Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                   

2024年 1月〜6月 2023年 7月〜12月 2023年 1月〜6月 2022年 7月〜12月
2022年 1月〜6月 2021年 7月〜12月 2021年 1月〜6月 2020年 7月〜12月
2020年 1月〜6月 2019年 7月〜12月 2019年 1月〜6月 2018年 7月〜12月
2018年 1月〜6月 2017年 7月〜12月 2017年 1月〜6月 2016年 7月〜12月
2016年 1月〜6月 2015年 7月〜12月 2015年 1月〜6月 2014年 7月〜12月
2014年 1月〜6月 2013年 7月〜12月 2013年 1月〜6月 2012年 7月〜12月
2012年 1月〜6月 2011年 7月〜12月 2011年 1月〜6月 2010年 7月〜12月
2010年 1月〜6月 2009年 7月〜12月 2009年 1月〜6月 2008年 7月〜12月
2008年 1月〜6月 2007年 7月〜12月 2007年 1月〜 6月 2006年 6月〜12月

997

2016/6/29
■ユベール・リニエ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2010
前回は2011でしたが今回は2010年もの。前回の印象はかなり良く、今回も期待大でした。落ち着いた色合い。香りは素晴らしく、早く飲みたいという気にさせてくれます。酸は熟成感がたっぷりで美味しい。30分で酸の高まりが出てきて、食事のペースに合わせてピークも楽しめる嬉しいワインでした。2011よりも評価は上です。鶏肉のカレー南蛮に合わせてみました。安い胸肉をたっぷり使ってボリューミーに食べられます。
<ユベール・リニエ>
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2011 975 

996

2016/6/25
■ロベール・シュヴィヨン「ブルゴーニュ・パストゥグラン」2008
ロベール・シュヴィヨンのACブルも値段が上がり、なかなかデイリーには飲めなくなってきました。今回は初めてのパストゥグラン。ガメイとピノ・ノワールのブレンドですが、ロベール・シュヴィヨンがどう造り上げているかが楽しみでした。やや紫がかった色合い。やはりピノの酸というよりガメイの果実味が優勢。果実味が好きな方にはよいかもしれませんが、ピノの酸を味わいたい方にはちょっとというところでしょう。やはり倍の値段のACブルにするしかないのかな?畑の掘りたてじゃがいもを薄切りにして、生クリームとベーコン、パセリのソースで焼きました。チーズをたっぷりのせ、少し焦がし気味にするとかなり美味しいです。
<ロベール・シュヴィヨン>
「ニュイ・サン・ジョルジュVV」2008 440  2010 655
「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブスロ」2006 299
「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 297 2012 851

995

2016/6/16
■能登ワイン「シャルドネ」2015
能登を旅行した方から頂きました。能登半島の鳳珠郡穴水町にある能登ワイナリー。ワイナリーとしての歴史は浅く、2005年から生産を開始したようです。香りは弱めですがクリアな味わい。酸は効いていてすっきり感が増します。もう少しインパクトがあると良いのですが、日本のシャルドネはやはり薄味になってしまうのでしょう。穴水名産の牡蠣の貝殻を利用した土壌改良を行うなど栽培に工夫をしているようで、今後ミネラルが効いたシャルドネになっていくことに期待しています。豚肉の生姜焼きですが、たれにはリンゴのすりおろしを入れました。生姜の味わいに酸と甘みが合わさり、葱の香りも食欲がそそられます。
<能登ワイン> http://www.notowine.com/

994

2016/6/10
■ラウル・ペレス「ラ・クラベ」2013
スペインのワイン。メンシアという品種がほぼ100%のワイン。これも先日と同様に、以前の美味しかった印象を確かめたくてリトライです。予想通り抜栓時から酸の味わいがはっきり。樽の香りも芳ばしい。タンニンも程よく、調和がとれています。高い価格のワインではありませんが、ボルドーなら倍以上の値段になっていそうな味わいかも?と思えてしまいます。白ギスをたくさんいただいたので、天ぷらにしました。醤油、おろし生姜、葱のみじん切り、みりん、砂糖、水で味付けしたたれで食しました。塩胡椒だけでも美味しいですが、たれ付けもいけます。
<ラウル・ペレス>
「ラ・クラベ」2013 967 

993

2016/6/8
■ポール・ジャブレ・エネ「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2013
昨年9月に2012年ものを飲んでいます。購入は同じく石川県の某店です。前回の印象がとてもよかったのでビンテージ違いでトライしました。生産者はポール・ジャブレ・エネですがコラボワインとしてラベルにはジョエル・ロブションの名が大きく印刷されています。やや紫がかった色合い。香りはスパイシー。十分な酸とよく醸された味わい。時間経過での変化はあまりないのですが、その分安心してゆっくり飲み進めることができました。評判が良かった薄切り豚ロース肉のカツに再トライ。ケチャップソースと玉葱すりおろしのミックスがとても美味しい。
<ポール・ジャブレ・エネ>
「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2012 913 

