Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                   

2024年 1月〜6月 2023年 7月〜12月 2023年 1月〜6月 2022年 7月〜12月
2022年 1月〜6月 2021年 7月〜12月 2021年 1月〜6月 2020年 7月〜12月
2020年 1月〜6月 2019年 7月〜12月 2019年 1月〜6月 2018年 7月〜12月
2018年 1月〜6月 2017年 7月〜12月 2017年 1月〜6月 2016年 7月〜12月
2016年 1月〜6月 2015年 7月〜12月 2015年 1月〜6月 2014年 7月〜12月
2014年 1月〜6月 2013年 7月〜12月 2013年 1月〜6月 2012年 7月〜12月
2012年 1月〜6月 2011年 7月〜12月 2011年 1月〜6月 2010年 7月〜12月
2010年 1月〜6月 2009年 7月〜12月 2009年 1月〜6月 2008年 7月〜12月
2008年 1月〜6月 2007年 7月〜12月 2007年 1月〜 6月 2006年 6月〜12月

1922

2021/12/26
■ドメーヌ・ジャン・シャルトロン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールVV」2018
ブルゴーニュ、ピュリニー・モンラッシェのピノ。ジャン・シャルトロンは白ワインの生産者ですがこれは赤。白の有名な生産者が造る赤は実は美味しくて買い得。木桶で発酵、樽(新樽25%)で12ヶ月熟成。酸の香りが立つ中、口にすると酸は若くチャーミングな味わい。クリアな味わいが口中に広がり、ブルピノの偉大な存在を改めて認識させられました。ブルピノにしては高い価格ではありませんがピュリニー・モンラッシェの葡萄はやはり違うなと思えました。都合により1日遅れのクリスマス会。ピザ、フライドチキンなど。前日はパンピザでしたが今日は生地から完全手作りです。生地を先ず焼いてカリカリ感を出してから具をのせての二度焼きです。フライドチキンもケイジャンシーズニングを使っての本格的フライドチキン。どちらも大好評でした。

1921

2021/12/25
■モンテリーベロ「スプマンテ・ブリュット・ビアンコ」NV
イタリア・ヴェネトの泡物。品種はトレッビアーノにシャルドネなど。モンテは山という意味で会社名になっています。リーベロは自由という意味。バレーボールのリベロと同じですね。泡はきめ細かい。味わいは何これ?昔の記憶を辿っても思い出せない懐かしいような味わい。少し甘いですが酸はしっかりしていて美味しい。もう少しドライだとさらに嬉しい。外壁や窓の外側をケルヒャーで洗浄しましたが結構時間がかかり夕食は総菜で。それでもパンピザは作りました。ケチャップに少しだけお好み焼きのたれとマヨネーズを入れてソースを作って塗ると結構美味しい。

1920

2021/12/23
■カンティーナ・メーラン「フェスティバル・クラシック・ピノ・ビアンコ」2017
11月1日に同じものを飲んでいます。イタリア北部のトレンティーノ・アルト・アディジェ州メラーノの白。品種はピノ・ビアンコ100%。酸は程々できりっとした固い味わい。少し苦みがあります。全然緩くないのが嬉しい。じゃがいものガレットと白蕪のアンチョビ炒めは、NHKきょうの料理で谷原章介が紹介していたメニュー。ガレットはチーズたくさんが美味しい。白蕪は焼いても美味しい。<カンティーナ・メーラン>
「フェスティバル・クラシック・ピノ・ビアンコ」2017 1892

1919

2021/12/21
■「キュヴェ・サン・ジュニヴィエーヴ・ルージュ」NV
生産者のキュヴェ・サン・ジュニヴィエーヴは、2007年度の売上が1100億円超えとのこと。さらにドイツのワイン企業も買収しているフランスワイン業界の新進企業。品種はグルナッシュ、カリニャン。セット物の1本なので期待感はありませんが、大企業のワインを試す機会でもあります。色は薄め。香りもそこそこ。味わいは水っぽい冷たい印象の薄味ですが液体の分離感はあまりないので何となく飲めます。しばらく様子を見ても変化もなく淡々とした印象でした。ノンビンテージなのも頷けます。鶏手羽先の唐揚げ。肉がたっぷり付いた大きい手羽先なので、じっくりと火を通しました。

1918

2021/12/18
■「シャトー・ベルグラーヴ」2019
ボルドー・メドックの赤。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー35%、プティ・ヴェルド5%。コンクリートタンクで醗酵後フレンチオーク樽熟成。生産者の詳しい情報はありません。色は普通。樽の香りが感じられます。少しざらつきのある液体。味わいは少し苦みを伴う酸。高まりは弱いものの嫌な面を見せないワインで納得して飲めました。畑の白蕪をたっぷり使ったポトフ。蕪が柔らかくて美味しい。バゲットのピザは玉葱をあらかじめしっかり炒めて味付けしておくことが大事です。舞茸の天ぷらは粉を意外にたくさん必要とします。ということは食べ過ぎは厳禁ということです。

1917

2021/12/16
■ミニーニ「コルテ・ディ・モリ・グレカニコ・インツォリア・テッレ・シチリアーネ・IGTビアンカ」2018
イタリア、ロンバルディアの白。生産者のミニーニはヴェネトでワインを生産していましたが、全国に範囲を広げ世界的に有名になっています。畑はシチリア島の西部マルサラの丘。ステンレス樽での醗酵、熟成。グレカニコ50%、インツォリア50%。レモン色の液体。香りは古くささが全くないフレッシュな香り。大人しい酸と旨味。主張は弱いですが悪い所は見付けにくい味わい。20分でさらに陽気さが増す味わいに。豚ロース薄切りをカツに。薄切り肉でもうまく揚げると味わい深くなります。揚げ過ぎは厳禁。畑のリーフレタスはとうが立ったので最終です。
<ミニーニ>
「コルテ・ディ・モリ・ネロ・ダーヴォラ・テッレ・シチリアーネ・ブルー・ラベル」2018 1889
「テッレ・アヴァーレ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアDOC」2016 1835

1916

2021/12/11
■バロン・ダリニャック「カベルネ・ソーヴィニョン」2018
フランス、ラングドックの赤。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。平均樹齢は20年。色、液体の透明度は普通。香りは弱い。するすると喉を通る液体感ですが、その分酸やタンニンは弱い。10分で透明度が高まり、酸も高まってきたので価格の割にはまあよいワインと言えます。バロン・ダリニャックは3000ヘクタール以上のブドウ畑を管理し、生産するワインは150万ヘクトリットルということですから逆に変なワインは作れないということでしょう。レバー焼き。ニラも入れる予定でしたが畑のニラは寒さで参っていて×でした。

1915

2021/12/10
■「テッラ・ダリージ・ビアンコ」NV
イタリア、アブルッツオの白。1000円でお釣りがくるワイン。トレッビアーノ・ダブルッツォ85%、シャルドネ15%。ステンレスタンク醗酵・熟成。イタリアワインなので変な味わいでないことを期待して開栓。酸化してる?との不安がよぎるやや黄色が濃い色合い。香りは弱い。味わいは色合いに比例して緩い。展開が期待できない液体の酸と旨味の濃度で、時間が経っても変化なし。リピはありません。舞茸の天ぷらは衣をしっかり付けて一気に揚げて、香りを封じ込めるのが基本です。株元が太い舞茸が売っている店は決まっているので、毎回そこで購入です。株元が一番薫り高く美味しい。炊き込みご飯も舞茸で満足。

1914

2021/12/8
■「シャトー・マンヴィエイユ・ブラン」2019
ボルドーの白。ソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン40%。よく似た名前にシャトー・ロック・ド・マンヴィエルというのがあり同じ生産者のように思えますが、セパージュは微妙に違います。抜栓時の香りは弱い。少し苦みがある味わい。30分で酸は高まるものの何か古くさい酸の印象で重い味わい。フレッシュさやキレが欲しい。甘くどく煮た味の牛肉を食べたくなったのですき焼き。結構な量の砂糖が必要なので食べ過ぎは注意です。畑の赤蕪は随時収穫して甘酢漬けにしています。これも使う砂糖の量が多いので要注意です。

1913

2021/12/6
■ボデガス・アルコンデ「サラダソル・ティント・ロブレ・テンプラニーリョ・メルロー」2016
スペイン、ナヴァラの赤。セパージュはテンプラニーリョ50%、メルロー50%。ステンレスタンクでアルコール発酵。ガニメデという方法で炭酸ガスを循環させることでピジャージュと同じ効果を得ています。フレンチオーク、アメリカンオーク樽で4ヶ月熟成。香りはクリア。味わいもクリア。酸は程々で果実味も程々なので飲みやすい。もう少しの高まりを期待して飲み進めることに。30分で香りが増し酸にもキレが出ました。まあまあの出来です。豚ロースカツ。衣を固めるために最初はやや高めの温度で揚げますが、中盤は中火以下でじっくり火を通します。最後に高温で揚げて衣はカリカリ、肉はジューシーでOKです。

1912

2021/12/2
■ドミニオ・デ・ プンクトゥン「ロベティア・シャルドネ」2020
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの白。シャルドネ100%。ドミニオ・デ・プンクトゥンは2006年創立の若いワイナリー。完全有機栽培農法を行っていて、オーガニックワインの国際コンクールでは銀賞も獲っています。ラベルは色盲検査風のデザインですが、女性には好まれるかわいさがあります。色は薄めの麦わら色。香りは弱い。味わいはバナナや風のまろやかな酸。10分で味わいは少し締り辛口風にになりますが、反面旨味は薄くなりました。シャルドネらしさは弱く感じます。焼き岩牡蠣。レンジでチンして一旦火を通しておくことで安心して焼けます。ポン酢、バター味で焼き、刻みレモン、パセリを添えて。家人には大好評でした。

1911

2021/12/1
■リンデマンズ「カワラ・シラーズ・カベルネ」2019
オーストラリア、ハンター・ヴァレーの赤。千円でお釣りがくるワイン。お店にたくさん並んでいたので試しに購入。液体の透明度はやや低め。香りは赤果実系。味わいも果実味押し。濃厚さはありますが熟成感がない若い果実味です。30分経ても味わいは重いままでした。リピはないと思います。畑のキャベツの消費のための鶏もも肉の鍋。コチュジャン味でピリ辛くしてもりもり食べられるように。最後にはうどんも入れて美味しい出汁も堪能できました。

1910

2021/11/29
■ドンナ・フランチェスカ「キュヴェ・ブリュット」NV
イタリア、エミリア・ロマーニャの泡物。品種はトレッビアーノ100%。セット物で付いてきた低価格の泡物ですが、見た目は凛々しいので少しだけ期待して抜栓。泡は少々粗い。ドライな味わいの中にミネラル感があり。フレッシュで爽やか。味わいに特別な問題はなし。しかし何か物足りない。どこかに個性があったら記憶に残るのにもったいないと思える泡物です。畑の白蕪(小粋菜)は肥大化が進んだので慌てて収穫。速攻で蕪のクリーム煮にしました。小粋菜は葉も柔らかくて食べられる品種で、肥大化とともにまん丸にはならなくなってきますが、筋張らずに柔らかく煮あがります。

