育てる楽しみ   令和5年 夏の園芸  6月〜    




6月1日(木) 夕方から雨が本降り 枝豆のポットは自作のビニールハウスに避難

夕方にはついに雨が落ちてきました。土砂降りではありませんがよく降っています。午後に玉ねぎを少し収穫し、乾かせておきましたが夕方には取り入れ。種をまいた枝豆は夕方前に自作のミニビニールハウスに避難させました。昔、1日雨にあたらせたばっかりに豆が腐り全滅した経験があるので、雨があたらない場所に避難させるのは鉄則です。風もやや強く吹く時間帯があったので、きゅうりの幹の先端が折れないようにややしっかりと紐で括りつけておきました。玉ねぎはまだたくさん残っていますがこの雨があがった後の晴天の日にまた収穫開始です。茎が倒れたあと慌てて収穫せずに暫く様子を見て待っていると確実に玉が太っていくのが分かります。


6月6日(火) 玉ねぎ600個収穫 枝豆とインゲンに防虫ネット 出ました!うどん粉病

玉ねぎは昨日、白赤合わせて約600個分を収穫しました。畑で天日干ししてからかごに分けて入れ、さらにかごごと天日干しをしています。よく干さないとカビが出やすくなります。御近所の他、親戚にもおすそ分け中です。インゲンの花が咲き莢ができ始めましたがこうなるとカメムシなどの害虫が寄ってきて悪さをするので防虫ネットを掛けました。トンネル支柱を使いましたが、葉がネットに密着しているとネットの外側からネット内の葉に卵を産み付ける恐れがあるので、できるだけ支柱を高くして設置しないといけません。そこで半円の支柱を柿の木の幹の曲面を使って曲げ、背が高くなるように変形させました。折ってしまわない力加減が肝心です。ナスは一番成りを収穫。小さいうちに切り取ることが大事。雨が酷く降ったこともありかぼちゃにはうどん粉病が出ました。早速、耐性菌が出現していないダコニールに展着剤を混ぜて散布しておきました。かぼちゃやキュウリなどはうどん粉病の菌と共生しているのかと思うほど最悪の仲良しです。


6月8日(木) スナップエンドのネットはトマトに設置 きゅうりにとうもろこし

さすがにスナップエンドウは終わりとなりました。固い莢は豆を出してグリンピースとして使います。スナップエンドウで使っていたネットをトマトの畝に移動して設置。これでカラスの被害はほぼ防げるかと思います。ネットの取り外しが簡単にできるようにマルチシートピンを逆さに付けて引っ掛ける形にしました。きゅうりは脇芽を摘んで1本立ちにして、葉を密植させず病気が出にくい育て方をしています。とうもろこしは鶏糞の追肥が効いていて葉がかなり大きくなりました。こちらもカラス除けのネットが必要になります。


6月10日(土) 葡萄の再度の房作り きれいなインゲン ニンニクの収穫 小松菜種まき

葡萄の実が付いてきたので再度房作りをしました。受粉が上手くいかず実付きが悪すぎるものは房ごと切り落としました。房数は半分になりましたが実付きの悪い房を育てるのは賢明ではありません。毎年、黒とう病が出るので早めに消毒をした方がよいのですが、今年も少し遅れたようで葉には病変がありました。実に病変があるものは切り落とし薬を掛けました。明日以降に袋掛けを予定しています。葡萄栽培は難しいです。インゲンは防虫ネットを掛けているためきれいな莢です。ニンニクを掘り上げました。あまり構わずほったらかしだったので小振りですが使えそうです。玉ねぎの畝の後に小松菜の種をまきました。カルシウムが豊富な野菜です。