992

2016/6/4
■「マルキ・ド・サン・テステフ」2011
200以上の生産者が集まり運営しているという巨大なマルキ・ド・サン・テステフ協同組合のワイン。セパージュは、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。サン・テステフの生産者であるカロンセギュールが造るセカンドワインのル・マルキ・ド・カロン・セギュールとは全く関係がないようです。樽の香りと程よい酸からのスタート。やや苦み成分がありますが返って食欲を高めてくれます。20分もすると沈み込んだ重い印象になり、飲み飽きてきます。価格からすれば妥当な線かもしれません。坂井市三国町のフレンチデリのお店「HALF MOON BAY」に行き、料理のお持ち帰りをしました。惣菜の範疇ではないため価格は高いのですが、その分満足できる味わいでした。三国に寄った際には店を覗くことにしました。
HALF MOON BAY https://www.facebook.com/hmbfukui/
三國湊町家PROJECT http://mikunikaisyo.org/machiya/interview/6.html

991

2016/5/29
■ホーライサンワイナリー「ジャン・メルロー」2014
メルロー100%。抜栓時は香りも味わいもない閉じた状態。「あれ?」と思いながらも5分もすると、液体の透明度が増し、酸の味わいも出てきました。そして徐々に高まりを見せ、日本のメルローとしては高いレベルにあると思われました。持続力もあるのでじっくり楽しめました。以前、作って評判が良かった鶏胸肉の唐揚げ、明太マヨネーズソース掛けです。そしてスーパーで美味そうな豚肉のソーセージを見かけたのでポトフにしました。よい味が出て正解でした。

990

2016/5/22
■ホーライサンワイナリー「ほしあつめ」
富山の「山藤ぶどう園、ホーライサンワイナリー」に行き、買ってきたものの1本。ワイナリーの3年目のソーヴィニヨンブランの若木。香り成分を多くするために収穫を早朝に行っているとのこと。600本程度の販売のため、ワイナリー売店での販売に限られているようです。色はほぼ無色。軽い口当たりで飲みやすいというのが印象。薄い味わいですが、これはこれで暑い日にはぐいっと飲める味わいとなっています。ぶりの半身を頂いたので、白ワインに合うように薄く衣を付けて照り焼き風に調理しました。生魚の臭みが苦手な人には喜ばれます。
ホーライサンワイナリー http://www.winery.co.jp/

989

2016/5/11
■フアン・アントニオ・ポンセ「クロス・ロヘン」2014
産地はスペイン・セントロ・マンチュエラ。フアン・アントニオ・ポンセはマンチュエラを愛しボバル種を知り尽くした注目の若手生産者とのこと。ぶどう品種は聞き慣れない地元品種のボバル種100%。発酵はオーク樽の新樽を使い、熟成も樽でされていて、ビオロジックでの栽培と至れり尽くせりなのにかなり手ごろな価格。明るい紫の色合い。やはり樽の香りが素晴らしい。薄めの味わいからのスタートですが、徐々に高まりが出てきて、酸の味わいはかなり好きなタイプ。これはお店で見かけたらリピ買い対象ですね。ミニトマト半切りをのせて焼いた野菜たっぷりのグラタン。

988

2016/5/8
■ジャン・ピエール・ムエックス「レ・ヴァンダンジュ」2012
ジャン・ピエール・ムエックス社(J.P.M)によるボルドーワイン。ヴァンダンジュとは「ブドウの収穫」のことで、ブドウ収穫の際に収穫スタッフに振舞われてきたプライヴェートキュヴェとのこと。メルロー90%。カベルネ・フラン10%。メルローの味わいに期待して抜栓。あれ?インパクトはあまりなし。香りも酸もタンニンも弱め。しかし、飲み進めていくうちにこれはどれかが突出しないように計算された調和された味わいなのだと思えてくるように。果実味は豊富で旨味が良く伝わります。食事の邪魔をしないチャーミングなワインでした。これは女性にも受けると思えます。鶏胸肉にカレー粉+小麦粉をまぶし、じっくり焼いた後にチーズを掛けて溶かし、裏返してチーズ焼きにしました。これはかなり美味しい。焼き上げ後にカレー粉を追加でまぶすのが決め手ですね。

987

2016/5/7
■インカ「トロンテス・シャルドネ」2011
アルゼンチンの北西部のサルタ・カルチャキヴァレーのワイン。品種はトロンテス・リオハーノ80%、シャルドネ20%。アンデス山脈の麓ということで畑の標高は高く、冷涼な気候のようです。辺りにはミッシェル・ロランの畑もあるとのことです。とても濃い黄色。色の割にはあっさりとした口当たり。香りも弱め。トロンテス・リオハーノの味わいなのか、マンゴーなどの果実味の甘みが印象的でヴォリューム感があります。飲み進めると麦わらの香りが強くなるため、好き嫌いは出そうですね。筍をたくさんいただいたので、タコと筍のスパイシーな炒め物にしました。

986

2016/5/4
■ドメーヌ・デ・モアロ「クレマン・ド・ ブルゴーニュ・ブリュット」NV
シャンパーニュはやや高いので2000円までのクレマンを選択。ピノ・ノワール80%、アリゴテ20%。色は黄色が強め。泡は細かく、ミネラルの香りが少し感じられます。少し甘い印象からのスタート。酸はほどほどでキレがあるわけではありませんが、優しいピノの味わいを楽しめました。値段からしたらまあOKかなというところでした。スーパーで新鮮で美味しそうなソラマメを見付けたので、トースターで皮ごと焼きました。皮に少し焦げ目が出るくらいしっかり焼くと、中の豆は丁度よいくらい。美味しいです。

