育てる楽しみ    令和3年 春の園芸    



3月1日(月) じゃがいもの種芋の購入 不要なプランターの処分

じゃがいもの種芋は午前中に買いに行きました。駐車場ではすでに種芋を買い終えて持っている人がいて焦りましたが、お店には山のようにありました。今年も「男爵」です。一番料理に使いやすいです。1キロの物を2袋買い、少し切り分ければ1畝は十分に埋まります。どちらかと言えば種芋が余るのが一番面倒で、薬が掛かっているので食べることもできません。芽出しの用意をしてOK。動物に食べられないようにネットを掛けました。家の周りの雑多な物の中で特に面倒なのが、要らなくなったプランターです。しかも大物はそのままではゴミ出しができないので、切り分ける必要があります。大物を2個切り分けて、何とかゴミ袋に収めました。困っている人も多いと思えます。


3月2日(火) みぞれ混じりの雨で寒い しかし庭と畑は春らしくなってきた

畑作業はできないので見回りだけ。@は山椒の若芽。もう芽が開こうとしています。山椒の田楽を食べるのが楽しみです。Aは赤蕪の花。もうこんなに成長してしまいました。明日にでも折り菜として収穫します。Bはブルーベリーの芽。雪で酷く折れたブルーベリーですが、木は元気です。今年も鳥に食べられないように鳥との戦いが待っているでしょう。さて、天気がよくなったら野鳥の巣箱掛けをしないと。


3月4日(木) たい肥の山の切り崩し 砂利を除いて畑の土に

畑の脇、柿の木の元に積み上げてきた雑草の山は完全に分解されて土の状態になっています。昨年はここにコガネムシ、カナブンがわきました。さてネギの畝は荒れ地を開墾した部分で土が少ないので、この山の土を運んで、ネギが喜ぶ土寄せをたくさんできるようにと作業開始。長年放っておいたので土の状態が分からず、削ってみるとよい土の部分もあれば砂利の多い所もありました。砂利が多い所はふるいでふるって土の目を揃えました。今日は全体の1/4もできませんでしたが、ぼちぼち時間を見てやっていこうと思います。


3月7日(日) アーモンドの苗木 日中は暖かいが夜は寒い じゃがいもの芽は固い 

今日は鯖江市の「小林農園」に行き、アーモンドの苗木を買ってきました。本当はユーカリの苗木を買いに行ったのですが、アーモンドの苗木の花芽を見たら気持ちが変わってしまいました。ユーカリは次回にします。昨年の3月に坂井市春江町境で取り組んでいるアーモンドの花道を見てからは、アーモンドの花も結構よいのではと思うようになり、今回の出会いで我が家にもやってくることになりました。先ずは花が楽しみです。畑の葉物野菜は元気です。日中はビニールをめくりたくさん日光に当てます。しかし朝方には4度くらいに下がってしまうので夜はビニールを掛けます。同様に観葉植物も低温での傷みを防ぐためにビニールを掛けてあげます。じゃがいもの芽はまだまだ固いです。4月の頭に植えられればOKです。遅霜にやられるくらいなら遅くて結構という訳です。
小林農園   令和2年3月22日(日) アーモンドの花道


3月8日(月) 玉葱畑の中耕 小松菜のとう立ち

最高気温は9度ですが、風が吹いていると体感温度はかなり低く寒い。今日は玉葱の草取り、施肥、中耕と小松菜の収穫のみ。玉葱はいつのまにか消えてなくなった株がありますが、全体としては元気です。肥料やリが遅くなるとネギ坊主ができやすいというので、この時期にしっかり施肥をしておこうという訳です。土は固まっていて固いので肥料をまいた後、地道に耕し、さらに牛糞たい肥の布団も掛けました。これでしばらくは様子見です。小松菜はとう立ちし始めたので慌てて収穫。春が来るのは嬉しいですが作物の世代交代は進んでいます。


3月9日(火) 空豆の支柱立て ビールが美味い

畑作業にはまだ少し寒いのですが、作物の成長速度は一気にUPしています。夕方からの作業だったので先ずはビールを一杯。これが最高に美味い。気持ちよくなって作業もはかどります(実際はどうかな?)。空豆のネットは外し、空豆の倒れ防止の支柱を立て、支柱を囲んで紐を張りました。まだ紐に掛かるほど茎の背が高くないのですがこれで一応安心です。昔、空豆を畝に2列で育てましたが2列にすると内側の様子が見えにくいのでダメだと分かり、それ以後は1列栽培です。スナップエンドウはずっと元気でしたが、2月の最後の降雪で枯れたのがいくつもあります。暖かくなってきた〜と喜んでいるところで厳寒ということで参ったようです。まあ、自然界はそんなもんです。