6月12日(月) 秋ニレの剪定と虫えい きゅうりの下葉取り 枝豆の苗作り

家の角に植えてある秋ニレの背が高くなり、剪定が難しくなってきました。葉や枝が繁り、このままでは病害虫が発生したり鳩が巣を作ったりする可能性があるので意を決して先端部分の芯切りをしました。梯子を掛け鋸で切る作業で、しかも秋ニレは木が固くて本当に切るのが大変でしたが何とか汗だくで切り落としました。葉にはピンクの塊りができているものがあり花のような彩ですがこれは「虫えい」です。正体は「アキニレヨスジワタムシ」だと思えます。なおサツキにできたのは菌による「菌えい」(もち病)です。きゅうりにもうどん粉病が下葉から広がりつつあるので、下葉落としをしました。トマトと同じく下葉形成のためにカルシウムなどの栄養が消費されるのを防ぐという利点もあります。枝豆は発芽して本葉が出てきたので天気を見ながら植え付けをしたいと思います。


6月14日(水) 柿の木に毛虫の巣 きゅうりはまあまあ じゃがいもの乾燥 トマト

毎年のことでうんざりですが、またまた今年も柿の木に毛虫の巣ができていました。気付くのが遅かったのか巣はからっぽに見えます。あちこちに分散しているかもしれないので、今後は木全体の殺虫剤散布が必要になるかもしれません。枝ごと切り取ってゴミ袋に入れました。(`A´) きゅうりはほぼ順調ですが下葉にべと病の黄斑が出ているものがあります。下葉取りをしながら様子見ですが、このべと病とかうどん粉病とかを撲滅する何かよい方法を誰か考えて欲しいものです。植え付け時に余ったじゃがいもを別の場所に植えておいたものを掘ってみました。この畝ではそうか病の対策が不十分だったのでやはりそうか病の病変が見られます。梅雨時のいもほりということでいもはドロドロだったので、水を掛けてタオルで拭き取って広げ、扇風機の風を当てて乾かし中です。かなり乾いてよい感じです。トマトの「アイコ」が色付いてきました。今年はネットを張ってあるのでカラスや謎の動物の被害は今のところ防げています。


6月20日(火) 徒長した枝豆の苗の植え付け 小松菜のネット掛け

6月1日にポットまきした枝豆(湯あがり娘)の苗が大きくなったのでじゃがいもの畝の後に植え付けました。本当はもっと早く植え付けたかったのですが、天候の影響もあって延び延びとなり、苗も徒長してしまいました。何とかギリギリセーフかなというところですが少し心配です。これからは虫の害が酷くなるので完全に防虫ネット掛けです。6月10日に種をまいた小松菜は本葉が出始めてきたので、肥料を与えこちらも防虫ネット掛けをしました。ネットを掛けておいても最初から土の中に潜んでいる虫がいるので毎日の見回りは必要です。日差しが余りにもきつい時には遮光ネットを掛けたいと思います。小松菜はカルシウムが豊富、疲労回復や免疫力を高めるカロテンやビタミンCも多く、空いた畝にまいておくのが得策です。


6月21日(水) 柿の木の下のネギをじゃがいもの畝に移植 とうもろこしのアワノメイガ

柿の木の下には1本ネギのホワイトスターを植えてありますが、やはり日照不足や風通しの悪さのため黒いカビのようなものが茎や葉にくっ付き始めました。このままではいけないと思い、じゃがいもを植えてあった畝に植え替えました。葉も傷んでいたのでかなりカットしてから植えました。ダメもとでやっているので効果が出たら御の字です。とうもろこしは雄穂がよく伸び、雌穂のヒゲも雄穂を追いかけるように出てきていますが、またまたアワノメイガがやってきて茎に侵入を始めています。とにかく受粉したような株は雄穂の下15センチぐらいで切り落として、茎の中を移動して実に侵入するのを防いでいます。これは本当に毎日チェックしないといけません。


