福原一笛しの笛リサイタル |
私のしの笛の原点でもある一笛先生の演奏会が、12月4日アオッサ8階の県民ホールで開催され、主人と二人で出掛けました。(都合のつく限り、ほとんど主人と一緒に出かけています)
指使いで迷っていた私は、途中から最前列で先生が演奏される指の形を食い入るように見つめていました。
演奏会は大成功でした。演奏は勿論ですが、先生が今まで通ってこられた道、努力、ご苦労など、私が知っているのは、先生のごく一部でしかありませんが、なぜか感無量の思いで拝聴しました。私にとって素晴しい夜でした。
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しの笛との出逢い
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ある時、テレビドラマから聞こえたかげ笛の音色。それがしの笛(横笛)だとも知らなかったが、私の耳に(心に)ずーと忘れられずにいた音色でした。
笛の合宿のチラシが何処からか私の元に入り、その日が私の誕生日だったこともあり、自分の誕生祝いをしょうと申し込んだのが、笛との出合いでした。
今から10数年前、織田町のオタイコヒルズで笛作りと演奏会などの合宿に参加し、初めて笛を手にしました。一笛先生(その当時はまだ前田民江先生でした)との初めての出逢いでもあり、その日をきっかけに夜の9時から先生のご自宅へ通い始めました。
その後、いろんな流れで、他の先生がたにご指導して頂いていますが、やはり一笛先生が私の笛の原点だと思っています。
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第9回
あい工房文化祭を終えて

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11月22日、オープニングは青木さんの踊りでスタート。
今回初めて参加する人もあり、皆さんに自己紹介をしてもらいました。文化祭も会を重ねてきたので顔なじみになってはいても、あらためて一人ひとりが自己紹介し、「私は三国から来ていますが、実は私の実家は隣部落で、足羽第一中学卒業なんですよ」と言われると「へー、アラー」とより親密感が増したようでした。
第1部発表の後、休憩を挟み、水墨画の先生でもあり、ニチイ学館の講師でもある林千恵先生に、介護予防の話と体操を教えて頂きました。寝たきりにならない様に今から体操をして足腰を丈夫にしておきましょう!!同じ曜日の時間に教室に通い、新しいことを習う事はとてもよい事だとの先生のお話にみな納得。体操とお話であっという間の1時間でした。 皆さんの和やかで楽しそうな笑い声に包まれた、あい工房の文化祭ならではの風景でした。
「これが、貴女のやりたかったことなのね。」としの笛の山田さんの言葉にうなずく私。 懇親会まで、この雰囲気は続き、皆さんのお陰で今年も楽しい一日が終了しました。ありがとうございました。
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押し花ボランティアで
施設訪問して

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今年の秋ごろから、厚生病院通所リハビリに押し花で訪問する事になりました。都合のつく押し花のインストラクター仲間が交代で参加しています。
まず最初は花を押す事から始め、皆さんに押して貰ったお花を使って、しおりやハガキ、ネームプレートを作ったり、12月には押し花をあしらったサンタさんの長ぐつを作り約一時間があっという間に過ぎてしまいます。「押し花のある日が楽しみで、その日は休む人が少ないんですよ」と職員の方に言われると私たちもうれしい。
90歳を過ぎた元気な利用者の方がいらっしゃって、丁寧にひと花、ひと花をここがいいかしら?こっちがいいかしら?と本当に楽しそうな様子。好きなことに熱中することが出来るのって、若さのヒケツなんですね。
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村の写真集を観て
(ドキュメント映画)
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今から3年程前、今立芸術館で上映された「村の写真集」をみて、口では言い表せないほど感動しました。ダム建設で沈没するかもしれない村。その美しい風景と村人達を写真集にして残そうと計画した村役場の依頼を受けた寡黙な村の写真屋。
忘れかけていた、大切な人と人とのかかわりが、温かな村人と写真屋、そしてふるさとの郷愁を思い出させてくれた素晴しい映画でした。
私自身が山里で生まれ育ったから、よけいに感動したのでしょうか?
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あい工房で初めての陶芸