1909

2021/11/26
■クラメレ・レカシュ「ウンブレレ・ピノ・ノワール」2019
再びルーマニアのワインにトライ。前回はシャルドネでしたが今回はピノ・ノワール。クラメレ・レカシュはセルビアと国境を接する西部バナット地方の生産者ということですが、地理的なイメージが全くわきません。しかし前回のシャルドネのドライな味わいがかなり好印象だったので赤にも期待が高まります。色はとても薄い。香りも弱い。味わいも弱いですが確かにピノ・ノワールの味わいです。安い値段のピノとしてはまあよい方だと思えます。さらにキャベツの消費を狙ったたこ焼き。キャベツはたくさん入れましたが決め手はネギかも。ネギもたくさん入れよう。
<クラメレ・レカシュ>
「ウンブレレ・シャルドネ」2018 1896

1908

2021/11/25
■ポール・サパン「ボジョレー・ヌーヴォー・キュヴェ・トラディション」2021
純粋に酵母の力だけで発酵させる伝統製法で醸造されたヌーヴォー。栽培はリュト・レゾネ(減農薬農法)であり収穫は手積みで選果。丁寧な造りが感じ取られる1本。期待して開けました。抜栓直後は少し還元がかかっている香りと味わい。30年前の製法を再現しているということですから多少還元がかかるのも頷けます。冷ややかな味わいからのスタートでしたが、徐々に味わい深くなりました。それでもおしとやかで押しは弱い味わいです。畑のキャベツが長雨で割れ始めたので、大量消費のロールキャベツ。丸ごと鍋に入れて葉を剥いでいくのが簡単ですが、キャベツが大きいため剥がしてから湯に浸けるという形になり面倒でした。でも味わいにはとても満足できました。

1907

2021/11/24
■プラディオ「パッサパローラ・プロセッコ」NV
イタリア、フリウリの泡物。生産地は要塞のパルマノヴァの近く。パルマノヴァはオスマン帝国に対して国境線を防備するため16世紀末にヴェネツィア共和国によって築かれた星形要塞。生産者はプラディオ。プロセッコはもともとヴェネト州産のスパークリングですが、これはフリウリのもの。品種はグレラ。シャルマ方式。香りは弱めというより余計な香りは付けていないという感じ。味わいはすっきりで尚且つほんのり甘い。無理に味付けをした感じが全くない素直なフルーティさがよい。期待していた通りで満足できました。手羽中の唐揚げ。骨付き肉は火が通りにくいのでじっくり揚げます。おぼろ豆腐。野菜のうま煮。たくあんの煮物など。日本のメニューでもすっきりのプロセッコは合います。

1906

2021/11/23
■「グラン・リベンサ・ブリュット」NV
スペイン、カタルーニャ州ペネデスのカヴァ。生産者はハウメ・セラでいろいろな賞をも受賞している大きなワイナリー。地下には約400万本のワインを保管しているとのこと。品種はマカベオ40%、チャレロ30%、パレリャーダ30%。とても安い泡物ですが瓶内2次醗酵しています。泡はきめ細かい。一口目は甘酸っぱさを感じますが決して甘くはなくかなりドライな味わいです。フレッシュな果実味を味わいながらも飽きずに飲めるドライな飲み口がなかなか好印象です。安物にしては相当出来がよいです。肉まんじゅうのスープ煮。胡椒を効かしてスパイシーに。豚キムチ炒めもスパイシーで箸がとまりません。

1905

2021/11/22
■アラベラ「シャルドネ」2018
南アフリカ、ウエスタン・ケープの白。シャルドネ100%。生産者はアラベラワイナリー。アラベラは馬のアラブ種のことのようです。牧場も経営していて馬を使った耕作もしているようです。南アフリカのワインといえばケープ・ハイツをよく飲んでいますが、果たしてこれはどうでしょうか。薄い色ですがきれいな色。香りはシャルドネらしいミネラル香あり。味わいはとてもドライですっきり。好きなタイプです。これはケープ・ハイツをかなり超えた味わいで見掛けたらリピ買いありですが、見掛けることがあまりないかと思えます。畑の大根が大きくなり過ぎでふろふき大根に。里芋も煮ました。大根1本を消費するのがなかなか難しいです。

1904

2021/11/21
■モメサン「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴァンダンジュ」2021
今年のボジョレー2本目はモメサン。ラベルに収穫日とシリアル・ナンバーが書き込まれているスペシャルなヌーヴォーです。今年の収穫日は9月17日。シリアルナンバーは00222。かなり若いナンバーです。輸入業者と取り扱い業者が頑張ったようですね。ガメイ100%。液体の透明度は高いですが色はしっかり。開栓時は穏やかな香りと味わい。しばらく様子を見ることに。30分で液体はさらに澄み渡り酸もクリアになって美味しい。ガメイという感じがしない味わい。やはり早期からの予約は正解でした。鶏もも肉のレモンバター焼き。ローズマリーも入れて香りを出しました。シンプルな味わいですがバターは優秀な味の演出者です。
<モメサン>
「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴァンダンジュ」2020 1658

1903

2021/11/19
■フィリップ・パカレ「ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール」2021
今年もとりあえずフィリップ・パカレのボジョレーで乾杯。フィリップ・パカレは外れが絶対にないので今年も期待大です。なおヌーヴォー(新酒)とは呼ばずにヴァン・ド・プリムール(1番目のワイン)と呼ぶあたりに自信が現れています。ガメイ100%ですがブルピノ風の薄い色合い。香りに甘さはなし。味わいは若い酸ですがガメイの果実味ではなくピノ・ノワールの味わいでかなり満足できました。徐々に酸が増し美味しさもUPしますがすぐにボトルが空いてしまいました。豚肉のかりん揚げ。肉に下味をつけて揚げ、最後にたれに絡ませるので味が濃くならないように気を付けるのが肝要です。だだみのホイル包み焼きは中に春菊、白髪ネギ、白菜、昆布そしてポン酢を一緒に入れています。とても美味しい。焼き過ぎ注意です。
フィリップ・パカレ>
「ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール」2020 1655 
2018 
1309 2017 1180 2015 941

1902

2021/11/18
■チェーロ・エ・テッラ「キュヴェ・フリヴォーロ・フリッツァンテ・ビアンコ」NV
イタリア、ヴェネトの泡物。チェーロ・エ・テッラは生産者組合と共同で醸造している生産者。ガルガーネガ60%、トレッビアーノ40%。泡物ですがスクリューキャップです。違和感ありありですが、泡の感じはどうだろうかと興味津々で開栓。泡はやはり弱くグラスの中ですぐに消えていきます。味わいは嫌味がないクリアな味わいでフルーティ。少し甘い感がありますが食事中も気にせずに飲めます。なかなかよい出来です。舞茸の天ぷら。衣はやや厚めにし比較的高い温度の油で一気に揚げます。衣はしっかりと絡ませ蒸し揚げ状態に。揚げ過ぎ禁止です。
<チェーロ・エ・テッラ>
「カーザ・デフラ・バルバラーノ・コッリ・ベリチD.O.C.リゼルヴァ」2016 1885

1901

2021/11/17
■「シャトー・オー・ベイザック」2016
フランス、ボルドー、AOPオー・メドック・クリュ・ブルジョワの赤。生産者はヴィニョーブル・ラグノー。品種はメルロー、カべルネ・ソーヴィニョン、プティ・ヴェルド。オーク樽12か月熟成。色はしっかりと濃い。香りは弱め。味わいはとてもマイルド。酸とタンニンが程よく溶け込んでいる印象で飲みやすい。展開はほとんどなく淡々とした表情。安心して飲めますが冒険感も欲しい。牛焼肉。たれは焼き肉のたれにニンニクやケチャップ、酢を追加してコク深くしました。カマンベールチーズのフォンデュはシンプルな味わいですが、バゲットや茹でじゃがいもに付けるのが美味しい。

1900

2021/11/16
■バロン・ド・サン・ジャン「ブルゴーニュ・ルージュ」2018
生産者はカーヴ・ダゼ。ピノ・ノワール100%。近所の酒屋では山積みされて売っていたので敢えて買いませんでしたが、セット物の中に入っていたので試す機会が訪れました。透明度は普通。樽香がほのかに香る香り。肝心の味わいは酸が弱く残念。しかし30分もすると酸が表に出てきてブルピノらしい味わいになりました。もう少しアタックがあると嬉しいですが価格からして難しそうです。ババガレイをカリカリの唐揚げに。やや水気の多いババガレイなのでじっくりと揚げるのが基本。頭と背骨以外はみんな食べられます。里芋の煮物も美味しい。

1899

2021/11/14
■「ラセット・ジンファンデル」2016
なんとメキシコのワイン。生産者はラセット・ワイナリー。自分ではまず手に取ることがないメキシコ産ですが、セット物の中の1本なのでこういう出会いもあります。カリフォルニアの南のバハ・カリフォルニアの赤で品種はジンファンデル。カリフォルニアの陽気な味わいなのかな?まずかったらどうしようか?と迷いながら開栓。透明度が高い液体。香りは少し汗臭い。味わいは酸もタンニンも弱い。少しもったりとした粘性がある液体でその印象に覆われます。こういうものなのだと思えば納得はできます。畑のリーフレタスでのレタス巻き。コチュジャン味で。寒さが好きなレタスですが、朝晩寒すぎて生育は遅くなっています。

1898

2021/11/12
■「ファウンド・ストーン・シャルドネ」2020
サウス&イースタンオーストラリアの白。生産者はバートン・ヴィンヤーズ。バートン・ヴィンヤーズは1996年創立とまだ若いですが、国内20大ワイナリーの一つに数えられています。シャルドネ主体ということなのでブレンドされている様子ですが詳しくは分かりません。ステンレスタンクにオークスティーブを入れて1ヶ月間熟成し、樽香も出そうとしています。安物なのでよく冷やしてから開栓。すっきりの酸。嫌味が全くありません。よく冷やしたから美味しいというだけではなくシンプルにキレがある酸です。鶏肉団子の鍋。豚肉、ワカメ、大根も入れてじんわり美味しい味わいに。

1897

2021/11/11
■「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド・ボバル」2018
スペイン、バレンシアの赤。品種はボバル100%。先日飲んだワイン・エヌズ・ローズ社のシリーズもの。名前は1968年、ステッペンウルフの「ワイルドでいこう」の歌から取っています。ちなみにこの曲はカセットに保存してあります(ラジカセで再生です)。前回のもそこそこ美味しかったので今回も期待。抜栓時から香りよし。薄い印象があるものの酸がしっかりで1000円程度のワインんとしては上出来です。2、3本ストックしておいてもよいくらいです。豚ロースのとんかつ。バゲットのピザパン。冷凍しておいたトマトを刻みケチャップと混ぜ、鶏がらスープの素で味付けしてソースを作りました。簡単に美味しいソースが出来上がり。
<ワイン・エヌズ・ローズ>
「ハイウエイ・トゥ・ヘル」2019 1895

1896

2021/11/9
■クラメレ・レカシュ「ウンブレレ・シャルドネ」2018
ルーマニア、バナット地方の白。シャルドネ100%。生産者のクラメレ・レカシュはルーマニアでは最大規模のワイナリー。しかしルーマニアという国自体のイメージがないのでどんな出来なのか想像ができませんがトライです。まさにレモン色で予想よりクリアな液体。香りもクリアで味わいに期待大。味わいは予想を超えるドライな味わいで自分好み。これは早速お店で数本買っておこうと思いました。牡蠣のソテー梅肉味です。畑で収穫した白蕪はクリーム煮にしました。結構大きくなっていましたが柔らかくてとても美味しい。今が丁度食べ頃という感じです。

