Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                                     

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2008/6/28
■ ルイ・ラトゥール「アルデッシュ・シャルドネ」2005
手ごろな白がないかと探していて見つけました。アルデッシュはフランス南部のラングドック・ルーションの村。ルイ・ラトゥールはコルトン・シャルルマーニュで有名ですが、ルイ・ラトゥール社6代目がアルディシュ・シャルドネとヴァルモワシン・ピノ・ノワールを生み出しました。有名ではないけど意外にしっかりとした作りのワインです。白の良し悪しはさっぱり分かりませんが、さわやかですっきり感が十分です。ルイ・ラトゥール社のワインはアサヒビールが輸入販売を行っており、品質の安定性は高まっていると思えます。(mapはGooglemapより) ヴァルモアシン ピノ・ノワール(08/5/18)

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2008/6/26
ドメーヌ・ポンソ「ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・ド・ラベイユ」2005
ポンソのワインはなかなか手に入らない。やっとこのジュヴレを2本確保できました。そして早速1本開けてみました。とにかく香りが豊かで、ジュブレの印象の堅い雰囲気は全くなし。上品で雑味のないフルーティーな酸味が口いっぱいに広がり、そして少しずつ沁みこんでいく感じです。時間が経てばさらに濃さが増してきます。村名ワインにしてこの味わい。美味しくて相当満足できました。

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2008/6/21
■キングストン「ソフト・プレス メルロー」2005
オーストラリアワイン。今日は1,000円程度のデイリーにしようということで選んだワイン。スクリューキャップで1,080円。カベルネにしないでメルローにしたのは、少しでも飲みやすいものをという策。搾ったままという感じの色合い。香りはメルロー。味わいもメルローは当たり前ですね。時間経過の変化は全くなく、そのままですがメルローらしさは味わえます。デイリーとしてはいいかもしれません。これでもお店で飲めば3,000円はするでしょうね。。。今日はキャンドルナイトということで、キャンドルの灯りで楽しみました。Turn off the light,take it slow
100万人のキャンドルナイト 6/21〜 7/7
http://www.candle-night.org/about/

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2008/6/18
■「 レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル」2000
ボルドーのポイヤックの第2級ワインである「シャトーピション・ロングヴィル・バロン」のセカンドの「レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル」2000年ものです。なぜかこの2000年ものが奥に眠っていました。親戚のおばさんの誕生会ということで供しました。これまで2000年ものの同じものを2本飲みましたが、いずれも好印象。今回も十分美味しく飲めて満足できました。残念ながら2000年もののポイヤックはもうありません。平成17年に4,500円で購入して今は7,500円相当になってしまっています。

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2008/6/17
ドメーヌ・アラン・ジョフロワの「シャブリ・キュヴェ・V・V」2006
たまにはシャブリもいいかというわけで、お店で買ってきました。白については良し悪しが分からないので、超手ごろなものにしました。実はこの2005年ものを2007年5月9日に飲んでます。45年以上の古木から採れたブドウでできたワインでオーク樽熟成という入れ込みようですが値段は安い。2,100円。印象は程よい味わいと果実味で「飲みやすい」です。特別な個性は感じませんが、デイリーにはいいものですね。

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2008/6/13
ブシャール・ペール・エ・フィス「メルキュレ」 2005
メルキュレはブルゴーニュ コート・ド・ボーヌの南のコート・シャロネーズにある村。フェヴレのメルキュレの1erCruはかなり好印象だったので、このブシャールの村名ワインもそこそこ期待していました。予想通り果実味がたっぷりありますが、かといって酸味はそれほどでもなくいいバランスです。ただ、持続力や飲んでいるうちにさらに開いてくるという感じはなく、やや平面的な感じはするのですが、値段からすればまあいいのではないか?という感じでしょうか。

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2008/6/7
■ J・J・コンフュロン「シャンボール・ミュジニー」2000
先日のショーヴネ・ショパンの「シャンボール・ミュジニー」2005年ものがいまいちだったので、今回は確実に美味いはずのJ・J・コンフュロンで口直しです。2000年ものということで多少青臭い心配はあったものの、落ち着いたすっきりと洗練された味わいで雑味が少なく、予想にほぼ近い味わいでした。時間経過とともにぐんぐん開いてきて、複雑さはないもののインパクトはかなりありました。これで前回のストレスは解消されそうです。ただ、開けてしまえばもうないわけで、そこがまたジレンマになるわけですが…。今日はポワールの調理パン?を添えました。2008/3/17「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・フルリエール」2001 2007/10/24「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット」2001を試しました。

