あい工房金沢

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2008年(H20) たづ日記


    
たづ日記の訪問有難うございます。
2005年6月にスタートしたたづ日記も4年目を迎えました。
日記だから良いんじゃないの?そんな皆さんの声に甘えて、個人的なこと、身内の事なども多く書き込んでいます。
私が体験した認知症の義母の事や、車椅子生活を送っている90歳の母の想いなどを紹介しています。
この日記を読んで頂いた皆さんの中で、介護に直面された時に思い出していただければ・・・そんな思いもあって綴っております。
お一人お一人の考えや、歩んで来られた環境も違いますので生意気な言い方だと思われたらご免なさいね。
 「両親の介護がもう目の前まで来ている私には、いろんな事を知識として持っていたいので、続けてね」の友人の言葉に甘えて、これからも続けたいと思います。
             ご意見など、何でも結構です。 こちらまでお寄せくださいね。

たづ日記 トップへ  ねずみ   2009年  

第8回 あい工房文化祭 A 第8回 あい工房文化祭 @ うれしかった言葉 お盆の前に・・・ふしぎなご縁
親孝行できる間に・・ 千古の家で ホーホケキョ・・・幸せな春 母と食事して
世界に一つだけの花 お花の力ってすごい 押し花のセミナーに参加して いとこ会・・・大成功
いとこ会発足 もう一つの思い出は・・・赤福 御・身・大・切に 還暦祝いで岡本三六会
還暦とは? 平成20年はどんな年? 今年の正月

第8回 
あい工房文化祭 A


絵手紙体験
 絵手紙体験では、しの笛でお馴染みの宮永晴美さんにお願いしました。彼女は笛に書道、絵手紙に太鼓など多芸多才ぶりを発揮しています。絵手紙では東京まで通って講師の資格をとるなど何事においても熱心な彼女です。
おなじみの先生なので、和やかに楽しく無心に筆を運び、はがきから大きくはみ出しながら特長をとらえて描いていました。出来上がった作品をみんなに披露しながら照れる姿は年齢をこえて、とっても可愛いです
                
とても70代半ばに見えませんよね
第8回 
あい工房文化祭 @


手作りバイキング
 
 文化祭の打ち合わせで、今年はクリスマスの時期にしてバイキングにしようとの話になり、12月21日に開催されました。
11時半からバイキング料理とゲームでクリスマスパーティー。1時半からは絵手紙の体験。3時から各教室の発表と盛りだくさんのメニューでした。
料理なら任せてと朝から、しの笛仲間が全面的に協力して下さって楽しいパーティーになりました。
「これって美味しいー。どうやってつくるのー」我が家の味にチョッと一工夫して目新しいメニューにしようと会話が弾みます。
同じものを食べながらの会話はより親密度が増して良いですね。

・・敬老の日を前に・・

うれしかった言葉




 昨年秋に亡くなった母の介護をしていた時、母の姪にあたる叔母様が言って下さった言葉がとてもありがたく、今でも忘れません。
「出掛ける時や手が足りなくて大変なとき、一日や二日ならいくらでも看るから連れておいで」・・・今から十数年前には今ほど介護施設などでショートステーでお願いすることが身近でなかった頃の事。
お願いすることは無かったけれどもこの言葉が、何かあった時は頼めるところが有ると思うと心強く、心のよりどころとして頑張ってこられたと思います。元気なころ、母の作った野菜を「叔母ちゃん、ありがとう、美味しいわ」と言ってお嫁さんと一緒に取りに来られた円満な家庭があったからこそ言えたのだと思いますが、この言葉って言える様でなかなか言えませんよね。
たった一人のお姉さんが都会にいて、介護や施設での遠足、夏祭りにクリスマス会等の行事には一人してやりくりしていた時だったので本当にうれしかったです。
デイサービスから帰ってからの数時間、お隣さんで見てもらった事もありました。介護をしている時は気負わず無理をせず、助けてもらいながら・・・と思うと、少し心が軽くなりますね。
今もあの時の言葉を忘れませんし、感謝しています。ご恩返しをしなければ・・・

お盆の前に・・・
ふしぎなご縁を感じます

 8月9日、黒谷観音さまでの十日盆星の下コンサートに、しの笛の会で笛を吹かせて頂きました。
昨年秋、私たちの大切な仲間が突然旅立たれ、新盆にあたるこの時期に観音堂の前で演奏するという、このお話が舞い込んで来た事にとてもふしぎなご縁を感じ、その日、恐神さんの大好きだった曲「笛吹童子」をご供養の思いで吹かせて頂きました。今も、私たちを見守っていて下さると誰もが思っていますし、本当に誠実で温かい思いやりのある方でした。
演奏している時も、頑張って・・・と応援していて下さった様に感じました。
人生の中で、この様な出逢いがあり、笛を通して良い時間を共有出来た事をありがたく、幸せだと思います。

