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   平成17年5月の話題   


4月30日(日) 
仏御前の滝を見に行きました


山菜採りも兼ねて、山手をドライブしました。一応の目的地は「仏御前の滝」。「仏御前の滝」は福井県大野市柿ヶ島から和泉村下山までに至る九頭竜峡の入り口近くの仏原ダムのそばにあります。峡谷に沿って国道158線を飛ばすと、丁度、仏原ダムの所で看板が見えてきます。看板の横には車が5台ほど止めることができる駐車場があり、そこから遊歩道を400メートルほど登ると滝が見えてきます。こんな所に?という感じですが、約百メートルの落差があるので結構見応えがあります。日本百名山の一つ荒島岳から流れる清流が、三段の滝になって流れ落ちています。滝の脇には腰掛けるスペースがあるので、そこでお弁当を食べました。隣には年配の夫婦が同じように昼食をとっていました。涼しくていい感じでした。雪解けのこの時期は水量も多くて見応えバッチリです。ミヤマキケマンの黄色の花があちこちに見えました。


湖面が見えるのが仏原ダム湖。この奥をずっと行くとロックフィル式の九頭竜ダムに行けます。日本で3番目の大きさだそうです。さらに油坂峠を越えれば、岐阜県白鳥です。

なぜかその後は一乗谷朝倉氏遺跡に行きました


館跡の正面にある唐門。
 子供が見たいというので、157号線から永平寺を抜けて、158号線に出て、朝倉氏の遺跡に行きました。ここも前年の福井豪雨で甚大な被害を受けた場所です。ボランティアによってほぼ回復はしましたが、まだ再現屋敷跡は入場無料になっていました。場所は違いますが、九隆庵も美山町蔵作に行ってボランティアしましたが、全て1m以上土砂で埋まっていましたから…。夏場の復旧作業は過酷でした…。
  
 
屋敷内の井戸の様子

屋敷が再現されています
朝倉氏は天正元年(1573)に織田信長に敗れ、屋敷や町並みは火を放たれたため完全に焼失。格調高い文化を重んじた朝倉氏の遺産が消えたのは誠に残念です。 唐門の裏側には豊臣家の桐の紋があります。
朝倉氏遺跡に関する福井市のHP
http://www.city.fukui.lg.jp/fukunow/fukui4/


5月3日〜4日 大阪 寝屋川に行きました

 親戚のおじさんが亡くなったので、葬儀のために寝屋川へ車で行きました。大阪の街は路地が狭いので、車を取り回すテクニックが磨かれました。渋滞を避けるために、京滋バイパスを利用しましたがこれは大正解でした。初七日の法要のあと、寝屋川を出たのが夕方5時すぎ。帰りは、名神の渋滞を避けるために琵琶湖の西を回りましたが、これもそこそこ正解でした。5日は、預かったお礼状など持って回るのに1日かかり、結局ゴールデンウィークは???という感じで、狙っていた作陶は全然できませんでした。幸運にも6日も休みなので、ここで勝負を賭けるという訳です。
 九隆庵は天台宗なのであまり聞くことはないのですが、葬儀での蓮如上人の「白骨の章」の拝読は、今回の葬儀を越えて、先の尼崎列車事故にも思いが及びました。誠に、「朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆうべ)には白骨(はっこつ)となれる身なり」を感じさせます。
滋賀で買ったぬれおかき。お茶にもビールにも合います。 鮎家 http://www.ayuya.co.jp/corporate/outline.html
「白骨の章」の解説→http://www.hokuriku.ne.jp/~yabumoto/yabuhp/10.htm
蓮如上人記念館→http://www.rennyo.jp/


5月22日 自転車のパンク直し

これまでいったい何回自転車のパンク直しをしてきただろうか…。九隆庵では自力での自転車のパンク直しは当たり前になってしまっています。パンク修理セットの道具袋も用意してある訳で、即対応できます。しかし、結構面倒くさい。手順としては一応次のようになってますが…
1 とにかくタイヤの全体を見て、何か刺さってないか見てみる。
2 虫(空気を入れる口金)のゴムが傷んでないか見てみる。
3 虫が大丈夫そうなら、虫の取り付け金具を緩めて、タイヤの外側と内側のチューブを外す。
4 虫を取り付けて、空気を入れてみると「シュー」の音がすれば穴あき箇所を発見できる。
5 発見できないなら洗面器に水を張り、その中に順にチューブを入れて泡が出るかみる。
  ぶくぶくするところをきれいに拭いて、ペーパーがけした後、ゴム糊を塗って補修剤を貼る。
6 2箇所穴が開いている場合があるので、補修した後ももう一度水をくぐらせて確認する。
とまあ、こんな感じですが、一番気を付けないといけないのは、
チューブをリムに装着するとき、力任せに押し込むと、チューブを傷つけてしまって、また穴が開きます。そのとき少しチューブに空気を入れた状態で装着するようにすることで傷つけは防げますし、チューブがねじれたままになることも防げます。
何と言っても面倒なのは、後輪のチューブの付け替えですね。ギヤの部分、スタンドの部分など一応外さないといけない訳だし、チェーンの緩み調節なんかもする訳で、その時は結構根性入れて取り掛かることになります。今日のところは簡単だったのでよかったです。でも、やっぱり面倒くさい。。。


5月29日 越前陶芸祭りに行ってきました。

越前陶芸祭りも今回で25回目。県内61の窯元が出店ということでお客さんも多く、駐車場に入るのもなかなか大変でした。今回も「夕陶房」さんが出店してました。かわいい作品がいっぱいでしたが、中には登り窯で焼いたネコの鉢物もありました。で、購入したのはまたまたお面となりました。このお面シリーズは夕陶房さんらしくて九隆庵としては相当のお気に入りシリーズになってます。
 その他、あかね陶房さんは正確な作りと色使いでしたし、松井勝彦さんは越前焼きの渋さの境地を表現してました。
公園内にはいろいろなオブジェがいくつもあります。これは岡本太郎の作品です。

 
 土鈴も夕陶房ワールドでした。
夕陶房さん。この祭りの常連です。 九隆庵には絶対真似できない世界です。 欲しくなるでしょう?