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燦々の会で陶芸をする事になり、陶芸の出来る会場と言う事であい工房でする事になった。9月の例会はメンバーの一人が習っている津村隆先生にお願いした。2.5キロの土とろくろを持ってきて頂いて、お鉢あり花器あり皿ありと、それぞれが思い思いの作品を作り、それを先生が持ち帰って仕上げて頂くことにした。
無言で熱中する人あり、楽しく弾む笑い声ありと、童心に帰った2時間でした。12名の美女?のおばさんパワーに先生も圧倒されて「喉が渇きました。お茶飲ませてください」とお疲れ気味でした。
1ケ月後の出来上がりが楽しみです。
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押し花全国大会を見学

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2年毎に開催される全国大会が、今年は浜松で開催されました。1泊2日のバス旅行でした。今までも全国各地で開催されていましたが、前回の大牟田と今回の浜松とで2度目の参加でした。浜松はガーベラの栽培が盛んで、県の花であることも初めて知りました。団体で出品する作品には必ずガーベラの花を使用することが条件だったそうです。
左の作品はガーベラを使用し大賞に選ばれていて、なるほどと感心しながら見入ってしまいました。会場には福井、石川、富山など等、県ごとに作品がまとめてあって、とても見やすくなっていましたが、1枚1枚見て歩くのって、とても疲れ、ところ処に椅子があるとありがたいなーなんて感じる年齢になってしまいました。
福井からも、団体、個人と参加されていて、受賞作品もあり、皆さんの頑張っている姿に刺激されました。2日目はガーベラ摘みをして帰りました。
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天候不順だった夏

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カーテン越しに入る夜風が肌寒く感じる季節になりましたね。天候不順だった夏・・・
三日三晩の安定した日を選んでいたら、我が家の梅干しが干せたのは、お盆も終わった17日でした。天気予報の晴れマークがならび、これで夏の一仕事が終わりました。
今年の夏は涼しく、居間のクーラー稼動も例年に比べて少なかったと思いますが、夜、寝苦しくてクーラーのお世話になったのは3晩だけでした。
この調子だと、どんな秋になるのでしょうか?
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嬉しかった言葉
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お盆も過ぎた頃、伊川さんの従兄弟にあたる方と話をする機会がありました。その時、「お葬式の時に冨美江さんの歌声がカセットから流れていたのは、金澤さんの配慮やなーって感心しました。あれは良かったですわー。いいことしなはったねー」と言って下さった。 それは、私ではなくご家族がされた事でしたが、そのように思って下さった事を、私は「ありがたいなー」と、とても嬉しかったです。歌が大好きであい工房の事をいつも話していて下さったお陰だと、あらためて伊川さんに感謝しました。
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新盆に
お花をお供えしてきました |
今年3月、涙、涙でお見送りした伊川さんの新盆にあたる13日、お供えのお花を持ってお参りに伺いました。
お仏壇には、あい工房の文化祭で歌っている時の写真が飾られていました。カラオケ教室に来られるようになったのは、伊川さんが67歳ころからで、同じ町内であっても離れていると、深いお付き合いは有りませんでしたが、毎週月曜日の夜お会いするようになってからは「じゃが芋あんなるか?たまねぎ、多きいのがぎょうさん出来たで、少し食べて頂戴の」といっては、季節のいろんな野菜を頂いたものでした。楽しそうに歌っている写真を拝見して、一緒に厚生病院へボランティアに出かけた時のことなど、懐かしく思い出されました。
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カラオケ教室の仲間と
バーベキュー
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7月第3月曜日は教室がお休みなので、あい工房の庭でバーベキューをしょうと話がまとまり、「うちに野菜ある」「炭がいっぱいあるで持ってくるわ」お肉以外は持ち寄りで楽しい集いが始まりました。最近は夕立が降りやすく、空模様を気にしながらではあったが、あっという間にぜーんぶお腹に収まりました。後は中に入りカラオケの始まり始まり・・・・満腹のお腹で声が出ないと言いながらも、次々とマイクは大忙し。
今までも、忘、新年会などで何度も食事会はありましたが、外で食べるバーベキューは、又違ったくつろぎ気分で、「10年経つけど外で食べるのって初めて。楽しいねー、又、時々やろーさー」
その日は都合で来られなかった先生が、次の授業の時「楽しかったですかー」に、「楽しかったー。思いでなかったー」と盛り上がりました。
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尺八のイメージが変わりました
藤 原 道 山 コンサート

