Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                   

2024年 1月〜6月 2023年 7月〜12月 2023年 1月〜6月 2022年 7月〜12月
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2010年 1月〜6月 2009年 7月〜12月 2009年 1月〜6月 2008年 7月〜12月
2008年 1月〜6月 2007年 7月〜12月 2007年 1月〜 6月 2006年 6月〜12月
2004

2022/6/29
■「ブラゾン・ティンバレイ・ルージュ」2020
ボルドーの赤。生産者はロベール・ジロー。セパージュはメルロー95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%のメルロー主体。ステンレスタンクで発酵、熟成。超安物なので期待せず抜栓。樽を使っていないこともあり香りは静か。味わいは重苦しい雰囲気からスタート。15分で酸が出てくるもそれ以上の高まりはなし。奥深さも厚みもないですが気楽には飲めます。久し振りのジャーマンポテト。収穫したじゃが芋はまだまだあるのでこの手の料理は思い切ってできます。レンジの根菜蒸しメニューで火を通してから片栗粉を付けて揚げてから玉葱、ウィンナーの炒めたものと合わせます。芋の形が崩れないのと、揚げたことで水気が飛び旨味が増します。

2003

2022/6/27
■「ル・テー・ドゥ・シャトー・タリュソン」2019
フランス、ボルドーの東南にあるカントワ村の赤。タリュソンは村の北に名前が確認できます。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン。セパージュは不明。香りはスパイシー。アタックは粉っぽい液体感でしたが10秒で解消。液体の濃さがあり酸が出てきて展開を期待させるものの以後は静かに終了となりました。イカリングフライ、鶏つくね揚げ焼きはまあ赤に合わせられますが、他は畑の野菜を消費するため揚げインゲンの梅和え、ナスの煮物などで和洋折衷となりました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

2002

2022/6/26
■ビーニャ・バルディビエソ「シャルドネ」2018
チリ、セントラル・ヴァレーの白。シャルドネ100%。醗酵はステンレスタンク。熟成は20%のみフレンチオークスティーブ。この2018年ものはサクラ・アワード2020で金賞を受賞しています。安物ですがシャルドネの香りは十分。しかも樽の香りもあり。ピリリとする硬めの酸がしっかりあり、喉の奥でも酸が押してきます。さすがに展開は期待できないですが安心してゆっくり飲めました。畑のとうもろこしの脇芽を採り、軽く茹でてベビーコーンとして調理。イカ、万願寺、ナスと一緒に豆板醤炒めに。適度なピリ辛で食欲も増進です。
<ビーニャ・バルディビエソ>
「メルロー」2015
 1208
「ソーヴィニヨン・ブラン」2016 1165
「シャルドネ」2020 1894 2016 1155
「ヴァレー・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン グラン・レセルバ」2013 1126
「シングルヴァレーロット・ピノ・ノワール・グランレゼルバ」2014 1119

2001

2022/6/23
■ミニーニ「インドーミト・アリアニコ・ベネヴェンターノIGT」NV
イタリア、カンパニア、ベネヴェントの赤。品種はアリアーニコ100%。生産者はフランチェスコ・ミニーニ。ラベルのゴールドの馬の絵に期待して抜栓。抜栓時は少しざらつきがある液体でしたが、すぐに溶け込み酸も出てきました。ルジェの後のノンビンテージワインということで比べるまでもありませんが、濃い酸の味わいがある個性的なワインです。牛もも肉のステーキ。カラスに突かれた未熟かぼちゃもソテー。まるでズッキーニ。カラスは許せませんが未熟かぼちゃの料理を考える機会ができました。
<ミニーニ>
「コルテ・ディ・モリ・グレカニコ・インツォリア・テッレ・シチリアーネ・IGTビアンカ」2018 1917
「コルテ・ディ・モリ・ネロ・ダーヴォラ・テッレ・シチリアーネ・ブルー・ラベル」2018 1889
「テッレ・アヴァーレ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアDOC」2016 1835

2000

2022/6/17
■エマニュエル・ルジェ「ヴォーヌ・ロマネ」2004
ワインダイアリーも2000本の大台に乗りました。記念すべき2000本目はピノが飲みたくてルジェの村名物に。十分飲み頃を迎えていて開けるべきという感覚もありました。グロフィエ、ヴォギエ、ルーミエ、メオ・カミュゼ、アルマン・ルソー、アンリ・グージュ等々のブルピノは開けるのがもったいなくてまだ眠らせておきます。枯れかけた色合い。抜栓時は閉じていましたがすぐに香りが立ってきました。味わいは予想通りの優しい優雅なヴォーヌ・ロマネの味わい。タンニンも溶け込み気持ちよくするすると飲めました。記念の食事はピザ、豚肉の生姜焼き、鱈のムニエルラビゴットソースを作りました。
<エマニュエル・ルジェ>
「ブルゴーニュ・アリゴテ」2009 573
「ブルゴーニュ・パストゥグラン」2006 226  2003 63 18
「ブルゴーニュ・ルージュ」 2002 78

回想のため
ナンバーは
なし


2022/6/15
ワインダイアリーを振り返る
2006年6月21日から書き始めたワインダイアリー。ついに2000本の大台にあと1本に近付きました。HPに載せた最初の1本は「シャトーシサック」2000でした。当時は千円台で手に入る手頃なボルドーだったかと思いますが、現在の最新ビンテージでは3500円程度になっています。なおシャトーは2006年に大火でバックヴィンテージも焼失したとのことで2000年ものは希少価値から6000円以上にはなっているものと思えます。ワインはワイナリーの事情、流行り廃り、流通量、価格など遷移があり時代の変化を感じます。実際には3000本以上飲んでいますが記録に残した2000本を掲載できた記念として、週末にはセラーに眠っている少しよい物を開けることにします。

1999

2022/6/11
■信州たかやまワイナリー「高山村シャルドネ・アント」2019
長野県小布施の東の高山村のシャルドネ100%。発酵、熟成はステンレスタンク。信州地方でありがとうを意味する「あんと」という言葉をワイン名に使っています(「あんがと」は結構普通に使いますけど)。高山というと飛騨高山のイメージですがこちらは長野県です。昔は小布施のドメーヌ・ソガまでワインを買いに行っていましたが、コロナで全く県外に出られず手に入らない状態。同じ地域のワイナリーということで期待して抜栓。期待通りのふくよかな味わい。酸はしっかりですが柔らかです。日本のワインは確実に美味しくなってきていると思えます。鱈のムニエルラビゴットソース。あらかじめ玉葱、きゅうり、トマト、ピーマン少々を刻みレモン汁主体で和えておきます。鱈は塩胡椒をして小麦粉をまぶし、あまり触らず形を崩さないように慎重に焼き上げます。

1998

2022/6/9
■「シャトー・ダルヴィニー」2017
ボルドー、オー・メドック、キュサック村のシャトー ボーモンのセカンドラベル。カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%。収穫年の12月頃、テイスティングによりボーモンとダルヴィニーに仕分けられ、樽熟に入るとのこと。「シャトー・ボーモン」そのものが手頃な価格のボルドーワインですが、セカンドは果たして?抜栓時は閉じていましたが10分で液体の粘りが出てきて酸も高まりました。タンニンは控えめで飲みやすい造りです。冷凍庫に眠っていたハムステーキ焼き。もともと味が濃い加工品なのでバターとレモンのみ。ローズマリーで芳ばしく仕上げました。
<シャトー・ボーモン>
「シャトー・ボーモン」2014 1148 2011 720 2008 484

1997

2022/6/7
■「シャトー・カンコンス」2019
AOCコート・ド・ブールの赤。コート・ド・ブールはジロンド川右岸でガロンヌ川とドルドーニュ川との合流地点。生産者はSASロビン。メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5%。コート・ド・ブールはボルドーの格付け外ですが味わいに期待できる地域。この赤は世界で8個のゴールドメダル受賞。サクラワインアワード2021年金賞も受賞していて期待大で抜栓。控えめながらきれいな香り。メルロー主体の割には酸押しのアタック。タンニンも程よく効いていて気持ちよく酸を楽しめました。低価格ですが価格以上の出来でコート・ド・ブールは狙い目です。豚ロース肉のポークチャップ。ニンニク、生姜も入れて味わい深くしました。

1996

2022/6/5
■テッラ・ダリージ「トレッビアーノ・ダブルッツオDOC」2019
イタリア半島中部、アドリア海に臨むアブルッツォ州の白。赤のモンテプルチアーノ・ダブルッツォと並んでアブルッツォでの生産量が多いトレッビアーノ種100%。生産者はテッラ・ダリージ。酸がしっかりですが酸押しではなく、フルーティさを楽しませてくれるワイン。シンプルな味わいですがその分気楽に飲めます。先日のじゃがいも料理をさらにグレードアップ。最後にバーナーで焦げ目を入れ、パセリも降り掛けてみました。芳ばしさが増してOKです。
<テッラ・ダリージ>
「ビアンコ」NV 1929 1915
「ズィーテ・ペコリーノ・テッレ・ディ・キエーティIGT」2019 1830

