Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                   

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1812

2021/6/30
■カーサ・ヴィニコーラ・カルディローラ「ダイ・スプマンテ・ブリュット」NV
イタリア、ロンバルディアのスプマンテ。スプマンテは二酸化炭素を入れて作るスパークリングワイン。なおシャンパン製法の「フランチャコルタ」は瓶内二次発酵です。品種はトレッビアーノ、マルヴァジーア、モスカート。ボトルの形状には趣がありますが、値段が高いものではないので半信半疑で抜栓。泡は細かいですがすぐに消えていきます。味わいは特徴はなく、穏やかな酸味でグレープフルーツ風。甘みがしっかりとあります。もう少しドライだと嬉しい。ピーマンが豊作で肉厚になったので肉詰めをしました。じっくり蒸し焼きにして裏返さない作り方が定番です。

1811

2021/6/26
■「レ・フォール・ド・ラトゥール」2002
言わずと知れたシャトー・ラトゥールのセカンドワインです。セラーは数年前から霜が付くようになり、さらに温度表示が壊れ、今回は冷却機能が停止しました。急遽2台目の冷蔵庫の物を1台目に詰め込んでワインボトルを入れるスペースを確保。気付いた時には温度が上がってしまっていたのでかなり心配。新しいセラーが届いたので詰め替えましたがやはり心配なので1本開けてみました。外観には液漏れなどの問題なし。香りも味わいも申し分なし。10分、20分と過ぎるたびに高まりがあり十分満足できました。30分もすると「味濃い〜!」と言ってしまうほどの味わいでした。1995年からのボルドー、ブルゴーニュ合わせて24本がまた眠りにつきました。
 「レ・フォール・ド・ラ・トゥール」2002 302

1810

2021/6/25
■カンポス・デ・エストレリャス「ブリュット」NV
スペイン、カタルーニャ、ペネデスのカヴァ。瓶内2次醗酵。セパージュはチャレッロ50%、マカベオ25%、パレリャーダ25%。泡は細かい。味わいはレモンやパイナップルの甘酸っぱいフルーティな味わい。液体に少しの粘りがあって味わいの押しが強いですがすぐに消えていきます。安くてもシャンパン製法なのでそこそこの味が楽しめます。お好み焼き。ホットプレートの鉄板がこびりつくようになったので、IHクッキングヒーターをテーブルに置き、オーブンレンジの鉄のトレイで焼いてみたら、鉄板が薄すぎて部分的にしか焼けないという不具合が。仕方なくIHのフライパンで焼きました。鍋物の底が厚くないとだめですね。

1809

2021/6/24
■ティレルズ・ワインズ「ムアーズ・ クリーク・ピノ・ノワール」2020
オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズのピノ。「オーストラリアでも最上級のピノ・ノワールが取れるティレルズの自社畑のブドウを使用」との触れ込みです。ボトルは薄手の軽いボトル。ラベルには5代にわたりワイン造りをしていると書かれています。薄い色。薄旨系かなと期待して口にすると???の連続。若い赤系果実の味わい。とにかく薄い味わい。ピノだけどピノらしくないフレッシュすぎる味わい。う〜ん、こういうの好きな人は少ないかも。トルティーヤ。サラダと炒めたひき肉にサルサソースを合わせたタコス。鶏もも肉のトマト煮は畑の野菜が集合。軽く炒めてから煮込みました。

1808

2021/6/23
■「マジアJ」NV
スペイン、カスティーリャのスパークリング。生産者はアルケミー・ワインズ。品種はアイレン100%。サクラワインアワード金賞を受賞しています。高いものではないですが受賞している実績から期待して抜栓。第一印象は不思議な味。スパークリングであっても普通はある程度の熟成は経ているのですが、この泡は全くもって葡萄本来の味わいです。こういうのもありなのかと飲み進めますがやはり違和感があり。後味の苦み感もあります。新しい世界の泡物なのでしょう。揚げた豚肉と夏野菜の炒め合わせ。野菜がたくさん食べられますが、それでも収穫される野菜を消費できません。

