yorozu corner
   平成16年11月の話題   



11月8日(月) 久々の簡単大工しごと

今日はお休み。午後から縁台の修理をしました。もう10年使ってる縁台。ひのき材だったけどさすがに朽ちてきました。丁度、SPF材が余っていたので、余り木でひどいところだけ直しました。強度はいまいち。それにすぐにだめになるだろうけど、その時はすっきり全部解体ということに…。外した板で少しましなのは、縁台の脚の補強に使いました。これでゆらゆらしなくてすみます。大規模なウッドデッキ作りたいけど、ひと夏かかるかも…できても来年ですね。
1月の最初の話題は、意外な大工仕事。たまにはこういうのもしないと…


11月13日(土) この時期はやっぱりカニです

今年の越前カニ漁はどうでしょうか?年々、漁獲高が減少しているのではと心配です。
この時期はやっぱりカニが旨いです。セイコガニを肴に一杯というわけですが、酒が進みすぎます。
ズワイガニは1万〜2万という値でなかなか手が出ませんが、セイコならなんとか…。赤子がしっかりつまっていて満足。お店で買う場合は、大きさよりも重さを確かめましょう。

 12月になると水ガニが水揚げされるので、これが本当は楽しみです。水ガニは越前ガニの脱皮したばかりの半年以内のオスで、甲羅が柔らかく水っぽいカニですが、茹でたてを食べるのは最高です。身が「ずぼっ」とぬけるので福井では「ズボガニ」と呼んでいます。


11月14日(日) 朝日陶芸展を見ました

第42回朝日陶芸展に行ってきました。福井県陶芸村の陶芸館で11月23日まで行われています。午前中は大野市の司法書士事務所へ。午後、勝山の親戚の出産祝いに。宮崎村の陶芸館に着いたのは3時過ぎ。招待券があったので無料。中に入るとまさしくARTで、陶のイメージを超えたものがたくさん展示してありました。どれも素晴らしかったのですが、やはりオブジェよりも「基本的に使えるもの…」の方に目が向きました。青地に銀彩してさらに青の釉薬が掛かっている大皿が一番気に入りました。(気に入ったって買えたりするものじゃないんだけど…)素晴らしい作品を見て、ざっかラボはやっぱりざっか系に専念するかな?と、手の届かない世界にあきれかえっております。
福井県陶芸館。周りは紅葉していて、落ち葉を踏みしめる音が聞こえるほど静かななかにどっしりと構えています。
 作品の写真は撮影禁止のため取れませんでした。かわりに陶芸館の前に咲いていた四季咲きの桜をカメラに収めてきました。春とは違って寒さのせいか、花びらは小さめでこじんまりとしていました。 福井県陶芸館関係
http://www.fcci.or.jp/yuugaku/craft/26.htm



11月20日(土) 奈良美智展「Yositomo NARA From the Depth of My Drawer」を見ました

金津創作の森アートコアミュージアム1で行われている奈良美智展を見ました。あの不思議な目つきの女の子がいっぱいで、とても楽しめました。目の瞳が緑色っていうのが印象的でした。かわいい子供なのだけどちょっと怖いというのがいいですね。自由帳に書いたメモのような絵も、いたずらっぽく書かれていて、本当に絵が好きでいろいろ考えてるのだなあ…と思いました。創作の森の事務局の方に、「今回はスタッフが相当頑張りました。会場の設定はすごいですよ。」と言われましたが、その通り会場そのものが建物のようなARTになっていて、歩きながら見るのがこれまた楽しかったです。
画像は著作権があるでしょうから載せられませんが、興味のある方は下のページでご覧ください。
奈良美智の略歴 http://www.tomiokoyamagallery.com/artists/a_nara.html
dazedpeople http://dazed.excite.co.jp/dazed_people/art/nara_yoshitomo/
金津創作の森 http://www.city.awara.fukui.jp/sousaku/index.html

     
11月26日(金) やっと今頃…ボージョレヌーボーです

解禁日に飲みたかったけど、買いに行けなかった。やっと今頃買いました。1本は「ジョルジュ デュブッフ」、もう一本はボジョレー地区のすぐ北にあるマコン・ビラージュ地区の白のヌーボー「マコン・ビラージュ」です。詳しいことは分かりません。もっともっと美味しいものがあるでしょうが、仕事帰りに買えるのはこの程度です。でも満足(^o^)。早速、デュブッフを開けて乾杯。ボージョレのフルーティーさはぶどうそのものという感じで、続けて飲むには物足りないかもしれないけど、この時期はやっぱりこれですね〜。カマンベールとモッツァレラのチーズも用意。チーズも詳しい人は相当詳しいですね〜。九隆庵も少し勉強しないと…。そうこうしているうちにマコンも開けてしまいました。マコンは酸味は少なく、すっきりでした〜。


11月28日(日) ビーズ刺繍バッグの金具付け

女将が作っていたビーズ刺繍のバッグ。最後の段階の口金の金具付けは九隆庵の仕事になってしまった。口金の溝にボンドを楊枝を使って丁寧に入れ込み、布を入れ込んだ後にさらに紙紐で押し込むというもの。作り方の説明書はとても簡単に書いてあって、それを読んでも半信半疑。いざやってみると、説明書にはない作り方のポイントが分かった。まとめてみると
1 布は金具の端から入れていくが、布の端を金具の端に糸で縛っておかないと布が浮いてしまい順に入れていくのは無理。
2 布を入れた後で紙紐を入れていくように書いてあるが無理。布を押し込んだらその場所から紙紐も順にぐっと押し込んでいかないとしっかり留められない。
3 紙紐はがま口の金具の端、ぎりぎりまで入れ込み、金具の端は布と紙紐が入った状態でペンチで押して締めないと、紙紐は顔を出しやすい。
4 金具の左右の端の動く部分が、布袋の丁度中央にこないといけない。ずれると袋がゆがむ。ゆがんでも、ボンドが乾かないうちなら目打ちで布をずらすことはできる。
九隆庵なりに工夫して、何とか仕事をし終えたが、こういう初歩的なことでも困っている人が多いかもしれない。説明書はもっと丁寧に親切に書いて欲しいと思いました。