3月10日(水) 大根のとう立ちと脱春化 雀の帷子 チャイブ

2作目の大根を見に行ったら、もう軸がぐんと伸びてとう立ちしていました。昨日は気付かなかったのに。これはやばいということでとう立ちした物は収穫しました。心配になり3作目を見に行くと、こちらは大丈夫でした。3作目はこのまま日中もビニールトンネルを掛けて温度をあげ、脱春化を目指したいと思います。畑の雑草は凄い勢いで成長していて、「雀のかたびら」はもう花芽を付けていました。種が飛ぶとやばいので草取りもかなり頑張りました。柿の木の株元にはチャイブのような小葱が繁殖しています。チャイブが少し生えていて花も咲いていた記憶がありますが、こんなに繁殖しているのを見るのは初めてです。少し味見して確かめてから料理に使いたいと思います。


3月11日(木) 空豆の花 ネギの苗床作り

気温は15度。この暖かさの影響でついに空豆に花の蕾ができました。このペースだとどんどん咲いていきそうですが、実はあまり嬉しくない。花が咲いても花粉を運ぶ虫が飛んでいないからです。通常、幹の下の方で咲く花は大体は実にならないのですが今年は少し早いかなと思えます。花を咲かすのに樹は力を使ってしまうので明日には花を摘んでおこうかなと思います。根深ネギの「ホワイトスター」の種まきのための苗床の場所を決まました。昨年はゴーヤを育てていた場所です。ゴーヤは連作できませんしネギも太いものは連作しない方が無難だからです。よく耕して土を細かくしておこうと思います。種まきは気温がもう少し落ち着いてからとなります。さらにビニールトンネル掛けの予定です。


3月13日(土) ネギの種まきは先送り 夏採りのために苗を買うかな

ネギの種をまきたいのだけど気温が上がらない。なんと3月22日でも最低気温は3度。最高でも11度という予想が出ているので、ネギの種まきは先送りにします。大体、春まきのネギは秋にしか収穫できないので、ゆっくりのんび〜り育てていくならば慌てる必要もないということです。しかし、夏場に薬味のネギがないのは困るのでネギ苗を購入して植えておこうかなと思案中です。それにしても冬の太ネギの鍋、焼きネギは美味しいものです。


3月14日(日) スギナ退治 葉物の畝作り

午前中は町内の排水清掃作業。午後は吉崎御坊の寒緋桜を見に行き、その後畑作業。朝の排水作業時よりも気温は上がり、気持ちよい畑です。とう立ちした赤蕪を全て撤去してたい肥置き場へ。その後は畑の石拾い。そして短めの畝を2列耕しました。この畝にはスギナがまだ生き残っていて、結構顔を出していたので、鍬で土をかき混ぜずに少しずつショベルで根を取っていきました。地下茎は地下30センチほどまでにも潜んでいるので完全には取り切れませんが、ダメージを与えてじわじわ滅ぼしていく作戦です。この畝は一応葉物を植える予定ですが、何を植えてもいいように牛糞たい肥、貝石灰、鶏糞を適量撒きました。畝の体裁を整えて終了です。これでも結構大変です。


3月15日(月) 3作目の大根もとう立ち開始 山椒はすくすく

3作目の遅まき大根もついにとう立ちし始めました。トンネル内の温度も上がらず脱春化はダメでした。このままではどんどん軸が伸びていくので、真ん中の軸をハサミで切り落としました。大根は次の手を考えるでしょうが、少しは時間稼ぎになればよしとします。軸の部分の葉は比較的柔らかいのでお浸しにします。同時に白蕪(小粋菜)の葉も収穫しました。山椒はかなり葉を広げてきました。今後はアゲハがやってきて卵を産み付けないようにネットを張らないといけません。


3月16日(火) 葉ネギの種とリーフレタスの苗を購入

今日は雨、畑はできません。昼は芦原の芦の湯に行き、帰りにヤマキシに寄り、ネギ苗とリーフレタスの苗を購入しました。すでに購入してある「ホワイトスター」は根深ネギで収穫は秋以降となるため、夏採りの葉ネギの苗をあちこち探しましたが売っていないので種をまくことにしました。7mlで176円という安さです。7mlもあれば1年持ちますからね。有難いです。ネギ苗を2種類作ることになったので、どちらもセルトレイで種まきして苗づくりすることにします。リーフレタスは10連苗で税込み407円で1株あたり40円。安くてよいのですがこの時期心配なのは低温感応と長日感応でとう立ちしないかということです。とにかく低温感応だけは避けたいので寒さに遭わせないようにトンネルでの植え付けにしたいと思います。