1807

2021/6/22
■ヴィーニャ・カサ・シルヴァ「コレクション・シャルドネ」2020
安物ですが5月に飲んでまあまあの印象だったのでリトライ。チリ、コルチャグア・ヴァレーの白。シャルドネ 100%。以前とは少し違った印象。何だか緩さが際立っています。酸はそこそこありますが甘みがあり、駄菓子屋のお菓子の味わいの印象です。これはいけない。もっとガンガン冷やして飲んだ方がよかったのかもしれませんがそれにしても悲しい。メニューは和風。ハタハタの干物焼き、畑のインゲンを入れたうま煮。餅はたらこを入れて餃子の皮で包んで焼いたもの。ドライな泡物も用意していただけに選択を間違いました。
<ヴィーニャ・カサ・シルヴァ>
「コレクション・シャルドネ」2020 1786

1806

2021/6/21
■「シャトー・キャビロー」2018
ボルドーの南東のプレニャックの赤。生産者はヴィンヤーズ M&J ペロマート。メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%のメルロー主体。色はしっかり。香りは樽香が生きています。しかし味わいはいまいち。酸もタンニンも弱くインパクトがありません。酸は生き残っているものの40分で落ちていきました。鶏胸肉のサルサソース。もも肉がなかったので胸肉をかなり薄く切って小麦粉を振って揚げ焼きにしました。ごま油、醤油、レモン汁にタバスコ。暑い夏でも食欲がでます。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1805

2021/6/20
■「サングレ・デ・トロ・リミテッド・エディション・レッド・ブレンド」2019
スペイン、ペネデスの赤。生産者はトーレス。品種はガルナッチャ。エノテカがトーレス社と共同開発したワインで、赤白ともに今年3月30日から全国発売されています。香りはあまり感じられないのですが、酸はしっかり。喉の奥がきゅんとなる強めの酸。肉料理ということで選択しましたが、肉料理でないと合わないパターンかも?ボルドーとかとは全くの別世界です。にくけんの牛の焼き肉を購入。ボンゴレ、畑のピーマンとナスが採れ過ぎになってきたのでレモン醤油炒め。これは鰹節が決め手です。

1804

2021/6/18
■リンデマンズ「カワラ・シャルドネ」2020
オーストラリアの白。リンデマンズはトレジャリー・ワイン・エステーツ社のブランド。トレジャリー・ワイン・エステーツ社は175年以上の歴史があるようです。国分グループが輸入していて2021年3月16日から発売となったものです。香りも味わいも普通。シャルドネらしさはあります。緩い印象ですがよく冷やせば楽しめます。価格的にはもう少し安くてもいいかなと思えます。豚肉と玉葱の豚キムチ。牡蠣フライ。ズッキーニのバター焼きなど。ご飯の上に中華風の卵の餡を掛けてみたら食が進みましたが、ワインの押しが弱かったのが少し残念でした。

1803

2021/6/17
■「シャトー・ド・ロレンソ」2017
産地はボルドー、アントル・ドゥー・メール。アントル・ドゥー・メールはガロンヌ川とドルドーニュ川が合流してジロンド川になる部分の上流側の川に挟まれた三角地帯。主に白の産地ですがこれは赤。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。抜栓時の香りはなかなか秀逸。味わいはすっきりでタンニンもあり。酸は若い赤い果実の強めの味わい。これはこれでフレッシュで美味しい。そこそこ美味しいという印象ですが、リピ買いがあるかというと何とも言えません。鶏胸肉をスライスして酒でもみ、片栗粉まぶしで揚げたものに、醤油、ゴマ油ベースのたれで。鰹節をかけるのが決め手です。新玉葱スライスとの相性はぴったりです。

1802

2021/6/16
■「シャトー・オー・プニャン」2018
ボルドー、ガロンヌ河右岸、ボルドーの街の東南にあるサン・ジェーム・ド・ロンボーの赤。メルロー70%、カべルネ・ソーヴィニョン30%。平均樹齢35年。ボトルには多くの受賞マークがあり、いかにもという感じで逆に引きます。静かな香り。味わいは不思議な浮いたような味わい。これが受賞ワイン?といぶかしがりながら飲み進めることに。悪いワインではないですが個性がないワインとも言えます。鶏もも肉のハーブ焼き。昔はよくハーブ焼きをしましたが近年は全くしていないので久し振り。ローズマリーを枝ごと入れて蒸し焼き状態に。最後はバジル、パセリ、レモンで押しを加えました。そこそこ美味しい味わいでした。