1995

2022/6/3
■ラムーラ・ナチューラ・シチリア「オーガニック・ビアンコ」2020
イタリア、シチリアの白。生産者はカーサ・ジレッリ。品種はカタラット100%。発酵、熟成はステンレスタンク。酸化防止剤の使用を極限まで抑えた窒素循環型醸造。開栓時には柑橘系の香りと酸がぐんと迫ります。その後緩やかに甘みが出てきてフルーティさが増します。キレ感は弱いですがフルーティさで飲めます。畑のじゃがいもを試し掘りして茹でた後にトースターで水分を飛ばしてバター、塩胡椒で。掘りたてのじゃがいもは格別に美味しい。鯵の刺身、こんにゃく田楽,冷奴などヘルシーなメニューです。

1994

2022/6/2
■ドゥマゼ・ヴィニョーブル「ヴァントゥー・シュッド ルージュ」2017
2020年の8月に同じものを飲んでいます。フランス、アヴィニヨンの東の南ローヌ 、ヴァントゥーの赤。品種はカリニャンとグルナッシュ。前回の印象は薄い色と味わいだったのであまり期待せずに抜栓。少し枯れたような色合いですが香りは若々しい。厚みのない酸ですが緩くはなく、酸好きなら飲めるワインです。鶏つくね焼き、イカのリング揚げ、舞茸と豚肉のソテー、茹でスナップエンドウ、キウイのサラダなどお手軽なメニュー。スナップエンドウは収穫の終わりが近付いています。
<ドゥマゼ・ヴィニョーブル>
「ヴァントゥー・シュッド・ブラン」2018 1604
「ヴァントゥー・シュッド ルージュ」2017 1589

1993

2022/5/31
■「ラ・クロズリー・サン・ヴァンサン・ルージュ」2019
ボルドー、ジロンド川右岸のサン・トーバン・ド・ブレイエの赤。生産者はヴィニョブル・ガブリエル社。セパージュはメルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%の右岸らしいメルロー主体。濃い色。樽の香り。アタックは舌に残る肉厚な液体感。味わいは黒系果実の酸押し。濃厚な印象ですが意外にソフトな味わい。あまり味わったことがない不思議な味わいで、好き嫌いが分かれるかもしれません。鶏手羽先の甘辛揚げ。骨付き肉は中まで火が通りにくいので思う以上にじっくり揚げます。そして水分を飛ばすことで旨味も増します。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1992

2022/5/29
■ラヴィス「トラディション シャルドネ」2020
生産地はイタリア・トレンティーノ・アルト・アディジェ。トレントから北へ約8kmほど離れたラヴィス村の白。ラヴィスは協同組合。フルーティでしかもキレのある酸、味わいのバランスがよくふくよかさが感じられます。畑のリーフレタスでのレタス巻き。今回もコチュジャンが活躍。最近出番が多くなっています。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1991

2022/5/28
■カンティーナ・ディ・モンテフォルテ「ポッツォ・ソーヴィニヨン」2019
イタリア、ヴェネト州、モンテフォルテ・ダルポーネの丘陵地の白。ソーヴィニヨン・ブラン100%。生産者のカンティーナ・ディ・モンテフォルテは協同の醸造所。発酵後6ヶ月間樽熟成。すっきりのキレのある液体。樽の香り。酸押しの味わい。樽熟成による芳ばしさがあり美味しく飲めました。先日作ったヤンニョムチキンをお客さん用に再度調理。たれの酒やみりんの量を少し増やしてたれが揚げた肉にしっかり浸み込むようにしました。パサつき感がなくなり、味わいも深まりました。
カンティーナ・ディ・モンテフォルテ>
「ラ・コルテ・ビアンコ・デル・ヴェネトI.G.T」2019 1954

「フォッサドラゴーネ・シャルドネ・ヴェネト」2019 1888
「フォッサドラゴーネ・カベルネ・ヴェネト」2019 1884

1990

2022/5/25
■ビルヘン・デル・ガリア「マルーシャ・ゴデーリョ」2020
スペイン北西部ガリシア州、バルデオラスの白。品種はゴデーリョ100%。「黄金の谷」という意味を持つバルデオラスは「ゴデーリョ」発祥の地と言われていて、ゴデーリョの栽培に向いているとのこと。スペイン・リオハのワイナリーのクネが買収したワイナリーであることからも味わいには期待が持てました。フルーティな味わいですが単にフルーティというだけではなく厚みがある味わいで感心します。飲みごたえがありお金に余裕があればリピ買いもありです。ヤンニョムチキン。畑の空豆も軽く茹でて豆の皮を剥いて追加。色合いもよく単調な味わいに広がりが出ました。

1989

2022/5/23
■バロン・ドゥ・サラン「シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」2017
2018年11月に同じものを飲んでいます。フランス・ラングドック・ルーションのシャルドネ。生産者はアルマ・セルシウス。前回の印象とはやや違って酸はかなり押してきます。40分で酸に苦み成分も加わってきました。価格相応ですがリピはやめておこうかなと思う味わいでした。「肉の高島屋」の冷凍センマイ焼き。焼き始めると水分が相当出てくるので水分を飛ばしながらしっかり焼き上げます。水分がなくなってから酒、みりん、焼き肉のたれ、七味、ごまを入れて炒め、最後に味噌を追加して出来上がりです。焼肉屋さん風の味わいで家人には好評でした。
<バロン・ドゥ・サラン>
「シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」2017 1314

1988

2022/5/21
■「シャトー・マルキ・デ・ボワ」2017
3月16日に同じものを飲んでいます。メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン20%。前回の印象は薄いのですが悪くない味わいだったということから焼き肉に合わすためにリピートです。飲みやすいですがボルドーらしい味わいで焼き肉にも合います。よい選択でした。肉はいつもの「にくけん」ではなく「肉の高島屋」で購入。利用したことがないお店でしたがしっかりしたお店の印象があるので挑戦。柔らかく味わい深い肉だったので満足できました。次回は味付け肉でないものを購入する予定。
<シャトー・マルキ・デ・ボワ> 2017

1987

2022/5/18
■モンカロ「マルケ・サンジョベーゼ」2020
イタリア中部アドリア海に面したマルケ州の赤。サンジョベーゼ100%。モンカロ社はマルケ州の協同組合。1000円でたくさんお釣りがくる格安のワイン。しかしサンジョベーゼの酸に期待して購入。透明度は極めて高い。アタックの味わいは極めて薄い。これは…と思いましたが徐々に酸の切れ味が全面に出てきて酸で飲めるワインという印象に。酸好きなのでこれは個人的にはいけます。後味もスッキリなので気楽に飲めそうです。鶏手羽元と卵のさっぱり煮。畑の小松菜もバターソテーにしました。

1986

2022/5/16
■コノ「マールボロ・ソーヴィニョン・ブラン」2020
ニュージーランド、マールボロ産のソーヴィニョン・ブラン。デカンター・ワールド・ワイン・アワード2018で、プラチナ賞97点を獲得した優れもの。ワイン・スペクテーター誌では2015ビンテージで年間トップ100の41位に選出されています。これは試してみない手はありません。早速購入して開栓。もとからソーヴィニョン・ブランにはフルーティですが緩い味わいのイメージがあり期待していませんでしたが、これは目から鱗状態です。味わいが濃い。濃いソーヴィニョン・ブランは初めてです。麦の香りにグレープフルーツや洋ナシの味わいが十分で満足できました。鶏もも肉の唐揚げサルサ風です。辛味が食欲をそそります。

1985

2022/5/10


■コノスル「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2018
チリ、カサブランカ・ヴァレーの赤。「ドメーヌ・ジャック・プリュール」のマルタン・プリュールが関わっていることから味わいは保証済み。「20バレル」は当初は20樽だけの生産だったからの名前。2018年にパーカーポイント93点 サクラワインアワードでゴールドも受賞済み。70%がフレンチオーク新樽、15%が大樽、15%がコンクリートタンクにて12ヶ月熟成。薄い色。しかし香りはスパイシー。すっきりの酸が前面に出ていて美味しい。5分で液体の透明度も高まり、さらにエレガントな酸の味わいに。コノスルのイメージはいまいちですがこのワインに関してはリピありです。ポークチャップ。ケチャップベースですがニンニクや生姜は必須です。
<コノスル>
「ソーヴィニヨン・ブラン・ビシクレタ・レゼルバ」2020 1726 1716
「シャルドネ・レゼルヴァ」2019 1775 2017  1383 2016 1231 1184 1124
「メルロー・レゼルヴァ」2015 1214 1205 2014 1112
「ピノ・ノワール・レゼルヴァ」2016 1424 2015 1044 2014 973
「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2015 1162 2011 656 2008 416 390 2007 320
<コノスル・シングルヴィンヤード・シリーズ>
「シャルドネ・シングルヴィンヤード・No.5」2015 1207
「メルロー・No14・スエロ・ブランコ」2015 1231 1200 1192
「カベルネ・ソーヴィニオン・No18エル・レクソ」2014 1110
「ピノ・ノワール・No21ヴィエント・マール」2017 1664  2016 1358 1259 2015 1107