985

2016/4/29
■アグリコラ・ディボン「ディボン・カヴァ・ブリュット・リザーヴ」NV
スペイン・カタルーニャ・ペネデスのスパークリング。値段は安く、しかも甘ったるくないものをということで選んだのがこれ。泡はやはり粗め。香りはあまり立ってこない。しかしドライな味わいで一応満足。飲み進めるうちに味わいが深まるかと期待しましたが、終始淡々とした味わいで印象に残りにくい味わいでした。マカベオ45%、パレリャーダ30%、チャレッロ20%。2012年ニューワールド ワインアワードで銅メダルを受賞しています。玉葱と納豆のかき揚げ。ソースはトマトケチャップ+ウスターソース+生玉葱すりおろし+胡椒です。たくさん食べてもヘルシーです。

984

2016/4/27
■カンティーネ・サン・マルツァーノ・ファロ「プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア」2013
イタリアのかかと部分にあたるサレント半島のプーリア地方のワイン。プリミティーヴォ100%。このカンティーネ・サン・マルツァーノは、1962年創業の協同組合ということで、1,200以上の栽培農家を抱え、安定した品質を保持しているようです。何よりも素晴らしいのは、低価格なのにガンベロ・ロッソ誌やルカ・マローニ誌での最高賞を獲得していることです。期待感を持って開けました。濃い目の色合い。黒果実の香りと味わいが醸された滑らかな液体。タンニンと酸のバランスが良くとれていて、かなり楽しめました。鶏胸肉の唐揚げに明太マヨネーズソースを掛けて食しました。衣には卵を混ぜることで衣だけでなく肉もふんわりと仕上がります。胸肉がぴったりの料理です。

983

2016/4/23
■「シャトー・ド・ガシ」2010
ボルドー・シューペリュールです。生産者はモーラン・エ・フィス。ボルドー・アントル・ドゥー・メールにシャトーがあるようです。セパージュはメルロー95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%の完全なメルロー主体。しっかりとした濃い目の色合いですが透明度は高く、酸とタンニンのバランスもよい。しかもその両方のレベルが高く味わいが深い。スモーキーさもある。完成度は高い。これで低価格のボルドー・シューペリュールというのが素晴らしい。展開はあまりなく、尻すぼみの感はありますが、かなり楽しめる味わいとなっています。ホワイトアスパラガスの明太マヨネーズです。ホワイトアスパラガスを見付けてつい買ってしまいました。本当に久し振りの味わいです。

982

2016/4/20
■ヴィニ・セルジオナティ「キャンティ・クラシコ・ロッカメーナ」2010
イタリア、トスカーナのワイン。セパージュはサンジョベーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。サンジョベーゼの酸に期待して抜栓。2010ですが意外にもかなり熟成した香りと味わい。高まりはないもののピノに似たサンジョベーゼの酸が楽しめました。豚バラ肉のカリカリ焼きを作りたかったのですが、肉がない。豚こまで何とか代用できないかと試してみましたが、やはり脂身がないのでダメでした。しかも、塩気を肉が吸い込みすぎてダメ。肉の部位は適当では済まされない重要なポイントですね。

981

2016/4/17
■ジャック・フレデリック・ミュニエ「シャンボール・ミュジニィ・1er・レ・フュエ」2008
夕食も風呂も済ませ、ゆったりとした時間をワインとともに過ごそうと開けたのがこれ。レ・フュエの畑はボンヌ・マールに隣接していて、ボンヌ・マールに近い味わいということで評価されています。化学肥料や除草剤、殺虫剤は使用せず、代わりに食虫グモを畑に放すなどの有機農法を実践しています。寝かせていましたが、そろそろ試したくなって開けてみました。薄めの色合い。スワリングに応えてすぐに立ち上る香り。優しい酸。これは美味しい。樽の香りも芳ばしくてよい。ピュアでエレガントな味わいに十分満足。すいすい飲めてしまいました。
<ジャック・フレデリック・ミュニエ>
「ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フーシェ」2007 667

980

2016/4/16
■カンプイス「ブリュット」NV
シャンパンです。某店で2000円ちょっとで売っていたので試しに購入。通常なら倍の値段。怪しい雰囲気を漂わせているものの期待して抜栓。あれ?コルクが簡単に抜けました。やばいと思うもしっかりとした泡が立ち少し安心。やや甘めの印象からのスタートでしたが、味わいは確かにシャンパンの味わい。際立った特徴はありませんが、意外にも酸の印象はとてもよく、これはデイリーを超えるデイリーシャンパンですね。メニューは数年前のオレンジページのレシピを見て作りたくなってトライ。生姜焼き用の豚肉スライスを3等分してカツにし、みじん切り玉ねぎ+出汁のケチャップソースで食しました。さつまいもやアスパラガスも素揚げして添えました。美味しいだけでなくボリューミーなところがとても好評でした。パン粉は細かく砕いておくのが良いですね。