3月17日(水) ネギは畑で育苗へ リーフレタスも植え付けた

昨日はネギはセルトレイで種まきしようと考えていましたが、セルトレイの水と肥料の管理がなかなか面倒なので、畑に育苗の畝を作り種まきをしてしまいました。とにかく植え付けができる苗を早くしっかりと育てることが大切です。九条ネギとホワイトスターが半々です。ネギは嫌光性なので種には土をしっかり掛けて鎮圧しました。不織布も掛けて水遣りをし、さらにビニールトンネルも掛けて一応できることは全てしました。まあ大丈夫でしょうか?その他、リーフレタスも植え付けてしまいましたが、やはり寒さが心配です。ビニールトンネルは法蓮草などで使っていたシートを再利用。しっかり保温できるようにしました。ユッカやアロエなどの観葉植物の鉢がたくさんありますが、昼は日に当て夜は取り入れるという形でなかなか大変です。朝方には2度程度まで気温が下がるので取り入れは必須です。毎日なかなか大変です。


3月18日(木) 地道なスギナ退治 ニンニクの畝の手入れ 

畑の脇に生えているスギナは取るのを諦めていますが、さすがに畝の中に入って来るものは取り除かないといけません。地道にショベルで掘り起こして地下茎を取っていきます。地道な作業ですがこれがスギナ退治の最強の作戦だと思っています。地道な取り組みで、スギナだらけだった畑はいまではスギナは衰退の一途です。また酸性でやせた土壌が好みのスギナなので、作物を育てながら酸性を弱くし、栄養分をため込むこともスギナを寄せ付けない土作りの方法と言えます。ニンニクの畝は黒マルチを外し、中耕し肥料も与え、さらに牛糞たい肥の布団も掛けました。この時期のニンニクの標準的な成長具合は分からないのですが、早めに株を大きくした方がよいようなのでやってみました。


3月19日(金) ニラの繁殖地をゴーヤの畝に作り変え

昨年は柿の木の下にゴーヤを植え、柿の木に這わした結果大豊作でした。そこで今年もという訳ですが、ゴーヤはウリ科で連作不可なので場所を変えないといけません。目を付けたのがニラが繁殖している場所。とても旺盛に繁殖していて収穫も多いのですが、この際場所を移動してもらうことにしました。しかしこの場所はニラが勝手に繁殖している場所なので土は畑用のよい土ではありません。掘れば掘るほど石ころだらけ。とにかく10センチほど掘り、大きな石から2p程の石まで取りまくりきれいな感じになりましたが、出た土をふるいに掛けると恐ろしいほどの小石の山でした。この後牛糞たい肥、鶏糞、苦土石灰をまき耕しておきました。ゴーヤはかなり暖かくならないと成長しないので植え付けは慌てません。しばらくはこのままで肥料の熟成を待ちます。掘り出したニラは別の場所に明日は植え替える予定です。


3月22日(月) とう立ちの軸を切り取ると大根が太った

2作目の大根はとう立ちの勢いが凄かったので、3月15日にとう立ちしている軸を切り取りました。とにかくとう立ちを止めたかったので策なしで切った訳ですが、その後大根は太ってきました。脇から芽がたくさん出るかなと予想しましたが、その様子はなく、種を作るのを諦めて大根を太らせる方に舵を切ったようです。しめしめ上手くいきました。これはなかなかよい作戦でした。大根は調子がよいのですが、大根畑にはスギナがたくさん顔を出しています。地上部の葉を放っておくと地下茎がさらに繁殖するので、根性で掘り起こして取りました。地下茎を完全には取り切れていませんが、ダメージを与えることはできます。この戦いが今年も続くわけです。小松菜は花を咲かそうとしていて、これを折り菜としてパスタなどで利用すると美味しく頂けます。空豆は花が増えました。同時に脇芽もたくさん出るので脇芽摘みも大事な作業です。


3月23日(火) アーモンドの花が咲きました

3月7日に買ったアーモンドの鉢。今日、花が咲き始めました。花弁はしっかりとしていて固い印象です。色はピンク色が強いです。花芽はたくさんあるので今後は毎日が楽しみです。ちなみに令和2年3月22日に見に行った坂井市春江町境のアーモンドの花道は今年も咲き始めたとニュースで伝えていました。また見に行きたいと思います。花を見るのがメインの楽しみで、実の収穫の方はできれば〜という程度です。九隆庵 よろずR2年1月〜3月 アーモンドの花道