1895

2021/11/8
■「ハイウエイ・トゥ・ヘル」2019
スペイン、カスティーリャの赤。生産者はワイン・エヌズ・ローズ。モナストレル100%なので苦手な果実味豊富ワインかもしれないですが、物騒な名前とラベルのデザインで試しに購入。香りには甘みがない分味わいに期待。抜栓時は閉じていて色はくすみ味わいも弱い。しかし20分で液体の透明度は高まり、期待以上の酸が出てきました。これは慌てて飲んではいけないワインです。カレーフォンデュ。豚肉生姜焼き用のロース肉を塩胡椒、バターでカリカリに焼きカレーソースで。カリカリに焼くなら豚バラというところでしょうが、肉をたくさん食べたいのならロースがよいでしょう。

1894

2021/11/5
■ビーニャ・バルディビエソ「シャルドネ」2020
チリ、セントラル・ヴァレーの白。シャルドネ 100%。ステンレス樽醗酵。20%のみフレンチオーク。設立者のアルベルト・バルディビエソはチリで初めてスパークリングワインを生産した人。バルディビエソはメジャー過ぎて逆に好まれない面があるかもしれませんが敢えて選択。安物ワインですが味わいはクリアで酸はしっかり。若い酸ですが味に硬さがあり自己主張あり。安物の範疇ではないような味わいです。肉豆腐。豚肉や豆腐は買うしかないけど、玉葱、ネギ、春菊は畑からなので助かります。
<ビーニャ・バルディビエソ>
「メルロー」2015
 1208
「ソーヴィニヨン・ブラン」2016 1165
「シャルドネ」2016 1155
「ヴァレー・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン グラン・レセルバ」2013 1126
「シングルヴァレーロット・ピノ・ノワール・グランレゼルバ」2014 1119

1893

2021/11/3
■ナターレ・ヴェルガ「1895・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」2018
10月30日に「ロッソ・トスカーナ」を飲んでいます。あまりにも果実味押しだったので、このモンテプルチアーノも同類かと心配しながら抜栓。コルクは割れました。とても濃い色。香りは果実味押しでないので「これはいけるかも?」と口にすると、酸が多くどちらかというと好みの味わい。まあそれでも果実味押しの雰囲気はありますが。結構納得して飲めました。時々急に食べたくなるビーフシチュー。パンのバケットもセットで。春菊と柿と大根のサラダ。柿は固い方が美味しいので、美味しく食べられる時期はあと少しです。

1892

2021/11/1
■カンティーナ・メーラン「フェスティバル・クラシック・ピノ・ビアンコ」2017
イタリア北部のトレンティーノ・アルト・アディジェ州メラーノの白。この地域のものを飲んだ記憶がないので開けるのを楽しみにしていました。畑は標高450〜550mの場所。手摘み収穫。ステンレスタンクで約10日間アルコール発酵。澱とともに約5ヶ月の熟成というシュールリー。香りは青リンゴ風。味わいは酸が程よく飲みやすい。フルーティーな印象ですっきりな味わいです。牡蠣のソテー。小麦粉をまぶしてじっくりと焼き、ポン酢に梅肉を合わせたソースで。白髪ネギと細切り海苔も味を決める重要な脇役です。保温のプレートで熱々を食べるのが美味しい。

1891

2021/10/30
■ナターレ・ヴェルガ「1895・ロッソ・トスカーナ」2018
イタリア、トスカーナの赤。瓶を手に取ると凄く重い。凄い重厚感。これ750ml以上あるのではないかと思えるほどの大きさ。味わいはともかくこの重厚な雰囲気に惹かれて試してみたくなり購入。サンジョヴェーゼ80%、メルロー+カベルネ・ソーヴィニヨン20%。色は濃厚。抜栓時の香りは果実味が十分過ぎるほど。味わいもこれでもかというもったりとした黒果実のエキス。果実ジュースのワイン版という感じです。熟成はスラヴェニアンオークとフレンチオーク樽で約6ヵ月間熟成。約3ヵ月の瓶内熟成を経て出荷とのことで丁寧な造りです。しかし酸が好きな自分にとってはう〜ん、飲みにくかったという印象でした。一緒にもう1本「1895・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」も買ってしまったのですが味わいはいかに?串揚げは具材いろいろ。二度つけ禁止のたれもウスターソースにいろいろブレンド。

1890

2021/10/28
■ポデーリ・ロッカネーラ「ドルチェット・ダルバ」2019
イタリア、ピエモンテ、ランゲの赤。品種はドルチェット100%。ステンレス発酵の後、使用済フランス産オークのバリックで熟成6ヶ月。液体は澄み切っていますが濃い色。抜栓時の香りは閉じていて弱い。梅の酸の味わい。30分もすると透明度が高まり酸もかなり高まりました。なかなかよい酸で好きな酸の味わいでした。牛ヒレ肉の厚焼きステーキ。表面が半ば焼き固まってきたら蓋をして蒸し焼き風に。最後にはカラリと焼き上げました。ミディアムな焼きで満足。たれは玉葱、バター、生姜、ニンニク、焼き肉のたれ、酢のミックスです。酢が入るとぐんと味わいが増します。

1889

2021/10/26
■ミニーニ「コルテ・ディ・モリ・ネロ・ダーヴォラ・テッレ・シチリアーネ・ブルー・ラベル」2018
イタリア、シチリアの赤。品種はネロ・ダーヴォラ100%。生産者はフランチェスコ・ミニーニ。ミニーニは1920年に設立されたワイナリー。ネロ・ダーヴォラはシチリアではメインの栽培品種ですが、このワインの葡萄は島の北西部で栽培されたもののようです。液体の透明度は普通。香りには仄かに樽香あり。味わいは果実味中心。酸もタンニンも弱いですが嫌味がないきれいな味わいで丁寧な作りを感じます。牛タンレモンペッパー焼きとハッシュドポテト。どちらも実は生協のものを調理。まあ美味しいからOKです。万願寺やさつまいも、ウィンナーなどの網焼きも楽しい。
<ミニーニ>
「テッレ・アヴァーレ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアDOC」2016 1835

1888

2021/10/25
■カンティーナ・ディ・モンテフォルテ「フォッサドラゴーネ・シャルドネ・ヴェネト」2019
10月18日に飲んだカンティーナ・ディ・モンテフォルテのシャルドネ版。前回のカベルネは厚みは全くないものの酸が効いた味わいだったので白にも期待。しかし、結果は??香りは平凡。味わいも緩い。シャルドネのキレのある酸も感じられませんでした。高まりに期待しましたがそれも期待外れでした。生姜焼き用の薄切り豚ロースを軽く茹で、大根おろし、麺つゆ、酢、ごまのたれで食しました。脂を落としたさっぱりの味わいで、パクパク食べられます。
<カンティーナ・ディ・モンテフォルテ>
「フォッサドラゴーネ・カベルネ・ヴェネト」2019 1884

1887

2021/10/23
■ラ・ カンパニー・ド・ブルゴンディ「ブルゴーニュ・アリゴテ・ブラン」2017
ラ・カンパニー・ド・ブルゴンディはブルゴーニュ地域での協同組合。このアリゴテはコート・シャロネーズ産。コート・ドールの南で土壌は石灰岩、泥灰岩土壌。セット物の安物なアリゴテ種ですが、白が美味しい地域なので少し期待して抜栓。ナシや桃などの果実の香りが十分で、尚且つすっきりの味わいでよい出来です。今日は変わりたこ焼き。具材の組み合わせは@タコネギ梅干しAホタテネギバターB豚肉チーズピーマンケチャップCポテトサラダハムDコーンブロッコリートマトケチャップの5種類。全てに刻みキャベツたんまりです。タコネギ梅干しの基本的なものはもちろん、チーズやケチャップ入りも大好評でした。意外に満足なのがポテトサラダ入りです。

1886

2021/10/21
■エラスリス「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 
お馴染みのエラスリス。安物ですが先ず間違いはありません。過去の印象も良好なのでリピートです。詳しくは1863で。しっかり濃い色。口当たりはすっきりですがスパイシー。喉の奥で酸が押しを効かせます。チリ、アコンカグアヴァレーはなかなか素晴らしい。スパイシーさで食欲増進を目指してヤンニョムチキンを。ヘルシーを意識してコチュジャンを若干少なめにして仕上げましたがこれが美味しい。畑で収穫した法蓮草とコーンのバター炒めは、法蓮草は火の通りが早いのであっという間に終えるのが鉄則。これも美味しい。
<ヴィーニャ・エラスリス>
「エステート・ソーヴィニョン・ブラン」2019 1742 1666 1618
「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 1863 1617
「アコンカグア・コースタ・シングル・ヴィンヤード・ソーヴィニヨン・ブラン」2012 821
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・ピノ・ノワール」2011 817
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ」2011 811

1885

2021/10/19
■カーザ・デフラ「バルバラーノ・コッリ・ベリチD.O.C.リゼルヴァ」2016
イタリア、ヴェネト、ヴィチェンツァの赤。生産者のチェーロ・エ・テッラはコッリ・ベリチの生産者協同組合。品種は土着品種のタイ(トカイ)100%。ピノ・ノワールに似ている品種ということで期待して抜栓。恐ろしく澄み切った液体。これ程澄み切ったものはほとんど経験がないくらい。薄いブルピノより薄い色。抜栓時は閉じていましたがすぐに酸が出てきました。しかもガンガン攻めてきます。ピノの酸の美味しさにさらに果実味をプラスした味わいで満足できました。鶏手羽元の酢煮。これ玉子がおいしいですよね〜。畑の春菊の若芽と柿のオリーブオイル和え。レモン汁はたっぷりが決め手です。

1884

2021/10/18
■カンティーナ・ディ・モンテフォルテ「フォッサドラゴーネ・カベルネ・ヴェネト」2019
イタリア、ヴェネト州ヴェローナの赤。カンティーナ・ディ・モンテフォルテは協同醸造所。カベルネ・ソーヴィニョン100%。以前、このシリーズのメルロー&コルヴィーナを飲んだことがありますが、悪くない印象だったので少し期待して開栓。液体の透明度は高い。香りは弱め。若い酸の味わい。酸がよく効いていて「これがカベルネ?」と疑うような味わいですが、酸好きには丁度よい感じです。豚肉の生姜焼き。肉はそこそこにして肉汁をたっぷりかけた千切りキャベツが食べたくて、肉を焼いた後のフライパンでたれだけ作ってたっぷりキャベツにかけました。う〜ん、美味しい。カレーフォンデュにも合わせました。

1883

2021/10/17
セッサンタカンピ「メルロー・ヴェネジア」2019
イタリア、ヴェネトの赤。生産者はセッサンタカンピ・ルイジ・ザーゴ。20日間のマセラシオンの後ステンレスタンクで発酵、1200リットルのオーク樽で30日間熟成とのこと。メルローの濃厚な味わいに期待して抜栓。透明度の高い液体。樽の香り。味わいは酸中心で予想通りの濃厚な口当たり。口中ではぐんぐん味わいが押してきてなかなかよい出来です。喉を通った後も余韻が続きます。濃厚な味わいにぴったりのビーフシチュー。うまくマリアージュできました。ゴーヤがどんどん採れるので湯通し後、梅酢和えにしましたがこれも意外に美味しい。
<セッサンタカンピ>
「プロセッコ・DOC・フリッツァンテ・スパーゴ・トレヴィーゾ」2019 1840