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2008/6/4
■ ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン「シャンボール・ミュジニー」2005
平均樹齢50年を超える古樹から生み出されるシャンボール・ミュジニーということで相当期待していました。30分も前から抜栓していましたが香りは静か。味わいは淡白で粉っぽさが残りますが、なぜかパーカーポイントは89〜90点というわけで、その格差に疑問が残ります。個人的には??という感じです。余韻もありません。もっと寝かせるとしてもポテンシャルは低いような感じがしてなりません。

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2008/5/30
■ 「イゲルエラ」2006
久しぶりにスペインの「イゲルエラ」を飲んでみました。2006年の10月に2004年ものを飲んでいますが、今回は2006年もの。スペイン中東部のアルマンサ産(近くにはバラホンダなどのイエクラもある)。品種はガルナッチャ・ティントレラ。紫色で黒果実の雰囲気が味わえます。ただし熟成感や複雑さはないので期待しすぎは要注意です。本当は熟成ピノを飲みたい!しかし値段は高い!計画性がないとワインで破産することもありうるので、デイリーを越える程度のワインと、たまにご褒美でいいものをとのバランスが大事ですね。悩ましい話です。マップのマークはアルマンサ(Googlemapより)。

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2008/5/22
■ 「チンザノ ピノ シャルドネ」
なんだか暑くなってくるとスパークリングが飲みたくなってくる訳で、今日はイタリアのスプマンテを楽しみました。チンザノ社による「チンザノ ピノ シャルドネ」で、ピエモンテ州のピノ・ビアンコ種とシャルドネ種を1対1で使った辛口スパークリングワインです。手ごろな値段であること、辛口であることで選んだワインですが予想通り食事の邪魔をしないすっきりとした味わいでした。ただ、さっぱりすぎて印象にはあまり残らないところが弱点でしょうか。真鯛のカルパッチョ、フライドチキン、パスタ2種、レバニラ炒め、マカロニサラダなどでいただきました。これからの季節は、やはりシャンパンやスパークリングが主流になりがちですが、熟成ブルゴーニュのピノの味わいに勝ることはできませんね。

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2008/5/18
■ メゾン・ルイ・ラトゥール
  「ドメーヌ・ヴァルモアシン ピノ・ノワール」の2005
ルイ・ラトゥールは、ドメーヌを修道院であった跡に建て、その修道院名のヴァルモアシンをドメーヌ名にしています。場所はフランス南部のプロヴァンス。100%ピノです。奥深さはないが甘い果実味が口にやさしく、また少しの渋みもありフレッシュ感があふれています。プロヴァンスで作るピノは陽気な感じです。チキンのトマトソース煮、ボンゴレビアンコ、トマトとワカメと豚肉の香味サラダ、レ・プレジュールのパンでいただきました。(写真中:産地のヴァール地方はこのあたりか。Googlemapより 写真下:LesPlaisirのパン)http://les-plaisir.com/

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2008/5/3
■ ルモワスネ「ボーヌ1erトゥーサン」1999
熟成感たっぷりで薄めの色合いという印象のルモワスネ。このプルミエはボーヌだし、さらに1999年ということで更なる熟成感を期待して抜栓。開くのに20分はかかる。味わいはボーヌにしてはすっきりしまった味わい。もう少し果実味があるかと期待していたが意外だった。どうやらこのワインは「綺麗な熟成」「フィネスとエレガントさのバランス」という言葉がぴったりくる古典派ブルゴーニュと評価されているようです。趣きのあるおしとやかなブルゴーニュを理解するには更なる修行が必要なようです。
(MapはGooglemapより。マークした所がLes Toussaints 74号線より西に1キロほど入ったところ)