3月25日(木) 空豆の花摘み 芝桜の蕾 ツルニチニチソウの開花と毒

空豆は花をたくさん付けています。しかし実際に実が入るのは樹の上部のみ。なので無駄な花にエネルギーを使われないように花摘みをしました。花を摘むのはかわいそうですが、実を確実に実らせるという点では協力しているという訳です。先日脇芽摘みをしたのにまた脇芽がたくさん出ていました。中心の株から出る脇芽は分かりやすいですが、枝の途中から伸びるのは見落としがちなのでよく見ないといけません。畑の脇にある芝桜の花芽がかなり膨らんできました。そして少し色付いてきていて開花は近いように思えます。玄関先のツルニチニチソウが開花しました。蕾がたくさんあるので今後も楽しみです。ツルニチニチソウは繁殖力旺盛なので、花後は蔓の整枝も必要です。ただし切ったものを花瓶などに刺すとアルカロイドが溶け出し、間違って飲んだりすると危険。家に持ち込まないことが大切です。

ニラの植え替え

3月19日にニラの株を掘り起こしましたが、今日やっと新しい場所に植え付けました。ネギの仲間なのでそのまま放っておいても全然大丈夫でした。コンクリートの境目脇に植えることにし、牛糞たい肥、苦土石灰、化成肥料を入れて耕しました。やはり肉厚のよいニラにするには肥料も大切です。掘り出したニラは株がぎっしり集まっていて、これをばらすのがなかなか大変。ひねる様にして剥がして2〜3本のまとまりにして植えました。中華料理や中華鍋では必須ですしチヂミにも要りますね。なおニラと間違えて水仙を食べると中毒死するので、九隆庵では花物の球根は全て鉢物にしています。


3月26日(金) じゃがいもの植え付け ネギの発芽 山椒が元気

買い物などすべて終えて4時から畑作業。今日は暖かくて作業日和ですが花粉は多い感じなのでマスクは必須。じゃがいもを植えようと畝の長さから植える個数を調べたら23個となり、なんと買った種芋が23個で数がぴったり同じ。せっかくじゃがいもシリカも引っ張り出してきたのにです。芋を切らないのは楽ですが、芽欠きが大変そうです。そうか病予防のため石原フロンサイドを溝の土周りに混ぜてから芋を並べ、化成肥料を芋と芋の間に置き植え付けました。しっかり土を5センチ掛けて平らにし、カラスに盗られないようにしました。ちなみに植えているときはカラスが見ていないか確認します。カラスは本当に狙っています。種まきが早かったかなと思えたネギですが、今日芽を確認しました。嬉しいです。寒さ対策と湿度管理が十分でなかったので種がダメになったかと半分諦めていましたから。山椒は葉色が濃くなってきました。いよいよ田楽の時期です。


3月28日(日) とう立ちの軸を切った大根は葉が大きい 

今日は雨の一日。昨日の様子をUPしておきます。とう立ちの軸を切った大根は、葉が大きく成長し大根も少し太りました。もうこれ以上はもたせられないとは思いますが、収穫したらどんな料理にするかな?糠漬けもいいかな?リーフレタスは根がしっかり張るまで成長は遅いのですが、早くギアを上げてほしいです。スナップエンドウは花を咲かせ始めましたが、何本も枯れたので生き残った株で頑張ってほしい。ネギの発芽はホワイトスターは順調ですが、九条ネギはまだ発芽していません。これからは低温よりトンネル内の高温が心配になるので、トンネルのシートはめくった状態で様子見です。


3月30日(火) ジャスミン、モンステラの植え替え 鉢洗い

冬を乗り切ったジャスミン。かなり枯れこんでいますが生きているので剪定して植え替えしました。モンステラは株元が腐って枯れていて、途中の幹の一部だけがかろうじて生きていたので、きれいに切り取って挿し木をしました。他のモンステラは元気ですが、この鉢はどういう訳かこういう状態になりました。冬場はほとんど水を与えませんがあまりにも乾燥しすぎると枯れることもありなかなか難しいです。この他にも枯れた鉢物があったので土は土の再生専用場所に盛り上げておき、鉢はきれいに外も内も洗いました。洗っておけば次回気持ちよく使えるし、悪い菌の繁殖も防げます。

野鳥の巣箱の設置 アーモンドは満開 蕪の花 オリーブに新芽が

2月26日に作った野鳥の巣箱を、今日は孫と一緒にドリルで底板に穴を開けその後柿の木に吊るしました。何といっても雛段作りで余ったベニヤ板を使った物ですから、人工的で野鳥には入りづらいものだとは思えますが、試しにということでやってみました。風で酷く揺れないようにしっかりとくくり付けました。ダメもとで観察してみます。孫も楽しみにしています。柿の木が繁ってくると可能性ありかも?しかし蛇対策はいまいちなのでどうかなというところです。アーモンドは満開です。きれいです。黄色いのは蕪(小粋菜)の花です。たくさん摘んでお浸しにしました。葉の先端が茶色くなり根の先端がやられた感じのオリーブですが、新芽を出していました。これで何とか育つでしょう。