1984

2022/5/8
■ドメーヌ・アラン・ブリュモン「マリアンヌ・ルージュ・コンテ・トロザン」2020
先日に引き続きアラン・ブリュモン。今回はコンテ・トロザンの赤。セパージュはタナ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン20%。コンクリートタンクで熟成。液体の透明度はそこそこ高い。甘めの味わいでスタートしたため果実味押しかと心配しましたが、5分で酸が全面に出てきて楽しめる味わいに。酸押しでありながら果実味も楽しめて意外にバランスがよいです。手羽先の甘揚げですがタバスコを少し効かしてスパイシーにしました。ニンニクだけでなく生姜も効かすのが決め手です。試し採りの茹で空豆も美味しい。
<ドメーヌ・アラン・ブリュモン>
「マリアンヌ・ブラン・コート・ド・ガスコーニュ」2020 1983

1983

2022/5/4
■ドメーヌ・アラン・ブリュモン「マリアンヌ・ブラン・コート・ド・ガスコーニュ」2020
フランス南西部、ガスコーニュの白。生産者はボルドーなどの銘醸地に押されて影が薄かったマディランやガスコーニュをブランドとして確立したヴィニョーブル・ブリュモン。セパージュはコロンバール60%、ソーヴィニヨン・ブラン40%。少しグリーンがあるレモンイエロー。香りに濁りがない。味わいはクリアな柑橘系果実の味わい。酸も程よく違和感は全くない感じです。人気が出そうな味わいです。筍は表の年のようで豊作のため価格破壊が起きていて低価格で株元がしっかり残っているものでも数百円で買えています。筍をたくさん手べることができて嬉しい。

1982

2022/5/2
「ドモード・サンジョヴェーゼ」2018
イタリア、アブルッツォ州の赤。生産者はカンティーネ・サン・マルツァーノ。安物ですがサンジョヴェーゼのすっきりの酸に期待して開栓。予想通り甘酸っぱいですが決して軽くはなく凝縮感もありデイリーにはもってこいです。手作りハンバーグ。表面をある程度焼いたら蒸し焼きにしてふんわり感を出します。
<ドモード>
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018 1960 1931 1882
「サンジョヴェーゼ」2018 1828 2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019 1771 2017 1400 2015 1222

1981

2022/4/30
■ドメーヌ・エリック・ド・シュルマン「リュリー・1er・プレオー・ルージュ」2015
コートシャロネーズのリュリーのプルミエの赤。リュリーはコート・ド・ボーヌの南端のサントネーの南。リュリーの南にはメルキュレもあります。ピノ・ノワール100%。エリック・ド・シュルマンの母はピュリニィ・モンラッシェのルフレーヴ家出身であり伝統ある家柄です。発酵には木製開放発酵槽を使い、足踏みによる櫂入れなど伝統を重んじた造りとともにビオディナミも取り入れています。透明度の高い液体。樽のよい香りは秀逸。酸とタンニンが溶け込んでいて滑らかで美味しい。やはりプルミエは美味しい。豚ロースとうずら卵のカツ。畑のリーフレタスのレタス巻きなど。リーフレタスは初めは成長が遅いですが、一旦スイッチが入るとどんどん葉を広げます。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1980

2022/4/28
■ビーニャ・デル・ペドリガル「デル・スール・カベルネ・ソーヴィニョン」2021
先日はデル・スールのシャルドネを飲みましたが今回は赤のカベルネ。値段が値段だけに期待感はあまりないですが開けてみました。透明度は普通。香りはそこそこスパイシー。味わいは意外に酸もタンニンもまあまあ。15分で酸が高まってOKでしたがそれ以降は返って酸が出過ぎて厚みがなくなりました。ピーマンの肉詰め。醤油、酒、砂糖、胡麻油、ニンニクに酢、タバスコも入れ、最後にたっぷりのおろし生姜も入れました。食欲をそそる味わいに家人には好評でした。
<ビーニャ・デル・ペドリガル>
「デル・スール シャルドネ」2021 1976

1979

2022/4/25
■アルファ・ゼータ「エッセ・ソアーヴェ」2020
イタリア、ヴェネトの白。品種はガルガーネガ100%。熟成はステンレスタンク。和食に合わせてのすっきりのソアーヴェを選択。カンティーナ・ディ・モンテフォルテの葡萄を使用。なおカンティーナ・ディ・モンテフォルテはモンテフォルテ・ダルポーネ地区の80の栽培農家の生産者協同組合。予想通りのすっきりの味わいですが薄いという印象は全くありません。香りはチャーミングであり酸も美味しい。これから暑くなる季節。しっかりした味わいながら爽やかなワインをよく冷やして飲むのは美味しそう。筍の刺身に天ぷら。うども頂いたので葉も天ぷらに。わらびはさっとあく抜きしてお浸しにして春の膳となりました。

1978

2022/4/23
■ドゥデ・ノーダン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2019
ドゥデ・ノーダンはサヴィニー・レ・ボーヌの生産者。1849年に設立のワイナリー。「ナチス・ドイツの占領時代に秘密の壁を築いて貴重なワインを守り抜いた逸話のある地下カーヴに、現在でも数多くの古酒をストックしている」との説明あり。歴史あるワイナリーの味わいに期待が持てました。透明度は普通。香りは木いちご風。味わいもベリー系でよく醸された酸が美味しい。やはりボーヌのワインだけあって深みはあっても陽気な印象です。豚ロース肉のチャーシュー。煮込み具合が難しいです。フライパンで焼き目を付けた後、肉にぴったり合うサイズの鍋でごく弱火で1時間煮込みました。畑のネギが大量にあるので山盛り入れました。少し固めの仕上がりでしたがよい味わいになりました。

1977

2000/4/21
■「カヴァ・アマドール・ブリュット・ロゼ」NV
4月8日にアマドール・ブリュットの白を飲んでいます。産地はペネデス。品種はトレパット。低価格なのにすっきりとした味わいだったので今度はロゼにトライです。ロゼにしては濃い色。フルーティでブラインドで飲むと葡萄でできていると思えないくらい。少し甘いのでリピはないかも。畑のサンチュでの肉包み。新玉葱、きゅうり、人参も細切りにしてコチジャン味で。スナップエンドウも採れ始めました。さっと茹でてパリット感を残すことが美味しく食べるための基本です。
<カヴァ・アマドール・ブリュット>
「レゼルバ」NV 1969

1976

2000/4/20
■ビーニャ・デル・ペドリガル「デル・スール シャルドネ」2021
チリ、 セントラル・ヴァレーの白。シャルドネ100%。超デイリーなワンコイン価格ですが、2017年ものが2018年にサクラアワード金賞なのが凄くてトライしてみました。クリーミーな舌触り。味わいは少し甘めでピーチ風。酸もそこそこありするすると飲めます。苦み成分もあり、なるほど賞を獲るだけのことはあるなと思えました。ただし記憶に残らないタイプのワインなのでリピは難しい。ガンガン冷やして飲むのがおすすめ。鶏もも肉の油淋鶏風。醤油、酒で煮込んで火を通した後にしっかり焼き上げました。たれには酢を入れてピリッとさせ小口切りネギを山盛り載せました。ネギは本当に美味しい食材です。

1975

2022/4/18
■アンドレ・ボノーム「マコン・ヴィラージュ・ブラン・ヴィエーユ・ヴィーニュ」2020
アンドレ・ボノームはマコンの優秀な生産者。マコン・ヴィラージュですが葡萄はマコン・ヴィレ村のもので平均樹齢は約60年。すぐに売り切れになってしまうワインですが購入できて嬉しい。ステンレスタンクで発酵、熟成。色は黄色が強め。よく醸されている豊かな香り。味わいはフルーティですが新鮮で若々しいというのではなく余韻があります。樽は使ってないようですが滑らかな優しい味わいに満足できました。「こごみ」を頂いたので洋風メニューに合わせてパスタに。さっと茹でることでコリコリの食感を活かします。先日は「こしあぶら」の天ぷら、「こごみ」の胡麻和えで和食に合わせ、春の食材を楽しめました。

1974

2022/4/16


■ルモワスネ・ペール・エ・フィス「ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ」2017
ルモワスネはボーヌのネゴシアン。地下のカーブには100万本以上のワインがストックされ、飲み頃のものが出荷されるという最高の信頼があるワイナリー。シャルドネ100%。かなりの期待を持って開栓。明るく輝く黄金色。香りに樽のスパイシーさあり。白をステンレスタンクのみで仕上げるワインとは違って樽由来のトースト香とまろやかな味わい。酸は10分でさらに高まりました。少し厚めのハムで造ったハムカツ。からしマヨネーズで食べると美味しいです。
<ルモワスネ・P&F>

「サントネイ」2009 863
「ブルゴーニュ・ルージュ・レゼルヴ」2009 772
「ブルゴーニュ・ルージュ・キュベ・スペシャル」1998 686
「サヴィニ・レ・ボーヌ」1998 444
「ボーヌ・1er・クロ・デ・ムーシュ」1998 442
「シャサーニュ・モンラッシェ・1erモルジョ」1987 429 
「メルキュレ・クロ・フォルトゥル」1999  167
「ボーヌ1erトゥーサン」1999  147
「ブルゴーニュ・ルージュ・ロイヤル・クラブ」1997 143
「ブルゴーニュ・ルージュ ルノメ」2010 1001 2007  1153  976 2006 900 1995  133  39