1801

2021/6/12
■「ヴュー・ドメーヌ・ブロワン」2016
ボルドーの赤。畑はドルトーニュ川の東の地域で、メドックよりもサン・テミリオンに近い場所と推測されます。安売りのワインなので情報が乏しいですが、いろいろな地域のワインを試すという趣向からすれば、少しでも詳しく情報提供してくれると有難いですね。セパージュはメルロ75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%。透明度が高い液体。タンニンは弱い。20分で酸は高まりを少し見せてくれます。押しが弱いですがきれいなボルドーの味わいです。ピーマンの肉詰め。ひっくり返さない焼き方が定番です。ほぼ肉に火が通ったら出汁を入れて煮込み、とろみが出たら終了。ピーマンの青臭さも残っていて美味しい。

1800

2021/6/11
■「シャトー・ド・サブレ」2018
ボルドーの赤。メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%。畑の状況などのデータはなし。二千円近くの価格設定なので少しだけ期待して抜栓。香りは静か。若いですが酸がよく効いていてなかなかよい。雑味がなくクリアな味わいが好印象です。30分で酸はやや緩くなり果実味が前に出てきます。焼きそばの麺が残っていたので麺を4等分しカリカリに焼き上げて餡かけ焼きそばにしました。フライパンに麺が焦げ付くのが怖いですが、カリカリに焼いた後濡れ布巾の上に置いてフライパンを冷やすとかなりうまく焦げを外せます。いよいよ1800本台に突入です。

1799

2021/6/10
■「シャトー・ダマーズ」2016
AOCボルドー・シュペリュール。メルロー100%。液体の透明度は普通。落ち着いた色。ファーストアタックで酸がぐんと迫ってきます。タンニンは弱い。トータルでは調和が取れているワインの部類に入るもののインパクトが全くないので評価がしにくいワイン。食事中酸がずっと効いていて持続力あるのがなかなかよい。畑のじゃがいもを1株だけ試し掘りしてピザ風焼きに。レンジで根菜蒸しモードででチンしてからトースターでピザソース、バター、チーズで再度カラリ焼き。畑のバジルも初参加で美味しく頂きました。

1798

2021/6/9
■「シャトー・フォンタン」2017
ボルドーの赤。生産者はメゾン・シシェル。セパージュはメルロー70%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニョン15%。複雑性を予感させる香り。少し濁りのある液体。味わいは少し苦み成分のある味わいからスタート。そしてその後酸が押してきます。メルロー主体の割には酸押しです。NHKのきょうの料理で志麻さんが紹介していたメニューが美味しそうだったのでトライしました。コロッケを分割料理するというものです。じゃがいもを衣を付けて揚げ、ひき肉などの具は別に作るというものです。熱々じゃがいもにひき肉の具がぴったり。「コロッケはコロッケの味」という規定概念を壊し、併せて食べる楽しみを体験できました。

1797

2021/6/7
■「シャトー・レ・ロック・ド・プレザンス」2018
ボルドー、アントル・ドゥー・メールの赤。生産者はトラミエ・ベルナール・エ・フィルス。香りはなかなかよい。味わいはピリリとする切れのよい酸が押してきてかなりよい印象。食事中、酸はずっと辛めに押してきて存在感がかなりあります。メルロー100%ですが、他の品種が入っているかも?と思える酸の味わいです。豚肉の生姜焼きは焼き過ぎ注意。柔らかく仕上げましょう。たれが美味しいのでキャベツの千切りを敷いて一緒に食します。新玉ネギでも美味しそうです。畑のリーフレタスはとうが立ってきたので苦みが出てきました。もうあと少しで撤収です。

1796

2021/6/6
■「シャトー・バロン・ド・レピネ」2015
ボルドー、AOCブライ・コート・ド・ボルドーの赤。メルロー100%。ブライはジロンド河の河口右岸の海抜70メートル程の台地でメドック地区よりも高地。日照がよく石灰岩の上に粘土質の地層が重なった畑ということで有名ではないものの味わいには期待できる地域。エッジは薄めですがしっかりとした色。味わいはメルローのワインということで優しい味わい。癖が全くない飲みやすいワインですがその分物足りない感があり。ガッツリを期待する方には合わないかも。大判の餃子の皮で作った大判の餃子。すごくボリューミーですがほぼ完食。もう餃子はいいわと言えるくらい食べ満足できました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1795