979

2016/4/13
■バシュレ「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」2010
美味しさの期待感を持たせてくれるバシュレ。抜栓時の香りは静か。味わいは最初から調和がとれていますが、レベルは高くはない状態。このままではないはずと飲み進めるも変化はあまりなし。これはゆっくり飲むべきワインか?と思ったときにはもう空いていました。すんなり飲んで印象が薄くなってしまいました。「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2009は美味しかったんですが。メインメニューは豚スペアリブ。前日からたれに漬けておき、たれが絡むまでしっかり焼き上げました。たれは焼き肉のたれにマーマレードを合わせたものです。
<ドゥニ・バシュレ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2006 855
「ジュヴレ・シャンベルタン・1er・レ・コルボー・VV」2010 634
「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2009 946 2010 617 2007 610

978

2016/4/10
■ベルトラン・アンブロワーズ「 ブルゴーニュ ピノ・ノワール・アリエス」2008
2011年ものを2014年に飲んでいますが、かなりの好印象でした。さて今回の2008も落ち着いた色合いで、タンニンも十分。舌に残るタンニンの加減が絶妙で心地よいです。やや甘い印象があるものの、途中で崩れないしっかりとした造りになっていて、かなり楽しめました。ノビルをいただいたので明太子のパスタと合わせました。春の味わいです。
<ベルトラン・アンブロワーズ>
「ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェVV」2008 930
「ブルゴーニュ・ルージュ」2009 858
「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2011 833
「アリエス・ピノ・ノワール」2011 791
「ニュイ・サン・ジョルジュ」2010 718
「ムルソー1er・ポリュゾ」2003 250

977

2016/4/6
■ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2012
やや薄めの味わいからのスタート。タンニンは程よく感じるものの、酸は緩い状態。20分で高まりは出てきて、調和が取れてきますが、やはりそれでも薄い味わいという印象。ただ、雑味もなくすっきりと飲めるので、ギリギリ合格というところでしょうか。ミートソースラザニアですが、餃子の皮を使ったもの。さらに豆腐も入れていてヘルシー。たくさんの量ですがすっかり食べ尽くしてしまいました。
<ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ>
「サン・トーバン・1er・レ・シャルモワ・ブラン」2009 866
「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」2008 702

976

2016/4/4

■ルモワスネ「ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ」2010  
2010年ものを見つけたので即購入。キャップシールを切っていると「あれ?」という感じ。何とキャップシールが2重になっていました。たまにありますが、最近では珍しいです。少し甘めの印象からのスタート。しかしタンニンはしっかり。酸は時間とともに少しずつ顔を出す形。何といっても味わいの透明感の高さが、さすがルモワスネですね。ホルモンの肉をキャベツと一緒に煮込み焼きしました。キャベツの甘みが合わさり美味しいですね。
<ルモワスネ・P&F>
「サントネイ」2009 863
「ブルゴーニュ・ルージュ・レゼルヴ」2009 772
「ブルゴーニュ・ルージュ・キュベ・スペシャル」1998 686
「サヴィニ・レ・ボーヌ」1998 444
「ボーヌ・1er・クロ・デ・ムーシュ」1998 442
「シャサーニュ・モンラッシェ・1erモルジョ」1987 429 
「メルキュレ・クロ・フォルトゥル」1999  167
「ボーヌ1erトゥーサン」1999  147
「ブルゴーニュ・ルージュ・ロイヤル・クラブ」1997 143
「ブルゴーニュ・ルージュ ルノメ」2006 900 1995  133  39

975

2016/4/3
■ユベール・リニエ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2011
ユベール・リニエはモレ・サン・ドニの有名生産者。抜栓直後から、これは後々高まってくることを予想させてくれる香りと味わい。タンニンもしっかりで印象的。酸はゆったりとしていますが、後からの高まりを期待しながら飲み続けることに。飲み終えて振り返ると、それ程の高まりがなかったというのが率直な感想ですが、それでもレベルは高く、やはり注目されている生産者という印象でした。アサツキを貰ったので、2センチほどに刻んで、豚肉の薄切りに山芋と一緒に巻いて焼き、ポン酢で食しました。あっさりとした味わいが、アサツキによってさらに高まります。

974

2016/3/27
■アラン・ブリュモン「ガスコーニュ・ルージュ」2014
色はしっかりとした濃い色。酸が程よく感じられ、味わいはまろやか。特別な個性はないものの雑味はなく飲みやすい。マディランの伝統品種であるタナの味わいとはこのようなものなのかと感じながら飲むことに。タナの他にメルローが50%。悪くはないですが白の方が良かったかなという印象。ビーフシチューに合わせました。パンはフランスパン風に焼き上げました。
<アラン・ブリュモン>
「シリュス」2013 961
「ガスコーニュ・ブラン」2014 960 2013 963 

973

2016/3/26
■コノスル「ピノ・ノワール・レゼルヴァ」2014
コノスルはチリを代表するバリューワインの生産者。低価格でラインナップも豊富。がゆえに中々手を出しにくいのも事実。今回はレゼルバの名に惹かれてトライ。酸がかなり表に出ている印象。香りも程よくベリー系の味わいもあります。ただ何となく酸、旨味と液体が分離している感じがしてしまい、冷ややかな印象から抜け切れませんでした。価格からすれば文句は言えないのでしょうが。鶏胸肉を薄切りにして大葉をのせ、たらこと梅肉の2パターンの味にして巻いて揚げました。さっぱりとした味わいで、かなり好評でした。
<コノスル>
「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2011 656
2008 416  390  2007 320  