1882

2021/10/16
■「ドモード・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2018
イタリア、アブルッツォの赤。生産者はカンティーナ・エ・オレイフィーチョ・ソシアーレという生産者協同組合。モンテプルチアーノ種100%。ステンレスタンクで発酵、熟成。サクラワインアワードで金賞を獲っています。安物ですが安定感抜群のデイリーワインです。酸はそこそこありますがタンニンは弱い。ピーマンの大量消費のための青椒肉絲。まだまだピーマンは実っています。
<ドモード>
「サンジョヴェーゼ」2018 1828 2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019 1771 2017 1400 2015 1222

1881

2021/10/15
■「ボルサオ・クラシコ・ブランコ」2018
スペイン、DOカンポ・デ・ボルハの白。ボデガス・ボルサオは生産者組合です。品種はモスカテル、マカベオ。以前このラベルの物を飲んだ記憶があったので調べたら赤の方でした。安物でも悪くはない印象だったので少しだけ期待して開栓。少し緩い香りと味わい。モスカテル由来の甘さも感じられますが、酸はそこそこあるので価格を少し超える程度の位置付けです。寿司がメインですが焼き物も。畑の里芋の株元を探りいくつか試しに芋を取り出し茹で、網焼きにして旨味噌を付けて食しました。美味しい。万願寺も歯ごたえを残すように軽く焼くと美味しい。
<ボルサオ>
「クラシコ・ティント」2018 1585 

1880

2021/10/14
■「テラ・ベガ・ピノ・ノワール」2019
チリ、マウレ・ヴァレーの赤。生産者はルイス・フェリペ・エドワ−ズ。ピノ・ノワール100%。800円ほどで買えるピノの超底物。味わいには期待せず開栓。薄い色。そして薄い味。相当薄い。しかしピノの味わいは感じます。値段が値段なので文句は全くありません。昔の日本のピノもそうでしたが、生産者は頑張って造っているのだと思えます。 栗原はるみの「蓮根餅」というものを作ってみました。モチモチ感が十分で美味しい。鶏もも肉はカリカリに焼き上げて和風サルサソースで。モリモリ食べられます。
<テラ・ベガ>

「ソーヴィニヨン・ブラン」2018 1520 
「シャルドネ」2019 1761 1710 2018 1590 1519
「ピノ・ノワール」2017 1516

1879

2021/10/13
■「ミオパッソ・ネロ・ダーヴォラ」2018
イタリア、シチリアの赤。生産者はザ・ワイン・ピープル。前日飲んだペモと同じくステファノ・キオッチョリの手によるもの。品種はネロ・ダーヴォラ100%。サクラワインアワードダブルゴールドを受賞しています。スクリューキャップですがそこそこ期待して開栓。深い赤紫色ですがやや薄め。酸を予想させる香り。味わいも酸中心。タンニンは弱い。酸好きなのでこれで十分。甘みもありますが程よい状態でバランスよい味わいとなっています。里芋のバター煮。イカゲソの唐揚げは油が弾くのでなかなか大変。カラリと揚げるために最後に高温にしますがここで弾きます。輪切りゴーヤのウィンナー詰め天ぷらは粉に塩胡椒をしておきます。
<ザ・ワイン・ピープル>
「ペモ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」2019 1878
「ミオパッソ・グリッロ」2019 1816

1878

2021/10/12
■「ペモ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」2019
イタリア、アブルッツオの赤。生産者はイタリア屈指のエノロゴとされているステファノ・キオッチョリ。モンテプルチャーノ100%。PEMO(ペモ)の「PE」はペコリーノ、「MO」は「モンテプルチャーノ」のそれぞれの頭の二文字を組み合わせたもののようです。液体の透明度は低い。黒果実の香り。これは果実味押しかと少し残念な気持ちで飲み始めましたが、20分ほどで酸が高まりとてもよいバランスになりました。底物でも有名な作り手の技が生きているようです。ホタテのバター焼き。少し酒を入れて蓋をして蒸し煮をしてから僅かに醤油を入れ最後にバターを入れて貝から出た汁を絡め、胡椒でスパイシーにして出来上がり。美味しい。

1877

2021/10/11
■「レ・フュメ」2019
ボルドー、マルゴーの赤。生産者はボリ・マヌ。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン72%、メルロ28%。色はしっかり濃い。香りに濁りがなく樽香が芳ばしい。少しとろんとした丸みのある液体。酸中心の味わいでタンニンは弱い。酸好きなら飲めるワイン。豚ロース厚切りのカツ。ゆっくり時間を掛けて揚げ旨味を引き出しました。時間を掛け過ぎると旨味が流出するのでどこが限界か考えながら揚げました。結果は上出来で家人にも好評でした。グリーンセンターで拾った栗の数が揃ったので蒸して皮を剥き、渋皮ごと素揚げをしました。前回は爆発があったので今回は蓋で防御しながら揚げました。最高に美味しい。渋皮がカリカリで尚且つ中身はほっこりです。

1876

2021/10/8
■「シャテル・ビュイ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2018
生産者はカーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシー。ブルゴーニュ南部のコート・シャロネーズの生産者による協同組合。ステンレスタンクでの発酵後は木製大樽にて熟成。若い赤果実の香り。味わいはとても酸っぱい。なぜかアンヌ・グロの酸っぱいワインを思い出しました。30分で落ち着くものの以後は平板化して落ちていきました。昔はこういう底辺のブルピノが多かったと思います。リピは少し難しいです。完全和食での赤、しかし酸っぱいのは分かっていたので合わせてみました。ワインの酸っぱさの押しが強かったのですが、こういうのもありという感想でした。

1875

2021/10/7
■ヴィニャ・マーティ「イライア・カベルネ・ソーヴィニョン・レゼルバ」2019
チリ、セントラル・ヴァレーの赤。生産者のパスカル・マーティはムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けた醸造家。寒暖差が激しいイライアのテロワールを活かしたワイン。サクラワインアワードで過去にゴールド賞を獲っています。抑えられた価格でありながら期待感はかなり大で抜栓。透明度は高くはないもののエッジはきれい。香りに圧力があり。果実味押しですが酸も十分で、酸好きでもぐんぐん飲めます。30分でさらに酸が高まってキレが出ました。これは価格を2倍は超える味わいです。カレーフォンデュ。豚ロース薄切りをカリカリに焼いてカレーで。カリカリにすればするほど美味しい。
<パスカル・マーティ>
「ヴィニャ・マーティ・イライア・メルロー」2019 1813
「ル・プティ・ムートン」2001 125 230

1874

2021/10/5
■「トロ・ロコ・カバ・ブリュット」NV
先日はこの生産者のロゼを飲みましたが今回は白の泡物。品種はマカベオ90%、シャルドネ10%。泡は細かい。一口目は少し甘い印象ですが、ミネラル感が後押しして甘さは影に入り、ドライな印象が前面に出てきました。ロゼと比べるとロゼの方が華やかさはあるように思えます。買うならロゼの方かなと思えます。栗こわ飯。もち米のもちもち感が嬉しい。洗い里芋を買ったので煮っころがしにしましたが、まだ里芋は収穫期を迎えてません。うまく保存できているものですね。畑の里芋の茎葉は巨大化していて株元も盛り上がっているので芋がたくさん付いているものと思えます。楽しみです。

1873

2021/10/4
■ピザ&パスタ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」2019
イタリア、アブルッツオの赤。生産者はパスクア。モンテプルチアーノ100%。とてもとても安いワインなので期待せずに開栓しましたが、あれ?意外にしっかりとした造りになっているのでは?と考えさせられました。モンテプルチアーノ種のキレのある酸が(若いですが)よく効いています。時間経過とともに酸っぱさが増しました。鶏もも肉の油淋鶏。畑の柿の実が少し黄色くなってきたので試しに1個もいで春菊とのサラダにしました。塩胡椒+オリーブオイル+レモン汁のどれもしっかり効かします。春菊は今年は大葉春菊を育てているので柔らかくて美味しい。

1872

2021/10/2
■「トロ・ロコ・カバ・ロゼ・ブリュット」NV
スペイン、バレンシア州の泡物。生産者はメゾン・ブノワ・ヴァレリー・カルヴェ。品種はガルナッチャ100%。サクラ・アワード2019金メダル受賞。酸っぱい感が強いロゼ。すっきりの味わいでぐいぐい飲めます。変に甘さや渋みを加えてない味わいが嬉しい。低価格ながらかなりよい味わいで、店で見掛けたらリピ買いありです。豚ロース薄切りの唐揚げ。すでに1回テスト済みなので自信を持って調理できました。むかごを頂いたので早速甘くどく煮ました。味が浸み込みにくいので、少し濃い目の味付けです。胡麻油を少し入れて香りも味わいも増します。

1871

2021/9/29
■ボデガス・アルカルデット「コレクト・テンプラニーリョ」2019
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの赤。テンプラニーリョ100%。生産者のボデガス・アルカルデットはオーガニックワインを造っていてこのワインもヴィーガンワインです。テンプラニーリョの濃い目の味わいを予想して開栓しようとしましたが、なんとキャップ全体がくるくると回りキャップ上部が外れません。仕方なくニッパーとペンチでアルミを切って剥がしました。キャップの緩みがあるということで味わいが心配されましたが変にはなっていませんでした。とにかく酸っぱい味わい。搾りたての葡萄の味わい。タンニンはそこそこあるので飲めますが、若造と言えるようなワインでした。ラベルの計算違いは計算通りにはいかないという思いが表現されています。鶏手羽元の酢煮。酢は相当入れるのが美味しい。

1870

2021/9/28
■「ジェイコブス・クリーク・シャルドネ・クラシック」2020
オーストラリア、サウス・イースタン、バロッサ・バレーの白。生産者はオーランド・ワイン。クラシックシリーズは短い熟成、フレッシュな果実味を楽しめるスタンダードなシリーズ。価格は低めですがシャルドネの味わいに期待して開栓。一口目から花の蜜のような甘さが漂いますが、意外にも酸がしっかりで、苦みの成分もあります。やはり少し緩いですが価格相応な味わいと言えるでしょう。親鶏のスパイス焼きや牡蠣フライ。畑の赤蕪の茎葉をたくさん茹でお浸しにしましたが、赤蕪は味わいが薄いので味付けして佃煮風にしました。コチュジャンも入れて少しピリ辛にしましたが、ついつい箸が進むと好評でした。

1869

2021/9/27
■「ル・シルク ・ルージュ」2017
フランス、ラングドック・ルーションの赤。生産者はタウタヴェル村、ヴィングラウ村の生産者組合かと思えます。セパージュはグルナッシュ60%、 シラー20%、カリニャン20%。陽気なワインの地域であり陽気な品種の葡萄のため、味わいも相当陽気だろうと予想して抜栓。予想通り最初から果実味押しでした。酸はかなり効いていてすっきりとしているので果実味押しでもまあまあ飲み進めます。しかしさすがに40分もすると果実味押しが強くなって飲みにくくなりました。豚の生姜焼き用のロース肉を唐揚げにしました。味付けをした後片栗粉をしっかりまぶすことが大事です。カツとは違った味わいと食感があり、家人には好評でした。

1868

2021/9/26
■クロード・ヴィアラード「ル・カリニャン」2018
フランス、ラングドックの赤。生産者のクロード・ヴィアラードのワイナリーはモンペリエの西50qのレジーニャン・コルビエール。カリニャン100%。樹齢50年以上。カリニャンは味わい調整用として使われることがほとんどですが、これはカリニャン100%なのでカリニャンの本質が分かるかと期待して抜栓。よく醸されたワインから発する香りで期待大。赤果実のフレッシュな酸。少し苦みがあります。重きを置かれないカリニャンも作り手によってはかなり美味しいということが分かりました。揚げ豚肉と蓮根、ピーマンなどの炒め物。ゴーヤはたくさん採れるので何とか消費しないといけないわけで、今日はさっと茹でて酢が少し強めのポン酢で。粉鰹節で味わいが増します。