2021/6/4
■ルイ・エシェノエール「ソーヴィニヨン・ブラン・IGPペイ・ドック」2019
フランス、ラングドック・ルーションの白。ルイ・エシェノエールはネゴシアン。ソーヴィニヨン・ブラン100%。ソーヴィニヨン・ブランらしいフルーティな味わい。深みがなくて昔は好みではありませんでしたが、飲み続けるうちにこれもありだなと思えるようになりました。いろいろな葡萄の個性を感じて飲むという余裕が出てきたのかと思えます。フルーティであってもよく醸されていてよい造りだと思わせてくれました。焼き鯖、肉じゃが、鮭のちらし寿司、モッツアレラチーズの揚げ物など。本来なら日本酒がベストですがまあ何とか合いました。

1794

2021/6/3
■「シャトー・レ・ザガット」2018
ボルドー、アントル・ドゥー・メールの赤。セパージュはメルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%。畑はガロンヌ川に近いカミラン。同じ名前でラベルが異なるワインがあり、セパージュも異なっていて理由は謎です。抜栓時から酸中心の味わい。5分で酸のキレがよくなり液体の透明度も増しました。奥深さはありませんが造りのよさは実感できました。普通にレストランで供されても文句は出ないでしょう。ズッキーニと牛肉の炒め物、レバーともやしの炒め物、チヂミなど。畑のニラはやっと大きくなってきました。自然に生えていますが肥料を与え面倒を見ると育ちがよくなります。

1793

2021/6/2
■「コルテ・ディ・モリ・グレカニコ・インツォリア・テッレ・シチリアーネ」2018
イタリア、シチリアの白。生産者はミニーニ。シチリア島の西部マルサラの丘を中心に、島内で育てられた優れたブドウを使用しているとのこと。グレカニコ50%、インツォリア50%。ステンレスタンクで熟成、発酵。フルーティ過ぎる香りで、これはやばいかもという予感。味わいもフルーティでまさにフルーティなワイン。ボトルの重厚さとは裏腹です。これだけフルーティならもっとポップでお洒落なボトルでもいいかも?空豆は最終の天ぷら。イカリングは冷凍物。一気に高温で揚げたいのですがイカの内部の水分がなかなか抜けないので様子見となります。油ははねにも要注意です。

1792

2021/6/1
■ベル・ヴィーニュ「シャルドネ・ヴィオニエ」2019
ベル・ヴィーニュ社はフランス内で3000ヘクタールの畑を所有している大規模ワインメーカー。品種はシャルドネとヴィオニエ。発酵・醸造はステンレスタンク。色は黄金色。花の蜜の香り。ファーストアタックの味わいは甘め。緩いかなと思わせながらも以後は酸が緩やかに押してきてまあまあの味わいに。押しは弱いですがとにかくフルーティで嫌らしさはありません。鶏もも肉の梅肉ソース。梅干し肉を潰し、酒、砂糖、醤油で溶いてレンジで加熱。最後に少しラー油追加。カリカリに焼いたもも肉をカットしたれをかけ、細切りのネギを添えて完成。梅肉と味噌のコラボもいけるかと思いましたが今回は醤油でトライ。味噌だと梅肉と相まって味が濃すぎる感じがします。

1791

2021/5/31
■「シャトー・レ・ゾーテ・アグリエール」2019
ボルドー、ジロンド河右岸に位置するブライユ・コート・ド・ボルドーの赤。セパージュはメルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%。初代世界最優秀ソムリエ、ジャン・リュック・プトーセレクトのワインということで少し期待して抜栓。静かな香り。味わいは予想に反して軽い。酸もタンニンも弱くすいすいと飲めます。軽いですがきれいな味わいで、やはり少し違う路線を狙っているのかと思えます。鉄板で何でも焼こうということで、畑の玉葱、頂いたズッキーニ、ウィンナー、練り物、エリンギ、餅など冷蔵庫の物も総動員。餅は焼いて磯部巻きにしましたが、意外に好評でお代わりの連続でした。