親孝行できる間に・・・


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 ある日曜日の午後、母と一緒に買い物に出かけた時の事。
車椅子に乗りながら話す母の声が聞き取れなくて、顔を近づけて聞きながら好物を選んでいると、すれ違ったご婦人が私たちの姿をみて涙を浮かべて母に何やら声をかけられていました。
遠くにいらっしゃるお母さんを想ってでしょうか?それとも、もういらっしゃらないのでょうか?・・・私たちの姿を見てお母様の事を思い出されたのでしょう。
一緒に買い物に出掛け、お昼ご飯を食べながら娘と話すことを楽しみに待っていてくれる母。元気な母に感謝しなければとあらためて思いました。

千古の家で  6月も終わりの日曜日。朝からドシャ降りの雨だったが午後には小降りになり、約束の千古の家に出かけ、しとしとと降る雨音を聞きながら囲炉裏ばたでゆっくりした時間を過ごしました。
家のために、一年中囲炉裏の火は燃やしているそうです。
夕食にお願いしておいたお蕎麦などをいただいた後、燃えるやわらかな炎を見ながら足を伸ばし、身も心もくつろぎ語りあいました。
ゆったりとした口調の坪川さんの口から「腹を立てるのって疲れるからイヤ。すごくエネルギーのいることだよ。だから、私はけんかはしないし腹も立てないの」うーん納得。だから、彼女はのんびりとして穏やかで温かーい雰囲気をかもし出しているのだなーと感心し、私たちも温かーい気分になり山道を降りました。

ホーホケキョ

幸せな春


 桜も散りつつじの蕾もほころびはじめた4月27日の朝、今年初めてうぐいすの鳴き声を耳にしました。例年に比べ、ずいぶん遅いなーと感じながらも、ホーホケキョの鳴き声にホッとし、こんなに遅いのって、気づく余裕が無かったのかしらと思い、主人に「うぐいすの鳴き声って今までに聞いた?」「いやー」・・・遅かったけれど、でも、これで私に春がやって来たと実感できました。わらびうどたけのこと春の味も皆さんから頂いて美味しくいただきました。有り難いですね。うどのてんぷらも最高。

母と食事して


 4月も終わりの週末、母と買い物に出かけ食事をした時のはなし。90歳になる母はハイカラさんでピザやドリア、スパゲティが大好き。お肉も大好き。
今回はヒレカツを食べましたが、柔らかくてとても美味しいと満足した様子でした。食事をしながら、前に食べたスパゲティの話になりました。数日前に姉達と出かけた時のスパゲティは食べにくかったと聞いていたので、茹で方が母には硬かったのかなーと思っていましたが、スルスルと吸い込む力が無くなってきたので、口の中に入れるだけしか食べられなくて時間がかかるのと、廻りの人におかしな食べ方と思われないかと気になって美味しく感じられなかったとの事でした。
「もう吸い込む力がなくなったので麺類はアカンは・・・」90歳の年齢を考えれば仕方の無い事かもしれませんが、寂しい母の言葉でした。
西山公園で桜を見ながら食べた時のうどんもきっと食べにくかったのでしょうね。


世界に一つだけの花




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  ♪♪♪ NO.1にならなくてもいい  もともと特別なOnly one ♪♪♪

      花屋の店に並んだ いろんな花を見てきた
      人それぞれ好みはあるけれど どれもみんなきれいだね
      この中で誰が一番だなんて 争う事もしないで
      バケツの中 誇らしげに しゃんと胸を張っている

         それなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?
         一人一人違うのにその中で一番になりたがる

            そうさ僕らは 世界に一つだけの花
            一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに
            一生懸命になればいい・・・・・・・
                            (槇原敬之/ストリングス・アレンジ)
お花の力って・すごい



 女性の会「燦燦」も年度末の3月の例会での事。
「毎月参加出来るのも、家族の理解があっての事。今日は大切な家族に心を込めて作ったお花にメッセージをそえて贈りましょう」という事で今月はフラワーアレジメントで花かごを作りました。これも又、押し花同様、同じ花材を使ってもそれぞれ個性的で可愛い花かごが出来上がりました。
年間の行事を振り返ったり、役員改選など少々堅苦しい時間が終わり、花かご作りになりましたが、お花と向き合うと、まるで童心に返ったように無邪気な表情になり、和やかな空気と花の香りが漂いました。お花の力ってすごいなー。
花はただ無心に咲いているだけ。だから私達の心の中で思い思いの花を咲かせる事が出来るのでしょうね。
今年米寿の笹島さん
押し花のセミナーに参加