1973

2022/4/14
■メゾン・ジョゼフ・ドルーアン「マコン・ヴィラージュ」2019
マコンの村名ものの一つ格下のヴィラージュもの。シャルドネ100%。ステンレスタンクで低温発酵。ジョゼフ・ドルーアンは1880年にボーヌで創業。ビオディナミ農法。よく見掛けるワインですがその分、なかなか手に取ることがなかったジョゼフ・ドルーアン。マコンなら美味しいだろうと期待して購入。明るい色合い。酸は爽やかさがメインですが厚みがそこそこあり飲みごたえもあり。辛い物が食べたくて作ったヤンニョムチキン。しっかり辛く作ったので体が温まります。手前はマッシュルームのソテー。刻みベーコンにニンニクをたっぷり入れて炒めたものをマッシュルームの傘に入れてトースターで焼いてOK。これも食が進みます。
<ジョセフ・ドルーアン>
「ラフォーレ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2015 1253
「ブルゴーニュ・ピノノアール・ラベイ・ルージュ」2007 318

1972

2022/4/13
■「ハウメア・ブラン・ド・ブラン・ドゥ・フランス・ヴァン・ムスー」NV
生産者はフランス、ボルドーにあるソシエテ・デ・ヴァンムスー。この会社のオーナーはフィリップ・カステージャで、ポイヤックのシャトー・ランシュ・ムーサやシャトー・バタイエなどの所有者であり大手ネゴシアンのオーナーでもあります。品種はアイレン100%。レモン色。泡はそこそこ細かい。グレープフルーツ風の苦み成分が印象的。この苦みが嫌いな人もいるかもしれませんがフルーティな味わいです。餃子は超大判のフライパンで焼くと裏返して皿に載せるのがとても楽。それにしてもカリカリにしたくて少し焼き過ぎたかな?

1971

2022/4/11
■ドメーヌ・マルク・ロワ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2017
ジュヴレ・シャンベルタンの女性醸造家であるアレクサンドリーヌ・ロワが造るブルピノ。使用葡萄はジュヴレ・シャンベルタン・プレソニエールの平均樹齢50年のもの。自然酵母による発酵、ピジャージュは足で行うなど自然で丁寧な女性らしい造り。味わいもジュヴレ・シャンベルタンであっても女性らしい優雅さがあると予想して抜栓。透明度が極めて高い液体。豊かな酸の味わいと香り。優雅さがあるものの深みは物足りないのですが、酸押しのワインとして自分としては好みのワインです。豚ロースのとんかつ。茹でアスパラは畑に勝手に生えているものを収穫した物。新鮮で柔らかくて美味しい。

1970

2022/4/10
■ナターレ・ヴェルガ「ソアーヴェ」2020
またまたナターレ・ヴェルガのワイン。イタリア、ヴェネト州 ヴェローナ産。ガルガーネガ70%、ピノ・ビアンコ20%、トレッビアーノ10%。すっきりした辛口は和食にぴったり。酸押しではなくマイルドですが酸がとても美味しい。山椒の苗木を植え付けたので、早速葉を少し収穫して豆腐の木の芽田楽に。串に刺して炙るのが基本形ですが豆腐が割れたりして難しいので茹でて水を切った後はフライパンでやき、その後は保温プレートで温めながら食しました。
ナターレ・ヴェルガ>
「レ・ローヴォレ・ネロ・ダーヴォラ・シチリア」2019 1965
「レ・ローヴォレ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」2020 1964
「1895・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」2018 1893
「1895・ロッソ・トスカーナ」2018 1891
「イルガッジョ・ヴィーノ・ロッソ」NV 1783
「イルガッジョ・ヴィーノ・ビアンコ」NV 1754
「ヌアレ・ピノ・ネロ2018 1641 2016 1570 1444
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2017 1426 1497

1969

2020/4/8
■「カヴァ・アマドール・ブリュット・レゼルバ」NV
スペイン、ペネデスの泡物。品種はチャレロ、マカベオ。生産者はペレ・ベントゥーラ。レセルバということで熟成期間は15ヶ月以上あるわけで、価格は安物でも造りはしっかりだと予想。薄い黄金色。香りはフレッシュ。味わいも青リンゴ風ですいすい飲めます。若干甘めですが悪くはないです。2本で1650円の破格値で購入しましたが十分に元は取れていそうです。ジャーマンポテト。じゃがいもが高騰していますが食べたくなり調理。レンジで茹で根菜コースを選択し、じゃがいもに火を通した後片栗粉を付けて軽く揚げることで旨味がさらにアップします。じゃがいもも玉ねぎもウィンナーも粗く切る方が美味しい。

1968

2022/4/6
エラスリス「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018
チリ、アコンカグアヴァレーの赤。2021年10月に同じものを飲んでいますが、その時と同様に酸の押しが効いています。クリアな液体で味わいにも濁りがないのが嬉しい。カレーフォンデュ。ジャヤワカレーのルーで作ったのでスパイシーで美味しい。
<ヴィーニャ・エラスリス>
「エステート・ソーヴィニョン・ブラン」2019 1742 1666 1618
「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 1886 1863 1617
「アコンカグア・コースタ・シングル・ヴィンヤード・ソーヴィニヨン・ブラン」2012 821
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・ピノ・ノワール」2011 817
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ」2011 811

1967

2022/4/4
テラノブレ「シャルドネ・エステート」2020
お馴染みのテラノブレ。シャルドネも2020年ものに。チリ、セントラルヴァレーの白。シャルドネ100%。キレは弱いですがリンゴのようなフレッシュな果実味が楽しめます。豚キムチにシュウマイ。畑の大根菜の自作佃煮によるチャーハンなど。中華風になりました。
<テラノブレ>

「メルロー・エステート」2019 1846 2018 1603
「シャルドネ・エステート」2019 1711 1646 1586
「カベルネ・ソーヴィニョン」2019  1925 2018 1526
「ピノ・ノワール・レゼルバ・テロワール」2015 1434
「ソーヴィニヨン・ブラン・エステート」2018 1521 1457 1385
「ピノ・ノワール・グラン・レゼルバ」2016 1354
「メルロー・レゼルバ」2015 1334
「ピノ・ノワール・レゼルバ」2014 1041

1966

2022/4/2
■「シャトー・ラ・トゥール・サン・ボネ」2014
ボルドー、メドックのクリュ・ブルジョワ級の赤。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー45%、カベルネフラン5%、プティヴェルド5%。パーカーが激賞してきたワインだからこそ今まで手を出しませんでしたが、セット物の中に入っていたので試す機会ができました。透明度が高い液体。芳ばしい樽香が十分。酸とタンニンの調和がとてもよく、なるほど高評価なのがわかります。嫌味が全くないきれいな味わいでした。リピ買いありです。鶏もも肉の塩レモン唐揚げ。生姜すりおろしも入れてさっぱりと。畑の法蓮草はバターソテーに。ベーコン+コーンに少し出汁を入れて旨味UP。

1965

2022/4/1
■「レ・ローヴォレ・ネロ・ダーヴォラ・シチリア」2019
前回のモンテプルチアーノに続いて今度はシチリアのネロ・ダーヴォラ。まとめて2本買ってしまった残りの1本。モンテプルチアーノがよくなかったのでこの2本買い作戦は失敗の予感大。色は薄い。味わいも薄いですが酸は結構押してきます。厚みが全くなく若い酸を楽しむワインとなっています。酸好きなのでまあギリギリで納得できたというところです。鶏胸肉のトマトソース煮。ローズマリーの枝を切ってきて用意し、もも肉でハーブ焼きをする予定でしたがもも肉は冷凍になっていたのでチルドの胸肉料理に変更。胸肉を柔らかくするために玉葱すりおろしにしばらく漬け込み、トマトソースで煮込みローズマリーも添えました。柔らかく薫り高くできました。ボトルには生産者名としてC.V.N.V.の略称が書いてありますがこれはCasa Vinicola Natale Verga s.p.a.の略です。

1964

2022/3/30
■「レ・ローヴォレ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」2020
イタリア、アブルッツオの赤。生産者はナターレ・ヴェルガ。またナターレ・ヴェルガか?というくらいイタリアで幅を利かせている最大級のファミリーカンパニー。安ワインをたくさん造っていますが安物はそれなりの味わいなので期待せずに抜栓。濃い色。香りは少しケミカル。味わいには分離感があり、濃い液体でも深みがなく薄味に感じます。デイリーの価格ですがリピはないと思えます。厚切りハムのハムカツ。最初からかなりスパイシーに味付けしてあるステーキ用のハムのため塩気は少し濃く感じました。畑の赤蕪、白蕪の折り菜をさっと茹でてパスタに混ぜ、菜の花のパスタに。植物の成長点を食べると力が湧いてくるような気がします。