6月24日(土) アオダイショウの幼蛇との遭遇 アワノメイガが酷い

駐車場と畑を分けるコンクリートの仕切りの脇で蛇を発見。いやぁ〜びっくりしました。マムシならどうしようかと恐れましたが、体の模様や頭、胴の形からマムシではないと予想。とりあえず携帯で写真を撮りました。また会うのは嫌なので殺虫剤をまいておこうと取りに行くと、戻ってきたときにはもういませんでした。マムシではないにしてもどんな蛇かと調べてみると、どうやらアオダイショウの幼蛇のように思えます。アオダイショウの幼蛇はマムシっぽい柄のようです。判断の決め手は目の瞳の形で、マムシは鋭い猫のような目ですが、アオダイショウはクリクリの丸い瞳です。また出会うかもしれませんが少し安心しました。とうもろこしのメイガの被害が酷いですが、穂を割ってみたら中にいました。黒っぽいですがこれもメイガの仲間でしょう。今年はメイガの被害が多そうです。


6月26日(月) かぼちゃの受粉 2作目の枝豆の間引きと土寄せ ネギの畝直し

かぼちゃは一時、うどん粉病が蔓延しましたが今は落ち着いています。たくさん花が咲き、実が大きくなってきているものもあります。実の下にはプラスチックの板を置き、土の中の虫に食害されないようにしています。さらに実の上にはネットを掛けてカラスに突かれないようにもしています。こうしておかないと餌食になります。2作目の遅まきの枝豆(じゃがいもの後作)は2株に間引き、土寄せをしておきました。これで徒長した幹も安定しそうです。1本ネギを21日に新しい畝に植えましたが、かぼちゃの蔓を除けながらだったので畝が曲がってしまっていました。曲がっていても成長には何ら関係ないですが、何となく気分が悪くて落ち着かないので真っ直ぐに植え直しました。これですっきり、納得できました。


6月27日(火) イラガの季節がやってきました 枝豆初収穫 小松菜の種まき

バラの花は一通り咲いて終わりが近くなってきました。花がらは切り落とし切り戻し剪定もしましたが、葉が透けているのを見付けました。葉裏にはイラガの幼虫がびっしり!触らなくてよかったです。これはやばいかもと柿の木を見に行くと、柿の木にもイラガがわいていました。バラよりずっと数多く密集していました。イラガはこの段階で退治しないと、すぐに木全体に散らばってしまい、木全体の消毒となってしまいます。この季節はとにかく幼虫の密集を見付けるのが大事です。枝豆の初収穫をしました。実はまだ詰まっていませんが初物を食べたくて収穫しました。代わりにインゲン豆は株ごと抜いて終了です。インゲンはたくさん採れたのでご苦労様でしたと言いたいです。玉ねぎの後作の小松菜は収穫が進んでいるので、さらに継続ということで、追加で小松菜の種をまきました。日差しはきつくなるし、虫も多くなるので育てにくいですが、早く育つ貴重な葉物です。


6月28日(水) 夕方から雷 雨が落ちる前にトマトの幹に雨除け

3時半頃から雷が鳴り始め、そして雨がぽつぽつ落ちてきました。きゅうり、ナス、ピーマン、トマト、枝豆を手早く収穫した後、トマトの雨除けをしました。今晩はひどく雨が降るようで、雨でトマトが割れてしまうのを少しでも防ぐためです。トマトの根はマルチシートの端まで伸びているはずですから、雨が幹を伝って根に流れ落ちるのを塞いでも効果はあまりないかと思えますが、何もしないよりはよいだろうと言う程度の作戦です。雨降りは他の作物には肥料が効く恵みの雨。しかしトマトには困った雨です。


7月3日(月) やっと畑が乾いてきた 畑では害虫がのさばっていた

大雨が落ち着き、やっと畑が乾いてきたので畑に出てみると害虫が繁殖していました。里芋には例年通り「セスジスズメ」がのさばっていました。とうもろこしは今年はアワノメイガの実への侵入を防ぐことができなかったので、よい出来は諦めていますが、試しに採ってみると実の先に巣を作っていました。まだ酷くはないので被害の部分を切り取れば食べられる状態でした。小松菜は防虫ネットを掛けていますが葉は食い荒らされていました。もともと土の中に虫が隠れているので防御が難しいです。ナスは葉がしおれているものがあるので病気が進行中です。怪しい葉はもぎ取り薬をまいておきました。梅雨は日差しが弱く、湿度が高いので害虫や細菌、ウイルス類にとっては繁殖の絶好機で困りものです。