972

2016/3/24
■大和葡萄酒「重畳(ちょうじょう)甲州」2014
山梨県勝沼産の葡萄で造ったスパークリング。勝沼の白はかなりのレベルアップを続けていますがやはり緩さが目立ちます。その中でもスパークリングは甘さを生かして結構な味わいになっていると感じます。そういう訳でこのボトルも少し期待して開けました。と言っても、コルクは最新式のため、恐々開けるという状態でした。やはり甘い印象が残りミネラルの感じもないのですが、雑味がなくきれいな味わいでした。蓮根に合挽き肉を挟み、揚げ焼きし、最後に醤油ベースのたれを絡めました。美味しく頂けました。
大和葡萄酒(HUGGY WINE) http://www.yamatowine.com/ 

971

2016/3/22
■ルイ・ラトゥール「シャブリ・ラ・シャンフルール」2014
またまたシャブリが飲みたくなってしまいました。しかも少しだけ美味しさUPのものをということで選んだのがこれ。プルミエではないものの畑名がしっかりしているので少しだけ安心。ミネラルを予感させる香り。少し甘めの印象からのスタートでしたが、すぐに打ち消すしっかりとした味わいが表れほぼ満足。ミネラル感がもう少しあるといいのだけれど文句は言えません。生ハムサラダに乗っているのは豆苗。窓辺で育てているものです。役に立っています。

970

2016/3/16
■ピノルド「クロス・デル・マス」2010
産地はスペインのカタルーニャ州タラゴナ県のプリオラート。山岳地であり、気温の変化が激しく、農作物の耕作に不向きなやせた土壌という悪環境であっても、生産を目指す醸造家が集まってきているようです。セパージュはガルナッチャ、カベルネソーヴィニヨン、カリニャン。栓を抜いた時から香る樽の香り。タンニンが豊富で、しっかり舌に残ります。酸味も程よく楽しめました。和風ドリアに合わせました。山芋入り。塩昆布で味付け。塩昆布は優れた味わいを出してくれる最強の味方ですね。明太子やネギものせてさらに味わい深くなりました。

969

2016/3/12
■ポール・ジャブレ・エネ「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2013
ジョエル・ロブションとのコラボワイン。昨年の9月に2012年ものを飲んでいます。その時の印象がとても良かったので今回は2013にトライ。熟成感のある香り。タンニンの印象が先ず迫り、その後に酸が追い付いてくる印象。よく出来ていますが、2012ほどのインパクトはありませんでした。確かに2012は売れていましたからね。買っておけばよかったといっても最後の1本でしたし、難しいものです。鶏と豚の塩麹ハンバーグ。鶏肉はしっかり焼きたいので時間をかけて焼き上げ、最後にチーズを乗せて味わい深くなりました。
<ポール・ジャブレ・エネ>
「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2012 913

968

2016/3/9
■シャトー・メルシャン「マリコヴィンヤード・シャルドネ」2013
長野県上田市丸子地区のシャルドネ。メルシャンは2003年より自社管理畑の「椀子ヴィンヤード」でブドウの栽培を開始しています。しっかりとした美しい黄色。口に含めば意外にミネラルの印象もあり。酸はパイナップルや柑橘系の味わい。やはり濃くはないので、味わいはすう〜っと消えていきます。日本のシャルドネとしては弱いながらもきれいな味わいといえるでしょうか。豚のヒレ肉を蒸し焼きにしてトマトソースとチーズに絡ませました。豚ヒレ肉はカツにしかしたことがなかったので、火の入れ具合で心配でしたが、まあまあいけました。
<シャトー・メルシャン>
「長野メルロー」2012 880
「シャルドネ&甲州・無濾過」2009 879
「ももいろメルロー」2011 710 2010 525  
「甲州きいろ香」2011 521 「アンサンブル萌黄」2011 513 
「アンサンブル藍茜」2009 496 
「穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ」2010 488  
「長野シャルドネ」2009 707 461
「ジェイ・フィーヌ・メルロー&マスカット・ベリーA」2005 185 2004 93

967

2016/3/6
■ラウル・ペレス「ラ・クラベ」2013
ラウル・ペレスの名は耳にしていましたが、手に取るのは初めて。ラインナップは多いようですがこれは裾ものでしょう。メンシアという品種がほぼ100%のワイン。濃い果実味が特徴で、果実味大好きの方には好まれるでしょう。畑はスペインの北西のビエルソで、1989年にD.O.ビエルソの原産地呼称が認定されていて、ニュー・エルドラド( 新黄金郷 )と呼ばれています。鶏手羽元焼きなどのほかに、残ったご飯を消費するために五平餅を作りました。庭の竹を切って串にして合わせ味噌を塗って焼きました。竹の香りも相まってかなり美味いものとなりました。

966

2016/3/5
■ドメーヌ・ペロ・ミノ「シャンボール・ミュジニー・V.V」2009
今日はなんと大好きなペロ・ミノの村名ものを開けました。しかもシャンボール・ミュジニー・V.Vということで、優しくかつ迫ってくる酸に期待感大でした。液体は良い色合いと透明度。香りは熟成感があり、味わいも酸が前面に出た形。タンニンは弱いのですが、最後には舌に残ります。30分で高まりがあり、酸はさらに印象深いものに。優しい顔をしていてなかなか酸を印象付ける美味しいワインでした。プルミエ畑を中心にして所有しているだけあって、村名ものでも相当美味しく価格もかなり高くなっています。アンリとクリストフの二つの名前を持つドメーヌでしたが、現在はドメーヌ・ペロ・ミノに統一されているようです。串焼きの焼き鳥を購入して、チーズを乗せて焼き直しました。ワインに合いますね。
<ドメーヌ・ペロ・ミノ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2008 743 332  2007 252
「ブルゴーニュ・ルージュ・V.V」2008 333 2007 252