3月31日(水) とうもろこしと枝豆のポットまき

先日買ってきたとうもろこしと枝豆の種をポットにまきました。「ピーター早生」と「白鳥」です。とうもろこしは早く収穫して早く食べたいので早生を選びました。枝豆は昨年は「あじみのり」でしたが、今年はお試しパックで100円のものにしました。たくさん苗を育てても植える場所がなくて困ることが多いので敢えて少ない物を選びました。どちらもポットにまいた後、畑の隅に作ったビニールトンネルの中に置きました。日中は暖かいのですが朝方には5度まで下がるのでこういうトンネル掛けにしました。何とか頑張って芽を出して欲しいものです。心配だった九条ネギがたくさん発芽してきました。同じネギでもかなり発芽までの時間が違います。


4月1日(木) 空豆の芽欠き、花摘み、ロープ張り とっくりらんなどの植え替え

暖かくなってきたので空豆を始めとして植物の成長が凄い。空豆の脇芽はどっさり取り、花も相当摘みました。脇芽取り、花摘みをしているせいか畑の横を通る人はみな株が「大きいねえ」と声を掛けて行きます。囲いロープの2段目を張りました。そろそろアブラムシ対策も考えないといけません。観葉植物のとっくりらんは根腐り状態で根がほとんどないので慌てて植え替えました。鉢を思い切って小さい物に代え、水はけがよいようにしました。「ナギ」と「オリーブ」が枯れたので新しく購入して鉢に植えました。冬越しは大丈夫だろうと思っていましたが、意外にダメでした。


4月2日(金) 折り菜 空豆の追肥 ネギは元気 支柱の足洗い

小松菜、白蕪、大根などの葉物は花を咲かせようとどんどん脇芽が伸びてきていて、毎日収穫してはお浸しにしています。こういうのは生産者でないと味わえない春の味覚ですが、さすがに毎日となるとちょっと飽きてきます。空豆は花数が凄く多いですし、背も高くなってきたので追肥をしました。頑張って栄養を取り力強く育って欲しいものです。ネギは折れ曲がった芽が真っ直ぐに伸びて直線になり、なお一層元気が出ています。液肥も効いているようです。春菊や法蓮草の畝にあったトンネルを片付けました。トンネル支柱は足元をよく洗って置きました。別に畑作に影響はないのですが、こうやって洗っておくことで不都合な菌の繁殖を少しでも抑えられたらと思います。


4月7日(水) スナップエンドウ ネギ 大根は茎が乱立 コーンの発芽 芝桜 種購入

スナップエンドウに実が付き始めましたが、随分枯れたので残りの蔓に頑張ってもらわないといけません。頑張れ!ネギは順調ですが一気には大きくならないので気長に待つしかありません。大根はとう立ちした茎を以前に切りましたが、今度は細い茎が乱立です。今日は大根を全部一気に収穫しました。皮を厚く剥けばまだ食べられるというギリギリの状態です。防鳥用のネットの隙間から見えるとうもろこしの芽です。数日放ったらかしでしたが大丈夫なようです。芝桜は咲き始めました。全面が花で埋まるのが楽しみです。かぼちゃとインゲンの種を購入。スタンダードなえびす南瓜の種が近場にはなかなか売っていなくて少し遠くの店まで行ってやっと買えました。


4月9日(金) 空豆の脇芽取り じゃがいもの芽は出るか?

午前中少し雨がパラついたので買い物へ。午後から少しだけ畑仕事。雨は土を湿らせる程度で終了でしたがとにかく寒い。空豆はとても元気で、またもや脇芽がたくさん。根元から出ているものはすぐに分かりますが、幹の途中から出ているものは見逃しやすいので要注意です。下部の花摘みもたくさんしました。じゃがいもの畝では土のひび割れが見付かりました。植え付けた場所の間隔でひび割れているので、芽がそろそろ出てきそうです。それにしても東北では雪模様となるなどここ数日は寒くなりそうで、特に朝方に2〜3度になるなら霜にやられないようにしないといけません。芽はもう少しゆっくりしてもらって暖かくなってから出てきて欲しいものです。


