み込ませ、その後マスキング。全体は黄瀬戸を吹きがけし、青のラインの部分だけはマスキングを外して木灰透明釉をかけた。高10.7 長11.5 短5.8 |
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フリーカップ:五斗蒔白土、はぜ石、木灰透明釉+白化粧土+グレー練り込み用絵具のミックス釉:グレーの色がもう少し濁った落ち着いた色になるかと期待したがあっさり期待は裏切られた。これまでも何回かグレー練りこみ絵具では失敗してきている。まさしくグレーであって、現代的なアートな作品作りには向いているのかもしれない。径9.5 高8.0 |
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碗:信楽赤土、釉薬は左に同じ:日本の焼き物ではないようなアジアンテイストな感じになった。このようなベタな色合いはどうもいただけない。とても残念な結果となった。径13.3 高8.0 |
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手びねり小皿:五斗蒔白土、白化粧土、古代呉須、木灰透明釉:何かに使えるだろうということで余り土で簡単に成形したもの。完成度は低い。この手のものは5枚セットぐらいにすると使えるのかもしれない。径12.8 |
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うまくいったものと、うまくいかなかったものが極端に分かれたという感じです。
やはり今までテストしてきたものはまずまずの成績となっているわけで、今回の失敗も必ず今後には
生かせるというわけです。
豆の形の皿のデザインはまあまあうまくいきましたが、このようにテーマを他の方からいただくというのも
結構勉強になります。ま、追い詰められるんですけどね…。
織部は最高の出来となったのでとても嬉しいです。次回からはうまく出来そうです。
白濁りのやや粒が見えるような釉薬、鉄の錆びた感じのマットな感じなど、試してみたいことはいっぱい。
今後もトライしていきます〜。
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