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  平成23年3月の話題  

  

  3月21日(月) 東北関東大震災<大地震と津波、原発の情報をまとめておきます>

 未曾有の大災害が発生しました。2011年3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。津波や火災で多数の死傷者が出ました。福井でもめまいかなというゆったりとした揺れを感じました。TVでは緊急津波警報が出ていて、その高さは10mとなっていて、すごい高さだが本当か?と半信半疑でしたが、以後のニュースでは、恐ろしい津波が街を飲み込む映像が次々と。高台に逃げた人は助かったでしょうが、波が迫っているのに車を運転していた人はだめだったかと思います。以後、震災関係のニュースのみとなりましたが、さらに原子力発電所が崩壊しているという大事態に。ここでは自分への記録として、この災害を忘れないために簡単ですがページに残しておきます。

   
宮城県仙台市名取川河口付近:津波が黒い水の固まりとなり、家や車を次々に飲み込んでいきます。恐ろしい光景です。 宮城県南三陸町:画像手前にあるはずの海岸線がなくなり、中央の病院辺りを残して、他の木造家屋は全てなくなっています。恐ろしいです。
この画像はNHKニュースの画像をキャプチャーしたものです。震災の映像は他にも多くありますが、最初に見たときに、あまりの凄さに言葉を失った映像たちです。
     
ニュースのまとめ

1 地震と津波の被害に関して (時事通信 3月21日(月)5時43分配信より)
死者8649人に=避難35万人、11日目―東日本大震災
 東日本大震災は21日、発生から11日目を迎えた。警察庁によると、死者は同日午前9時現在で8649人、行方不明者は1万2877人で、合わせて2万1526人となった。甚大な被害を受けた東北地方の太平洋沿岸部を中心に、35万人近くが避難所生活を強いられている。

2 福島原発の緊急事態について 
(Yahoo News「大地震の福島原発への影響」より)
2011年3月11日、福島第1原発は、地震の揺れを検知してすべて停止。1〜3号機の緊急炉心冷却装置(ECCS)稼働用の非常電源が故障。政府は原子力災害対策特措法に基づき、原子力緊急事態を宣言。12日、
第1原発1号機で水素爆発。13日、3号機の燃料棒が露出。
3月14日、福島
第1原発3号機で水素爆発。15日、2号機で爆発音。4号機で爆発、火災発生(自然鎮火)。福島第2原発1〜4号機の全ての原子炉が「冷温停止」で安全停止。16日、第1原発4号機で再度火災発生(自然鎮火)。福島第1原発1号機〜3号機について、原子炉を冷却するため、港から直接海水を取水し、ポンプで原子炉内へ注水を継続。

(3月19日18時29分 読売新聞)
東京電力福島第一原子力発電所で、冷却機能が喪失した1、2号機の配電盤兼変圧器に外部からの送電線を引き込んで接続する作業が完了した。