 会場の鯖江まで「孫に乗せて来てもらいました」と元気な声が会場に響きます。今回、九州から来られたセミナー講師の筒井先生も笹島さんのことは覚えていらっしゃって、「前向きな姿勢には、本当に頭が下がります。いつまでもお元気で押し花を楽しんで下さいね」と声をかけられ、出来上がった「まり」の作品と一緒に記念撮影をされていました。
年に何回か開催されるインストラクターのセミナーにも、お元気で参加されています。
私が米寿を迎える年に、この様に積極的に新しい事を吸収しようと前向きに取り組む元気があるだろうか?見習いたいですね。
このセミナーでは、鞠の作り方を教えていただきました。型紙は同じでも鞠に使う花も違えば、デザインも違って、約40名の受講者の作品はそれぞれが全く違った額が出来上がりました。
作品を並べて観ながら、押し花って楽しいなーとつくずく思います。
セミナー、総会、懇親会と朝から夜まで押し花で明け暮れた一日でしたが、元気で参加出来るのって、ありがたいですね。私も笹島さんに元気を貰いました

いとこ会・・・大成功





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 3月22日、私達いとこのお母さんで、96歳のお元気な叔母様と、もう一組の叔母様夫婦の3人をご招待して、全部で24名の参加で盛大に開催されました。
その日は、朝から都合のつく人はゴルフ班と蕎麦うち体験班に参加した後、芦原温泉では昔話に花が咲き、飲んで食べておしゃべりして・・・楽しい一夜でした。
オカリナを演奏する奥さんの姿を写す従兄をひやかしたり、民謡を踊る75歳の姉の為に舞台の袖でカセットのスイッチを押す弟さんの姿・・・ほほえましい光景でした。
この日を前に、主人が「金澤家のいとこの系図があると、一緒に来られるご主人や奥さんにも分かりやすくていいんじゃないか?」との提案で作った系図が大好評でした。
当日、都合の悪い人もいれば、亡くなったいとこもいる中で、「これだけ多くの人が金澤家のいとこ会に参加してくれた事が何よりうれしい」と主人は感無量の喜びでした。
我々の年になると、いとこの数が減る事はあっても増える事はないんだから、元気な間に来年もやりましょう・・・しゃんしゃんしゃんの合いの手で決
定。

いとこ会発足
 3年程前に予定していたいとこ会でしたが、そのときは話だけで終わってしまい、昨年秋に母が亡くなったのをきっかけに再び話が出て、幹事さんの段取りも良く数回の打ち合わせを経て金澤家の従兄弟会が3月22日に決定しました。
いとこの中で一番年上のおばさんが、「河北の叔母様は28歳で未亡人になり、小さな身体で苦労してきた方だけど、なんてすごい人なんでしょう。叔母様が亡くなってこの会が出来、その日をみんながこんなに楽しみに待っているんですからねー」っておっしゃいましたが、本当にそうですね。
それもお彼岸に開催されることになるとは・・・

もう一つの思い出は・・
赤福




赤福鳥羽支店で
開店を待つ様子
 昨年秋、賞味期限などの問題を起こして営業停止になっていた赤福が、営業を再開して間もない事もあり、なかなか買えない大変な赤福ツアーでもありました。
伊勢神宮を出た所にある本店には行列が出来、丁度訪れた3月の8日から、お一人様5個までの制限をしたにもかかわらず、工場から運ばれる赤福はあっという間に売り切れ。次の車の到着時間もはっきりしない為、バスの出発時間もあるので、並んでいた人も諦めてホテルに向かい、そこでも一人2箱までで、限られた分だけの整理券をわたすほどの人気。買えた人もごく一部だけ。
翌日のバスの出発時間を30分早めて、またまた赤福鳥羽店に向かうが、そこも先客があり営業開始9時と言うのに8時半には行列。私達一行の列の途中で品切れになってしまった。人間の心理とは面白いもので、もし赤福の不祥事がなかったとしたら、果たしてこれだけの人が赤福赤福と何個も買ったでしょうか?
今までなら、私も赤福は好きだから、売店などにあれば買うけれど、無ければ「もうないんだわ」とそんなに残念がらなかったように思いますものね。
でも、これもその時の楽しい思い出の一つになりましたけど。同窓会があると、きっと、あのときはーと話もはずむ事でしょうね。

