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 ようこそ・・・戯れ句す愛の広場へ 

季節の移ろいの中で日々起こる出来事や、感じた事などを言葉にして楽しみましょう
そんな思いで平成16年の文化祭より始めました。
野に咲く花や風にふれた時、また家族との思い出等、感動を文字にして頭の仲でチョットひとめぐり
季語や文字数などの決まり事にとらわれず、頭の体操をするつもりで楽しんでいます。
ご紹介する私も文節などの区切り方等何もわかりません。おかしいところもあるかと思いますが、
どうぞ、お気軽に戯れ句をお楽しみください。
戯れ句す愛の投句箱
第1回 その1 1回 その2 2回 3回  4回 5回
6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回

戯れ句す愛


第8回








*  歳 重ねるごとに 楽しくなる 人生かな 山桜
* 人間を動かし 人間を変えていくもの 
                 出逢いそして感謝                     
山桜
* 何事も 想い方一つで みな楽し 田鶴
 さわやかな 風と光につつまれて 駆けぬけた日々を 
    ふと振り返る 今はただ ゆるやかに ゆっくりと
 
うぐいす
* その一歩 ふみ出す力  コスモス
* 想いをつむいで いまを生きる コスモス
* 正月は 多くの家族集まりて 何とはなしに過ごす幸せ ぼたん
* 賀状来る 待ちし一枚その中に さざんか
* 生きざまを うつす賀状 墨の彩 さざんか





戯れ句す愛


第7回






*  屋根雪の積める重さに心痛め 日々過ごし居る
                          車椅子の母
山桜
* 老いてなほ 母あることのありがたく 
            素直に親の温情いただく
山桜
* 窓越しに手を振る母のありがたさ  
            長生きしてねいついつまでも
田鶴
* 寒風に枝ふるわせし紅梅の かたき蕾は冬を耐えをり ぼたん
* 店先のひなあられ眺め懐かしく かの日の人形浮かべり 山桜
* ぎこちなく夫の入れしコーヒーの
            味とぬくもり胸に広がる
山桜
* 組みひもの糸の細さに数かぞえ 
            雪の冬日に重り動かす
房子
* 初孫の受験近ずき習いきて 
            がんばってネとメールする我
房子





戯れ句す愛


第6回






* 福の神 笑いの絶えぬ家が好き みつえ
* 栃餅をまず注文し 白峰の温泉 雅子
* 山の名を一つも知らず 紅葉谷  雅子
* 路線バス一人となりて 秋惜しむ 雅子
* 篠笛や 黄落の庭にたたずみし 幸枝
* あい工房 秋の木漏れ日てのひらに 幸枝
* 笛の音や 文殊の里の遠灯り はぐれ雲
* 秋風や こころ吹き寄せあい工房 はぐれ雲
* 人生はいろいろあって 文化祭 はぐれ雲
* 押花の 展示を飾る壺の秋 寿々
* 押花に 一位の陰の草紅葉  寿々
 うねるごと 水禍の波の花芭 寿々
* 黄昏れて木々に積もりし雪の花
        
モノクロトーンは寂しかりけり
福寿草
* 旅を好み仕事を愛し逝きし父
        
在りし日偲ぶ雪降る夜に
福寿草
* 亡き父を偲んで詠んだ姉の句が
        
命日迎え ふと目にとまる
田鶴
* 看病の疲もみせず 駆けつける
        
笛の音のやさしく工房に響く
田鶴





戯れ句す愛


第5回








* 告げぬまま 悲しき報せ半夏生 寿々
* おしゃべりも いつしか寝息夏休み 寿々
* 額の花 母校にのこる旧市名 雅子
* 回覧板 隣へ行くも夏帽子 雅子
* ぐち一つ言わずに生きたよねのもち
                 明日も笑っていてね 私の母
まり子
 しらが染め ネックレス
              私より若い 喜寿の母
まり子
* 世話かけず 尊く迎えた喜寿の母
              ありがとう 
   
まり子
 
     なら燈火会に参加し、1万数千個の燈篭による炎の演出に
    感銘を受け詠んでみました


情景1>
    
猿沢の池からライトアップされた興福寺五重塔を眺めています
* 千年も時空を越えて映し出す
             
鏡のごとし 猿沢の池
さくら草
* 燈火会によびさまされし 命の炎 さくら草
* 燈火会の祈りとともにあふれくる
           心の灯り 万燈篭
   
さくら草

情景2>
    
平城京左京三条二坊庭園を見学し、今から1千三百年前の
    優雅な貴族生活を想い、万葉集の世界にタイムスリップして
    います
* 万葉の水の流れに時重ね
           酒盃を浮かべて 曲水の宴
さくら草
 思い出が 五、七、五に化粧して
           