4月10日(土) じゃがいもの霜対策 アサツキ ぎぼうし 100均の鎌

明日朝は最低気温が1度との予想なので、アロエなどの低温障害が出る鉢はみな家の中に入れました。枝豆とコーンのポットはビニールトンネルをしっかり掛けました。じゃがいもの芽がやる気満々で出てきたので(写真1)上から土をしっかり被せておきました。一度霜にやられると生育が遅れますからね。アサツキが柿の木の根元でたくさん育っています。酢味噌和えにします。ギボウシもとても元気。きれいなグリーンが気持ちを和ませてくれます。100均の品物でお勧めするものは少ないですが、この鎌はなかなかよいです。刃を曲げて曲線にして、この局面で雑草を削り取るようにするととてもよいです。簡単に刃が曲がるのに切れ味は持続しています。刃の減りも少ないです。毎年購入しています。


4月11日(日) ユッカの再生〜根を活かして〜

長男夫婦にあげたユッカの鉢ですが、すっかり枯らしていました。仕方なく引き取り、再生を試みます。もしかして生きていることもあるので冬の間は水を一切やらず休眠状態にしておきました。水をやってしまうと完全に根腐りしますから。根も枯れたように見えますが生きていることもあるので、根を生かして再生する方法を選びました(根がダメなときは幹を輪切りにして挿し木にします)。幹の萎んでいるところの下で切断。上部はフカフカしているので捨てます。こうやって鉢を二つに分けて植えこみました。鉢はぴったりサイズにし、水はけをよくしておくことが大事です。
ユッカの再生手術は怖い?

かぼちゃとインゲンの種まき ネギの温度注意 ユーカリ


今日の朝は冷え込みましたが冷え込みも今日限りかと思えるので、早速かぼちゃとインゲンの種のポットまきをしました。インゲンは秋まき用に半分ほど残しました。ネギのビニールトンネルも今日限りかもしれません。朝方に冷え込んでも日中は温度が上がり枯れてしまうので、ビニール外しを絶対に忘れてはいけません。ずっと冷や冷やものでしたがもう大丈夫かと思えます。九隆庵女将がユーカリが欲しいというので買いましたが、ふわふわとした腰のない植物です。


4月12日(月) アーモンドの苗を植え付ける その1

購入したアーモンドの苗木は花を終え葉を広げてきました。小さな鉢では苦しそうなので玄関脇の地面に植え付けることにしました。しかしその場所には白の玉砂利が敷き詰めてあるので、先ずは玉砂利をふるいにかけて回収することから始め、玉砂利でないものは別の場所に持っていきました。表面の7〜8センチぐらいは玉砂利が混じっていますが、その下は普通の砂利でした。それにしても普通の土にはなんと砂利石が多いことか。こんな砂利でも隣の沙羅の木は育っているから凄いですね。25センチほど掘ると、そこからは粘土質の土の層となっていたので、ここまで掘れば植物が根を伸ばすには大丈夫かと思えました。結局、今日は直径40センチ、深さ25センチほどの穴を掘って終了。続きは明日ですが雨かも?


4月13日(火) アーモンドの苗を植え付ける その2

今日は強風注意報が出ていて、とにかく風が強く、時々雨も混じって畑作業は少しだけ。スナップエンドウの蔓が風で飛ばされそうなので支柱やネットに括りつけました。そしてアーモンドの苗木の植え付け。園芸店で買ってきた花と野菜の土を穴に入れて踏み固めました。その上に苗木を置いてさらに踏み固めると25リットルの土がすっかり収まってしまいました。庭に撒いてあるワインの古いコルクを少しだけ根元に置き、支柱も立てて完了。根が土に馴染むまで少し時間が掛かるかもしれません。早く根付いて葉をたくさん広げてくれることを願います。


4月14日(水) 明日は最低気温が4度

もう霜の恐れはないかなと安心していましたが、明日朝は気温が4度で霜注意報が出ています。畑のじゃがいもは芽が出てしまっているので慌てて土を掛けに行きました。とうもろこしと枝豆のポリポット苗にはビニールを掛け、肉厚の葉の鉢物の金のなる木やアロエ、モンステラなどの観葉も家の中に取り込みました。先日まいたかぼちゃとインゲンのポリポットも家の中に入れました。4月のこの頃は温度管理が難しいです。酷い時は5月初旬でも霜が降りますからね。気が抜けません。