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2008/4/29
フィリップ・ルクレール「ブルゴーニュ・ボン・バトン」2005
フィリップ・ルクレールはジュヴレシャンベルタンの生産者。特級畑はないが1erの「コンブ・オー・モワンヌ」を所有しています。このことからこのACブルゴーニュはACであっても、大方はジュヴレシャンベルタン村のものではないかと想像できます。ただし、ジュヴレシャンベルタン村は優劣の差が大きいので要注意。そんな心配と期待を込めながら抜栓。はじめは静かでしたが30分でかなり美味しくなりました。2005ということもあってか、渋みを感じますが、値段からすれば相当満足できます。写真右はジュヴレシャンベルタン村の平地部分で収穫した葡萄の「レプラティエール」の2004年ものの評価です(Winart43より)。

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2008/4/16
■ ドメーヌ・ミッシャル・ギーヤール「ジュヴレ・シャンベルタンV.V」2002
前回のお約束どおり開けてみました。抜栓時の香りはまあまあ期待させる感じ。20分ぐらいは閉じていましたが、その後は一気に開き、なかなかの味わいに。さあもっと来るかなと期待したのですが、以後は尻すぼみに。結局尻すぼみのままで少し残念でした。これなら前回の1999年の「ジュヴレ・シャンベルタン」の方が持続力がありいいと思いました。期待外れでしたが、これもまた経験です。なおジュヴレ・シャンベルタン村は範囲が広いので、ドメーヌ名を確認して購入する必要があります。(ギーヤールの評価は低くはありません)

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2008/4/13
■ ドメーヌ・ミッシャル・ギーヤール
  「ジュブレ・シャンベルタン」1999
とにかく忙しくて作陶は全くできず。せめて自分へのご褒美としてワインだけでもということで開けたのがこのドメーヌ・ミッシェル・ギーヤールのワイン。ビッグビンテージの1999年ものということでかなり期待して抜栓。初めは完全に閉じていましたが、20分ほどでぐっと来るようになりました。特徴的な部分はないにしても味わいはかなりいけました。本当はもっと期待していたので、まあ80点ぐらいかと…。なおこういうこともあるかと、「ジュヴレ・シャンベルタンV.V」の2002年ものもキープしてあります。実はこちらの方が期待大です。近いうちに開けてみたいと思います。(V・Vはヴィエイユ・ヴィーニュ「古い樹」の意味)写真右はクロ・ド・ベーズとシャンベルタンのビンテージチャート Winart43より)

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2008/4/9
■ ルモワスネ「ブルゴーニュ・ルージュ・ロイヤル・クラブ」1997
ボーヌのネゴシアンのルモワスネ。熟成感がうれしいルモワスネのワイン。ポサンジェやルノメでは若干薄めの味わいですが、十分なピノの熟成感を味わうことができました。さてこのロイヤル・クラブはどうかな?ということで抜栓。あれ?最高に薄いのではという印象。1997だから熟成のピーク越えかな?と思いきや、いやいや20分もするとまあ結構な味わいに。でもやっぱり薄いかな…。味わいは結構いけるので好き嫌いが分かれるところだと思います。

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2008/4/6
■ ブリューノ・クレール「 ジュヴレシャンベルタン1erCru・クロフォントニィ」2002
今日はジュヴレ・シャンベルタンです。長期熟成で真価を発揮しそうな2002年ものですが、開けてみました。このフォントニィはマジシャンベルタン、リショットシャンベルタンの道を挟んでの北側の1級畑で、しかもブリューノ・クレールの単独所有であるモノポール畑。相当な期待をして抜栓。落ち着いた香りはなるほどという感じで、口にすると素晴らしい味わい。ふくよかさの中に計算された緻密さが感じられとても満足。なぜか微妙な甘味を感じます。winart43では4ページにわたって掲載され、特にシャンベルタン・クロ・ド・ベーズを取り上げています。実はブリューノ・クレールはサヴィニー・レ・ボーヌにも畑を持っていますが、その「レ・ドミノード」というワインを一度飲んでみたいと思っています。
    

