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  令和6年 4月〜   


6月5日(水) 「淵龍(えんりゅう)の淵」の睡蓮と北潟湖畔の花菖蒲 

今日は福井市から北に向かって車を走らせ花の名所を二カ所回りました。一カ所目は坂井市の「淵龍(えんりゅう)の淵」の睡蓮です。午後には花がすぼんでしまうとのことなので早めに家を出て10時過ぎに到着。ピンクの花がメインで、わずかに白と黄色の花が見えました。しっかりとした花弁は蓮とはまた違った力強さを感じます。この淵は兵庫川の蛇行でできたものと思われます。淵の脇には「神宮寺跡」の石碑が建てられていますが、神宮寺は天正年間に一向一揆や織田信長の兵火にかかり焼き払われたとのことで詳しい場所は分からないようです。またその際に釣鐘を池に沈めたとのことですが真相は不明です。丁度、えちぜん鉄道三国芦原線の電車が通ったので写真に収めることができました。歴史のロマンを感じながら今度はあわら市「北潟湖畔花菖蒲園」の菖蒲です。週末からは北潟湖畔花菖蒲まつりが始まりますが一足先に人が少ないうちに見に行きました。5割方は咲いていてきれいでした。約300種あるとのことですがどこがどう違うのか全く分からず、色ぐらいしか区別できませんでした。超玄人の世界ですね。2カ所とも毎年見に行く場所ですが、とても素敵な場所です。
「淵龍(えんりゅう)の淵」に関して 福井県伝承浪漫 
「北潟湖畔花菖蒲園」に関して あわら市ホームページ


6月29日(土) 梅干しづくりスタート

今年は梅が不作で価格も高いので梅干し作りを半ば諦めていましたが、大野の道の駅「荒島の里」で格安の梅を見付けたので早速購入し梅干し作りをしました。梅2.3sなので塩は梅に対して18%の414g、赤紫蘇は370gとしました。やはり格安ということで梅に少し傷がありましたが自宅で漬ける分には全然大丈夫です。へたを爪楊枝で取り、洗って拭いて少し乾燥させたら早速漬け込みです。なお漬ける容器は焼酎を浸み込ませたペーパーで拭いて一応消毒しておきました。これで一応安心。梅酢液が出てくるのを待ち、出てきたら容器ごとゴロゴロ回して、梅全体に梅酢液が回るようにします。赤紫蘇は塩もみして出てきた梅酢液と合わせ梅にのせます。もともと容器に残っていた赤紫蘇は取り出して汁を切り、ざるに広げて干しました。ゆかりができます。楽しみです。


7月6日(土) 突然の豪雨でゆかり作りを断念

梅干し作りで取り出した古い赤紫蘇を毎日陽に当て丁寧に乾かしていましたが、今日の10時過ぎの豪雨で水浸しになってしまい、ゆかり作りはここで終了となってしまいました。軒下に置いて乾かしていましたが、雨風がひどすぎて気付いた時には雨水に浸かっていました。楽しみにしていただけに残念です、自然相手の作業はこういうことが多々あり諦めるしかありませんが、今年の梅干しはもうすっかり赤紫蘇に染まっていて順調なので、こちらに期待して気を取り直します。


8月12日(月) 越前市治左川の梅花藻は涼感たっぷり

越前市上真柄町の治左川に咲いている梅花藻(バイカモ)を見に行きました。ほとんど毎年見に行っています。以前は米原市醒井(さめがい)まで梅花藻を見に行ったこともあります。キンポウゲ科の多年草の水草で清水にしか生息できません。梅の花のような白い花が水面に一面に顔を出していました。さらに川の脇の百日紅のピンクの花びらがたくさん降り積もっていて、白とピンクの絨毯ができていました。素晴らしい景色ですが、意外に見に来る人は少なく、車も簡単に停められるところが有難いです。トゲウオ科の淡水魚の「トミヨ」が生息していますが、さすがに見付けられません。子供のころ大野市の湧き水の池が遊び場で、「イトヨ」を捕まえると針のように体が固くなるので「はりしん」と呼んで遊んでいましたが、今は絶滅危惧種なので捕獲や生息地を荒らすのは禁止だと思います。湧き水が出るお清水は、福井県から「ふくいのおいしい水」に認定されていて、水を汲みに来る人が続いていました。暑い夏、涼感を楽しめました。
越前市産業観光部観光誘客課 治左川の梅花藻


11月27日(水) 福井県総合グリーンセンターのクリスマス飾り

3月15日に九隆庵女将とグリーンセンターでウォーキングをしていたとき、女将が直径10cm、高さ5cmほどの木の切り株につまずき、体を立て直そうと踏ん張ったためにかえって片足に負荷が掛かり過ぎ痛さで動けなくなりました。何とか背負って病院へ。靱帯損傷と肉離れという重症でした。以後、しばらくは療養生活となり、身の回りの世話が大変でした。ウォーキングどころではありませんでしたが、最近はゆっくりですが結構歩けるようになりました。ということでグリーンセンターの玉葱ハウスのクリスマス飾りを見に行きました。ここの飾りは毎年レベルアップしていて、相当やる気がある担当者がいるのだろうと思っています。手作りの飾り物がほとんどなので感心します。4枚目の写真は「ブーゲンビリア」ですが、温室とはいえこの時期に満開になるものでしたかね?あまりの豪華さときれいさに見とれてしまいました。
福井県総合グリーンセンター


12月1日(日) 里芋のガシラ芋(親芋)でコロッケ作り

近年は収穫した里芋の中でぷっくりとしたものを種芋として残し、翌年に植え付けていましたが、今年は子芋の数が少なかったです。肥料の与えすぎではないと思えるので、来年は種芋を買ってきて植えてみようと思います。というわけで親芋は例年になく貴重な存在となりました。今年もコロッケ作りです。土をよく落とし、皮剥きをして、さいの目に切ってから茹でました。大変なのはやはり皮剥きで、厚く剥いて黒い部分を削りました。具は玉葱とベーコンを入れました。丸めたり衣を付けるのは普通のコロッケ作りと同じ。サクサクで中はねっとりの美味しい里芋コロッケができました。たくさんあるので残りは1個ずつ間にラップを挟んで冷凍にしました。いつでも食べたいときにもっちりのコロッケが食べられるので便利です。面倒だけど苦労しないと美味しいものは食べられませんね。


12月25日(水) カラスではない「オオバン」だと思う鳥


玄関先の車の下に何か生き物がいてバタバタと逃げる音。ウサギが来たかと思い反対側に回り込むがいない。車の下にもいない。道を見るとスタスタ歩く真っ黒の鳥を発見。カラスかと思ったが何だか違う。カラスよりカモに近い感じ。口ばしは白っぽく脚も大きめで白っぽい。絶対カラスではないと思ったけれど、ここ界隈では始めて見る鳥。携帯で写真を撮りましたが雨で携帯がぬれたせいかうまく撮れず残念。とにかくこちらに顔を見せないので判別が難しかったのですが脚の水かきの形などから「オオバン」と予想。ツル目クイナ科に属する水鳥。潜って採ってきた水草を鴨たちに横取りされても怒ることなくまた潜って水草を採るという穏やかさから、幸せを運ぶ鳥として好かれているようです。真っ黒なのでカラスをイメージしてしまいますが、カラスとは随分性質が違うようです。冬季になると本州以南で越冬することから今後も見られるかもしれません。