4月15日(木) ネギは順調 枝豆の芽 ジャスミン スギナ取り

ネギは5センチぐらいの長さになってきました。筋蒔きの間の土をショベルでわずかに起こして中耕をしました。根が酸素をたくさん吸えて根張りがよくなることに期待です。肥料の効きもよくなると思えます。枝豆の芽がやっと見えてきました。ここのところずっと寒かったので、土の中で腐ってしまわないか心配でしたが何とか大丈夫のようでした。ジャスミンは冬の間折れたところが枯れてみじめな姿になりましたが、やっと新芽が出てきてくれました。畑で一番元気なのは雑草のスギナです。スコップの長さの分の30センチほどを掘り起こして、スギナの根取りを継続中。疲れるので少しずつ少しずつです。


4月16日(金) スギナ取りのつづき ナス、トマト、ピーマンの畝作り

スギナ取りは今日も続行。スギナの根は根の周りの土を固めて団子状にするので、根の塊りは軽くたたいて割り、根を切らないことが大事です。中には土の塊りから少しだけ芽が見えているものも多く、これを見逃すと大繁殖の元になります。実は根は地下30センチ以上の深さに広がっているので根絶は完全に無理ですが、こうやって地道に勢力を狭めていくことが肝心です。ナス、トマト、ピーマンのナス科の作物の畝に肥料をまき耕しました。連作障害を避けるために畝1列をナス科に割り当て輪作します。ナスやピーマンは窒素が多くてもまあよいですが、トマトは暴れることになるし、尻腐れも心配なので肥料のまき加減は心配ですが、植え付ける場所が確定しないので構わず同じ分だけ巻いてしまいました。トマトは大丈夫かな?暴れ具合の報告になってしまうかも?


4月17日(土) ずっと雨、一日中雨。種が心配。

朝から雨が降り止まない。買い物に行っただけで、畑には全く出ていません。というか畑は水浸しでドロドロ。工房の窓から見える部分の写真を2枚撮りました。ポリポットの苗のうち、とうもろこしはほぼ芽が出ているのでよいのですが、枝豆は半分ほどは芽はまだ。かぼちゃやインゲンは蒔いたばっかりですから、長く水浸しになっていると種が腐ってしまう恐れがあります。雨は降り続いていますが暗くなる前に一旦軒下に入れようと思います。畑の雨水の排水路として貯水する水溜め場は満水ですが、ホースの排水路を通って順調に側溝に流れ落ちているようです。明日も雨のようなので雨が嬉しい作物は一気に成長するかとは思えますが、同時に雑草も一気に伸びますからね困りものです。


4月20日(火) 枝豆は4割腐りました ナス科の畝 スナップエンドウ

雨続きで水浸しの枝豆のポットの土がようやく乾いてきました。土をほじってみると豆は腐っているものが多数。15ポット中6ポットがダメ。残りは9ポットとなり何とか植え付けには数は足りました。懸念が的中して本当に残念ですが、同じくかぼちゃとインゲンも心配です。ああ、面倒くさい押しの強い雨でした〜。ナス、トマト、ピーマン、万願寺の畝を再度耕し、畝作りをしてマルチを掛けました。苗も買ってきました。接ぎ木苗は恐ろしく高価なので実生苗です。3店廻って安くてよい物を購入できました。スナップエンドウの初収穫です。暖かくなりかけていたときの予想外の雪で何本も枯れましたが生き残っているものを大切に育てていて、どの株も元気で嬉しいです。早速茹でて食べました。


4月21日(水) 空豆のさや、玉葱の足元が太り始めた アーモンドの実?

早くも空豆にさやができて少し大きくなってきました。早いものです。相変わらず脇芽は多いのでせっせと取っています。アブラムシが寄ってきているので軽く消毒しました。赤玉葱の「猩々赤」の足元が太り始めました。この時期はもう肥料をあまりやれないので、しっかり玉ができていくのを待つのみです。アーモンドの花が終わり、その後に丸い実ができ始めました。花が終わってから僅かですが元気一杯です。じゃがいもも大きくなってきて、株が見えやすいものは芽欠きをしておきました。ある程度大きさが揃い、芽欠きが完了したら肥料を与え、土寄せです。その他、かぼちゃ、とうもろこし、里芋の畝を作り、肥料を混ぜておきました。植え付けがスムーズにできるように少しずつの準備が大事です。


4月22日(木) ナス科の畝の支柱立ては3本組みで多収穫

ナス、ピーマン、万願寺、トマトの畝のマルチは完了していて、今日はナス、ピーマン、万願寺用の支柱立てをしました。苗は支柱ができてからそっと植え付ける方がきれいに上手くいきます。支柱の細竹は裏庭に生えている細竹を切り取り乾燥させておいたものです。園芸支柱は高くつくしすぐに錆てだめになります。先ずは長さを合わせるために切る作業。太くて腐っていないものを選んで切ります。1株に3本の支柱が要るのでたくさんの数になります。畝に支柱を40センチ間隔で立て、端の支柱で3本が交差する部分を決めます。両端の交点の高さを決めてからロープを張って3本の中心の支柱が動かないようにします。この後は地道に3本の交点と角度を確認しながら結わえ付けていきます。ナス、ピーマンはこの枝先が広がった形に仕立てるとたくさん実が成るように思えるので、面倒でもこの形が好きです。今日はここまで。