1963

2022/3/28
■「シャトー・グラン・マレショー」2016
ブライ・コート・ドボルドーの赤。メルロー60%、カベルネソーヴィニョン20%、カベルネフラン20%。アルコール度はなんと14%。コンサルタントはステファン・デュルノンクールということで味わいに間違いはないはずと期待して抜栓。濃い色ですがエッジは明るい。酸を追ってタンニンも感じられる柔らかな味わい。旨味があって美味しい。リピ買いありかも。大規模スーパーの「PLANT3清水店」で買った生ハンバーグを焼きました。ハンバーグ自体の味付けが不明なのでソースの塩気は薄めに。その分玉葱すりおろしや刻みトマトなどで旨味UPしてばっちりOKでした。
<ステファン・デュルノンクールのワイン>
「シャトー・デギュイユ」2005 199
「シャトー・パヴィ・マカン」2004
187
「セニョール・デギュイユ」2005 106

1962

2022/3/27
■「レ・カレッシュド・ラネッサン」2011
シャトー・ラネッサンはサン・ジュリアンの近くのキューサック村のシャトー。畑はサンジュリアンに隣接していて、ベイシュヴェルの南に位置しシャトーボーモンも近くです。レ・カレッシュド・ラネッサンはシャトー・ラネッサンのセカンドワインで1999年スタート。当時はあまり注目していませんでしたが、近年のワイン高騰でお手頃ワインの範疇で人気があるかと思えます。カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー35%、カベルネ・フラン2.5%、プティ・ヴェルド2.5%。透明度が高い液体。酸とタンニンのバランスが素晴らしい。見掛けたらリピ買いです。竹輪の紅生姜天ぷら。天ぷら粉に入れるのは紅生姜のつゆのみ。パンチの効いた味わいになります。
シャトー・ラネッサン> 2009 812 2007 653  418  1994 52

1961

2022/3/26
■「シャトー・ド・ピトレイ」2016
ボルドー・サン・テミリオンの東側のカスティヨン・コート・ド・ボルドーの赤。ボトル裏のラベルにはサンテミリオンより9キロ離れた粘土(clay)と石灰岩(limestone)の土壌と記されています。セパージュはメルロ、カベルネ・フラン、マルベック。これもボトル裏に記されていてワインの素性が一目で分かる親切なシャトーです。色は濃いですが清澄な液体。香りに濁りがない。開栓時は閉じていましたが数分で酸がぐんと出てきました。タンニンは弱めですが液体に濃さがあるので飲んでいる感が十分にあります。バランスがよくて飲みやすいワインです。ホタテのバターソテー、鶏手羽先の甘辛揚げなど。バターは焦げ付きやすいので途中から投入がよいです。

1960

2022/3/23
「ドモード・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018
イタリア、アブルッツォの赤。モンテプルチアーノ種100%。とりあえず酸の効いたイタリアの安いのを飲みたいときにはチョイスする1本。予想通り酸がすっきりで酸押しが嬉しい。安物の位置付けが可愛そうなくらいです。畑の法蓮草のバター炒め。少し出汁を入れるのが美味しい。親鳥カリカリ焼きも食が進みます。
<ドモード>
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018 1931 1882
「サンジョヴェーゼ」2018 1828 2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019 1771 2017 1400 2015 1222

1959

2022/3/22
■「シャトー・ラ・ラバル・キュヴェ・レクセレンス」2016
ボルドーの赤。オーナーはレイニエ・シコ・イザベル。メルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%のメルロー主体。ステンレスタンクで醗酵。コンクリートタンクで約17ヶ月熟成。セット物の安ワインなので期待はせずに抜栓。色は薄め。濁りがない甘酸っぱい香り。味わいは「薄い」という印象。しかし酸はありボルドーにしては酸押しのストレートな味わい。気軽に飲めます。鶏もも肉のタコス風。玉葱、ピーマンのみじん切り、トマトのざく切りにタバスコの辛味をプラス。肉を焼いて出た脂はペーパーできれいに拭き取りカリカリに近い状態にしたものが好きです。赤蕪の折り菜をさっと茹で、出汁、醤油、みりん、オリーブオイル、溶き辛子で和え、ゴマも振りかけました。和風っぽいですが十分ワインでも美味しく頂けます。

1958

2022/3/16
■「シャトー・マルキ・デ・ボワ」2017
ボルドーの赤。生産者は大手ワイン商のユニヴィティス。いろいろなブランドを展開していて安いワインを販売しているようです。セパージュはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン20%。あまり期待せずに抜栓。透明度の高い液体。香りに香ばしさがあり。味わいは意外に酸があり酸押しでスタート。嫌味がない酸押しワインなのですいすい飲めます。ただその分奥深さや厚みはほとんどないので価格相応なのかもしれません。ロールキャベツですが冬キャベツなので剥がすのに苦労しました。売っているものが結構安いので春に畑にキャベツを植える予定はありません。

1957

2022/3/14
■ルッツヴィル・ヴィンヤーズ「シャルドネ」2019
前回は3月2日にルッツヴィルの赤を飲みましたが、なかなかよい印象だったので今回は白にトライ。シャルドネ100%。ミネラル感が漂う香り。酸がしっかりで酸押しのワイン。これは安物にしては相当レベル高そうだなと感じながら飲み進めることに。20分後も酸は持続してかなり楽しめました。夕方に突然ふきのとうをたくさん頂いたので先ずは天ぷらに。天ぷらの衣は最近は完全自作になっています。親鶏をスパイシーに焼いたものはたま〜に食べたくなります。塩気を強くしないと美味しくない体に悪い料理ですが美味しいです。
<ルッツヴィル・ヴィンヤーズ>
「カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 1950

1956

2022/3/13
■「シャトー・ラ・テュイルリー・ボルドー・ブラン」2018
ボルドーの白。生産者はボルドーのネゴシアン。ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン20%、モスカテル5%。神の雫バージョンとかいうことで原作者の亜樹直氏のサインがプリントされていますが、生産者情報は少ない。キラキラとよく光る黄色がやや強い色合い。酸は穏やかで味わいに熟成感があり。裏ラベルに「春の日差しを感じるワイン」と書かれていますがまさにその通りでした。豚こま切れ肉をある程度広げて塩胡椒し、片栗粉を付けて揚げたものにおろしポン酢+大葉+ネギで。豚肉はカリカリ感が出るようにしっかり揚げると美味しい。完全に酒のつまみですね。

1955

2022/3/11
■ラ・ブルゴンディ「ブルゴーニュ・アリゴテ」2019
フランス、コート・シャロネーズの白。アリゴテ100%。生産者はラ・カンパニー・ド・ブルゴンディという生産者協同組合。協同組合による合理化で低価格ながらも品質の良いワイン造りを目指しているようです。ステンレスタンクで醸造、熟成。色は濃い目で少し不安。口にすると色の印象とは違って爽やかな梨風の味わい。特別な個性はないものの気軽に飲めました。串カツを大量に揚げました。都合によりパン粉の衣を付けてから揚げるまで3時間ほどおくことに。なぜかパン粉がかなり焦げるということになり見た目がやや悪くなりました。原因は水分を行き渡らせ過ぎたたためなのかもしれません。

1954

2022/3/9
■カンティーナ・ディ・モンテフォルテ「ラ・コルテ・ビアンコ・デル・ヴェネトI.G.T」2019
イタリア、ヴェネトの白。カンティーナ・ディ・モンテフォルテは協同の醸造所。畑はモンテフォルテ・ダルポーネにあり平均樹齢は30年。ガルガーネガ70%、シャルドネ30%。少し濃い目のレモン色。香りはとても弱い。味わいはすっきりさっぱりで酸がじわっと広がります。安ワインにありがちな妙に造られた味わいでなく、甘くないのも嬉しい。鶏手羽先の甘辛揚げ、法蓮草のコチュジャン炒めなど。畑の法蓮草は寒さでかなり甘くなっていて美味しい。コチュジャンを混ぜて合わせたソースはアボガドサラダ用に用意したものの、アボガドが傷んでいたので急遽法蓮草炒めに変更となりましたが、家人には好評でした。

1953

2022/3/7
■「カーザ・デフラ・ソーヴィニョン・ブラン」2019
イタリア、ヴェネトの白。ソーヴィニョン・ブラン100%。生産者はチェーロ・エ・テッラ。チェーロファミリーとコッリ・ベリチ協同組合がタッグを組んで作っているワイン。ISO14001、ISO45001、IFS国際食品規格、BRC食品安全基準などをクリアし環境に優しいワイナリーを目指しています。安物ですがそういう主旨で造られているワインの味わいは如何に。レモン色。香りはフルーティ。味わいもすっきりのフルーティ味でいくらでも飲める味わい。夏に冷やしてガンガン飲みたくなる味わいですが、ワインなので結構酔うかと思います。畑の白蕪のポトフ。まだまだ暖かいメニューが嬉しい。鶏もも肉の唐揚げは塩レモン味。あっさり味で胃腸に優しくしました。
<チェーロ・エ・テッラ>
「サポリート・メルロー・ラボーゾ」2019 1940
「キュヴェ・フリヴォーロ・フリッツァンテ・ビアンコ」NV
 1902
「カーザ・デフラ・バルバラーノ・コッリ・ベリチD.O.C.リゼルヴァ」2016 1885 