1790

2021/5/30
テッラ・ダリージ「ビアンコ」NV
イタリア、アブルッツォの白。アブルッツォ州はイタリアのアドリア海沿岸にある州。このワインの産地のキエテイはアドリア海にかなり近い街。海から10キロ、山からも20キロ程度のブドウ栽培に理想的な土壌と気候条件となっているようです。トレッビアーノ・ダブルッツォ85%、シャルドネ15%。ノンビンテージなのですが少しだけ期待。フルーティな味わいは緩く感じますが、作られた押しつけの味わいではなく素直にできているという印象です。よく冷やしてデイリーに楽しめる感じです。鶏胸肉の油淋鶏。きゅうりと玉葱のみじん切り。酢と砂糖、醤油、ごま油が決め手です。七味も効かしました。

1789

2021/5/27
シャルル・ルソー「カベルネ・ソーヴィニヨン」2019
フランス、ラングドック・ルーションの赤。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。ステンレスタンクで発酵、熟成。ブルゴーニュのアルマン・ルソーの息子のシャルルとは全く関係はないようです。色はきれいで酸の香り。味わいはまろやかで酸の味わい。タンニンはとても弱い。30分で黒果実の味が出てきて支配的になります。果実味押しはあまり好みではありませんが、この程度の押しは心地よいです。レタス巻きと麻婆茄子。畑のレタスは取り放題ですが、さすがに少し背が高くなってきました。ナスは購入した物。畑のナスはやっと花を咲かせ始めた状態。実りが待ち遠しい。

1788

2021/5/26
カンティーナ・ミニーニ「インドーミト・アリアニコ・ベネヴェンターノIGT」NV
イタリア、カンパーニア地方ベネヴェントのアリアニコ種の赤。ベネヴェントは温暖な気候で果実味溢れる芳醇なワインができるとのことで少し期待。しかもこのワインはノンビンテージですから、イタリアでは普通に飲まれていると予想し、普通のワインとは?の感覚で抜栓。香りはとても芳醇。味わいは酸が効いていてしかも優しい味わい。尖ったところは敢えて言えば酸ぐらいか。ノンビンテージながら結構楽しめました。豚トロは焼き肉のたれにごま油、ニンニク、ネギを入れてネギだれ焼きに。畑の玉葱は小さい物を収穫して丸ごと味噌バター煮に。じっくり煮込んだら一旦冷まして味を浸み込ませもう一度温めてテーブルへ。これも美味しい。

1787

2021/5/24
エミリアーナ・ヴィンヤーズ「エコバランス・ピノ・ノワール」2019
チリ、ビオビオ・ヴァレーのピノ・ノワール。エミリアーナはチリ最大の有機栽培畑を持つワイナリー。しかしなんと千円のピノ。半信半疑で開栓。薄い色。香りは酸を予感させる酸の香り。味わいは香り同様、酸で押してくる形です。20分経過後も酸はしっかり押し、クリアさが持続しました。酸好きには安く飲めるピノですが、複雑さを求める方には合わないでしょう。またまた牛肩ロースのステーキ。いかに柔らかく美味しく食べるかで挑戦。常温で肉をよくたたきじっくり焼き上げましたが、やはり硬くて残念。ソースは玉ネギすりおろしがベース。ニンニク、生姜、醤油、焼き肉のたれ、バター、酢の組み合わせです。たれは美味しい。

1786

2021/5/21
ヴィーニャ・カサ・シルヴァ「コレクション・シャルドネ」2020
チリ、コルチャグア・ヴァレーの白。シャルドネ 100%。ヴィーニャ・カサ・シルヴァ社は1,200haの自社畑から年間60万ケース以上のワインを生産し、世界60か国に輸出しているようです。コストパフォーマンスに優れたコレクションシリーズに期待して開栓。パイナップルの香り。開栓時から酸がくっきりで押してきます。よく醸された酸の味わいが食事中持続し満足できます。低価格ですがリピ購入ありです。赤魚と若狭ガレイの焼き物、肉豆腐、赤飯、茹でスナップエンドウなど。ご近所からおから煮も頂き食を楽しめました。

1785

2021/5/20
パスクア「メルロー・トレヴェネツィエ」2019
イタリア北部、ヴェネト州ヴェローナの赤。パスクア社はヴェローナを代表する生産者。メルロー100%。輸入は国分株式会社。低価格ですが味わいに期待して開栓。若いルビーレッド色。フサスグリの甘酸っぱい香りと味わい。とても優しい味わいで緩い印象がありますが、フルーティさが中途半端でないのでフルーティワインとして、よく冷やして飲むと美味しいでしょう。キャベツが安くなってきたのでロールキャベツに。畑の空豆は豆の皮もむいてかき揚げに。揚げ過ぎないように手早く、尚且つカラリと揚げることが大事です。空豆のかき揚げは本当に美味です。はんぺんもカツに。