4月25日(日) とうもろこしの植え付け きゅうりの棚 遅霜対策 うど

とうもろこしの苗が育ってきたので植え付けました。1ポットに2本の株が出ていますが、今後様子を見て1本にします。きゅうりの畝を作り、あらかじめネットを張った枠を立てて支柱の完成です。100均のネットの幅に合わせてぴったりサイズで枠を作り、さらに枠のサイズにぴったりに支柱を支える杭も立てます。4本植えますが苗の間隔はやや広めにとることで、日当たり風通しがよくなるようにし病気に備えます。現在、霜注意報が出ています。火曜の朝には最低4度まで気温が下がるとの予想なので、たくさん仕入れてある苗は水曜日までは植え付けず、軒下に小さいビニールトンネルを作りそこに苗を避難させました。問題はじゃがいもの芽ですが、あまりにも寒そうだったら応急的に不織布を掛ける予定です。遅霜は迷惑な話ですが天気のことはどうしようもありません。うどは元気いっぱい。もう少し大きくなったら切り取って天ぷらに。


4月26日(月) 寒すぎ。冬に戻った。霜が心配。

夕方のテレビの気象情報では明日朝の気温は3度とのこと。4度よりさらに下がったではないか。これはまずいというわけで、慌ててじゃがいもの芽にビニールシートを掛けました。軽く被せただけですが先ずは新芽が守られればOKという感じです。それにしても寒い。風は北風、木枯らしのようです。ネギ苗もシートを掛けました。観葉植物も弱いものは全て家の中に。頑張っているのは玉葱。ぷっくりとしてきて、これから一気に大きくなる気配。明日の夜は冷え込まない予報なので、苗植えは明日にやってしまった方がよいかも。あさっては雨模様の予報なので、丁度よいかもです。


4月27日(火) 来ました、植え付けの日。一気に植え付けました。

明日は曇りのち雨。しかも最低気温は高くなり霜の害はないようなので今日は一気に苗の植え付けをしました。トマト(桃太郎、アイコ)、ナス(千両二号)、ピーマン、万願寺、きゅうり(黒サンゴ)、かぼちゃ(えびす)、枝豆(白鳥)です。畝や支柱もセットしておいたので植え付けはスムーズにできました。とても風が強かったのでしっかり支柱に結わえておきました。この他、枝豆の苗も育ってきたので植えておきました。これで一安心。明日からの雨に逆に期待です。


4月28日(水) インゲンの種まき 植え付けた苗は雨で皆元気

今日は朝から雨模様。しかしどぉ〜っと降るのではなくしとしとの雨。雨をついてインゲンの種まきをし、不織布を掛けておきました。インゲンはポットまきしていたのですが、例の雨続きで種が腐り発芽しませんでした。本当にあの雨は悔やまれます。気を取り直して残しておいた種をまきました。まだもう少し残っているので時期をずらしてまけると思います。昨日植え付けたばっかりの苗たちですが、きゅうりは昨日より葉が大きくなってように思えます。トマトも同じく。明日以降も雨模様が続くようなので、植えておいてよかったと思いますが、畑仕事ができるかどうか少し心配です。


4月30日(金) 寒すぎるのでビニール掛けを。空豆の芯止め。

やっと暖かくなり植え付けた苗はもう大丈夫かと思っていましたが、今日は雨風が強くしかも風が冷たい。最低気温が心配。明日朝は11度、あさっての日曜の朝は9度、さらに月曜の朝は8度とどんどん寒くなる予想。これはいけない。こんなはずではなかったのだが。ちなみに、トマトの生育限界温度は5度程度、ナスは7度程度、さらにピーマンは10度程度と低温はとても苦手です。雨は夕方にようやく止んだので、苗の畝にビニールのシート(ビニールマルチを縦半分に切ったもの)を合掌型で支柱に沿わせました。支柱の直径は丁度10ミリ程度なので、ビニールを止めるパッカーが使えます。これで何とか数日は頑張って欲しいものです。空豆は順調に実を付けてきていますが、ここで鬼のように先端の芯切りをしました。どのみち実が入らない花ばかり咲くのでここで切ってしまい、栄養を実に回そうという訳です。さらに先端を摘むことでアブラムシの害も防げるのです。