リリーンと鳴って
 紙よこんにちは
田鶴
      


戯れ句す愛


第4回







* 春近き 三十階のベランダで
          妹と二人で 語り合う時
房子
* 桜咲き 時代行列 お江姫
          孫なりきって 笑顔たやさず
房子
* 満開の 今見てくれと 桜かな 真琴
* 新曲も はな唄になりし 春の道 まり子
* 夫の唄 ふろ場より聞えし 私に似て まり子
* ぜんまいの くるくるかくす綿ぼうし 遊蝶
* 瀬田川の 風心地よし 蜆飯 雅子
* 大津絵に 迎えられたり蜆膳 雅子
* 信楽の 茶碗に温きしじみ飯 雅子
* 白と黒 紙をよごして 出来あがり 真琴
* 傘ひろげ 凛とそびえて誰を待つ 遊蝶
* 六十路来て カラオケ歌う我一人
           カセットたより 妹笑う
 
房子
* その花は どこに咲いていたのと 聞く母の
            
車椅子での 不自由さしのぶ   
田鶴
* 自然 礼文の花につつまれて
           日々の暮らしを しばし忘れる
田鶴


戯れ句す愛


第3回



 



 
 復興の足音聞え 夢つなぐ 
          新潟中越地震が発生し復興に向け
          逆境を乗り越えて生きる被害者の姿は
          私たちに、大きな勇気と希望を与えてくれます
さくら草
 なつメロを唄いしながめた 寒椿 まり子
 寒椿 咲いてうれしい孫の様う まり子
 又・雪にえんどうの苗案ずる 春近し まり子
 暖冬は間違いねえんけ?気象庁 つくしんぼ
 大寒に お山の小屋でヒゲダンス 遊蝶
 軒先の冷気追いやる さくら草  遊蝶
 頭髪の白くなりゆく夫の背に
          力仕事の疲労にじめり
山桜
 福を呼び 悪を払うと撒く豆を
            高校生の男孫と拾う

福寿草
 恒例の節分に家族で撒きし豆
          男孫も照れつつ 年の数拾う
福寿草
 水仙の香にさそわれて立ちどまる
          
  越の海辺に波くだけ散る
田鶴



戯れ句す愛


第2回






 新年を 心で夫の背中抱く  まり子
 年一ツ 幾っておせちの残りしみじみと まり子
 おせち食べ 漢字一文字山と書く 遊蝶
 一文字に 思いを残す師走かな 福寿草
 ミキサーで 柚子味噌作り母を恋う  雅子
 大根洗い 母の手に似て来た六十す まり子
 楽しみは 篠笛の音によえる時 美晴
 控えめに 春はまだかと姫椿
          一重一重と花びら散し
さくら草
 寒椿 薄化粧して恥ずかしそう  福寿草
 花香る 色とりどりのトンネルに
          我を忘れてかけめぐる
燦燦
 友がいて おいしいものを食べながら
         人生の意義かみしめる
岩清水
 二人して 飾れる幸せあい工房 田鶴


戯れ句す愛


 第1回     (その2)







 いつまでも夢を捨てずに 五十坂  さくら草
 ときめかぬ 心に焦り もみじ坂 さくら草
 乙女の日 しのばせるよな 琴の音 はぐれ雲
 カラオケや 人生いろいろ ありました はぐれ雲
 我ながら うまくなったと 自画自賛  はぐれ雲
 味のある 声で聞かせる「旅人よ」
はぐれ雲
 衿あしに 女らしさが 匂い立ち
         きもの姿の美人に捧げる
はぐれ雲
 金柑が 思い出させる 恋もある          
         美味しい金柑の差し入れ ありがとう
 キンカンの 口いっぱいに キスの味  千恵
初孫の えがお浮かべし 玩具かな 六十代
 青空が 遠くでよんでる 雲一つ  六十代
 一生とは かくもシンプル その日ごと
             雨戸をあけて またしめる
燦燦
 年老いた 父の背中に 頑張れ
           がんばれと言う我 せつなさよ
燦燦
 あの人は どこで降りるか 眼で追いつ   
             サンダーバードの 通路にて
田鶴
 ひ孫抱く 赤いぼうしにちゃんちゃんこ
            元気でいてね ありがとう 
田鶴


戯れ句す愛


第1回 (その1)






(あい工房文化祭を祝う)
 紅白の さざんか祭り 賑わえり 雅子
今年もあがった発表会今度こそはと心に思う 木心
 文化祭 芸の発表 感動す
 指先が 行く先まよふ ならいごと 六十代
 透きとおる こころのいおり あい工房 SU
 六十路越え カラオケ歌う 秋しぐれ  黄金好き
 ほほ染めて 歌う五十路の 愛らしさ はぐれ雲
 好きなこと ある幸せや あい工房 はぐれ雲
 時雨日に 篠笛流れ 友集う 千恵
 虹渡る きつねの嫁入り 笛連れて 千恵
 なりきって 歌ってみたい お立台 美晴
 曇り空 琴の音色で 澄ませておくれ 木心
琴の音の 響きにさそわれ早や五年
            一人すわりて 曲をひく 
幸枝
押し花の 額を作りて まんぞくに
         部屋に飾りて 笑み浮かべ  
幸枝
 篠の音と 流れる雲と 秋の空 雪影
 しの笛に 老い母を思いし 日暮時  まり子