7月5日(水) なぜか大風が吹いて面倒なことに 枝豆に花

午後3時頃から雨が降りだしましたが、それまでは凄い強風が吹き、強風対策のための作業に追われました。小鳥の餌台に昨年収穫した「ロシア」のひまわりの種を置いたことがありましたが、スズメは食べずに口ばしで弾き飛ばしていました。その一つが芽を出したのか、1本だけすくすくと伸びて2m半ほどになっていて花が咲くのを楽しみにしていましたが、強風でポッキリ折れてしまいました。大変がっかりです。余計な風です。きゅうりもトマトも畝の端には杭を打ってあるので簡単には風で倒れないようになっていますが、念のためにロープを掛けて補強しました。雨でトマトが割れる被害を少なくするために明日に採る分も今日採ってしまいました。枝豆の芯切りをしようと見てみたらもう花が咲いていました。もう手遅れですが元気一杯なようなのでこのまま育てます。それにしても不順な天候です。


7月12日(水) 茗荷はまだ ナスタチウム どんぐりの木 イラガが見付からない

雷がゴロゴロ鳴り、急に強い雨。幸い被害が出るほどではありませんが、こんな天気が続くと気が滅入ります。九州や中国地方は豪雨災害があちこちで起きていますが国はだんまりですね。国土強靭化に取り組んでほしいものです。茗荷のことを思い出し見に行くと、収穫はもう少し先のようでした。結構忘れてしまい花を咲かせてしまうことが多いので今回は気を張りたいと思います。孫が種を貰ってきたので一緒に種まきをして育てているナスタチウム(金蓮花)。蕾が見えたので安心です。昔、ハーブや食べられる植物(エディブルフラワー)に興味があって結構育てていましたが今は興味が薄くなってしまいました。孫が拾ってきたどんぐり。虫が湧くので玄関先に捨てましたが、今は大きくなってきています。もう掘り上げないと大木になってしまいます。玄関先を覆うノムラモミジの下にはイラガの糞が落ちていますが、主犯のイラガの姿は確認できず。もう少し泳がせてから撃退です。


7月15日(土) 大雨で畝が崩れています 早くも枝豆に莢が かぼちゃ イラガの捕獲

酷い大雨で畑の土はかなり流され、土砂の流失を防ぐための貯水場や上面の水を逃がすパイプも砂と泥で埋まりました。結果、堰を超えて道路に流れ出してしまったのでスコップで泥をすくう作業をしました。畝も削られ、特に里芋の畝では根が露出していました。施肥をして土寄せをしておきました。遅まきの枝豆には早くも莢ができていてしかも結構な大きさになっていました。暑いので育ちがかなり早いように思えます。かぼちゃの「えびす」の初収穫です。下敷きをしていたので底からの虫食いはありません。虫さん残念でしたね。姿を見付けられず泳がしていたイラガを2匹見付けました。まだいるように思えます。注意深い目視が肝要です。


7月19日(水) 茗荷の収穫 とうもろこしは撤去 きゅうりは元気 ゴーヤ初収穫

12日に確認しておいた茗荷を今日収穫しました。どれも小さいですが小さくても花は咲いてしまうので収穫です。薬味として重宝します。とうもろこしは残っているものを収穫し、茎や根も撤去しました。人工受粉させていますが実入りは不十分でした。雨の日が多かったのも原因としてあるかもと思います。きゅうりは曲がったものができてきたので肥料を与えておいたら復活して元気です。ゴーヤがやっと大きくなりました。ゴーヤの最盛期はこれからです。