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7月12日、三国まで藤原道山さんの尺八演奏会に、笛の友人に券を買って貰い主人と一緒に出かけました。今まで尺八というと年配のおじさんが吹くものと思っていましたが、全く違いました。 道山さんは若くて・男前で・愛嬌もあり・プロとしてのキリリとした表情の中にも品のある話し方・おしゃれな服もかっこよく・演奏前からドキドキ。
演奏が始まると言葉では言い表せない心に響くやさしくもあり、若い力強い音色。
一曲、一曲の演奏が終わるごとに惜しみない感動の拍手。イケメンのマリンバ奏者も加わり、活きのいい演奏会でした。
終了後、CDを買った人にはサイン会もあり長蛇の列が続き、いよいよ私たちの番。友人が先で「ワンダフル、ビューティフル、ベりーグット」と言って握手をしたら、道山さん照れて目をパチクリ。友人いわく「だって、皆と同じように言ってもインパクトが無いんだもの。この感動をどう表現しようかと思ったらあの言葉が出てきたのよ」着物姿で気合を入れて来ただけあると感心する私。
その後の私は、既に沢山の人と握手をして疲れた手をギュっと握るのは可愛いそーでやさしく遠慮がちに握手してきました。前の友人とは違って、道山さん、これでいいの?といった表情。母性本能がちらりと出た私でした。
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いとこ会で熊野本宮大社へ
(6月)
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2回目のいとこ会は大阪在住の川中さん達のお世話で、南紀勝浦方面へ行きました。JR西日本なら何処まで行っても一万2千円という6月末までのお得な割引を利用しての旅行でした。心配されたインフルエンザも小康状態で、「マスクは100枚用意したからね」と準備万端の幹事さん。100枚集めるのは大変だったと思いますが、6月も半ばでは、マスク姿はほとんど無し。福井から12名、大阪から3名の15名様ご一行の楽しい旅でした。
朝、サンダーバードの席に着くと早速、日本酒やビールが保冷バックから出てきて、始まり始まり・・・幼い頃、川で水浴びしたり、魚釣りした時の話など等、尽きることない話題。
楽しい笑い声の弾んだ免疫力アップの列車の旅でした。周りの席にいらっしゃった方、元気なおじさん、おばさんでうるさくてゴメンナサイね。
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押し花
ふしぎな花倶楽部 ベル展示会 |
今年も、さわやかな季節の5月、ショッピングシティ・ベルで押し花展が開催されました。
展示会場では、しおりやミニ額などの体験会では多くの方が押し花に触れ、楽しんでいかれました。
土、日にはお子さん連れの体験のほか、奥さんがピンセットを持ち、お花の配置を考えながら額作りをしているそばで、アドバイスをされているご主人の姿もあり、ほのぼのとしたとってもステキな雰囲気が伝わってきました。
これ、本当のお花?変色はしないの?と熱心に聞いて下さって、この日の為に一生懸命作り、出品している私たちもとてもうれしいです。
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押し花の全国セミナー

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毎年、春になると押し花の新しい技術を学ぶ全国セミナーが日本各地の会場で開催されます。福井では2月中旬〜3月初旬にインストラクターを対象に開かれ、新しい技術を学び、それを生徒さんに伝える為、熱心にメモを取ります。一年一年押し花の技術・技法も新しくなり、ついて行く私たちも日々勉強です。
30才〜40才代の方も勿論いらっしゃいますが、50才〜70才代までが多く、80才を越えた方の姿もチラホラ。
押し花は季節を感じ、構図や配色の取り合わせを考えながらの作業がとても脳を刺激して良いといわれています。
押し花に限らず、どんな事でも新しい事に挑戦するのが、若さのヒケツですね。
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春なのに・・・さみしい・・・

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桃の節句を前に悲しい連絡が入りました。昨年春から体調が悪く、カラオケ教室も休みがちでしたが、11月に入り腰が痛いとの事で入院生活を送っていた伊川さん。唄が大好きで電話でも「直ったら行くでね。やめはせんのやで、又、お願いしますね」と言われていたので、一緒に歌える日を楽しみにしていました。
その日は誕生日でお天気も良く、車椅子に乗せてもらい散歩を楽しんだとの事でしたが、次の日容態が急変して70才半ばを越えたばかりで、まだまだお元気でしたが病気には勝てずに旅立たれてしまいました。
唄が大好きで、「カラオケ教室のある日は朝から身体が軽いの」 自転車で通えるあい工房を「ありがたいのー」と楽しみに来て下さった、おしゃれな方でした。
茹でたての温かい枝豆や季節の野菜などを持って来て下さったやさしいお心遣いは忘れません。ありがとうございました。
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