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酒器セット:くちばしの部分の造作は、薄い粘土を貼り付けた雰囲気をそのまま残しました。織部は比較的よく発色しています。猪口の櫛目の手触りはとても良く、また溝に織部がひっかかっているのも楽しめます。注ぎ器:長径15.0 短径10.4
高9.3 猪口:径6.7 高5.0
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歪み片口鉢:くちばしは一気にぐいっと引き締めてあります。ろくろ目、櫛目を大きくしてたので、溝に化粧土も溜まっています。織部釉にごく僅かな釉剥がれが見られます。溝の化粧土の上に乗った織部の部分です。本当に織部は冷却の際、強い収縮力がありますね。長径16.6 短径14.4 高7.5 |
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歪み鉢:これもろくろ目、櫛目を大きくしたものです。織部は薄く、火色も薄くなっています。やはり火色釉には透明釉を掛けない方がいいのですが、実際の使用になると、水のしみ込みが起きてしまうので、難しい判断となるところです。長径16.7 短径15.2 高7.5 |
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歪み飯碗:織部、黄瀬戸マット釉:碗の胴の部分に丸く平らな部分に絵を描き、黄瀬戸マット釉を薄掛けしました。絵柄は夏の青海波に千鳥、裏側は秋のつるし柿と格子の生け垣です。黄瀬戸薄掛けは色が濃く出るので、ちょっとまずいかなと焼きながら思いましたが、まあまあでした。.長径13.6 短径13.2 高7.3 |
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湯呑:絵の部分がかなり黒っぽくなってしまいました。ちなみに裏側の青海波はまだましです。とてもとても薄い織部ですが、家人には意外と人気なのが謎です。春らしいということですが、春以外ならだめなのかもというところです。径11.0 高7.3 |
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歪みぐい呑み:織部、黄瀬戸マット釉:同じものを2個成形。釉の厚さ、窯内の焼いた場所の違いなどで、色合いは違っています。絵柄の部分の黄瀬戸の発色は丁度よく、絵も良く見えます。ろくろ目の手触りと軽さが、いい感じです。長径7.4 短径6.6 高5.5 |
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湯呑:織部、黄瀬戸マット釉:全体的に織部は薄く、緑よりもやや青い印象すらあります。高台の部分の黄瀬戸マットの茶色が、下部を引き締まった印象にしています。このパターンは今後も生かせそうです。これも家人には人気でした。径12.0 高8.2 |
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大皿:織部は写真右側上方部に僅かに見えます。やはり剥離が怖くて、織部を薄掛けした結果です。火色も薄いですが、汚い印象にならなかったのが救いです。淡い印象なので、逆に色々な食材を盛るには合わせやすいかもしれません。径21.0 高5.5 |
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片口小鉢と湯呑み:黄土に青銅マット釉掛け:あぶくが出ています。はぜ石の長石が透明化している部分があることから、青銅マット釉の成分が長石の融点を下げ、また黄土の成分が青銅マット釉を溶かしやすくしたのかもしれません。 |
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手びねりの皿:黄土に青銅マット釉:皿の側面にあぶくが見えます。あぶくがない部分は渋い焼き上がりです。 |
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来庵者の作品:黄土、金彩マット釉:最終成形、底削り、釉掛けは九隆庵で行いました。 |
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