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    平成19年3月の話題   



3月3日(土) つくし発見!ちょうちょも発見!

 この冬は完全に暖冬で、福井では2度ほど雪が降りましたが、量はわずかで、どれくらい積もったかの記憶がないくらいです。とても暖かく、ついに、家の前の空き地で土筆を発見しました。土筆と言うとかなり暖かくなる3月末〜4月はじめに出てくるもの。やっぱり暖かい。そして、庭で黄色い蝶を見ました。これも、どうかと…。土筆はまだしも蝶がこの時期に舞うものだろうか?暖冬の影響が悪い方に出ないといいのですけどね。


3月25日(日) 能登半島沖地震と高岡・五箇山旅行

 日曜の朝、9時42分頃、急にグラッときました。「地震だ〜」と叫んだあと、「このあときっと第2波がくるだろう。」と予想したら、案の定、大揺れが!「おお、これはきついぞ」と思い、とにかく庭へ出る掃き出し窓を開けて逃げ道だけは確保しました。TVでは震度4とのこと。かなり揺れましたが、揺れはすぐに収まったので安心しました。その後、余震はありましたがひどくはありませんでした。福井では震度はひどくなかったのですが、地面が揺れると揺れの感覚が体に残っていて、ずっと酔ったような感じで気分はいまいちでした。TVでは震源地で震度6+などと報道されていましたが、被災状況はまだ入ってこず、被害は不明の状態でした。阪神淡路大震災のときも、時間が経つにつれて被害の大きさが分かるという状況だったので、同じようなことが起こっているのではと想像されました。
 その後、被害は大変なものになっていたことが分かりましたが、なんと27日、28日と能登半島に近い富山の高岡に行く予定が入っていて、余震など相当心配しましたが、決行しました。高岡のホテルに泊まりましたが、ホテルからは能登半島が一望でき、「あの半島の向こう側が震源地なんだな」と想像できるくらいの緊張感が漂うお泊りでした。時々「ドスン」という揺れがありました。28日には、高岡を出て、五箇山と白川郷の世界遺産合掌集落に寄り、白鳥経由で帰ってきました。被災地での救援活動をしないといけないのでしょうが、なかなか難しいものです。(言い訳になりますが、福井豪雨の時はボランティアをしました)
道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館の前にあるマスコット。「ひみぼうずくん」と言うらしい。 五箇山の集落の様子。ここは白川郷と違ってとても静か。昔の田舎の世界にどっぷり浸れる感じだ。 昨今、カヤを大量に手に入れるのは難しいのではないだろうか。維持していくのにもお金がかなりかかるのではと思われます。 実際に使っているのだろうか。乾かすために置いてあるように見える石臼。展示館の中は古民具がいっぱいでした。


  仕事が忙しくて更新がままならない状況です。
  ただ、制作を依頼されていた作品がやっと納品できたのがとてもうれしい。
  本当に、あっという間に3月が過ぎてしまいました。