1952

2022/3/5
■ラ・ジブリオット「ブルゴーニュ・ルージュ」2018
久し振りのラ・ジブリオット。ラ・ジブリオットはクロード・デュガによるジュヴレ・シャンベルタンのワイナリー。現状は息子と娘によって運営されています。発酵、熟成の作業は主に手作業で行うなどこだわりのある生産者です。新樽率は20〜25%。ジュヴレ・シャンベルタンの力強い味わいではなくラ・ジブリオットによる柔らかで優雅な味わいに期待して抜栓。透明度が高いルビーレッドの液体。酸もクリアで村名に近い味わい。雑味がないよく醸されたブルピノの味わいに満足できました。豚ロース薄切りのカツのソースは自作ソース。菜花のカルパッチョは前回水ダコで作りましたが今回はタコが売っていなかったので真鯛で。やはり相当美味しい。
<ラ・ジブリオット>

「ブルゴーニュ・ルージュ」2012 911 897 837
「ジュヴレ・シャンベルタン」2010 672 
<クロード・デュガ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2008 414 381

1951

2022/3/3
■「シャトー・モンロック」2006
フランス・ボルドー・リュサック・サンテミリオンの赤。メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン5%。50%をステンレスタンク、50%をオーク樽にて熟成。新樽比率33%。香りは弱いですが複雑性があり時間の経過を感じます。味わいは酸が程よく気持ちよく飲めます。タンニンは液体に溶け込んでいて弱めですが酸との調和が取れています。メルロー主体ということで全体的に軽く優しい印象ですが、滑らかさは十分に楽しめました。メインメニューは鶏手羽元のさっぱり煮。酢を入れているので味わいはすっきりです。ゆで卵も必須です。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1950

2022/3/2
■ルッツヴィル・ヴィンヤーズ「カベルネ・ソーヴィニヨン」2018
南アフリカ、西ケープタウンのルッツヴィル・バレーの赤。ケープタウンの北260qの大西洋沿岸。2014年にサクラ・アワードのダブルゴールドを獲得しています。南アフリカ産は安物でも意外に美味しいと認識しているので少し期待して開栓。やや薄い味わいですが酸はよく醸されていて美味しい。20分で酸が高まりました。恐るべし南アフリカ産。水ダコと菜花のカルパッチョ、回鍋肉、白蕪のクリーム煮など。NHKの料理番組を見てカルパッチョにメニュー決めをしましたが、お店では鯛が高かったので水ダコに変更。菜花は軽く湯がく程度。オリーブオイルに出汁、練り辛子、塩昆布、ゴマと風味豊かで美味しい。リピで造る予定。

1949

2022/2/28
■「ダヴェッロ・カタラット」2019
イタリア、シチリアの白。先日飲んだアドリア・ヴィーニが造る白。品種はシチリア島で栽培されている白ワイン用品種のカタラット100%。きれいなレモン色。アタックは弱い。薄味でクリアな印象が強い。しかも何か鉄っぽいミネラル感があるのは好感度が大。夏用に何本かストックしておきギンギンに冷やして飲むと美味しそうです。メニューは冷凍の浜松餃子を焼いたもの。4種のナムル、オニオンスープなど。ナムルは牛蒡、人参、竹の子、法蓮草のバリエーションですがどれも素材の味が生きていて美味い!オニオンスープは昨日のうどんすきの残り汁に刻み生姜や鶏ガラスープを追加したものですが、体が温まって家人には大好評でした。
<ダヴェッロ>
「ネロ・ダーヴォラ」2019 1947

1948

2022/2/26
■勝沼醸造「アルガ-ノ・ベ-リ-A」2021
頂き物のワイン。品種はマスカットベリーA。生産者は「甲州テロワール・セレクション祝」を造っている勝沼醸造。甲州種の味わいを醸し出しているワイナリーですが、赤の醸造は日本ではハードルがかなり高いので期待はせずに開栓。薄い色とかなり薄い味わい。やはりベ-リ-Aの甘い味わいに支配されていますが薄い分すいすい飲めます。マスカットベリーAでないとうまく育たないのでしょうが今後の事業展開に期待です。ふきのとうの天ぷら、牛カルビの焼き肉、鶏チキンバー唐揚げなど。天ぷら粉は絶対に冷水で溶き、玉が残り過ぎ状態で揚げることが鉄則です。

1947

2022/2/25
■「ダヴェッロ・ネロ・ダーヴォラ」2019
イタリア、シチリアの赤。ネロ・ダーヴォラ100%。ネロ・ダーヴォラはシチリアの土着品種。生産者はアドリア・ヴィーニでピエモンテに本社があるようです。安物なので軽い気持ちで開栓。アタックは渋味に苦みを合わせたような味わい。今まで飲んだことがない味わいで少々困りましたが、展開に期待して飲み進めました。20分で苦みは弱まり酸の味わいが出てきました。これなら行けると飲み進めるも40分で重くなりました。ハンバーグ。表面が固まり焦げ付く雰囲気が出てきたら水を入れじっくり蒸し焼きに。最後に水分を飛ばしてOK。ケチャップベースのソースにはオレガノを入れることで格段に美味しさが増します。

1946

2022/2/23
■ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト「プライベート・リザーヴ・ボルドー・ルージュ」2018
ボルドーの赤。生産者はバロン・ド・ロートシルト。葡萄はアントゥル・ドゥ・メール、コート・ド・ボルドー、コート・ド・ブライの畑から。品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン。色は予想より明るくさらりとした液体。タンニンがたっぷりで酸も十分に効いていて価格以上の味わい。10分で黒系の果実味が出てきますが、果実味押しにならずに済んだので美味しく飲めました。文句はありません。坂井市の精肉屋の「にくけん」で購入した牛カルビ。最近、肉はたくさんは食べられないので少しだけ(二人分)焼きました。残りは冷凍。ホタテ貝柱はバターでソテーし法蓮草添え。柔らかくて旨味がたっぷり。
<バロン・ド・ロートシルト>
「ロス・ヴァスコス・シャルドネ」2020 1943

1945

2022/2/19
■フランソワ・ラベ「ピノ・ノワール」2019
フランス、コルシカ島の赤。ピノ・ノワール100%。コルシカ島はフランスの国土ですが近くのサルデーニャ島はイタリアの領土。生産者のフランソワ・ラベはクロ・ド・ヴージョ最大の所有者シャトー・ド・ラ・トゥールのオーナー。ちなみボルドー・ポイヤックのシャトー・ラトゥールとは違います。陽気な島で造るピノの味わいに期待して抜栓。透明度が極めて高い液体。香りも澄んできれい。アタックはタンニンがやや強く感じられますが10分で酸が押してきてとてもよいバランスに。やはり陽気な雰囲気ですが陽気過ぎない所が素晴らしいです。鶏もも肉のサルサ風焼き。焼いている最中は出てくる脂をペーパーで徹底的に拭い去ります。掛けるサルサ風ソースの具材は玉葱、トマトみじん切りだけですがレモン、タバスコ、醤油、塩胡椒で美味しく食べられます。

1944

2022/2/17
■「ベンド・カベルネ・ソーヴィニヨン」2020
カリフォルニアの赤。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。生産者はダリオ・デ・コンティ。千円でお釣りがくるワイン。甘くて濃いと予想して抜栓。バニラの香り。果実味押しが凄いと思いながら口にすると確信に変わりました。甘く押しの強いダークチェリー味。とろりとした粘りもあり。酸もしっかりあり。タンニンもそこそこあり安ワインのレベルではありませんが、個人的にはキレのある酸が好きなのでリピはないと思えます。ちゃぷすいと揚げ豚肉の野菜炒めなど。急に胡椒の効いたちゃぷすいが食べたくなりました。肉は冷凍の肉団子を揚げて入れました。このワインには全く合いませんでしたが、料理は美味しく満足できました。1月にシャルドネを飲んでいますがそれも押しが強い圧のあるワインでした。写真は裏ラベルです(;^_^A。
<ベンド>
「シャルドネ」2019 1926 

1943

2022/2/15
■「ロス・ヴァスコス・シャルドネ」2020
チリ、コルチャグア・ヴァレーの白。生産者はシャトー・ラフィット・ロートシルトのバロン・ド・ロートシルト。ステンレスタンクで発酵後に瓶詰めして熟成。スクリューキャップで気軽に飲めるワインという設定ですが、ラフィットの手によるものですから期待を大きく持って開栓。色は薄いきれいなレモン色。味わいは予想を超える鋭い切れ味の酸。これほどの鋭い酸にはなかなか出会えません。酸好きにはぴったりです。しばらく寝かせることも可能かもしれません。豚ロース肉厚切りのバーキュー風ソテー。ニンニクの香りを立たせてから軽く小麦粉を振った肉を焼き、硬くならない程度にしっかり火を入れます。生姜も入れることでスパイシーさが増しました。ラフィットのセカンドのカリュアド2002はかなり昔に2本買い今は残り1本。楽しみです。