965

2016/2/27
■カーヴ・ド・リュニー「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2012
ブルピノは飲みたいが、できるだけ安くというわけで選んだのがこれ。安い分だけ期待感は低め。色は薄く香りも弱い。タンニンはしっかりですが味わいは薄い。まさかこのままで終了するのは御免というわけで少し期待して飲み続けると、旨味が表れてくるものの高まりはなし。しいて良いところといえば雑味のなさかも。スッキリサッパリが逆に個性になっているかもというワインです。冷凍しておいたコロッケを揚げましたが、やはり半分は割れました。レンジで解凍してから揚げましたが、結構難しいものです。

964

2016/2/24
■ルイ・ジャド「シャブリ」2014
薄い黄金色。やはりシャブリの香り、ミネラル感もあり。酸は杏子の印象で、よく熟成されていながらフルーティな印象。すっきりの味わいで好印象ですが、シャブリとして求められる火打石の香りとミネラル感は弱い。時間とともに酸は高まってくるのでOKですが、期待に応えるところまでは到達しませんでした。メニューはミニコミ誌に載っていたパンを使った炒め物。パンをカリッとさせるためにかなり強めにパンを焼いてから混ぜないと、野菜の水分を吸ってパンがカリッとなりませんね。白菜を使ったロール白菜は結構いけます。
<ルイ・ジャド>ヌーボー以外
「プティ・シャブリ」2014 943 
「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」2009 928
「ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・デ・グラン・カルクラン」2007 581
「ボーヌ・1er」1992  560
「ボーヌ・1er・クロ・デ・ズルシュール」2002 539
「シャンボール・ミュジニー」2002  343 
「モレ・サン・ドニ・1er・ファコニエール」1999 342 
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・ボー・モン」1999 218 
「クーヴァンデ・ジャコバン」2005 88 2006 213
「ニュイ・サン・ジョルジュ」1999 123 
「ブルゴーニュ パス・トゥ・グラン」2004 19

963

2016/2/22
■アラン・ブリュモン「ガスコーニュ・ブラン」2013
先に飲んだ「ガスコーニュ・ブラン」の2013年もの。特別な印象はないものの価格の割にそこそこ美味しかったので、2013年ものにトライしました。やや黄色が強く、リンゴジュースのような色合い。酸はとてもフルーティで熟成感はなし。フルーティさが好きならOKかもというワインですね。畑の白菜がまだまだ残っているので、白菜+豚肉の鍋にしました。仕上げにチーズを乗せているので、こう見えてもワインに合う料理になっています。
<アラン・ブリュモン>
「シリュス」2013 961
「ガスコーニュ・ブラン」2014 960
962

2016/2/20
■マンズワイン「善光寺」NV
長野県産善光寺種100%のスパークリングワイン。売りは「凍結仕上」となっているので凝縮された旨味があるかもと期待して抜栓。泡はかなり粗めで味わいは甘口。しまった!という第一印象でしたが、その緩い感じが女性にはかなり好評で、こういうのもありなのかと再考させられました。もう少し丁寧な造りになればそれなりの価格で売れるかもしれません。マンズワインのHPを見ても紹介はないので、どういう位置付けか分かりにくくなっています。またまたホットプレート上でのフォンデュです。カレーフォンデュも定番になりました。

961

2016/2/14
■アラン・ブリュモン「シリュス」2013
前回に続きアラン・ブリュモン。今度は赤。セパージュはタナ 60%、 カベルネ・ソーヴィニヨン 25%、 カベルネ・フラン 15%。シリュスとは高度の高いところにある雲の名前のことのようです。タナとはどのような味わいかな?前回の白と比べてどうかな?と楽しみながら開けました。液体の透明度は高い。タンニンがよく効いている。少し舌にざらつきを感じるが気にはならない状態。酸は十分ですが全体として果実味が豊富なこともあり、甘さの印象が先行します。少し煮込んでぷっくりとしたハンバーグで楽しみました。

960

2016/2/12
■アラン・ブリュモン「ガスコーニュ・ブラン」2014
和風のメニューに合うものをということで白を選択。コート・ド・ガスコーニュはフランス南西部、ガロンヌ川西側の産地。聞き慣れない産地ですが生産が盛んな地域のようです。品種はグロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%。グロ・マンサンも聞き慣れないのですが、トライしました。予想以上にトロピカルでフルーティ。しっかりとした果実味があり結構濃厚です。ミネラルの感じはないのですが、おいしく飲めました。厚揚げをたれで焼き上げましたが、こういうのにも合うワインでした。(mapはGooglemapより引用しマーキング)

