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   平成19年10月の話題   


 10月20日(土) アトリエの写真撮影

 アトリエは何とか完成にこぎつけました。5月から工事が始まってやっと完成。業者に「お任せ」の仕事ではない分、結構疲れました。設計士さんのこだわりと九隆庵のこだわりをぶつけ合って、お互いが納得しあったところで決めていくという形だったので、やはり完了は遅れました。途中での変更点も多々あることから、契約時の金額とは別に支払いする部分もあり、金銭的にもなかなかしんどいところがありました。でも、吟味した分、かなり満足のできるものとなっています。
 一応、アトリエということで、作業スペースや給排水などを優先的に配置していますが、居住空間としての利便性も追求していて、あちこちにアイデアが生かされている形になっています。またの機会に紹介できたらと思います。
 
 今日は、設計士さんがプロの写真家に依頼して、外観や室内の様子などを2時間以上かけて写真に撮りました。邪魔なものを片付けたり、細かな配置に気を配ったりとなかなか大変でした。撮った後のデジタルカメラの画像を見せてもらうと、「さすが!すごい!」とつい唸ってしまうくらい素晴らしく格好よく撮れていました。やはりプロですね。素晴らしいと思いました。画像をもし頂けたら載せますが、著作権など絡むので果たしてどうかなというところです。とりあえず、九隆庵が撮ったものを少しだけ載せておきます。

照明の位置を調整しているのが設計士の丸山晴之さん。右が「真空ラボ」の代表でありフォトグラファーのハセガワヒロシさん。 内観はこんな感じ。奥のコーナーには洗い場、その手前には電動ろくろがあります。左手の黒い部分の後ろに窯があります。 外観です。白の外壁と木のスリットで構成されています。仕上げ掃除に来ていた方が、「パーマやさんか?」と尋ねていましたが、そういう雰囲気あるかも…。

   ただでさえ忙しいのに、建物を建てるというさらに面倒なことをしてしまった。最近は、家の中の物を大移動
  していて、まるで引越しの状態です。引越しが疲れるのはご存知の方が多いでしょう。そう、あの疲れです。
  結構疲れがたまってきていますが、作品は未完成で投げてあるし、大体、プレゼント企画ができていないので
  何とか頑張って企画を立ち上げていきたいと思います。
  


10月27日(土) 写真のその後。そしてレース障子貼り…。

 先週、撮影をした訳ですがその後、夜の撮影もありました。薄暮時にライトを点けた状態の雰囲気もなかなかいいものでした。写真のデータを貰いましたが、CDが読み込めなかったのでまた後日に。
 そして今日は破れた障子を張り替えました。あちこちきれいになっているのに2階の窓の障子は破れ破れ。あまりにもみすぼらしいので張り替えました。今回のすぐれものは「レース障子」というもの。なんと紙ではなく布地で、両面テープで貼るというもの。そんなものうまくいくのか?と半信半疑でしたが、やってみると結構きれい!のりを使わない分楽ですが、反面ちょっとした工夫は要りますね。また、レースなので夜は少し透けやすいですね。こういう点に目をつぶれば結構な物だとは思いました。
生協で購入。「貼るだけレース障子」という商品。掃き出し障子2枚分が入っています。 桟をきれいにした後、両面テープを貼っていきます。交点は隙間を開けずに貼ります。一辺を仮止めして、貼り位置を決めます。 両面テープを剥がして引っ張りながら貼ります。切るときはカッターの刃で。あて板はしっかりしたものを使います。手を切らないように気をつけましょう。 布なのでしわが出やすいですが、しわになったら、しわの下に薄いものを差し込んで押さえながら引っ張るときれいにできます。

 ちょっとしたコツが必要です。布は直角に裁断されているので、桟の2辺をまず仮止めして、他の辺も合わせていけば合理的です。しかし、一発ではいかず、微調整が要ります。そのために仮止めの部分はそっと押す程度にしておき、剥がして調節できるようにしておきましょう。桟の横棒には両面テープは貼りませんでしたが、それで十分いけます。

  障子は2枚貼ったので要領が分かりました。年の暮れはこの方法で、他の障子も貼ってみるかな?