1942

2022/2/11
■ドメーヌ・セギノ・ボルデ「シャブリ」2020
シャブリでも歴史が古いドメーヌ・セギノ。ラベルにはアンモナイトの化石がデザインされていて、キンメリジャンの土壌であることを主張しています。樹齢は100年以上のものもあるようで熟成もュールリー方式であり味わいに期待が持てます。シャブリにしては黄色味が強い液体。香りはミネラルの豊富さの予感あり。味わいは酸がしっかり。すっきりクールなシャブリもありますが、これはなかなか酸押しで濃厚です。やはりシャブリは文句なく楽しめます。鶏もも肉のカリカリおろしポン酢焼き、バゲットのピザ、里芋の唐揚げ味からめなど。里芋の揚げたものが食べたくなり皮を剥いてあるものを購入。揚げることで香ばしさが際立ちとても美味しい。食べたくなったら自分で味わいを調整して作るのが一番です。

1941

2022/2/9
■ヴィニュロン・アルデショワ「シラー・クラシック」2019
フランス、ローヌのアルデーシュの赤。ヴィニュロン・アルデショワは、リヨンの南の地域の生産者協同組合で、栽培家・醸造家は1500人ということで大規模な組合のようです。「HVE(環境価値重視)認証」を受けています。エコシステムを遵守し適切なアプローチを採用しているサスティナブルな農業従事者ということです。有機ワインの味わいに期待して抜栓。シラー100%。色はしっかり濃いですが液体の清澄感は十分。香りにスパイシーさがあり。タンニンもしっかりあり。少し苦くそして少し遅れて甘い印象が漂います。安物ですが楽しめました。厚切りハムのカツ、牡蠣フライ、菜花のパスタなど。ハムカツはたまに食べたくなります。畑の菜花の収穫はまだまだなので購入しました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1940

2022/2/4
■チェーロ・エ・テッラ「サポリート・メルロー・ラボーゾ」2019
イタリア、ヴェネトの赤。生産者はチェーロ・エ・テッラ。チェーロ・エ・テッラは1908年に創業。現在は4代目となりビオロジック栽培、近代的醸造をしています。メルロー85%、ラボーゾ15%。樹齢15〜20年。マセラシオンも行わない自然な造り。色は薄目。フレッシュな酸の香り。味わいは赤い果実の酸。迷いないストレートな酸で、これほどまでも若い果実味を押しているワインも珍しい。軽い味わいで嫌味がなくすいすい飲めます。ロールキャベツとリゾット。畑のキャベツはほとんどなくなり、割れたり鳥に突かれたりしているのでお店で春キャベツを購入。在圃性が高いキャベツの品種を育てたいのですが、種から育てないといけないためなかなか難しい状況です。
<チェーロ・エ・テッラ>
「キュヴェ・フリヴォーロ・フリッツァンテ・ビアンコ」NV
 1902
「カーザ・デフラ・バルバラーノ・コッリ・ベリチD.O.C.リゼルヴァ」2016 1885

1939

2022/1/31
■ティエリー・モルテ「ブルゴーニュ・パストゥーグラン」2017
ティエリー・モルテはジュヴレ・シャンベルタンの生産者。兄は故ドゥニ・モルテ。偉大な生産者ですが購入しやすいパストゥーグランを造ってくれているのが嬉しい。コンクリートタンクで発酵、古樽で10ヶ月熟成。平均年間生産量本数が3000本でなかなか貴重です。しかしそれでもやはりパストゥーグランなのでガメイの味わい優先だろうと思いながら抜栓。とても薄い色。赤い果実の香り。味わいは梅風味で熟成感あり。いやいやこれはパストゥーグランではないというクリアな味わいで、薄旨好きなら大満足できるはず。鶏手羽先の甘辛揚げ。生姜とニンニクをたっぷり効かしました。
<ティエリー・モルテ>
「ブルゴーニュルージュ・キュヴェ・レ・シャルム・ドゥ・デ」2013 1283 20121211

「ブルゴーニュブラン・キュヴェ・レ・テロワール・ドゥ・デ」2012 1212
「ブルゴーニュ・ルージュ」 2007 758 2009 563 2008 511

1938

2022/1/30
■「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」2020
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの白。エヌズ・ローズ社のシリーズもの。ベルデホ75%、ソーヴィニヨン・ブラン25%。ラベルには「魂を揺さぶる、最高にクールな個性はワイン」と記されていてなかなかの迫力を感じて抜栓。色は薄い。味わいはリンゴ風。フレッシュな味わい。ベルデホ種メインということから濃厚さもありますが、さすがに魂は揺さぶられませんでした。名前が似たものに「ローリング・ストーンズ・シンパシー・フォー・ザ・デビル・アイスワイン」というカナダ産のワインがありますが、これはミック・ジャガー企画のワインで発売時ハーフで3万円。当然流通はしていません。越前町厨の「まるさん」で買ってきたメバルを唐揚げに。水ダコはカルパッチョに。浜の新鮮な魚は美味しい!
<ワイン・エヌズ・ローズ>
「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド・ボバル」2018 1897
「ハイウエイ・トゥ・ヘル」2019 1895

1937

2022/1/27
■「アル・ヴェント・セレクシオン・カヴァ・ブリュット」NV
スペイン、バレンシアのカヴァ。生産者はグルーポ・コヴィニャスというわけで、コヴィニャスはいろいろなレーベル作り過ぎで何が何だか分かりにくいです。色は明るく薄い黄金色。結構甘く感じます。渋さもあるので飲み進められますが、途中で飲み飽きる感あり。まあこんなものでしょうと割り切れば納得できます。天ぷらは蓮根、セロリ、舞茸、さつまいもの4種盛り。蓮根は縦切りにして食感を楽しみます。セロリはスティックにした残り。舞茸は根元の部分が美味しいので、根元が大きく太い株のものを購入。さつまいもは1p厚の輪切りでゆっくり揚げると美味しい。

1936

2022/1/26
■アンリ・フェレティグ「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・アン・ヴァルロ・ブラン」2017
フランス、ブルゴーニュ、コート・ ド・ボーヌの白。アンリ・フェレティグはシャンボル・ミュジニーの生産者。今はジルベール・フェレティグが引き継いでいて評価はかなり高いようです。赤の生産者ですが白の味わいにも期待大。畑はボーヌのラドワの近く。シャルドネ100%。醗酵はオーク樽、熟成もオーク樽熟成14カ月(新樽20%)。薄めの黄金色。ミネラルの香りあり。ほんの少し苦みもありするすると喉を通る。20分で酸が高まる美味しいワインです。セロリやきゅうりのスティック用のソース作り。昨日のソースと同じ工程にコチュジャン、サムジャンを少量追加。使用頻度が少ないサムジャンですがコチュジャンとの相性はばっちりです。レモン汁も入れてすっきり味に。

1935

2022/1/25
■「アウラ・カヴァ・ブリュット」NV
スペイン、バレンシア、レケナのカヴァ。生産者はグルーポ・コヴィニャス。コヴィニャスのアウラシリーズにはメルローやカベルネ・ソーヴィニョンもあるようです。マカベオ100%。安いセット物のカヴァなので期待はなし。ボトルのデザインはシンプルで洗練されています。色は薄め。泡は細かめ。味わいは予想以上にドライ。フルーティな中に蜂蜜の甘さがあり自然に美味しく飲めました。クリームシチュー。そして今日は天神講なので焼きガレイも。焼きガレイをそのまま食べるのではなく、玉ねぎみじん切りに酒、みりん、醤油を入れて煮詰めたソースをかけて食しました。実はこのソースは野菜サラダにもぴったりです。

1934

2022/1/22
■コンフュロン・コトティド「ブルゴーニュ・パストゥーグラン」2017
コンフュロン・コトティドは、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ。しかし畑はコート・ドール全体に及び、グランクリュ畑も4カ所所有しています。高密度の植樹、遅い収穫時期、自然酵母による全房発酵、長い熟成期間、ノンフィルターとこだわりのある造りをする生産者です。これはパストゥーグランなのでガメイ:ピノ・ノワールは2対1。豊かな味わいに期待して抜栓。落ち着いた色でエッジはガーネットに近い。味わいは薄旨です。タンニンもしっかりあります。フレッシュというよりやや複雑性のあるクラッシックな味わいが嬉しい。たこ焼き。具材はタコではなくイカ、ホタテ、ソーセージなど。チーズもケチャップも入れます。クラッカーにラ・カンティーヌのソース。ドライイチジク、ドライラズベリーも合います。
<コンフュロン・コトティド>
「クロ・ド・ヴージョ・G・Cru」2002 208

1933

2022/1/21
■ミシェル・グロ「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・オー・ヴァロン・ルージュ」2017
ミシェル・グロは久し振り。このオー・ヴァロンはヴォーヌ・ロマネのミシェル・グロのドメーヌから南西約8キロ程度のマレイ・レ・フュッセイ村にある畑。マップ検索は手こずりましたが何とか突き止めました。2016年よりリリースされたキュヴェ。標高が425〜440mで南向きの畑と良好な環境です。熟成は6ヵ月間大樽で後小樽で12ヵ月。期待大で抜栓。香りは旨さを予感させる清楚な香り。味わいはピノにしてはスパイシー。樽によるものでしょうがこのスパイシーさは記憶に残ります。十分に楽しめました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)ミシェル・グロHP→ https://www.domaine-michel-gros.com/
<ミッシェル・グロ>
「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャリオ」2011 1091
「ブルゴーニュ・ルージュ」2016 1340 2015 1206 2006 754 
「オート・コート・ド・ニュイ」2012 819  2011 735 2009 465  2006 276 2005 274 2004 210
「モレサンドニ・アン・ラ・リュード・ヴェルジ」2007 339
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・デ・レア」2007 313
「ヴォーヌ・ロマネ」2006  194
「オート・コー ト・ド・ニュイ・ブラン」2002 