959

2016/2/10
■パラシオ・ケマド「テンプラニーリョ」2013
スペイン・エストレ・マドゥーラ州のワイン。テンプラニーリョ100%。ラベルのribera del guadianaはグアディアナ川の河畔のことでしょう。低価格であってもテンプラニーリョの味わいに期待。先ずは樽とトーストの芳ばしい香り。味わいに濁りがないようにと願いながら口にすると、クリアな酸がしっかり。これなら安くても十分OK。奥深さや厚みなどはないにしても気持ちよく飲めました。生産者はアルベアル社。パスタのグラタンは濃厚で、お腹も満腹でした。


958

2016/2/6
■ホセ・マニュエル「アルザニア・クリアンサ・セレクション」2009
スペイン、ナバラのワイン。ナバラはフランシスコ・ザビエルの出身地。セパージュはテンプラリーニョ50%、カベルネソーヴィニヨン50%。しっかりとした濃い色合い。香りは甘い。タンニンがしっかりで飲み始めは舌に残りますが、次第に溶け込んでいきます。その後、テンプラリーニョ由来だろうと思われる乾燥イチジクの味わいが続きます。変化は乏しいのですが、豚肉の味噌焼きの料理にはぴったりでした。豚肉はしっかり火を通すことが大切ですが、同時に焼きすぎは厳禁ですから、気合を入れてから焼き始めました。うまく焼けてOKでした。

957

2016/2/3
■フォン・カリュ「ペイ・ドック・シャルドネ・キュヴェ・ド・ブリュ」2014
2012年ものを過去に2回飲んでいて、今回は2014年もの。ラングドック・ルーションのワイン。2012は店頭に並べられている間に熟成が進んだような味わいでしたが、この2014はフレッシュで酸もよく効いていて美味しく感じました。特別な個性はないのですが、ミネラル感もそこそこあり、安くて気軽に飲める位置付けになっています。節分の恵方巻きを手巻き寿司で。中には豚肉の炒め煮も具材に。楽しめます。
<フォン・カリュ>
「ペイ・ドック・シャルドネ・キュヴェ・ド・ブリュ」2012 884 747 

956

2016/1/30
■ジャック・カシュー「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・レ・シャン・ダルジャン」2012
2012年に2010年ものを飲んでいて、その時の印象はまあまあという感じでしたが、ジャック・カシューはヴォーヌ・ロマネの生産者で期待はやはり大きい。紫がかった色合い。香りも素晴らしい。口にすれば味わいは飛躍的に増していて、以前のイメージを払拭する洗練されたものになっていました。ACブルとは思えない味わいに満足。鶏胸肉をカツにしました。ソースはピザソースをレンジでチンした後、玉葱、トマトのみじん切りを加え、塩胡椒やや強めにレモン汁を混ぜて完成。鶏胸肉は安いですしヘルシーで美味しいカツとなりました。
<ジャック・カシュー>
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・レ・シャン・ダルジャン」2010 512 
「ヴォーヌ・ロマネ・レ・シャランダン」2006  296 

955

2016/1/27
■トーレス「サングレ・デ・トロ」2014
トーレス社は、スペイン・バルセロナの近郊カタルーニャ・ペネデスのワイナリー。140年以上の歴史があり、イギリスの専門誌「Drinks International」にて、2015年には2014年に引き続き2年連続で「世界で最も称賛されるワインブランド」第1位に選ばれています。ブドウ品種はガルナッチャとカリニャン。予想したより薄い色合い。液体は透明度が高い。味わいも予想より薄旨ですが、酸は十分で美味しい。価格は安いものの評判通り美味しいワインでした。タンニンも効いていて食も進みました。ビーフシチューに合わせましたが、相性はピッタリ。ボトルネックに牛のフィギュアがくっついていますが、これは古代ローマ神話に出てくる豊穣とブドウ酒と酩酊の神のディオニューソスに関係するもののようです。

954

2016/1/23
■ドメーヌ・アムラン「シャブリ」2014
昨年11月に同じものを飲んでいてリピートです。やはり前回同様に、安い値段でシャブリを飲みたいという気持ちで購入。お店の棚ではこれがラストの1本でした。弱い感じがするものの確かにシャブリの味わい。かなり楽しめました。鶏手羽元をハーブ風味で時々焼きますが、今回は少しだけ趣を変えて、パン粉+チーズ焼きにしました。予想以上にパン粉は焦げやすいので、弱火で30分近く蒸し焼きにして、その後オリーブオイルを掛けてカラッと焼き上げました。しっかり火が通っていてOKでした。
<ドメーヌ・アムラン>
「シャブリ」2014 929 

953

2016/1/21
■「シャトー・カデ」2005
コート・ド・カスティヨンの2005年物をお店で見付けたので試しに購入。畑はサン・ジェン・ド・カスティヨンでサンテミリオンの東。シャトー所有者はルイ&カロリーヌ・ミジャヴィルとなっていますがよく分かりません。品種はメルロとカベルネ・フラン。価格が安すぎのため疑心暗鬼。とりあえず30分前に抜栓しておきました。液体の透明度は高い。タンニンがガッツリ状態からスタート。10分で酸と旨味が出てきましたが厚みは全然なし。しかし、それでも同価格の怪しいブルゴーニュより美味しいかもしれない。リピートはないかもしれませんが、そこそこ楽しめました。トマト鍋で楽しみました。(mapはGooglemapより引用しマーキング)