1784

2021/5/17
■フォンカリユ「レ・カルドゥネット・ルージュ」2019
4月に同じものを飲んでいます。すっきりの味わいで印象は悪くなかったのでリトライ。産地はラングドック・ルーション。カベルネ・ソーヴィニョンとメルロー。薄い味わい。コクはないですが酸はあるので酸好きなら飲めるワインです。低価格の割には雑味なくまとめてあります。鶏胸肉のチキン南蛮。小麦粉→卵→小麦粉の順で衣をしっかり付けると味わい深くなります。酢をしっかり効かした甘めのたれで絡めて完成。
フォンカリユ>
「レ・カルドゥネット・シャルドネ」2019 1752
「レ・カルドゥネット・ルージュ」2019 1751

1783

2021/5/16
■「イルガッジョ・ヴィーノ・ロッソ」NV
4月にこのシリーズの白を飲んでいます。生産者はナターレ・ヴェルガですが、ボトルにはNA.VEと省略表記のみ。カベルネソーヴィニヨン、モンテプルチアーノ。某通販のセットワインで取り扱いは限定されているようです。ワンコイン以下の激安ワインなので心配。酸の味わいを期待させる香り。味わいも酸押し。すっきりの味わいで嫌味がありません。厚みとか奥深さとかは無縁ですがすいすい気軽に飲めます。回鍋肉に餃子。生協の浜松餃子にトライ。蒸し焼き後は水気を飛ばしてカラリとするのが決め手。冷凍物ですが意外に餡がたっぷりでしかも美味しい。
<ナターレ・ヴェルガ>
「イルガッジョ・ヴィーノ・ビアンコ」NV 1754
「ヌアレ・ピノ・ネロ2018 1641 2016 1570 1444
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2017 1426 1497 

1782

2021/5/15
■「サヴル・デュ・タン・ルージュ・コスティエール・ド・ニーム」2018
フランス、ラングドック・ルーションの赤。シラー75%、グルナッシュ25%。生産者はVPA。ローヌ・地中海地域のワイン生産者で、異なる四つのアペラシオンのワイナリーを経営しているようです。酸っぱい系の酸ではなく、果実をよく醸してできる酸という印象で美味しい。高くないワインですが満足できます。春巻きは中温でじっくり火を通し、最後は出来上がりの焼き色とカラリ感のタイミングが合うように逆算して火力を高めます。2回目に揚げる時は濡れ布巾でフライパンを冷やすことが重要です。アボガド、トマト、豆腐のサラダ。畑の空豆とスナップエンドウは茹でたてで美味しい。手前はうどの新芽。

1781

2021/5/14
■「アルネグイ・テンプラニーリョ」2019
スペイン・リオハの赤。テンプラニーリョ、ガルナッチャ。生産者はパゴス・デル・レイ。もともとはカスティーリャ・ラ・マンチャのフェリックス・ソリスによるブランドでしたが、今は別ブランド扱いになっているようです。香りは弱い。液体の清澄さは格別できれいな液体。味わいは薄い味わいからのスタート。20分でクリアさを保ちながらも味わいが増しました。安物にしてはよく出来ています。シチュー用に購入した牛肩ロース肉をステーキへ変更。硬くならないように慎重に焼きましたが火の通りが遅いのでやきもきしました。「やみつきガーリック」なるものを手に入れたので焼くときにはにんにくはなしで、食べる時に掛けてみました。芳ばしい香りが十分です。

1780

2021/5/13
■「テラス・ド・リトラル・レッド」NV
ポルトガルの赤。生産者はヴィディガル・ワインズ。セパージュはティンタ・ロリス70%、カステラン20%、ティンタ・ミウダ10%。このティンタ・ロリスというのは、スペインではテンプラニーリョと呼ばれているもの。何といってもノンビンテージの低価格ワインなので期待薄で開栓。薄めの色。香りは弱い。水っぽいですが酸はそこそこあります。5分で酸が少し効いてきて楽しめるので価格からすればよしとしておきましょう。ギンギンに冷やすと美味しいです(これダメな飲み方?)。畑のリーフレタスのレタス巻きがメイン。鶏肉とカシューナッツの炒め物も美味しい。