1932

2022/1/19
■ラフージュ「コトー・ブルギニョン ルージュ」2017
オーセイ・デュレスの赤。生産者のラフージュの創業は1765年。以後5世代に渡っています。セパージュはガメイ2/3、ピノ・ノワール1/3。この比率は偶然パストゥグランと同率ですが、パストゥグランのガメイはピノと同じ地区の畑で採れたものを使用となっています。対してコトー・ブルギニョンはブルゴーニュならどの畑でもよくブレンド比率も規定がありません。規制が緩いので生産者は個性ある味わいを作ることができますが、逆に何でもありということで購入者には迷いや不安が生じます。さてこのワインですが色は薄い。ガメイの果実味押しが弱いのが意外で嬉しい。薄味ですが20分もすると酸が高まり美味しい好きな味わいになりました。豚ロースのソテー。たれに酢を入れることでぐんと味が締まります。

1931

2022/1/17
「ドモード・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018
イタリア、アブルッツォの赤。モンテプルチアーノ種100%。度々飲んでいるドモード。安心のブランドです。色は濃いですがエッジはきれい。酸とタンニンのバランスが絶妙。30分で液体の透明度が増し酸も高まりました。デイリーにはもってこいのワインです。ロールキャベツ。春キャベツは葉を剥がしやすいので助かります。
<ドモード>
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018 1882
「サンジョヴェーゼ」2018 1828 2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019 1771 2017 1400 2015 1222

1930

2022/1/16
■「コルテ・バルダ・ビアンコ・テッレ・シチリア」2017
イタリア、シチリアの白。品種はカタラット50%、グレコニコ50%。生産者はアンジェロ・ロッカ・エ・フィーリ。お店で目に留まった安物ですがシチリアならOKかと思い購入。色は薄く淡い。香りは白い花風。味わいは予想以上にすっきりで飲みやすいですが少しケミカルな感じもします。記憶に残りにくい軽いワインですが嫌味はないので、夏にガンガン冷やして飲めば美味しそうです。だだみの天ぷら。居酒屋では定番でも自分で揚げるとなるとなかなか難しい。水気をよく切ったら酒を振りかけて、濃い目のどろっとした天ぷら粉の液で固めるように揚げます。揚げ過ぎるとだだみが溶け出すので、よく見ていないといけません。はんぺんのフライも美味しい。

1929

2022/1/14
テッラ・ダリージ「ビアンコ」NV
イタリア、アブルッツォ、キエティの白。風通しの良さと昼夜の温度差のある丘陵地帯にある畑。セパージュはトレッビアーノ・ダブルッツォ85%、シャルドネ15%。ステンレスタンクで醗酵、熟成。実は昨年末に同じものを飲んでいて、リピなしと記していましたが失念。思い込みなしで飲んでみた結果はまあ良好。小細工なしの素直な味わいが嬉しい。ボトルの個体差か気分の差かな?和食に合いました。
<テッラ・ダリージ>
「ビアンコ」NV 1915
「ズィーテ・ペコリーノ・テッレ・ディ・キエーティIGT」2019 1830

1928

2022/1/13
■ピッチーニ「トスカーナ・ビアンコ・I.G.T.」2018
イタリア、トスカーナの白。ピッチーニは1882年にアンジェロ・ピッチーニが設立。セパージュはトレッビアーノ50%、シャルドネ25%、ヴェルメンティーノ25%。安ワインですがイタリアワイナリーの輸出量トップ10社に入るワインですからそこそこを期待して開栓。色は薄い。香りも弱いですが雑味がない香り。味わいはとてもシンプルで、真夏にガンガン冷やして飲みたい味わい。厚み、旨味は薄いですがドライで甘さを抑えているクリアな味わいは好感が持てます。夜よりも昼に飲みたいワインです。冷凍庫に残っていた鶏もも肉+胸肉を使っての油淋鶏。酢をしっかり効かすことが大事。
<ピッチーニ>
「カンティーネ・ピッチーニ・ロッソ」NV 1776

1927

2022/1/11
■デ・ボルトリ・ワインズ「ディービー・ファミリーセレクション」2020
オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズの白。デ・ボルトリ社は大きなワイナリーで英国王室御用達となっていたこともあるようです。品種はゲヴェルツトラミネールとリースリング。ゲヴェルツトラミネールはイタリアのトラミナーという白ワイン用ブドウのことで、イタリアから持ち込まれたということでしょう。リースリングとのブレンドということで甘い味わいを予想。香りは甘い。味わいも相当甘いライチ風の味わいのデザートワイン。甘いですが口の中では徐々に酸の味わいが増してくるのでなんとなく飲めます。女子受けするワインでしょう。カレーフォンデュ。カレーはちょっとスパイシー強めに。

1926

2022/1/7
■ベンド「シャルドネ」2019
カリフォルニア、ナパヴァレーの白。生産者はカモミ社。醸造責任者のダリオ・デ・コンティは「誰もが食事と一緒に気軽に楽しめるワインこそが目指すスタイル」とのこと。安ワインですが生産者の思いと味に期待して抜栓。色は濃い目。香りはスパイシー。味わいもかなりピリッとくる辛味。酸が強いというのではなく辛いという感じ。口の中に広がるにつれて甘みに変化して桃やリンゴの風味に。そしてまた口にすると辛く、また甘くなるの繰り返しです。味わいに圧は感じました。分厚いハンバーグは焼くことでさらに膨らみ玉のようです。ビニールトンネル内の春菊を収穫しサラダに。オリーブオイル、塩胡椒、レモン汁、カリカリベーコン炒め、リンゴを混ぜたもの。春菊の葉は霜焼けにならずにきれいです。

1925

2022/1/5
テラノブレ「カベルネ・ソーヴィニョン」2019
1000円でお釣りがたくさん来るチリ、マウレ・バレーの赤。これまでも度々飲んでいるテラノブレですが、多くを期待しないならデイリーなワインです。20%をアメリカンオークで1ヶ月間、80%をステンレスタンクにて熟成とのこと。済んだ液体と雑味がない味わいは優秀。厚みや複雑性はありませんが求める価格ではありません。牛ハラミのソテー。ハラミの柔らかさとジューシーさを生かすように優しくそして表面はカリッと焼き上げました。
<テラノブレ>

「メルロー・エステート」2019 1846 2018 1603
「シャルドネ・エステート」2019 1711 1646 1586
「カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1526
「ピノ・ノワール・レゼルバ・テロワール」2015 1434
「ソーヴィニヨン・ブラン・エステート」2018 1521 1457 1385
「ピノ・ノワール・グラン・レゼルバ」2016 1354
「メルロー・レゼルバ」2015 1334
「ピノ・ノワール・レゼルバ」2014 1041

1924

2022/1/4
■シャトー・ド・カマルサック「ティエリー・リュルトン・カマルサック」2016
ボルドー、アントル・ドゥ・メールの中心部のカマルサック村の赤。セパージュはメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。平均樹齢は20年。エッジには透明感があり液体の透明度は高め。スワリングで酸が出てくる。なかなかスパイシーな辛い味わい。これ程辛いと思った経験はあまりない。食事と一緒ならば逆に食が進むという具合です。正月を終えて冷蔵庫内の食材の処分。鶏もも肉と鶏手羽元のソテー。洋風と和風で味付けを区別。手羽先の唐揚げ、ハッシュドポテトなども。なおよく似た名前の「シャトー・カマンサック」はボルドー・オー・メドックの格付け第5級のシャトーで、価格はこれの4倍以上です。

1923

2022/1/1
■ドミニク・ローラン「マルサネ・ルージュVV」2017
家の内外の大掃除、神様仏様の正月飾り、おせち作りなど大変な仕事が無事終了。手打ち蕎麦を食べ、以後は紅白歌合戦ではなく裏番組を見ていました。紅白は録画もしませんでした。そして年越しはブルゴーニュでいこうということで、ドミニク・ローランの村名マルサネを選択。ジュブレ・シャンベルタンの北ですがジュブレほどの骨格の硬さはないもののチャーミングな味わいを予想。しかもVV(ヴィエイユ・ヴィーニュ=古樹)なので少し期待して抜栓。味わいは予想通り。しっかりとした酸と控えめなタンニン。チャーミングでありながらも主張はしっかりとしたブルピノであり美味しい。今年も美味しいワインが飲めますように。
<ドミニク・ローラン>
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2013 1205
「ショレイ・レ・ボーヌ・VV」2013 1329 2011 848
「ブルゴーニュ・パストゥグラン」2005 261  219





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