1867

2021/9/25
■タンデム「インマクラ・ナバーラ・ブランコ」2017
スペイン北部、フランスと接していてバスクよりは東側に位置しているナバーラの白。生産者はタンデムワインカンパニー。品種はヴィオニエ85%、ビウラ(マカベオ)15%。フレンチオーク樽で発酵。レモン色。香りは嗅いだことがない少し癖のある香り。何だろうと思いながら口にすると、味わいもこれは何だという感じ。昔の遠い記憶の中にある味と香りですが判らずじまい。酸はしっかりあり美味しいので満足。畑の春菊と白蕪(小粋菜)のつまみ菜が大量に採れたので急遽鍋に。豚肉に餅やゴマ豆腐も入れて葉物も美味しく食しました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1866

2021/9/24
■「チャコリ・K・ピロタ」2019
スペイン、バスク自治州の白。バスクは北スペインとフランスとの国境にある地域。ヨーロッパでは食通の街として知られレストランも多いとのこと。ブドウ品種はバスク地方固有の白ブドウ品種オンダラビ・ズリ100%。生産者はK5ワイナリー。15℃のステンレスタンクで20日間発酵。さらに5ヶ月間シュール・リー。美味しいワインができる条件がそろったワインなので期待して抜栓。口にすると凄く圧力がある酸が口中に一気に広がりました。微炭酸かと思えるほどの押しの強さです。そして40分で酸はさらに澄み梅酢のような風味に。これがまた美味しい。記憶に残るよいワインでした。よいアジの開きを見付け焼きましたが焦げました。でも美味しいのでまあいいか。他のメニューも純和風でしたがワインとの相性はOKでした。

1865

2021/9/21
■「シャトー・マルキ・デ・ボワ」2017
約千円で買えるボルドー。生産者はルイ・ラグリファウル。ボルドーの東ピヌイユの近くのユニビチスのようです。メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン20%。安物なのであまり期待しませんがボトルの外観にはよい雰囲気が漂っていました。香りは弱いですがクリアで好感が持てます。薄めの味わいでこれがボルドーか?と思えるくらいですが悪くはない味わいです。酸が先ず押してきてその後タンニンも出てきて調和が取れてきます。千円なら十分楽しめるワインでした。栗の蒸し揚げをしましたが、鬼皮剥きが大変で、揚げていると渋皮の状態でも爆発しました。酷い目に遭いましたが芳ばしくて最高に美味しかったです。

1864

2021/9/17
■バロン・ドゥ・サラン「シャルドネ・VV」2019
フランス、ラングドックの白。生産者は生産者組合のアルマ・セルシウス社。組合生産者の畑は1,200ヘクタールにもなります。大きい会社だけにいろいろなレーベルがあるようです。安物ですが生産者が得意としているはずのシャルドネであり、一応VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ=古樹)なので悪くはないだろうと期待して開栓。ミネラルの香りは感じられます。味わいもシャルドネのクリアなツンとした表情がありまあまあいけます。喉を通った後味は少し甘いです。茄子が冷蔵庫に溜まってきたので麻婆茄子で一気に消費。麻婆茄子は食が進みます。冷凍うどんがあったので釜揚げうどんに。出汁+おろし生姜でこれも食が進みます。

1863

2021/9/16
■エラスリス「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018
チリ、アコンカグア・ヴァレーの赤。生産者はヴィーニャ・エラスリス。当主はエデュアルド・チャドウィック。最高醸造責任者はフランシスコ・バエティッグ。カベルネ・ソーヴィニヨン85%、プティ・ヴェルド15%。ステンレスタンクで発酵後、最終調整のため7ヶ月間フレンチオーク樽で熟成。香りはしっかりで酸の味わいを期待させます。ピノ・ノワールをスパイシーにしたような透明感のあるクリアな味わいでインパクトがあり美味しい。毎度のピーマンの肉詰め。ソースはニンニク、玉葱すりおろし、醤油、酢のやや洋風味付けに。さらりとした液体のソースですが結構美味しいと家人には評判でした。酢はしっかり効かせた方が美味しい。
<ヴィーニャ・エラスリス>
「エステート・ソーヴィニョン・ブラン」2019 1742 1666 1618
「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 1617
「アコンカグア・コースタ・シングル・ヴィンヤード・ソーヴィニヨン・ブラン」2012 821
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・ピノ・ノワール」2011 817
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ」2011 811

1862

2021/9/13
■サゴナ「ガットロッソ」2017
イタリア、トスカーナの赤。畑はフィレンツェの東のプラトマーニョの標高550mの耕作放棄された畑を復活させた模様。サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジア、コロリーノ。10月中旬に収穫して野生酵母のみでセメントタンクで発酵させ温度管理もしないというワイルドな昔の醸造法。還元が抜けるまで熟成してボトリングし6か月間瓶熟成。現代の管理された醸造とは対極にある醸造法でできたワインはどのようなものか興味津々で抜栓。香りはクリアで香りに雑臭が全くない。タンニンが豊富でよくこなれた酸も美味しい。かなり気に入りましたが30分もすると落ちてきて持続力は弱い。鶏もも肉の簡単油淋鶏。酢をしっかり効かしたたれで。畑の赤蕪のつまみ菜をサラダで。完全無農薬です。

1861

2021/9/11
■ジャン・デスティエンヌ「シャブリ」2019
8/28に飲んだものと同じ。シャブリが飲みたいが価格は低めでという相反する条件を何とかこのシャブリで擦り合わせました。確かにシャブリ。しかし少しだけ緩い。それでもシャブリというレベルです。スーパーで見掛けたサザエがかなり活きがよくサイズも揃っていたので購入しつぼ焼きに。バター+醤油味でよくつぼ煮込みしてパセリを載せてOK。サザエは焼き始めると水が浮き上がってきますが、これをなるべくこぼさないように貝の口を水平にして置くことが肝要です。柚子も道の駅で購入したので鶏もも肉の唐揚げは柚子塩味としました。

1860

2021/9/7
■ロッコロ・グラッシ「ヴァルポリチェッラ・スペリオーレ」2014
ヴァルポリチェッラはイタリア、ヴェネト州のアルプスの山麓にあるワインの生産地域。アルコール度数が高いアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラの生産がメインですが、この標準的なヴァルポリチェッラでも14.5%あります。品種はコルヴィーナ・ヴェロネーゼ60%、コルヴィノーネ15%、ロンディネッラ15%、クロアティーナ5%。オセレタ5%。10月初旬に収穫し50%はそのまま、50%は自然風で20日間乾燥させて発酵させているとのこと。濃厚な味わいに期待して抜栓。乾燥イチジクの香りと味わい。数分で液体の透明度が増し、酸味が出てきて果実味の濃さと酸を両方楽しめました。豚ロース肉の塊を買っておいたので棒状に切り分けてかりん揚げにしました。結構カロリー高いと思います。(;^_^A

1859

2021/9/4
■バロン・ド・サン・ジャン「ブルゴーニュ・ルージュ」2018
ACブルゴーニュ。バロン・ド・サン・ジャン名ですが生産者はカーヴ・ダゼ。マコンの白も作っているようですがACブルが専門のようです。期待はあまりせずブルピノの味わいが楽しめたらOKのつもりで抜栓。色は薄い。香りにスモーキーさがあります。味わいはさくらんぼ風の酸味ですがやはり弱い。確かにブルピノ風ではありましたが薄すぎなので満足できない人が多いでしょう。チーズ巻き揚げなどの洋風メニューに加えての五平餅。味噌だれにはクルミと胡麻の擦ったものをたくさん入れることで味わい深くなります。ご飯を軽く突いて粘りを出し、棒にまとわせたらしばらく乾かしておくことで網にくっ付かなくなります。

1858

2021/9/3
■テヌータ・サン・フランチェスコ「コスタ・ダマルフィ・トラモンティ・ロッソ」2012
イタリア、カンパーニャ、トラモンティ村の赤。ティントーレ40%、ピエーディロッソ30%、アリアニコ30%。ティントーレとピエディロッソはプレフィロキセラの樹ということで樹齢は80〜100年程度の古樹となっています。しかも2012年ものですから期待して抜栓。2012年ものなのに香りは若々しい。しかも今まで嗅いだことがない特徴的な神秘的な香り。香りだけで先ずは満足。味わいは予想よりずっと軽め。木苺風の酸が前面に出ていてとても美味しい。これはなかなかよいワインです。夏野菜と鶏肉の黒酢餡かけ。ナス、ピーマン、かぼちゃ、蓮根、しいたけ、人参と鶏肉を素揚げして黒酢餡で絡めました。野菜は少し固めで揚げるのが美味しいのでずっとコンロにつきっきりです。

1857

2021/8/30
■フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ「クティッツィ・グレコ・ディ・トゥーフォ」2018
イタリア、カンパーニャ・DOCGグレコ・ディ・トゥーフォの白。品種はグレコ種100%。生産者はロバート・パーカー満点の5つ星生産者で、しかもクティッツィは単一畑、手摘み100% という豪華さ。ボトルも縦に凸凹がありお洒落さ満点。かなり期待して抜栓。色は緑がかっているものの黄色味も濃く見える。洋ナシの香り。口に含むとグッとくる酸ですが、口の中で解けていく感覚で徐々に旨味に変わっていきます。この味わいは出会ったことがない味わいでかなり気に入りました。見付けたらリピ買い確定です。チーズ春巻き。実は冷凍物。でも意外に美味しいので冷凍庫には数袋ストックしてあります。

1856

2021/8/28
■ジャン・デスティエンヌ「シャブリ」2019
ELG社のAOPシャブリ。AOPはフランスワインの原産地名称保護分類。2008年まではAOC法が使われ2009年からはAOP法に代わっています。Controleeの意味よりより強いProtegeeを目指したものだと思えます。安いシャブリなので多くは期待せず、シャブリの味わいが感じられればOKという設定で購入。ミネラル感があるシャブリの味わいで酸もすっきり。やや薄めの味わいですが価格からすればOKで楽しめました。やはりシャブリは時々飲みたくなる個性があります。みんなでワイワイの広島風お好み焼き。キャベツ、ネギ、軽く炒めたイカと豚肉、焼きそば麺の上に溶き卵とチーズをのせて焼き裏返しに。さらに表に返してソース、鰹節、青海苔を。好みでマヨネーズ、紅生姜、和辛子をトッピング。

1855

2021/8/26
■カサノヴァ・ディ・ネリ「イロッソ」 2016
イタリア、トスカーナの赤。品種はサンジョヴェーゼ、コロリーノ。カサノヴァディネリ社はモンタルチーノのリーダー的造り手。ボトルは違いますが「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・チェッレタルト2001」はジェームズサックリング、ワインエンスージアストの両紙で共に100点満点を獲り伝説のワインとなっています。なかなか素晴らしい造り手でかなり期待して抜栓。色はしっかり。香りはピノ風で厚みが感じられることから味わいにも相当期待。酸が程よく深い隙のない味わいでとても美味しい。ヤンニョムチキン。美味しいワインには申し訳ないマリアージュとなってしまいましたが食べたくなったので作りました。辛みが食をそそります。焼きナスの冷製ジュレで辛味も抑えられます。