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2008/4/4
■ 「シャトー・バアン・オー・ブリオン」2002
最近忙しくて、ゆっくりワインも飲めませんでしたが、今日はゆったり。ボルドーものを開けました。ボルドー5大シャトーの1つ、シャトー・オー・ブリオンのセカンドの「シャトー・バアン・オー・ブリオン」2002年ものです。産地の.ペサックレオニャンは他の4大シャトーがあるメドックから外れた南の地域。紫がかった色で熟成を感じさせる香り。樽の香りが程よく黒系の果実味が感じられます。やや硬めの味わいですが繊細な印象があります。18年5月の購入時には4,500円でしたが現在は8,000円になっています。どれもこれも値上がりです。ちなみにオー・ブリオン2002年は25,000円で、ビッグビンテージの2000年だと95,000円程する訳で到底手が届きません(-_-;)。(mapはwinart34より)

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2008/3/24
■ ジャン・フィリップ・マルシャン
  「ジュヴレ・シャンベルタン・1er・レ・コンボット」1996
このコンボットは北にラトリシエールシャンベルタン、東にマゾワイエールシャンベルタン(どちらもグランクリュ)と接する1erCruの畑で、なかなかの好位置。しかも1996年となれば熟成はピークになっているかもということで期待して抜栓。色は褪せた感じ。コルクは割ってしまった。香りは初めは閉じていたけど、10分で開き甘く優しいかおり。味わいは、とてもゆったりと気持ちが落ち着くまろやかな味。このまま何時間もこのワインと一緒にいたいと思わせる感じ。かなり満足できました。(mapはwinart43p89より)

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2008/3/17
■ ジャン・ジャック・コンフュロン「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・フルリエール」2001
村名ワインだけど畑名が明記されているワイン。なお、このJJコンフュロンはロバート・パーカーの5ツ星生産者。現当主はジャン・ジャック氏の娘と結婚したアラン・ムニエ氏。以前飲んだ「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット2001」がかなりよかったので期待大でした。予想通り雑味なくきれいな味わいで十分満足できましたが、もう少し奥深さが欲しい感じでした。このあと3人で「黒龍垂れ口」1升瓶を飲み干し、さらに「魔王」で締めました。ひどい飲み方です。

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2008/3/13
■ ドメーヌ・ルネ・カシュー
 「ブルゴーニュ・レ・シャン・ダルジャン・ルージュ」2004
ルネ・カシューはヴォーヌ ロマネ村の生産者(ヴォギュエでも働いていた人。ジャック カシューとはいとこ同士)。このワインはAOCブルゴーニュだけど、明らかにヴォーヌ ロマネで収穫された葡萄からできたワインだと思えます。2,600円でヴォーヌ ロマネの味わいが楽しめるならOKということで抜栓。確かに香りよくやや酸味が効いた味わい。結構いい感じだが…と、深まりを期待しましたが、以後は尻すぼみになる感じ。持続力がないけどこの値段ならまあまあいける方です。

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2008/3/8
■ ドメーヌ・ミシェル・マニャン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2005
以前飲んだ2002年ものの「ブルゴーニュパストゥグラン」(2007/11/17)は値段の割りにいい出来だったので、今回も期待していました。抜栓直後からいい味わいを楽しめました。30分は持ちますね。さすがに1時間もすると気が抜けた感じになりましたが、十分に満足できました。これなら再度、飲みたいという気になります。ちなみにフレデリック・マニャンはミシェルの息子さん。ドメーヌものはミシェル・マニャンの名で、ネゴシアンものがフレデリック・マニャンの名前で出ています。

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2008/3/5
■ 「シャトー・ド・ラ・リヴィエール・アリア」2003
ボルドーAOCフロンサックのワイン。なにがすごいかって言うと、Winart22でトップページを飾っている4本のうちの1本のすごいガレージワイン。樹齢100年のメルローから樹1本あたり4つの房しか残さない超低収穫のため、年生産量は6000本程度しかない、とても貴重なワイン。すごく美味くてクリアだ。しかし、なぜか奥行きを感じない。もっと時間をおくべきだったか。飲み方が悪かったのかもしれない。同じくトップページを飾った「シャンブルン」はその金属質な感じが印象的で未だに記憶に残っています。写真右はオーナーのジェームス・グレゴワール氏。(写真はwinart22より)シャンブルンデータ(2007/2/22)はここ

