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   平成19年5月の話題   



5月26日(土) 越前陶芸祭りへ!
 5月の話題のUPがやっと5月末ってどういうこと?って思われるかもしれませんが、結構忙しいしお出掛けも難しい状態だった訳です。そんな中、今日は毎年恒例の「越前陶芸祭り」に出かけました。65以上の工房からのブースが並び、会場はたくさんの人出で賑わっていました。陶の作品は買いませんでしたが、楽しく見て回ることができ、作陶の参考になりました。なかでも「陶房遙」、「陶・凪」さんは、作りの丁寧さと若い人たちに受け入れられるデザインや釉薬の工夫が感じられて好印象でした(買えばよかったかな?)。帰り道は越前海岸を回り、雄大な海の眺めを楽しむことができました。
陶房遙さんのブース。トルコ釉の雫型の器が印象的でした。奇抜さを狙わず丁寧な造りです。 陶・凪さんのブース。女性らしい優しいフォルムが印象的です。素朴な白の色使いも素敵です。 黄砂のような霞がかかっていて景色は良好ではありませんでしたが、気分は爽快でした。 陶芸祭りで買ったのは、実は漆器。普段使いの汁椀です。難有り物ですが1個500円は得です。

明日は早起きして、長野県松本市で行われている「クラフトフェア松本」に出掛ける予定です。
結果はまた報告したいと思います。




5月27日(日) クラフトフェア松本へ!
 夜、酒を呑んだので逆になかなか寝付けないことに…。TVをだらだら見ていれば自然に眠りにつくかと思ったけど、全然ダメ。3時になってやっとウトウト…。でも3時半にはまた目が覚めてしまって、仕方なくワインの本を読んで4時まで過ごしました。家族を4時に起こして出発はやっと5時。結局30分程しか寝ていなかったけど、無事に帰ってこれました。行きは北陸自動車道―上信越自動車道―長野自動車道経由で9時半着。「あがたの森」の北側に無料駐車場があるとの情報をゲットしていたので、フェアが始まる9時前に着きたかったけどだめだった。でも、駐車場はしっかり確保できてOKでした。会場の「あがたの森」では、会場全体にとても多くのブースが配置され、しかもどの作品も完成度が高くて感心するばかり。いい加減な物は全然ありませんでした。特別に気に入った物を購入して満足。その後、松本城のイベントにも出かけて、天守六階の最上階まで登ってきました。帰りは完全下道経由で1時半に松本を出て7時過ぎ自宅着で約6時間程度。流石に疲れましたわ。
野村絵梨花さんのブースの展示。手前のきれいな貫入入りの花器も売れてました。 購入したのはこの酒器。写真では表現できていないけど、グレーの濁った釉薬が素敵です。 個展も開かれるようです。8/21〜26 名古屋ノリタケギャラリーにて。 会場では鍛冶の様子のパフォーマンスもありました。赤く熱い鉄を打ちつけています。
井上美樹さんのブース。薄作りの硬質感がある作品です。 購入したのはワイングラス2脚。この手の洒落た物はなかなか見つかりません。 能登島ガラス工房での研修と同時に各賞を受賞の様子。金沢で制作活動中。 織りがテーマのブースでは、蚕の繭から絹糸を取り出すのを実演してくれていました。

        NPO法人松本クラフト推進協会    http://www4.ocn.ne.jp/~cfm/

たくさんのブース、どれも期待を裏切らない完成度の高さ。いやはや参りました。
松本は遠いけど、頑張れば日帰りは可能です。でも相当根性は要りますけどね。