7月22日(土) スベリヒユは美味しいらしいが? 里芋の葉にセミの抜け殻 

もう暑すぎ。汗だく予想で畑に出て草取り。この暑さでも雑草は酷く元気で困りものです。防虫ネットを張って虫除けをしている枝豆の脇にはスベリヒユがいくつも大きく育っていました。なんでもこのスベリヒユを山形や沖縄では食べるようで、茹でるとオクラやモロヘイヤのように粘りが出るとのこと。どうしようか悩みましたが今回は処分としました。まだ挑戦するだけの心の盛り上がりはありませんでした。里芋の葉の裏にセミの抜け殻を発見。ということは畑にセミの幼虫が潜んでいたということですね。セミが潜むくらいに畑の自然が豊富なのが嬉しかったです。ちなみに昔は庭のニレの木辺りにはたくさんのセミが羽化していました。
九隆庵のセミの羽化観察 2004年7月27日


7月25日(火) きゅうりの仕立て直しはかなり大変

暑い。日中は畑に出ず屋内で作陶の準備などをしました。やっと夕方になり日差しが弱まったので、今日はきゅうりの仕立て直しをしました。きゅうりは2m以上の高さに伸び、そこからさらに棚の横棒に沿って横に2mほども蔓が伸びて大変な絡みようになったので、思い切って絡んでいる蔓を解いて仕立て直しました。といっても蔓は勝手にネットの目を出たり入ったりしていて、さらに枝分かれした枝もあるので、この作業には1時間は掛かりました。下葉はほぼないのでその部分の茎は3重ほどに輪状に巻いて支柱に結わえました。これで背丈は1m30cm程度にまで下げることができました。風通し、日照もよくなったのでまだまだ頑張って実を付けるかと思います。


7月27日(木) 枝豆の莢が太らないのは水不足が原因 オクラの収穫

今日も暑い、暑すぎます。作物は日中はぐったりです。枝豆は莢を付けてから猛暑になったので、莢の実入りが遅いです。昨日の夕方、防虫ネットをめくって化成肥料を少し与え、その後はたっぷりどっさり水を与えておきました。毎日水やりはしてきましたが、水が浸みるのは土の表面だけで水不足になっていたと思えます。元気はあるので何とかもうひと頑張りしてほしいです。近所からオクラの苗を2ポット頂いたので植え付けておきましたが、やっと収穫できる大きさの実になってきました。収穫後は実の下にある葉は全部外します。九条ネギも暑さで細めになっているので肥料を与え土寄せし、水を与えておきました。ナス、ピーマン、きゅうり、里芋にもたっぷりの水やりの毎日ですが、トマトは未だに水を与えたことがなく、それでも元気でしかも甘さが増しています。トマト、さつまいも、かぼちゃは強いですね。


7月30日(日) 暑すぎてハサミも触れない 芝桜ピンチ 里芋の脇芽取り 枝豆はまだ

今日も暑い。37℃を超えています。畑に出るのは朝9時ごろまでと夕方の5時ごろから。日中は危険です。お昼に剪定ばさみを持とうとしたら熱くて持てませんでした。うん?これって剪定ばさみの消毒になっているのかもと前向きにとらえることにしました。芝桜は所々枯れています。水をまいてはいるのですがここのところ雨が全く降らないので植物はかなり参ってきているようです。里芋は水を欲しがる作物なので水をたくさん与えています。脇芽が出てきているので脇芽取りをしました。脇芽取りをしないと細長い芋になってしまいます。枝豆を1株切り取り莢の出来具合を確かめました。結構膨らんできてはいますがまだダメです。小粒の豆ですがすぐに茹でておきました。酒がすすみます。


8月2日(水) ヘビも暑い 小松菜のネットはカエルだらけ 枝豆の莢は膨らんだ

暑いのも困りものですがもっと困るのはずっと雨が降っていないこと。7月15日からずっと晴れ。19日間雨なしです。これって記録に残るような日照りではないかな?しかも予報が出ている8月15日までもずっと晴れになっています。夕立があればよいけど、逆に雹が降ったりするとこれまた困ります。水撒きをしてもしても干上がっていきます。シマヘビが柿の木に縦に貼り付いていました。ヘビは変温動物なので暑すぎても困るのではと思えます。小松菜は虫の食害防止のために防虫ネットを張っていますがネットの中には超小さいカエルが10匹以上はいます。ネットを張っていても食害はあり、その虫を食べて生きているのかもしれません。枝豆はやっと莢が膨らんできたので5株ほど収穫しました。すぐに莢を外し実がしっかりなものとそうでないものを分け、それぞれ軽く茹でて冷凍保存しました。枝豆の収穫適期は短いので、多分、この作業は数日続きます。