952

2016/1/19
■シャトー・ポールマス「コトー・デュ・ラングドック・クロ・デ・ミュール」2013
牛肉しゃぶしゃぶに合わせたのが、フランス・ラングドック・ルーションのポールマスのワイン。白では弱いし、泡物では肉に負けるしと選んだのがこのワイン。ぶどう品種はシラー85%、グルナッシュ10%、ムールヴェードル5%。色は濃く重い印象。味わいは凡庸ですが、100%オーク樽での熟成を由来とするスモーキーな香りが特徴的です。食事中の時間変化もなく淡々とした表情ですが、雑味はなくそこそこ楽しめました。牛肉のしゃぶしゃぶの後は、野菜、薄切り餅などで出汁の旨味を楽しみ、最後はおじやで〆ました。お腹いっぱいですが、外は吹雪になっています。シャトー・ポールマスの現当主はジャン・クロード・マス。両方の名前でリリースされています。
<ジャン・クロード・マス>
「トワベー・エ・オウモン・ルージュ」2012 748
「トワベー・エ・オウモン・ブラン」2013 875 2012 742

951

2016/1/16
■アラン・ユドロ・ノエラ「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・バ・ド・コンブ」2012
ヴージョ村を本拠地として、ヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニーに畑を持つ生産者ですが、今回はニュイ・サン・ジョルジュの村名もの。以前、2010年物を1度飲んでいます。酸がチャーミングで薄旨のワインだったと記憶しています。今回も液体の色はやはり薄いですがとても綺麗で、長い間見ていても飽きません。北隣の畑はヴォーヌ・ロマネということもあり酸は予想通りチャーミングで薄旨。そこそこの値段がするのでデイリーではありませんが、機会があればまた飲んでみたくなります。ライスコロッケ、ヤンニョムチキン、チーズと竹輪の豚肉巻きなどで楽しみました。(mapはWinart55p18より引用しマーキング)
<アラン・ユドロ・ノエラ>
「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・バ・ド・コンブ」2010 726
「ブルゴーニュルージュ」2009 434  2007 298

950

2016/1/11
■カーサ・ヴィニーコラ・ボッター・カルロ「プロセッコ・スプマンテ」NV
イタリア・ヴェネト州のプロセッコ種100%のスプマンテ。女性だけによる日本のワインコンクール「サクラ・ワイン・コンクール」にて最高金賞受賞とのことで、きっと甘めかなと予想して開栓。ほとんど色がなく透明。泡はやや粗目。エクストラドライと書かれていますが予想通りやや甘めで、桃や柑橘系の味わいです。あまり特徴がない味わいですが、女性が好みそうなフルーティな味わいをうまく表現しているように思えます。子持ち赤カレイが安く売っていたので、2枚買って唐揚げにしました。骨まで全部食べられるように30分近くかけて揚げました。なお子は予め取り出して、砂糖、醤油、みりんで甘くどく煮ました。これも美味い!

949

2016/1/8
■勝沼醸造「甲州テロワール・セレクション祝・甲州」2013 
久し振りに甲州種のワインが飲みたくなり、しかも新年の目出度い雰囲気を演出するものでということで「祝」を選択。甲州種100%でシュール・リー製法。生産量3000本。予想を超えるしっかりとした甲州種の味わいでとても満足。2011、2012と飲んできて、この2013もかなり良く、しかも年々美味しさが増していると思えます。カリフォルニアロールでお腹はいっぱい。
<勝沼醸造>
「甲州テロワールセレクション・大和」2013 744
「甲州テロワールセレクション祝・甲州」2012 723 2011 582 http://www.katsunuma-winery.com/

948

2016/1/3
■シレーニ・エステート「セラー・セレクション・ピノノワール」2013
今日はニュージーランド、ホークス・ベイのピノ。ホークス・ベイは「国内生産量の30%を占めるシャルドネの産地として知られてきたが(略)地形が複雑なためか、他の産地に比べてさまざまな品種が栽培されている」(Winart34 P61)らしい。はてさてピノの出来は?ということで抜栓。色合いは良い。特徴的なのが舌にピリピリとする酸。タンニン以外の苦み成分もあり。10分経ってもピリピリ感は残っていました。30分でようやく落ち着き始め、甘味も出てきて調和が取れ始めるという状態。やはりこの地域はシャルドネにしておけばよかったかな?と反省。しかし、飲まないと分からないわけで、ワインの旅は続く続く。(mapはGooglemapより引用しマーキング)

947

2016/1/2
■ヴーヴ・エレオノール「シャンパーニュGC・キュヴェ・シンフォニー・ドートンヌ」
グランクリュ畑のシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン。ドサージュ7g。割引きで売っていたので年末に購入。新年の年明けと同時に飲もうと思っていましたが、余りに酒ばかり飲む機会が続いたので、年越しで開けることはやめて、何とか2日に飲むことに。特売というのは何か難ありかもと心配でしたが、逆にかなり楽しめました。泡は細かい。柑橘系の香りと味わいだけでなく、リンゴや蜂蜜などの甘味と香りが混じりあい、とても芳醇な印象でした。ワインダイアリーも950本が目前で、2016年夏頃には1000本達成となるでしょうか?目標としていた1000本を超えることで、少しはワインの楽しみ方が分かってきたかなというところです。体を壊さないようにぼちぼち飲むのが肝要のようです。






wine diary topへ。
ざっかラボ九隆庵のメインサイト。
こちらにもどうぞ!