御・身・大・切・


スカートから・・・に?
ハイヒールから・・・に?




top
 伊勢に向かうバスの中では、42の厄年の時の帰りのバスの中で書いたと思われる寄せ書きなどが回され、「えー私、こんな事書いたのー」「書いたことすら忘れてるー」など楽しい声が聞こえてきます。
道中、その時のビデオも映し出され、今は亡き友の懐かしい姿や、体調不良で長旅を控えた人達の話が出ると、「ああーこうして参加できるってなんて幸せな事だろー」とあらためて喜びを感じます。
「このビデオを見て気が付いた事ある?女性の殆んどがスカートにハイヒール姿やったねーと言われて周りを見るとホント女性20人のうち、スカートは一人か二人だけ。その人達もかかとの低い靴でした。誰と相談したわけではないのに、みんな御身大切になっているんですね。
この次にこの様な企画が有るかどうかは分かりませんが、「今度はヨッコラショと昇る二階建てバスは止めとこー」好きな事言ってはしゃいだ二日間でした。



肩組んで校歌を・・・
      まってー僕もー

話に花が咲きます

買えないなら、ここで食べとこー
還暦祝いで伊勢神宮参拝旅行

 岡本三六会



 「岡本三六会」の名前は昭和36年度に卒業したということからこの名前が付けられています。一つ上の学年は「岡本三五会」と言う名前になります。旧今立町の岡本小学校の卒業生の行事の一つに、男性の42歳の厄年と還暦の60歳を迎える年に伊勢参拝旅行が行われる慣わしになっていますが、この時、越前和紙も奉納します。
今から19年前の42歳の厄年のときの参加者は約60名。今回は45名が参加しました。二階建てバスは岡本の和紙会館の前を出発し、関東や関西に住む人達と合流するため米原駅に立ち寄り、伊勢神宮へと向かいました。これは前回と同じコースです。
この日を迎える為に、地元に住む人達が昨年の夏から準備をして下さったお陰で、私達は昔し話に花を咲かせ、再会を喜ぶ楽しい1泊2日の旅が出来ました事を感謝します。
二日目、「鳥羽水族館」から「なばなの里」へとまわり、米原駅で別れを惜しんで岡本へと戻り昨年夏から、「行こうの」「行こうさ」と楽しみに待っていた旅行は終了しました。

  還暦とは?


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 干支(十干十二支)が一巡し、起算点妬なった年の干支に再び戻る事で、満60歳になる年の1月1日に還暦を迎える事になります。以後、その年は「今年、還暦を迎えた」と表現します。還暦と満60歳の誕生日とは無関係ですが、還暦祝いは満60歳の誕生日を中心に行われることが多い様です。
日本における還暦の祝いでは、本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈るのが一般的で、かっては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、再び生まれた時に帰ると言う意味でこの習慣があります。(百科事典より)
ちなみに私、ねずみ年生まれで来年はひと回りして1歳になりまーす。

2008

平成20年はどんな年?




 一白水星は男性の星で中年の男性をあらわします。又、水を表し、水は流れる事から世の中が変化するといわれ、特に、政治的変革の年とも言われています。福田首相も子年生まれだとか・・
皆が安心して暮らせる世の中になるように頑張ってほしいですね。
                                    (天風櫂資料より 
一白水星年(平成20年2月4日〜平成21年2月3日)の一年は
 *どなたにとっても北と南は大凶です。東南は大吉です。
 *家の南は特に綺麗にしておきましょう。又、北に窓や勝手口がある家は泥 棒に入られない様に戸締りに気をつけたいですね。
 *今年は契約事(契約書)、約束事(文章)のミスが起きやすい年です。
   書類にはしっかりと目を通してミスの無いようにしましょう。
 *配水管や下水が詰まっているとお金の流れが良くありません。
   綺麗に掃除 をしておきましょう。
 *古い話を持ち出して喧嘩をしかけやすくなるので、気をつけましょう!!
                            
     今年の正月

         
 昨年10月に母が亡くなったので、年始のご挨拶は遠慮させて頂きました。
今まで年賀状欠礼のハガキを頂くと、私のほうも出す事を控えていましたが、「年始の挨拶が出来ないのがさみしいです」と書かれてあったり、いつも通りの文面であったりといろいろですが、寂しい正月を送っているところへ舞い込む年賀状ってうれしいものですね。

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