yorozu corner
    平成18年6月の話題   


6月3日(土) 奥越高原牧場に牛を見に行きました。


そばに来て鼻をくっつけようとします。
 大野市に墓参りに行き、帰りに奥越高原牧場(六呂師高原)に寄りました。目当ては牛です。変なもので何故だか時々牛くんを見たくなるのです。のんびりしている牛たちを見ていると、あくせくしているのが「なんだかなぁ〜?」っていう感じです。「ミルク工房奥越前」でソフトクリームも食べて満足。帰りにはしっかり道端の蕗も収穫しました。夜はこの蕗をあく抜きした後すぐに煮て、熟成しておいた黒龍垂れ口(今年度最後)で一杯いただきました。蕗は一晩おいておいたほうが味がしみますが、やや味がしみてないくらいが蕗の味と香りを楽しむことができて好きです。

あちこちでのびのびしている牛たち。
牛はいいなあ…。でも、これだけでは満
足はできないから…。
「ミルク工房奥越前」です。夕方間近でしたが、お客さんがそこそこ来ていました。 200円のミニソフト。あっさり味なので、食べた後、喉が乾かない。お店のテーブルからは高原が一望できます。 こちらは左が「六呂師ハイランドホテル」。右がトロン温浴施設「うらら館」です。この写真の左側に「六呂師スキー場のゲレンデが広がっています。 こうい飼料の設備も、ここならではのもの。牛くさい臭いもここでならOKです。
奥越高原県立自然公園



6月4日(日) 和紙の里に行きました。

 和紙を使った灯り作りをしようということで、和紙を仕入れに福井県越前市新在家の「和紙の里」に
行ってきました。体験工房を利用するなど、これまでにも何回も足を運んでいますが、今回は購入が
目的。素敵な和紙が盛りだくさん。1枚2000円以上するものもありますが、九隆庵が仕入れてきたの
は、模造紙サイズで機械漉きの1枚150円のものから、手漉きの500円のもの、全部で5枚。さあ今度
は製作の段取りです。
和紙の原料の「みつまた」の木。枝が3本ずつに分かれています。沈丁花の仲間です。 これも原料となる「こうぞ」の木。 和紙の里通りの中央付近にある「卯立(うだつ)の工芸館」。手すき和紙の実演を見ることができます。 和紙を購入した「うめ田」さん。灯り作りに適した和紙についてアドバイスをもらいました。 工芸館横の「あみだそば」で、おろしそばを頂きました。いい蕎麦でした。器もよかったです。


6月17日(土) ほたるを見に行きました。
 昔は九隆庵の庭にも蛍がやってきていました。でも、ここ10年は全く姿を見せていません。というか、九隆庵界隈では川のそばでも蛍の気配は全くありません。報道で近場で蛍が見られるというので、10時過ぎから見に行ってきました。行き先は「永平寺町松岡吉野」です。吉野小学校裏の荒川周辺です。確かに…たくさんの蛍が舞っていました。この光景はホントに久しぶりです。嬉しくて写真撮影に挑戦しましたがうまく写りませんでした。フラッシュなしで撮りたかったのですが、無理でした。フラッシュ有りで何とか撮りましたがこれは反則です。蛍がビックリするのでダメです。通行する車もヘッドライトを消して通るくらいですから…。まして捕獲は厳禁です。


6月24日(土) ゆりの里公園に行きました。
 坂井市春江町の「ゆりの里公園」に行きました。ゆりは今が見頃です。近くにありながらなかなか行けなかったのですが、今日は午後にゆったりできたので行ってきました。車で行くと目印になるのが、ゆりの花を逆さにした形の建物の「ユリーム春江」。このユリーム春江の前に広がる展示圃場がお目当てのゆり畑です。40種類、3万本のゆりは見応えがあります。ゆりって草むらのなかにぽつんと咲いているイメージしかないので、この埋め尽くされたゆりの畑は感動ものです。畑を2周も回って見てきました。観光バスも何台も来ており、結構人気なのだなあと改めて思いました。
ユリーム春江と広がるゆり畑。ユリーム内では、パッチワークと布染め花の展示がありました。 いろいろな色のゆりに、こんなのもあるのか?としきり…。 黄色のゆりもたくさんあり。可憐というより、情熱的かも…。 「ゆり水饅頭」も販売されていました。5個買ったけど、ゆりとどう繋がってる?
←ゆり百科事典もあり。かなりくわしく説明してくれています。


6月25日(日) あかり作りより先ずは障子貼り。
 子供の部屋として使っている和室の障子が穴だらけになったので、 貼り替え作業をしました。順番からすると、「和のあかり」を作るべきところですが、あまりにもひどいので…。娘にも手伝わせて貼り方を覚えてもらいました。嫁に行ったら自分でしないといけないからね。貼るときのコツを載せておきます。
1 たっぷりと水を含ませて古い紙を剥がす。糊残りは剥がした紙でこすり落とすとよく取れます。
2 写真左のようにロール紙の端を貼る面の一角に合わせて軽く転がし、側面のラインが合わせられたら、合わせた端の部分にセロテープを張って固定。その後、写真のように糊を付け、ロールを押しながら転がせば「ずれ」は全くなしとなります。
3 長い薄い板を桟に合わせて、かみそりの刃で切っていきます。切る刃の角度はなるべく鋭角にします。角度が大きいと紙を引っぱる形になって、破れやすくなります。
糊付けも結構面倒です。ぴたっと角や辺が合って気持ちよく貼れる楽しみが分かってきたみたいだ。 障子が外れにくくなったり、はまりにくくなったら、加工しないといけません。上面の溝を深くするためにルーターで削りました。これでOKでした