8月7日(月) 日照りできゅうりは曲がり 里芋の葉は枯れ さつまいもは成長が悪い

昨日は九頭竜川で開催されたドラゴンリバーボートレースの応援に行きましたが、日中は37℃ありました。かなり暑さに慣れたつもりでしたが、やはり疲れたのか今日は微熱がありました。畑は日照りです。朝にパラパラと来たので「やったー」と喜びましたが本当にパラパラで土の色も変わらないほどでした。雨雲接近の天気情報がスマホに来ても、実際は雨は降らず。7月15日ごろからの雨なしですから、もう20日以上雨なしということになります。夕方にはまたたっぷり水やりをしましたが作物はもうギブアップ状態です。きゅうりは曲がったものばかり。里芋の葉は焼けて穴が開いています。さつまいもは成長が遅く葉は小さく蔓の伸びも悪いです。九条ネギはそこそこ頑張ってくれていますが、ニュースでは白化してしまった畑の様子が映されていました。これほどの日照りと高温はこれまで例がないように思えます。生産者農家の方は相当困っているかと思います。


8月11日(金) 日照りできゅうりは終了 雑草の根は深い 秋まきの種を購入

相変わらず猛暑、猛暑の毎日です。しかも7月15日頃からずっと雨なし。もう1か月近くになります。街路樹も枝先が枯れかかっているものがあります。ゲリラ豪雨のニュースが再々流れますが、当地は全く雨なしです。さすがに水やりも追い付かず、ついにきゅうりは終了となりました。もう少しいけるかと思いましたが雨なしでは苦しかったようです。反対に側溝とアスファルトの間の僅かな溝には雑草が生き生きとたくさん育っていました。根が奥深くまで伸びているので草取りが大変でした。枝豆は収穫が終了したのでネットを外し泥を落として丸めておきました。これは大根のネットに使います。秋まきの種を購入。お店ではいつもは「秋まき野菜の種が入荷」と大々的に看板を出しているのですが、何もなかったので種はまだ売っていないのかなと心配でしたがしっかり揃っていました。人気の種は売り切れもあるので早めに購入が賢明です。種まきに備えて耕しをしたいのですが畝が乾燥でカチカチなのでできません。一雨が欲しいですがどうやら台風襲来で豪雨、洪水の恐れもあって何もよいことがありません。


8月15日(火) 台風7号が近畿地方を縦断中 しかしまだ雨は降らず

8月13日の夜にお湿り程度の雨が落ちてきましたが、それ以降また雨なしです。台風7号は最初は福井直撃コースをとっていましたが西に進路を変え近畿地方を縦断中です。近畿、山陰などでは線状降水帯が発生して災害が発生しているようです。当地は台風の直撃を免れたのは幸いですが、今度は雨が降らない状態に。ここ1か月まともに雨が降っていないことになります。さすがに今日は雨が降るようで、雨雲レーダーでは午後2時ごろには雨雲がかかっているので期待したいです。昔は毎日、普通に夕立が降っていたものですが、最近はやはり気候がおかしくなっているように思えます。雨で実が割れるためトマトはごっそり収穫しました。昨日はセミが鳴いていましたが鳴き方が途切れ途切れの息絶え絶え状態でした。


8月16日(水) 雨は降った 大根の畝作り 葡萄の苗なのか?