1854

2021/8/25
■レ・カニエッテ「パッセリーナ・ルクレッツィア」2018
イタリア、マルケ、オッフィダのリパトランソーネの白。品種はパッセリーナ100%。ステンレスタンクで4ヶ月熟成。生産者はレ・カニエッテ。ワインショップ・タストヴァンのHPでは「リパトランソーネは海洋性気候の影響を受けず昼夜の寒暖差が激しい。標高が高い産地で完熟を待ち、最適のタイミングで収穫されたものは酸度と糖度のバランスがとれるので長い熟成に耐える偉大なワインを生み出す素質を持っています」とのこと。期待して抜栓。杏風の味わい。酸はしっかりなのに飲んだ後の爽やかさが素晴らしい。餃子の皮で餅と明太子を巻いて焼いたもの。シンプルだけど美味しい。

1853

2021/8/21
■「ベルモン・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・プレステージ」NV
フランス、ロワールのヴァン・ムスー。生産者はスパークリングメーカーのC.F.G.V.(コンパニー・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)。ブラン・ド・ブランですがシャルドネではなく品種はユニブラン50%、アイレン50%。千円でお釣りがくる泡物ですがボトルの外観は立派です。泡は細かいですがすぐに消えていきます。酸の印象が強く予想より美味しい。グレープフルーツ風の味わいで、甘さはあるものの気にならない程度。苦みもあり楽しめました。ジャーマンポテト、豚肉のかりん揚げなど。じゃがいもは片栗粉を付けて揚げておくと芋の形が崩れず芳ばしくておいしくなります。どちらも大好評でした。

1852

2021/8/19
■「ジ・ギルマン ブラン・ド・ブラン ブリュット」NV
フランスの東端、ドイツとの国境のヴァイセンブルクのヴァンムスー。生産者はカーヴ・ド・ヴィサンブールでスパークリングワインを中心にカクテルも生産しているようです。ユニ・ブラン50%、アイレン50%。ヴァンムスーということもあり泡は弱い。味わいは桃と青りんご。予想よりは甘くないのでまあ飲めますがドライなきりっとした味わいとは対極です。ピーマンが採れ過ぎなのでまたまた肉詰めピーマンとなりましたが、今日はチリソースで味付けしました。味が変わるとまた美味しいです。かぼちゃやナスを炒めてからトマトやひよこ豆と一緒にサラダにしましたが芳ばしくて美味しい。

1851

2021/8/18
■「エスカル・ロハ・グラン・レセルバ」2013
スペイン、カタルーニャ州、D.O.テラ・アルタの赤。生産者はレセルバ・デ・ラ・ティエラ・グループ。テンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。オーク樽での熟成を24ヶ月行い、瓶内熟成とも併せて60ヶ月以上行っているグラン・レセルバクラス。香りからして果実味豊富な印象。とろりとした液体で、果実味押しの雰囲気ですが、意外にさっぱりで果実味押しだけではないよくこなれた味わい。30分でスパイシーさも出てきて楽しめる味わいとなりました。麻婆豆腐が食べたくなりましたが今日は自分で作らず女将に任せました。予想より辛くなかったですが、山椒の粉を振って美味しさが増しました。畑のさつまいもの茎の皮を剥き、胡麻油で炒め煮にしました。これも美味しい。

1850

2021/8/15
■「タイユヴァン・ブラン」2019
フランス、ラングドックの白。生産者は不明。有名なレストランのタイユヴァンの名を冠にしています。ワインキュレーションによる輸入ワインですが、果たして安ワインにおいてそのようなことがあるのかと思いながら抜栓。セパージュはグルナッシュ・ブラン70%、ルーサンヌ30%。香り弱め。味わいは普通。かといって甘くはなくドライな印象があるので飲みやすい。悪くはないが印象には残らないワインです。鶏胸肉と小松菜のソテー。小松菜はたくさん収穫して野菜室に入っているので積極的に活用しようというわけです。少し甘辛くしました。ピーマンやナスもたくさんあるので味噌炒めに。じゃがいもと玉葱に練り物を入れて煮物に。結局スーパーで買ったのは鶏肉と練り物だけという倹約になっています。

1849

2021/8/14
■「ペイケ・ラモン・ヴァレ」2018
スペイン北西部、カスティーリャ・イ・レオン州ビエルソの赤。生産者はボデガス・ペイケ。メンシア100%。デキャンター・ワールドワイン・アワード 2020でプラチナ賞97点を獲得しBest in Showも得ているというなかなかのワイン。収穫はすべて手摘み、醸造はステンレスタンクで15日間の発酵後、約7ヶ月間フレンチオーク樽で熟成。かなり期待して抜栓。十分な樽香。優しいがしっかりと厚みがある酸。30分で果実味押しに変化してしまったのが残念。牛ロースのステーキソースは簡単にケチャップ、お好み焼きソースなどのブレンド。玉葱もにんにくも使用せず、レモン汁、マヨネーズで酸押しにしたら結構美味しい。タコとじゃがいものバター焼きは、じゃがいもがあってこその味わい。脇役のパセリは重要。

1848

2021/8/13
■チウチウ「ロッソ・ ピチェーノ・ピッキオ」2020
イタリア、マルケの赤。生産者はチウチウ。セパージュはモンテプルチアーノ50%、サンジョヴェーゼ50%。エッジは赤紫色がきれいで印象的。この色はなかなかない。香りに熟成感あり。口に含むと少しの粘りがあり、味わいは優しいながらも押しがある果実味。液体自身に重みがあり安ワインではない世界感があります。墓参りの帰りに越前大野の「星山」に寄り、上ホルモンの白を買ってきました。最近これが食べたくなって、大野に行ったなら買おうと決めていたものです。フライパンですがしっかり焼きあげました。やはり美味しい。しかし食べ過ぎると尿酸値が上がるので要注意です。

1847

2021/8/10
■フラテッリ「クラシック・シュナン」2019
なんとインドのワイン。インドは初めて。お店で見付けて取り合えず購入して確かめることにしました。生産者はフラテッリ・ワインズでイタリアとの合弁会社。インド、マハラシュトラ州、ソラプールシュが所在地。シュナン・ブラン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。香りに熟成感があり。味わいはドライで辛さを感じるくらい。なかなか美味しくて個人的にインドのイメージアップにつながりました。鶏もも肉の照り焼き。豚肉とトマト+きゅうりのわさびサラダ。アボガドのとろとろ玉子など。鶏の脂は美味しくないので焼き上げ後は徹底的にペーパーで拭き取り、その後味付けとなります。最後に汁だけ煮詰めてとろみを出して掛けてOK。

1846

2021/8/9
テラノブレ「メルロー・エステート」2019 
チリ、セントラルヴァレー・マイポの赤。千円でお釣りがたくさん来る安ワイン。色は薄い。香りは弱いですが透明感のある酸が押してきます。残念ながらコクや旨味は感じられませんが、低価格でピノにも似た酸押しができるのはなかなかです。30分で落ちてきます。畑の小松菜のソテー。シチューが食べたくなったので串カツ用に買った豚ヒレ肉でのシチュー。柔らかくて美味しい。
<テラノブレ>

「メルロー・エステート」2018 1603
「シャルドネ・エステート」2019 1711 1646 1586
「カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1526
「ピノ・ノワール・レゼルバ・テロワール」2015 1434
「ソーヴィニヨン・ブラン・エステート」2018 1521 1457 1385
「ピノ・ノワール・グラン・レゼルバ」2016 1354
「メルロー・レゼルバ」2015 1334
「ピノ・ノワール・レゼルバ」2014 1041

1845

2021/8/7
■アルシーナ&サルーダ「カヴァ・ブリュット・ナチュレ・レゼルヴァ」NV
スペイン、ペネデスの泡。セパージュはマカベオ40%、チャレッロ40%、パレリャーダ20%。アルシーナ&サルーダはほぼカヴァのラインナップになっています。泡は普通。桃の香り。甘いのかと口にすると実際はなかなかすっきりで好感度大。欲を言えばもう少しドライな方が食が進むのですが価格からして妥当な線です。ジャーマンポテト。じゃがいもはレンジでゆで根菜モードでチン。その後片栗粉をまぶして揚げてカリッとさせておきます。こうすることで炒め玉葱と合わせても崩れず美味しいです。粒マスタードをたっぷり使うと美味しさが増します。マヨネーズの酸も必須です。

1844

2021/8/6
■「シャトー・サン・ボネ」2016
ボルドー、メドックの赤。セパージュはメルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%のメルロー主体。サン・ボネはメドック格付け第2級シャトー・グリュオ・ラローズが2019年まで所有していたクリュ・ブルジョワ級シャトー。よく似た名前に「シャトー・トゥール・サン・ボネ」があり、どちらもメドックのワインですが、トゥール・サン・ボネの方が認知度は高いと思えます。濃い色。香りは複雑性がありボルドーらしい。味わいは豊かで口の中でじっくり楽しめます。高くないワインですがデイリーとしては上等部類です。ゴーヤが実ってきたので天ぷらに。中をくり抜いてソーセージとナスを詰めて揚げました。塩胡椒を効かして揚げるのが決め手です。

1843

2021/8/5
■「ラムーラ・ネロ・ダーヴォラ・シチリア」2019
イタリア、シチリアの白。品種はシチリアを代表するブドウ品種のネロ・ダーヴォラ100%。生産者はカーサ・ジレッリ。ラベルの丸い模様は「世界遺産である陶器の街カルタジローネで描かれる伝統の模様で、陶器もワインもどちらも自然の恵みから造られた」とのことです。熟した果実味と酸のバランスに期待して開栓。エッジの透明度は高い。香りは控えめ。味わいは予想外にスパイシー。酸は予想より弱いですが口の中に広がっていく感じはとても楽しめます。焼き鳥。体にはよくないですが焼き鳥は塩胡椒たっぷりが美味しいです。たまには濃い味も楽しみましょう。

1842

2021/8/4
■ブーケンハーツクルーフ「ウルフトラップ・ホワイト」2019
南アフリカ、パール・フランシュックの白。セパージュはヴィオニエ38%、シュナン・ブラン32%、グルナッシュ・ブラン30%。ウルフトラップは狼の罠という意味で、植民者が狼の罠を仕掛けたけれど実際はいなかったという話だそうですが、新天地ではどんなことが起こるか心配だったのかと思えます。セパージュからはやや甘い花のような香りと味わいを予想して開栓。香りは甘さを感じますがそれよりもスパイシーさを感じます。味わいは酸押しが強い。喉の奥でぐんとくる酸です。酸押し好きにはよいワインです。畑のハラペーニョを1個収穫してサルサソースを作りました。焼いた鶏もも肉のソースです。

1841

2021/8/3
■ヴィニュロン・アルデショワ「コート・デュ・ローヌ・ミトラ・ルージュ」2019
フランス、リヨンの南のローヌ、アルディッシュの赤。ヴィニュロン・アルデショワは年間生産ボトル1200万本という巨大な生産協同組合。セパージュはシラー、グルナッシュ。ステンレスタンクで醗酵、熟成。ローヌの果実味豊富な味わいは予想できるものの、果実味押しでなくしっかりと醸された酸の味わいに期待して抜栓。しっかりとした濃い色。やはり濃厚な果実味。濃厚ながらも口当たりはすっきりで飲みやすいので嬉しい。30分でやや単調な果実味押しになりました。鶏手羽元の酢煮、「まるき」のバケットを使ったピザトースト。バケットのカリカリ感で美味しさが増します。