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2008/2/28
■ 「シャトー・ラロゼ」1999
   ブシャール・ペール・エ・フィス
   「シャンボール・ミュジ二ィ」2005 
サンテミリオンの「シャトー・ラロゼ」1999年ものを飲んだ後、飲み足りなくて開けたのがブシャール・ペール・エ・フィスの「シャンボール・ミュジ二ィ」2005年もの。どちらかと言うと飲む順序は完全に逆です。ラロゼはメルロー60%、パーカーポイント86点のワイン。メルローをしっかり感じさせてくれる薫り高いワイン。この後だけに2005年の若いシャンボール・ミュジ二ィはかなり劣勢なわけで、洗練されたフレッシュさは十分でも奥深さは感じられず、本来の持ち味が出せなかったところが残念でした。どちらももうストックはないのですが、ブシャールの方はまだ手に入る状況ではあります。2005年ものはもう3年ぐらい寝かさないと真偽は分かりにくいように思えます。ヒラメのカルパッチョ、鶏肉のソテークリームソースがけ、水蛸、牛蒡サラダ、パンでいただきました。→「シャンボール・ミュジ二ィ」2005は半分残しておいて翌日飲みました。しっかりとした味わいでとても満足できました。残しておいて大正解でした。ラロゼはここ→2007/1/17

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2008/2/24
■ グロ・フレール・エ・スール
   「オー・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2005
このドメーヌはジャン・グロの次男のベルナール・グロが管理運営しています。オー・コート・ド・ニュイはブルゴーニュ・コート・ド・ニュイの村名以外の地域のワインということで、ブルーゴーニュ・ルージュよりは生産範囲は狭いのですが、村名外ということで値段は安めに設定されています。透明感があり香りも豊か。10分もすると素晴らしい味わいを楽しめます。インパクトが強く感動しますが、時間経過とともに若干弱さが出てきます。2,700円。インパクト3,000円、余韻は2,300円というところでしょうか。それでも美味いワインです。winart41 p109では83点です。値段からすればまあいい感じです。

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2008/2/16
■ ルモワスネ「ブルゴーニュ・ルージュ ルノメ」1995
2006年12月6日に飲んで以来です。美味しかった記憶があり、再度飲みたいということでインポートされるのを待っていました。やはり薄めではありますがピノの熟成の味わいがあり、しかもすぐにはへたれずに持続するのがいいですね。2,800円なら十分に満足できる味わいです。ポサンジェと比べるとこちらの方がクリアな味わいのように思えます。ちなみにオーナーのローラン・ルモワスネ氏は後継者がいないために会社を売却。現在は新オーナーの下で副社長の元ルイ・ジャドのベルナール・ルポルト氏が運営しているとのこと。

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2008/2/9
■ フェヴレ「メルキュレ1erCruクロ・デ・ミグラン」2002
1月19日に飲んだ「クロ・デ・ロワ」と同じく、コート・シャロネーズのワイン。ラベルにはモノポールと書いてあるので、単独所有だろうと思います。暫くは寝かせておこうと思いましたが、2002年ということもあって、我慢できず開けました。
酸味よく雑味少なくスッキリです。複雑さはありませんが時間とともに味わい深くなります。まぐろと帆立のタルタル(アボガド、ケッパー、黒コショウを入れたもの。オーロラソース仕立て)、ポテトグラタン、豚肉と舞茸の玉子とじ、ノリパパのパンでいただきました。アルコール度13ですが結構酔うように思えます。とてもゆったりとした気分にさせてくれるよいワインです。「クロ・デ・ロワ」2004


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2008/1/30
■ 「シャトー・ソシアンド・マレ」2003
今日は、ボルドー・オー・メドック ブルジョア級のワイン、「シャトー・ソシアンド・マレ」2003年ものです。オー・メドックは有名なマルゴー村の南です。2006年春に購入。そろそろ飲めるかもということで抜栓(本来は2020年まで熟成が進むワインです)。光を通さない濃い黒紫色。香りも味わいもシンプルですが凝縮感がたっぷり。だからといってタンニンが突出している訳でもなく、さり気なく飲める感じです。格付け申請をしなかったために、現在はブルジョワ級以下で、格付けは全くない状態ですが、生産者のジャン・ゴートローはそういうことには関心がなく、「美味ければそれでよい」という感じのようです。格付けなしなのにパーカーポイント92〜94点ですから、素晴らしすぎます。購入時は4,900円。現在は9,000円程度が相場のようです。カベルネ・ソーヴィニョン54% メルロー45% カベルネ・フランとプティ・ヴェルド1%。二の宮の「ポワール」でパンを買ってきました。

