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  平成24年2〜4月の話題  



  2月4日(土) 雪がたくさん

 1月後半から雪が降り始め、2月になってさらに強い寒波が来て、2月3日には福井市で−5度となりました。九隆庵でも風呂釜の給湯管が凍り、お湯が出なくなりました。幸い、蛇口の方は凍っていなかったので、冷水、温水を同時に出して温度調節して風呂を沸かしました(こうすることで熱が伝わり、凍った部分も溶けます)。雪は福井市59センチ(3日現在)あり、玄関周りの除雪は進まず、歩く部分や車のスペースだけしか除雪できていません。今日は少し緩んできたので、折を見て除雪する予定です。
少し緩んで、雪の厚みは減りました。

つららはまだ立派です。
                                 

  3月31日(土) 恐竜博物館に行ってきました
 
 福井県民としては恥ずかしいのですが、恐竜博物館に行くのは本当に久しぶりです。小さい頃は「恐竜がいたんだ!」という感動があって、恐竜が大好きだったのですが、大人になってからは興味がなくなってしまいました。久しぶりに行ってみて感動したのは、大きい恐竜ではなくて、約5000万年前に生きていた最古のクジラの骨格(写真左)。説明文では「完全な四肢を持っていて、骨の構造から、生活の大半を過ごしていたと考えられています。耳の骨にはクジラだけにみられる特徴があり、足首の骨のつくりから、偶蹄類との類縁が深い」と書かれています。たくさんの来館者があり賑わっていました。
えっ?これがクジラって?
 

  4月7日(土) 多治見陶器まつり

 毎年必ず行っている多治見の陶器まつり。天気は良かったのですが、風は冷たくてとても強く、テントのお店の棚が飛ぶのではと心配するほどでした。個人作家さんのブースが並ぶ通りやクラフト関係の通りなども見て回りましたが、買うのはいつも日常使いの手頃な物と決まっています。「織部うつわ邸」では白の洋鉢を購入しました。また、たじみ創造館前のパン屋さん「アルティジャーノ」でパンを購入。石川野々市の「ジョアン」に似て、好みのパンがありました。帰りには土岐アウトレットに寄り、狙っていたジャケットも購入。ちょっとっ遠いけど何とか行ける岐阜、名古屋方面です。 たじみ陶器まつり
このあと大混雑になりました。
 

  4月14日(土) 桜を求めて

 さて花見に行きたいが、福井の街中は「福井春まつり」で混んでいるので、郊外でいい場所がないかと考えて行ったのが、しだれ桜で有名な坂井市丸岡町たけくらべ温泉。しかし行ってみると、開花はまだでした。残念。仕方なく近くの蕎麦屋で「おろし蕎麦」を食べ、花物を買いに鯖江方面へ。途中、西山公園にも寄りましたが、ここは満開状態でした。清水町からの帰りに通った福井市のガスタンク傍の堤防の桜並木もまた見頃でした。それにしても桜が一気に開花したので、花見をする期間が短くなってしまったような感じです。
もう少しで開花です。ライトアップ、クラフトフェアも予定されています。


  4月28日(土) 砺波チューリップフェア

 朝から天気がよかったので、富山県砺波市まで車をとばしました。駐車場が満車になるのを恐れて、早めに家を出たため、9時半過ぎには現地に到着し、車も会場近くに停めることができました。しかし、会場にはすでに多くの人が出ていて、公園を見渡せる展望台には長蛇の列ができていました。何度行っても毎回圧倒されるチューリップの数と彩ですが、今回はチューリップらしからぬ不思議なものに目がとまりました。写真右側の2枚です。伸びた幹に花がラウンドスピーカーのようにいくつもついています。名前は、会場の建物の2階のギャラリーで見かけたポスターの中に見付けました。「フリチラリア・インエペリアリズ」と言うのでしょうか?さらに下には「クラウン・インペリアル」とあるので「皇帝の王冠」とでも言うのでしょうか?それにしても様々な色と形があって、全く驚きっぱなしですね。
係員が登る人数を制限していました。 黄色も素晴らしいけど、このような濃い系のピンクも好きです。 謎のチューリップ。 ポスターに載っていたので、そこだけ撮ってきました。

 4月28日(土) フリチラリアのことが分かりました

 謎の植物として印象深かった花ですが、調べてみると意外と一般的で、正しい名称は「フリチラリア・インペリアリス」でした。オランダ国際球根協会のサイトでは「歴史上最も古くから栽培され始めた植物で、フリチラリアの仲間では最も有名です。クルシウス(Clusius)によって16世紀にはオランダにもたらされ、その最古のイラストレーションは何と1610年に描かれたものです。トルコ、イラン、アフガニスタンなどで自生しています」と説明されています。そうでしたか…知らなかっただけなんですね。また、このフリチラリアの仲間にはクロユリなどもあり、意外と身近だったわけです。NHKの「みんなの趣味の園芸」では「インペリアリス種は和名をヨウラクユリといい、ヨウラク(瓔珞)とは釣り鐘形をした仏具の飾りのことです」と説明されていて、これもなるほど…と思いました。
オランダ国際球根協会