1840

2021/8/2
■セッサンタカンピ「プロセッコ・DOC・フリッツァンテ・スパーゴ・トレヴィーゾ」2019
イタリア、ヴェネト州マッセラーダ・スル・ピアーヴェの泡物。品種はグレーラ100%。ステンレスタンク発酵&熟成。泡物なのに金属の留め具はなくて紐で栓を押さえています。コルク抜きで抜く形ですが、酷く噴いたときはどうしようかと悩む瓶口の造りです。薄いレモン色。味わいはまろやか。ワインというより美味しいフルーツの飲み物という感じ。アペリティフによいかも。少し甘みを感じますがこの程度ならぎりぎり食事の邪魔をしないかと思えるレベル。ニラ饅頭、ゴボウの金平、大根と揚げの煮物、かぼちゃの煮物など。お昼に作ったきゅうりのキュウちゃん漬けが意外と美味しい。たくさん作ったので日ごとに旨味が増すはず。楽しみです。

1839

2021/8/1
■「シャトー・オー・マジネ・ブラン」2018
ボルドー、アントル・ドゥー・メールの白。セパージュはソーヴィ二ヨン・ブラン60%、ミュスカデ20%、セミヨン20%。リュット・レゾネ栽培。平均樹齢はおよそ20年。石灰質土壌。少し濃い目の黄色。香りは弱い。味わいは落ち着いていてインパクトは弱い。20分で梅風の味わいが効いてきて美味しい。印象は薄くやや古くさい造りですがゆっくり楽しめます。あまりにも暑くて食欲がわきにくいので辛めのメニューに。畑のナス、ピーマン、万願寺と鶏もも肉でコチュジャン炒め。豚肉と玉葱でキムチ炒め。辛いと食が進みます。

1838

2021/7/30
■クアトロ・ライヤス「グリーン・アンド・ソシアル・ヴェルデホ・オーガニック」2019
スペイン、カスティーリャ・イ・レオンのルエダの白。ヴェルデホ100%。クアトロ・ライヤスは地域の協同組合のようです。エノロゴはエレナ・マルチノ・ヤウェーという女性醸造家。明るい麦わら色。口に含むと鼻に抜ける特徴的な香りがあります。しかし何の香りかは表現しにくい。少しケミカルな感じがします。酸はよくこなれているという印象で造りは悪くありません。ハンバーグ。底をかなり焼き固めてから蓋をして蒸し焼き。ぷっくりと盛り上がってきて、肉汁が滲み出てきたら裏返して焼き仕上げます。たれは定番のいろいろミックススパイス。中でもオレガノは風味よく仕上がります。

1837

2021/7/29
■「アリウェン・レゼルバ・シャルドネ」2018
お店で安売りをしていたので購入。安くても安定の味わいのワインです。アプリコットの酸が広がります。ゴーヤの初収穫。唐揚げにしました。これから収穫が本格化しそうで楽しみです。
<ウンドラーガ>
「ユー・バイ・カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1644
「ユー・バイ・シャルドネ」2018 1642 1553
「アリウェン・レゼルバ・ソーヴィニョン・ブラン」2018 1599 1534
「アリウェン・レゼルバ・シャルドネ」2018 1596 1545 1451
「アリウェン・レゼルバ・カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1429
「アリウェン・レゼルバ・ピノ・ノワール」2018 1546 1491 1423

1836

2021/7/27
■カヴァ・ブランシェール「レゼルバ・ブリュット1955」NV
スペイン、バルセロナのブリュット。生産者のカヴァ・ブランシェールはカヴァ専門の家族経営のワイナリーのようです。1955はこの年が醸造開始の年ということでしょう。品種はマカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。甘いのかなと予感させる雰囲気のカヴァですがそれほどでもなく、フルーティさがしっかりの味わいでした。ややクリーミィーな液体感があります。鶏もも肉のソテーサルサソース。肉は小麦粉を振って焼き、出た脂は焼き上げ時にペーパーできれいに拭き取り、べたべた感をなくします。ソースはタバスコが決め手ですが、バジルも刻んで入れてスパイシーにしました。

1835

2021/7/26
■ミニーニ「テッレ・アヴァーレ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアDOC」2016
イタリア、プーリア州の赤。プリミティーヴォ100%。プーリア州はイタリアのかかとの部分にあたり、地中海に伸びる長い海岸線が特徴。日照に恵まれオリーブの生産が盛んですが、ワイン栽培も歴史があります。陽気で明るい味わいと予想して抜栓。色は濃い目。赤い果実の香り。味わいも赤い果実の酸が迫ってきてなかなかよい。奥深さは物足りないですが酸の味わいで楽しく飲めます。畑のピーマンが一斉に大きくなってきたのでまたまた肉詰め。肉厚ピーマンならではの食感とピーマンの香りが嬉しい。

1834

2021/7/24
■「ジュール・ラローズ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット」NV
フランスのヴァンムスー。生産者はレ・グランシェ・ド・フランス。品種はアイレン、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ、シャルドネ。セット物のスパークリングなので期待は無しで抜栓。少し緑を感じる金色。泡は細かい。甘みを抑えたとてもすっきりのドライな味わいに予想を超えて満足。好みの味わいなので展開にも期待しましたが、以後は押しが弱い。アタックは良いのでもう少し頑張ってほしい感じです。畑のじゃがいもの子芋をよく洗い、レンジで根菜蒸しモードで蒸した後、冷ましてから反切りにし、塩胡椒して片栗粉を付けて揚げたもの。ベーコンはカリカリに焼いて添えて家人には大評判でした。じゃがいも料理は結構美味しい。

1833

2021/7/23
■ドメーヌ・ピエール・シャヴァン「ヴィラ・ノリア・レ・コロンビエール・ピノ・ ノワール」2018
フランス、ラングドック・ルーションの赤。ピノ・ノワール100%。50%をフレンチオーク樽で熟成。ピエール・シャヴァンはネゴシアンですが、自社畑も60ヘクタール所有しているようです。ピノですがラングドック・ルーションということで、明るく陽気で果実味が豊富な味わいとの予想。色は薄く少し枯れたような色に近付いています。香りはチェリーの酸の香り。味わいは予想通り果実味押しの味わい。しかし20分で液体の透明度が増し、同時に酸も少し高まりました。鶏もも肉の塩レモン唐揚げ。肉の浸けだれが垂れて固まりかけ、玉状になった片栗粉を肉に付けて揚げるとカリカリになり美味しい。わざとこのようにしています。

1832

2021/7/22
■プラーディオ「パッサパローラ・プロセッコD.O.C.」NV
イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の泡。ワイナリーはパルマノーヴァ(Palmanova)の近郊。品種はグレーラ100%。マスカットに近い味わいのグレーラ種なのでフルーティさは十分ですが甘さが強いものと予想して抜栓。泡は細かい。確かに甘いのですがよく醸された味わいの厚みがあります。牛ロース薄切りのすき焼き肉が特売だったので買ってきてすき焼きに。肉の脂が溶け出した頃が美味しい時。6枚肉を買ったのに食べられたのは二人で4枚だけ。昔はたくさん食べられたのにもう肉が入らなくなってきました。ま、安上がりですけど。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1831

2021/7/21
■ヴァイングート・アンゼルマン「モリオ・ムスカート・クヴァリテーツヴァイン」2018
ドイツ、ファルツ州エデスハイムの白。品種はモリオ・ムスカート100%。ムスカートはシルヴァーナとピノ・ブランとの交配で生まれたドイツの品種。名前からしてマスカットのような味わいだろうと推測。これまでドイツのワインはカッツ程度しか知らないので興味津々でした。口にしてびっくり。これは甘い。マスカットの濃い味。ワインというよりアペリティフとしてならいけるかもという味わい。厚みがあってよく出来ている感じですが、何といってもメインメニューが餃子だったので食事には合いませんでした。浜松の「マルマツ」さんの冷凍餃子を焼きました。しっかりとした味で楽しめました。これでもかというくらいカリカリに焼いた方が美味しいかと思えました。

1830

2021/7/20
■テッラ・ダリージ「ズィーテ・ペコリーノ・テッレ・ディ・キエーティIGT」2019
イタリア、アブルッツォの白。ペコリーノ100%。重厚ボトル。「ズィーテ」とはアブルッツォの方言で「お嫁にしたい美しい女の子たち、花嫁たち」とのこと。名前からしてチャーミングな味わいを予想して抜栓。甘い印象ですがフルーティな酸が舌に染み渡り、気持ちよく飲めます。30分で杏風の酸が押してきます。よく冷やすと美味しさが増すワインです。チキン棒、万願寺とナスのみそ炒め、ポテトサラダ。ミニトマトのアイコが鈴なりですがあまり赤くするとカラスが取っていくので完熟の手前で収穫。輪切りにしてたっぷりの塩と黒胡椒、レモン、オリーブオイルを混ぜると美味しい。刻みバジルも合います。

1829

2021/7/19
■ボデガス・アルコンデ「サラダソル・レゼルヴァ」2014
スペイン、ナバーラの赤。テンプラニーリョ40%、メルロー30% カベルネ・ソーヴィニョン30%。フレンチオーク樽で18ヶ月熟成。香りに酸っぱさがあり。口にするとスグリのような酸がとても印象的。タンニンもよく効いています。若い印象ですが味わいは意外に凝縮していてしっかり造られているのが分かります。鶏胸肉を薄くスライスし片栗粉をまぶして揚げて和風味で。畑のインゲン豆がコンスタントに収穫できるので今回は揚げ物に。素揚げして生姜醤油で。いくらでも食べられ、インゲン豆をたくさん食べる料理としては秀逸です。

1828

2021/7/18
■「ドモード・サンジョヴェーゼ」2018
イタリア・アブルッツォの赤。生産者はカンティーナ・エ・オレイフィーチョ・ソシアーレで1962年に設立された協同組合。サンジョヴェーゼ100%。サンジョヴェーゼは酸がしっかりとしているというイメージがあるので酸に期待して開栓。香りは弱い。味わいはイチジクの風味が漂いますが、酸はしっかり攻めてきて嬉しい。鶏もも肉のサルサソース。玉ネギ、ピーマン、トマトのみじん切りをレモン汁、タバスコ、塩胡椒で味付け。久し振りのペンネ・アラビア―タも。
<ドモード>

「サンジョヴェーゼ」2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019 1771 2017 1400 2015 1222

1827

2021/7/17
■ドメーヌ・ピエール・シャヴァン「マスカヴィネ・ブラン・ド・ブラン」NV
南フランス、ラングドック・ルーシヨンの泡物。ドメーヌはモンペリエの西、地中海に接しているベジエに。ブランドブランの名の通りシャルドネ100%。ラベルのマスクの絵は不思議感がたっぷりですが、どうやらその地域では祭日に仮面を使うようで、そのイメージを表した様です。泡は細かい。薄く緑がかっている。少し粘性が感じられ、梅風の酸がよく効いています。これはスパークリングとしてはかなり美味しい。豚スペアリブ煮込み焼き。手羽中のカリカリ揚げなど。スペアリブは先ずはよく煮込んでから徐々に水分を減らし、最後に程よく焼き上げます。

