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    平成20年10月の話題   


 10月11日(土) 信楽セラミックアートマーケットに行ってきました。
 

朝方は雨でしたが、滋賀県は晴れるだろうということで出発。新名神高速が繋がったので信楽まで一気に行くことができ、かなり便利になりました。例年と同じく会場では90近くのブースが並び賑わっていました。春のイベントで購入した作家さんのブースもあり、じっくり観察してきました。結果としてこのマーケットで買ったのは、豆の形の箸置きを6個だけ。1個100円の物ですがかなりかわいい。他に気に入った物もあったのですが、目に焼き付けたのみで買わずじまいでした。これでは完全に「ひやかし」で、作家さんたちは商売あがったりです。信楽の後は、近江八幡に行き、「たねや」の本店2階で栗しるこを食し、さらに日牟禮八幡宮をお参りした後、八幡宮境内にある「たねや」の「クラブハリエ」と「日牟禮の舎」に寄って帰りました。日牟禮八幡宮界隈は風情があり、粋な料亭などもあるようで、今度はじっくりと散策したいと思います。


滋賀県立陶芸の森→http://www.sccp.jp/
たねや 近江八幡日牟禮ヴィレッジ→http://taneya.jp/himure/top.html 


                          
陶芸館より見たマーケッの様子。いい仕事している作家さんがたくさんいました。 たねや本店です。2階が「茶寮 楽波」です。駐車場にゆとりがあるのが嬉しいです。 「楽波」の栗100%の栗しるこ。小豆餡でない栗のしるこはまた濃厚な味わいです。
日牟禮のクラブハリエでは、バウムクーヘンを購入する客が長い列を作っていました。購入を諦めました。 クラブハリエの向かい側の「日牟禮の舎」です。欲しかった「西木木(さいぎぼく)」は売り切れでした。 たねや代表銘菓の栗饅頭と茶巾しぼりの「栗子みち」を買ってきました。
                                    

   器は買わずに、和菓子を買ってくるという…本末転倒なお出かけでした。

 


10月18(土) 白山スーパー林道〜御仏供杉〜野々市にお出かけ

今日は朝からいい天気。という訳で「白山スーパー林道」へ紅葉を見に出かけました。今日は絶対に混雑して渋滞するだろうと予想出来ましたが、敢えて出発しました。やはり「三方岩」に向かうトンネルでは渋滞となってしまいましたが、何とか車を停めて紅葉を満喫することができました。帰りは、白川郷方面には行かず(きっと、すごい人出だろうから…)、来た道を戻り野々市に向けて走りました。野々市では大好きな「ジョアン」のパン屋さんに寄り、夕食のパンを仕入れてきました。途中、白山市吉野の「御仏供杉(おぼけすぎ)」を見ましたが、その生命力の凄さに圧倒されました。凄いパワーです。一度見られてみるのもいいでしょう。

三方岩そばでは、渋滞となりました。 ルート頂上付近の紅葉の様子。かなりいい色になっていました。 御仏供杉は樹齢660年余り。凄い株立ちの状態です。



10月25日(土) 南部酒造の酒蔵見学

今日は、九頭竜紅葉祭りに行った後、大野の朝市祭りへ!最大の目的は「花垣」で有名な「南部酒造」の酒蔵見学です。酒蔵では、まず最初に少しビデオを見て、その後、白衣と帽子をもらい身なりを整えた後、酒蔵内を順に見学しました。麹のよい香りがいっぱいで、すぐにでも呑みたい!と思いましたが、そこは我慢、我慢。説明してくれる方は、見学者の質問にも丁寧に答えてくれるので、アットホームな雰囲気があり、好感が持てました。見学後は早速、酒蔵でしか入手しにくい「どぶろく」のお酒と、樽出しのお酒の2本を購入しました。夜は、このうち樽出しの方を頂きました。すっきりとした透明感がある味わいでありながら、辛すぎず呑みやすいお酒でした。水火鉢に炭火をおこし、紅葉祭りで購入した「上庄里芋」や「ぎんなん」に「とちもち」、大野の伊藤順和堂の「いもきんつば」などを火で炙り、酒の肴としました。地元の季節の産物を肴にして呑むのは本当に美味いものです。
以下、醸造の工程におおよそ沿って紹介します。見学は必ずしも工程順ではないので、予備知識があると分かりやすいでしょう。なお、写真撮影はOKです。

洗米です。浸漬では水分を含み過ぎないように限定給水が大切だとのことでした。 蒸米を作るための袋です。この袋に入れて蒸します。 蒸したものを冷ます機械のようです。大きな機械です。 蒸米に麹菌がついていくのを進める麹室です。温度管理が決め手です。
麹、仕込み水、蒸米を混ぜた状態の初期のもので、まだあまりどろっとはしていません。 タンク内はもろみの状態になっています。二酸化炭素が充満しているので覗き込み過ぎは危険です。 もろみを混ぜる櫂(かい)です。底まで届くように、長いものとなっています。 上槽・圧搾で酒と酒かすに分かれますが、これは酒かすを平らにして乾かす板のようです。メッシュです。
大きなタンクが並んでいます。人が小さく見えますね。 精米歩合40パーセントの兵庫県産山田錦です。もう米の形ではありません。 南部酒造の蔵の入り口は、横断幕の右側です。どぶろくだけはここで販売しています。 これは南部酒造そばの「もっこの会」のお店の前の様子。木工作品など多数展示してあります。

                                有限会社 南部酒造場 
http://www.hanagaki.co.jp/

 

九頭竜紅葉祭りも朝市祭りも大賑わいでした。酒蔵見学+いろいろ購入+お墓参り+焼き物料理という訳で、
  疲れましたが楽しい秋の一日を過ごすことができました。