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2008/1/23
■ ニコラ・ポテル「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2005
ネゴシアンとして有名なニコラ・ポテル。ACブルでもそれなりの味わいを出しているだろうということで抜栓。静かな雰囲気で熟成はまだ先という感じ。味わいは、そこそこでよいのだが、飲んだ後に残る粉っぽさがひどく気になり、飲んだ30分後でもまだ気になるという感じだ。もう5年ほど寝かすとそれなりになるかという期待感を込めたいが、セラーにはその余裕はないだろう。winart41での評価は79点。妥当な線かもしれない。ニコラ・ポテルの「シャンボールミュジニー1erオ・ゼシャンジュ」2005年物をキープ中だが、寝かす値打ちはどの程度か??

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2008/1/19
■ ドメーヌ・フェヴレ「メルキュレ1erCru・クロ・デ・ロワ」
   2004
今日はコート・シャロネーズのワイン。コート・ド・ボーヌよりさらに南下するとRullyやGivry、そしてMercureyなどがあるコート・シャロネーズとなる。さらに南下するとマコネになる。メルキュレは値段の割りにお得という印象があるので期待して抜栓。きれいな色合いで風味もよく、切れのある味わいであるけど、何かインパクトがない。固く引き締まった印象を持ってしまった。2004年ものということで、深みがまだ出ないのかもしれないが、物足りなさを感じてしまった。なおメルキュレ1erCru・クロ・デ・ミグラン2002をキープ中。こちらはもう少し寝かせる予定です。ふきのとうの天ぷら、烏賊スパイシーフライ、バターコーン、ボンゴレパスタ、サラダ、ポレポレのパンで頂きました。(mapはGooglemapより)
フェヴレのジュヴレ・シャンベルタン1erCruラ・コンブ・オ・モワンヌ2001

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2008/1/12
■ ヴァンサン・ジラルダン「エモシオン・ド・テロワール」2005
ヴァンサン・ジラルダンといえば、有名なネゴシアン。昨年飲んだシャンボール・ミュジニーの「レザムルーズ1erCru」2000年ものなどは、本当に美味しいものでした。
今回は白。シャルドネ100%。値段は2,700円とデイリーの範疇に近づいていますが、味わいは結構いけました。蜂蜜や桃の風味がほのかに溶け込んでいて、妙に味が濃くなくていい。ACブルゴーニュなんだけど、葡萄はムルソーやピュリニー・モンラッシェのもの。優良畑の選果落ちのものだろうけど、この値段なら有難いものです。100%樽熟成(新樽30%)というのも素晴らしい!

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2008/1/9
「シャトー・キノーランクロ」2004
パーカーポイント91−93点のサンテミリオンのグランクリュです。飲み頃は2010年以降だと予想されますが開けてしまいました。メルロー77%、カベルネフラン17%、カベルネソーヴィニヨン6%。色は青紫色で神秘的。香りも味も硬い鉱物をイメージさせますが、そこはかとない花の香りの余韻が残ります。やはりメルローは美味しい。平均樹齢は50年。4,300円。洗練された美味いワインです。慌てて飲んでしまい、写真は食事の最後となりました。シャトー所有者はアラン・レイノー氏。ボルドーの右岸地区で作る生産者組織「サークル・リヴ・ドロワット」の会長をしています(写真右 winart37)。ちなみにグランクリュの上がグランクリュクラッセとなり、最上がプルミエグランクリュクラッセとなります。

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2008/1/2
■ 「オスピス・ド・ボーヌ・モンテリー・1erCru・キュヴェ
   ・ルブラン」 2004
新年の1本目のワインは大好きなオスピスもの。モンテリーはコートドボーヌのヴォルネイとムルソーに接している村。地域的に見ても果実実溢れる美味さを期待して抜栓。抜栓直後からいい香りで、2004年ものなのに熟成感が十分。味わいも十分に満足。オスピスものは市場に出ている段階で十分な熟成感を味わえるので結構好きです。エルヴァージュはレーヌ・ペドックでアロース コルトンの生産者だ。4,300円。今年も美味そうなワインを探して日記をつけていきます。(mapはgooglemapより。右下は74号線)

 

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