昨日は夕方から待ちに待った雨となりました。しかし風が強くなって不安感の方が増しました。しかし雨は思ったほど降らず、風も吹かずで終わりました。結局適度に降ったというレベルでした。一応、土は湿ったので今日は夕方から耕しをしました。大根が一番最初の種まきとなるので、大根の畝作りをしました。雑草を取り均してから、たい肥(牛糞)、肥料(鶏糞、苦土石灰、そさい3号)をまき、天地返しをしました。今日はここまで。これだけでも汗だくでした。葡萄の木の下に生えてた葡萄風の植物を鉢に植え替えておきましたが、少し大きくなってきました。葡萄の葉に似ているので育てていますが違っていたら残念ですね。自然界では結構、似せた植物がどこから来たのかうまく混じって生き残ろうとしますからね。微妙な感じです。


8月18日(金) ネギの植え替えが完了 1本ネギが少ないのが残念

今、九条ネギが植えてある畝はネギにとっては夏の間の仮の住まいで、9月には白菜とキャベツの畝になります。時期が迫っているので移動しないといけません。そこでまずはきゅうりの畝を作り直してネギの畝としました。根元には藁も入れて酸素を取りやすくしたので成長が期待できます。ただし細ネギの九条ネギばかり。今後、鍋などで活躍する1本ネギのホワイトスターが欲しいのですが数は少ないです。この畝とは別に、余ったネギの種を柿の木の下小さな畝にまいて養生してきたものが大きくなったので、柿の木の下ではありますがややまともな畝に移植しました。1本ネギは少ないですがこれで冬場のネギは何とかもちそうです。ネギはあると助かります。


8月25日(金) エノキグサとイヌホオズキ バラの剪定 大根の畝作り

局地的に雨が降る状況で、当地にも雨が少しだけ降ったことがありますが、畑は今なおカラカラ状態です。こんな状態でも雑草は旺盛に育っていて、バラの樹の下をエノキグサとイヌホオズキが占領していました。エノキグサはトウダイグサの仲間。そしてトウダイグサと言えば毒のあるあの初雪草と同じなので、エノキグサの除草の際は鎌で根こそぎ取る形にして、切り口に触れないようにしました。イヌホオズキはナス科で実にはジャガイモの芽の毒のソラニンがあるので間違っても口にしてはいけません。子どもが口にしないように実ができる前に完全撤去です。迷惑なものほどはびこりやすいので困りものです。バラの花も暑さでほぼ終了したので強剪定しました。少し力を蓄えさせて秋にまた花を付けさせます。大根の畝がようやくできました。後は種をまくだけですが、この日照りと暑さでは当分はまけない状況で、虫も寄ってきそうです。まき時期が少し遅れますが最終的な収穫には影響がないと思うので焦りは禁物です。


8月29日(火) 雨が欲しい もうダメ 枯れかけている

相変わらず雨は降らず37℃の熱風が吹き荒れています。水をやってもやっても追い付かない状態で作物はかなり参ってきています。You-Tubeでも日照りで作物が壊滅状態という映像も多くなってきました。ゴーヤは形になってきていますが触るとスポンジのようでふにゃふにゃです。ナスは多めに水を与えていますがそれでも変形しています。トマトは基本的に水をやりませんが枯れてきたので水やりしました。どの畝も水をやってもすぐに乾いてしまうので水が溜まって水溜まり状態になるまで与えますが、それでも追い付かない状態になってきています。生産者農家の方にとっては大災難だと思います。


9月1日(金) ブルーベリー最終収穫 葡萄の収穫

まだ雨は降っていません。今年のブルーベリーは実がとても小さかったのですが、ついに最終収穫となりました。かなり採れたので選別してジャムにする予定です。葡萄も収穫しました。今年もコガネムシの被害が酷かったです。さらに黒糖病で半分ぐらい房数が減ったのですが逆に出来はまあまあでした。ついでに剪定もして枝葉をすっきりさせ春を迎える準備もできました。ナス、ピーマン、ネギの追肥もしておきました。雨が降りそうにもないのでまだ大根の種まきはできません。同様にキャベツや白菜の苗植えもできません。酷い夏です。