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  平成27年 4〜6月の話題  



 5月24日(日) 雉には雉の生活がある

少し前のことですが(5月11日)、オスの雉が田んぼの畦道にすっくと立ち、ケンケンと鳴いていました。向こう側の畦道にもオスの雉がいて声を出していました。この時期は繁殖時期でもあるため、縄張り争いだけでなく、メスを呼び込む戦いもしていたのかもしれません。日頃は人を見かけるとすぐに逃げていく鳥ですが、今回は人どころではない状況のようで、人間のことをあまり気にせず、写真も撮れました。さて、その後はぱったりと雉を見かけることもなく、声を聞くこともなくなりました。つがいで生活しているのかもしれません。最近は農薬の使用も減り、環境が良くなったのか、結構見掛けることが多いので嬉しく思います。カモなども当たり前のように水に浮かんでいることも多くなりました。ただ、蛍は激減です。米生産農家が害虫の発生を防ぐため、岸辺の草を丸坊主にしたり、除草剤を撒いたりしているからかもしれません。残念なことですが、難しい問題です。


 6月7日(日) 北潟湖の花菖蒲

まだ見頃ではないかもしれないけれど、今年は暑い日が多かったので、ひょっとしていいかも?と期待して、北潟湖の花菖蒲を見に行きました。花菖蒲祭りの前週ですが、見学にたくさんの人が来ていました。花菖蒲は予想通り、かなりきれいに咲いていました。ひょっとして見頃では?と思える状態でした。花菖蒲祭りではいつもモデルさんの撮影会が開かれていますが、今年はその場所が変わったのか、いつもの場所は手入れされておらずちょっと残念な雰囲気になっていたのが疑問でした。


 6月15日(月) 板わかめのおにぎらず
有難いことに板わかめの袋を3袋も頂きました。食べたくても結構な贅沢品なので、なかなか手が出ない代物です。早速、適度な大きさにちぎって、自慢の炊き立てコシヒカリを挟んで食べました。美味い!塩加減、磯の香りがご飯にぴったり!さて、最近は「おにぎらず」という、ご飯をにぎらないサンドイッチタイプのおにぎりが流行っているらしいですが、板わかめのこの食べ方に関して言えば、福井ではずっと昔からこのおにぎらずの食べ方をしていた家庭は多かったと思えます。わかめを板状にして丁寧に干してくれた生産者に感謝し、なるべく細かくせずに頂くという気持ちも込められています。なお、この板わかめは福井市鮎川の若布(わかめ)生産組合のものです。

 6月16日(火) ホタルの状況

雨の日を除いてほぼ毎日ナイトウォーキングをしています。距離は約4キロで1時間ぐらい。とてもとても面倒なことですが、体のためにと挫けずに頑張っています。そして頑張りを励ましてくれるのが、道中で見掛ける蛍くんです。除草剤を使っている土手では全く見掛けませんが、草刈りをまめにしている土手では見ることができます。多い日で7〜8匹。少ないと4匹ぐらいです。今日は5匹。道端にいた1匹を家に連れて帰り写真撮影してみました。手の中で蛍が光っていますが、うまく撮れませんでした。この後は川辺に放してあげました。


 6月28日(日) 足羽山の紫陽花と「はれひより」

今日は大雨ではないですが、霧雨のような雨がずっと降っていました。気分は滅入り気味でしたが、この雨できっときれいな花を咲かせているだろうと予想して、気を取り直して足羽山の紫陽花を見に行きました。予想通り、雨に濡れた紫陽花は、どんよりとした空を背景にしてきれいさが際立っていました。紫陽花を十分に眺めた後は、山頂にある「森八大名閣」の直営店の「はれひより」に寄りました。狙いはおろし蕎麦とわらび餅です。蕎麦は細麺でキンキンによく冷やしてあり、歯ごたえも良く出汁も美味しい。わらび餅もさすが森八大名閣さんのものですから、食感も味わいも十分満足できました。梅雨も楽しまないといけませんね。