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  平成23年1月の話題  

  

  1月1日(土) 新春祝花は自作花器で!

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末に焼成完了した花器に祝花を生けました。花器は右側をせり上げた形で作ったので、バランスを取るために花は基本的に右から左に流れる形に仕上げました。花器は作ったことがほとんどなかったので、形はもとより割れや水漏れなど心配が多くありましたが、何とかクリアできました。水が漏れないのが何より嬉しいです。自然な岩肌の雰囲気で仕上げた花器ですが、花との相性はよかったかな?味を占めてまた花器作ってみようかな?でも、窯独占になるのでコストはかかります。

 
                    
                                                 
  1月23日(日) 「情報誌スキマチ」に載りました
 

 ざっかラボ九隆庵が「スキマチ」で紹介されました。「スキマチ」は、印刷会社の「スキット」が福井の中藤島地区限定で発行しているミニコニ誌です。昨年11月より取材、写真撮影、校正などで打ち合わせを重ね、この度20日付けで発行されました。「使い手にやさしい自然体の器を創る」がタイトルになっています。超地域限定といっても、やはり少し恥ずかしい気持ちもあります。
 スキットの会社としては利益度外視の企画ですが、取材や文章表現のニュアンスの検討など丁寧な対応で感心しました。ミニコミ誌であっても手を抜かずしっかり構成していく姿勢は、やはりその道のプロだなと思いました。
 さて、肝心の作陶の方は最近進んでいませんが、ようやくその気になってきました。よく「気分転換とかストレス解消のために陶芸をする」というようなことを聞きますが、実際は絶対違うと思います。気分がすぐれないとき、忙しいとき、ストレスがあるときなどは土を触る気にもなりませんから…。やはり余裕が必要ですし、先ずは何とか余裕を自分で工面していく努力も必要です。

                                 SKIT http://www.skit.co.jp/