1826

2021/7/16
「サングレ・デ・トロ・リミテッド・エディション・ホワイト・ブレンド」2019
6月20日にこのシリーズの赤を飲んでいます。赤はスパイシーさが際立っていましたが白はどうでしょうか。品種はパレリャーダ、ガルナッチャ・ブランカ。予想に反して桃とバナナの香りと味わいです。甘めの印象ですがフルーティさが際立っているため、甘さはあまり気にならないのが不思議です。カレーコロッケに竹輪の紅生姜揚げ。鶏肉の柳川風に朧豆腐と和風。さらにご近所から打ち立ての蕎麦を頂いたので、茹でてざる蕎麦に。茹で過ぎ厳禁です。
<サングレ・デ・トロ>
「リミテッド・エディション・レッド・ブレンド」2019 1805

1825

2021/7/13
■「シャルル・ぺルティエ・ブラン・ド・ブラン」NV
実は7月10日に飲んだスパークリングと生産者は同じで、ピフォー・ヴァン・エ・ドメーヌのもの。品種はアイレン。泡は細かい。味わいはもう完全に杏の味わい。そして甘い。ドライな味わいが好みなので間違ったかな、これから先どうしようかなという迷いで一杯。とにかく展開の変化に期待。しかし甘さは相変わらず支配力が強く、甘さ押しに敗北しました。スルメイカの唐揚げやがんもの煮物、朧豆腐など和風のメニューに焼きピクニックバターコーンやバジルトマトなど洋風もミックス。畑のピーマンの揚げ物は肉厚なので美味しい。
<ピフォー・ヴァン・エ・ドメーヌ>
「ブラン・ド・ブラン・メソード・トラディショネル」NV 1822

1824

2021/7/12
■フィンカ・パタゴニア「ピノ・ノワール・レゼルヴ・バレル・セレクション」2018
チリ、マウレヴァレーのピノ。涼しい気候のため葡萄栽培には向かないと言われながらもピノ・ノワールの栽培に成功しているパタゴニアのピノ。以前飲んだシャルドネがよかったので少し期待。しかしシャルドネの飲んだ記録はなし。いつか2本目に開けて飲んでしまったのでしょう。とろみ感のある液体。抜栓時は閉じていましたが1分程でぐんと味わいが深まりました。まだまだ若いワインですがしっかりとした味わいが楽しめました。鶏もも肉、万願寺、ナスで作る料理は何?ということでコチュジャン焼きを設定。もも肉はたれにしっかり浸け置き味を浸み込ませました。そしてこのたれで野菜も焼いて美味しく食しました。

1823

2021/7/11
■「デュック・ド・ベリュ」NV
ボルドーの泡。生産者はブグラン・ヴァン・ド・ジロンドというネゴシアン。生産者名からジロンド産でしょうか。品種はユニ・ブラン。セット物の1本なので期待感は弱いですが抜栓。杏風の酸の味わい。泡がすぐに消えてしまいますが安物にしては上出来です。油物を控えてあっさりの食事にしたくて決めたのが木綿豆腐とこんにゃくの田楽。切った豆腐を串に刺すのがなかなかうまくいかないので、割り箸を2本間隔を置いて並べてその割り箸の高さで串を滑らせて豆腐に刺すという方法を取りました。大正解で全てきれいに刺せました。豆腐は茹でた後水気を切り、バーナーで焼き目を付けた後山椒の若芽を添えました。甘めの味噌で十分に楽しめました。

1822

2021/7/10
■「ブラン・ド・ブラン・メソード・トラディショネル」NV
ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌのスパークリング。生産者はピフォー・ヴァン・エ・ドメーヌ。品種はシャルドネではなくアイレン100%。瓶内2次発酵のシャンパン製法。サクラワインアワード2017でゴールドを獲っています。泡は細かい。香りに甘さはない。味わいも甘さは程よくて美味しい。フルーティな泡ですが料理の邪魔をしない素直な味わいです。スーパーで見付けた豚の厚切りハム。これはハムカツにしようと決心。息子夫婦の家族も合流となったので、慌ててピーマンの肉詰めも作りました。どちらも大好評でした。食べたいものを作って食べるというのが幸せです。

1821

2021/7/9
■ボデガス・サン・アレハンドロ「ヴィニャス・デ・ミエデス・ロブレ」2018
スペイン、マドリードの遥か東のアラゴン州カラタユの赤。ガルナッチャ100%。ボデガス・サン・アレハンドロは低糖質、低ヒスタミン、低SO2、グルテンフリー、コルクはカーボンニュートラルという要素を満たした超自然派ワイン造りをしています。日本ではまだ広まっていないヴィーガンの方にも受け入れられるワインです。理想を大きく掲げたワインですがさて味わいは?甘酸っぱいよい香り。タンニンがかなり効いていて味わいはタンニンがメイン。酸もよく効いていて酸の味わいに圧があります。なかなかよくできた味わいで飲みごたえがあります。鶏もも肉とじゃがいも、玉葱のコチュジャン炒め煮。肉も玉葱もしっかり炒めてから煮込みます。味のベースはシャンタンとコチュジャン。美味いです。

1820

2021/7/8
■「ヴェレゾン・ピノ・ノワール」2018
フランス、オーヴェルニュ、IGPピュイ・ド・ドームのピノ。ピノ・ノワール100%。生産者のカーヴ・サン・ヴェルニはオーヴェルニュ地方の協同組合。薄めの色。香りは弱い。一口目で強い渋さを感じます。渋さが強すぎて旨味が顔を出せない状態なので先ずは様子見を。40分でまろやかさが出て味わいも和らぎました。ただ厚みはありません。カレーフォンデュ。じゃがいも、ナス、玉葱、ピーマンなど畑の野菜をたくさん焼いてカレーソースで。パンは「まるき」のバゲット。カレーパウダーを多めにして辛めにして夏バージョンで食しました。食が進みます。

1819

2021/7/7
■カーヴ・ド・ヴィサンブール「ディアマン・ロワイヤル・ブリュット」NV
フランス、アルザスのスパークリング。ヴィサンブールはシャンパーニュからはずっと東のドイツとの国境近くの街。カーヴ・ヴィサンブールは1970年創設ですから古くはないですがテロワールに期待して抜栓。少し甘めの香り。味わいも果実味が豊富で甘めの印象がありますが、フルーティさを楽しむならよいスパークリングです。鶏胸肉と夏野菜の炒め物、たらの焼き物、牛蒡の炒め煮に揚げポテト。ポテトは昨日のトマト煮に入れる予定で茹でましたが、もったりするのが怖くて入れなかったもの。片栗粉をまぶし水分を飛ばしてカラリと揚げました。適当な一品ですがかなり美味しい。

1818

2021/7/6
■ドメーヌ・サン・ドミニク「ル・ピノ・ノワール・ド・ラ・シャペル」2018
フランス、ラングドックの赤。ピノ・ノワール100%。畑はフランス南部、モンペリエの西のサン・ジョルジュ・ドルクのようです。地理的にこれはもう陽気な明るいワインに違いないと予想。しかもピノ・ノワールということでどのような味わいになっているのかを楽しみにして抜栓。予想通りの陽気な味わい。果実味が豊富で「これがピノ?」と考えてしまう味わい。太陽の輝きの味わいです。液体は多少ざらつきがあり。10分で酸は高まりましたが、ピノでないと思えば美味しく飲めます。鶏もも肉のトマト煮。肉を焼き固めた後に玉葱、ナスを順に投入しトマトソースで煮込んだ簡単なもの。コンソメやケチャップを入れて深みを出します。最後に醤油を垂らすつもりでしたが忘れてしまいました。

1817

2021/7/5
■「カサ・デル・セロ・ソーヴィニヨン・ブラン」2019
またまたパスカル・マーティのワイン。チリ・セントラル・ヴァレー。前回のカベルネ・ソーヴィニョン、そしてその前のイライア・メルローも美味しかったので期待して抜栓。少し緑がかったレモン色。香りも味わいもすっきりの梅風味。酸に強さがあります。ソーヴィニョン・ブランというと弱さをイメージしますがこのワインは主張がはっきりしています。飲み進めても主張は揺るぎません。じゃがいもの焼いたものが食べたくなりジャーマンポテトを。じゃがいもの食感が命なのでレンジでチンした後は冷ましてから切り分け、焼き目を付け水分を飛ばして一旦取り出し、玉葱、ウインナーを炒めてから合流です。家人からまた作ってほしいとリクエストがありました。
<パスカル・マーティ>
「カサ・デル・セロ・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン」2019 1814
「ヴィニャ・マーティ・イライア・メルロー」2019 1813

1816

2021/7/4
■「ミオパッソ・グリッロ」2019
イタリア、シチリアの白。品種はグリッロ100%。生産者はステファノ・キオッチョリでパーカーポイント100点を2度獲得したという経歴の持ち主。グリッロという地場産の葡萄を使い高評価を得ているのが素晴らしい。なおサクラワインアワードでダブルゴールドを受賞しています。何だか甲州種のような味わいで、酸はフルーティで甘みも多く感じます。喉を過ぎた後味は少しの苦み成分が残り、それを潤そうとさらに飲んでしまうというなかなかの曲者です。美味しく頂きました。鶏胸肉を薄くスライス。片栗粉をまぶすのは今までと一緒ですが、今回はピカタ風に卵液をくぐらせて揚げました。ソフトな味わいが家人には大好評。たれ+鰹節も必須です。

1815

2021/7/3
■「レッソ・ティント」2019
スペイン、カタルーニャ・ペネデスの赤。生産者はマサックス。セパージュはガルナッチャ80%、テンプラニーリョ20%。ペネデスはカヴァの産地ですが、果たして赤はどうなのかと期待して開栓。色は薄め。味わいも薄目ですが、酸はくっきりで酸好きなら楽しめます。クリアで濁りのない味わいが食事中は続きました。果実味押しにならないのがとても嬉しい。たこ焼き。具材はタコ、イカ、ソーセージ。キャベツだけでなくネギ、ピーマン、大葉もこま切れにして入れました。ピーマンの少しピリッとする味わいと香りや大葉の香り、そしてネギの旨味が出てとても美味しいです。

1814

2021/7/2
■「カサ・デル・セロ・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン」2019
チリ・セントラルヴァレーの赤。カベルネ・ソーヴィニョン100%。生産者は昨日飲んだものと同じのパスカル・マーティ。ラベルにはパスカル・マーティのワイナリーが描かれています。かなり期待して抜栓。安物ですが「あ〜美味しいね」と言ってしまう味わい。少しとろっとした液体は味わいをさらに深めてくれます。30分経っても表情を保ち美味しく飲めました。豚ロース肉の薄切り肉をどう料理するか考えました。生姜焼きは当たり前なので粉を振って焼き、辛味を効かしたサルサソース風にしました。決め手は肉をカリカリに焼き上げること。絶対カリカリが美味いと決断しました。結果、とても美味しく食しました。
<パスカル・マーティ>
「ヴィニャ・マーティ・イライア・メルロー」2019 1813
「ル・プティ・ムートン」2001 125 230

1813

2021/7/1
■「ヴィニャ・マーティ・イライア・メルロー」2019
チリ・セントラルヴァレーの赤。メルロー100%。生産者はパスカル・マーティで、ムートン・ロートシルト、クレール・ミロン、ダルマイヤック、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァというプレミアムワインを造ってきた醸造家。期待して抜栓。辛口の味わいが印象的。渋いというのではなく辛いという珍しい特異的な味わい。複雑性もありよく醸されていると感じられます。ナスもたくさん収穫できているので麻婆茄子で大量消費。焼き茄子に生姜醤油は美味しいですがこの麻婆茄子も飽きません。
<パスカル・マーティ>
「ル・プティ・ムートン」2001 125 230





wine diary topへ。
ざっかラボ九隆庵のメインサイト。
こちらにもどうぞ!