1779

2021/5/12
■「チェーロ・1908・ピノ・ノワール」2018
イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリアの赤。品種はピノ・ネロ100%。生産者はチエーロ・エ・テッラ。この地域では生産量の70%が白ワインと言われているので、逆にこのピノ・ノワール(ピノ・ネロ)は珍しいかも?ピノらしい薄い色。味わいも薄目ですがピノらしい味わいがあります。クリアな味わいで嫌味がないので気持ちよく飲めました。この2018ヴィンテージはサクラワインアワード2021でゴールド賞を受賞しています。うどの天ぷら。新芽の天ぷらはよくしますが、今回は軸の部分を短冊切りにして揚げました。すぐに火が通るので揚げ過ぎ禁止。とても美味しい。同様に筍も天ぷらに。赤でしたがクリアなワインだったので合いました。

1778

2021/5/10
■「パラシオ・デル・デアン・クリアンサ」2015
スペイン、ナバラの赤。生産者はボデガ・ネケアス。カベルネ・ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ。12〜14ヵ月フレンチオーク樽で熟成。なおクリアンサとは熟成スペインワインの表現のひとつで、熟成期間に応じてクリアンサ(24月)、レゼルバ(36月)、グラン・レゼルバ(60月)に分けられています。同時に樽熟成期間も定められています。食事10分前には抜栓。香りが立っていてOK。味わいはクリアで優しい酸。タンニンはとても弱い。少しの苦み成分が奥行き感を出しています。鶏もも肉の和風サルサ。ピリ辛が食べたくなったのでタバスコのソースを作り焼いた鶏肉と一緒に。玉葱とピーマンの辛味も合わさりピリ辛の極みが美味しい。

1777

2021/5/7
「スター・オブ・アフリカ・ピノ・タージュ」2019
南アフリカ、ウエスタンケープの赤。生産者はステレンボッシュ・ヴィンヤーズ。品種はピノ・タージュ。この種はピノ・ノワールとサンソー(エルミタージュ)の交配から生まれた品種です。ラベルにはアフリカ象がドカンと載っています。ピノの仲間の味わいとアフリカの星という名前に期待して開栓。液体の透明度は高い。ピノだけどスパイシーさが増した味わいは樽熟成の影響だろうか。しかしタンニンはとても弱い。力強さを感じる味わいで元気が出そうです。ワインは赤ですが牡蠣フライと揚げ餃子。筍とシメジの炒め物やサラダなど。果実味押しの味わいでなかったので何とか合いました。

1776

2021/5/6
「ロドリア・キュヴェ・ブリュット」NV
スペイン、カスティーリャ、ラマンチャのブリュット。今年の3月28日に同じものを飲んでいます。印象が悪くなかったのでリトライです。少し甘めの印象が残っていたのですが、開けてみると甘みがあるもののかなりドライな印象。素晴らしくドライではないとしてもまあまあOKです。うどの酢味噌和えにきんぴら。酢味噌和えはとても美味しい。きんぴらはやはり皮は固いです。焼き魚に筍ご飯と完全に和風なので日本酒がよかったのですが、デイリーでない日本酒は開けられないわけで、デイリーなブリュットに任をまかせました。
<ムレダ・アリメンタシオン>
「ロドリア・キュヴェ・ブリュット」NV 1746

1775

2021/5/5


■コノスル「レゼルバ・エスペシャル・ヴァレーコレクション・シャルドネ」2019
チリ、カサブランカヴァレーのシャルドネ。冷涼な気候が生み出す切れの良い味わいに期待。アタックは少し甘い印象。パインなどの南国のフルーツの香りと味わい。ただし単にフルーティというだけでなく味わいに厚みがあるのが嬉しい。酸は熟成感があり20分後でも持続しています。畑のナスは植えたばっかりですが、ナスが食べたくなり長ナスを購入し麻婆ナスに。早くナスが大きくなり収穫できるように願っています。茗荷、ワカメ、トマトのサラダも少し夏らしい雰囲気をかもし出しています。
<コノスル>
「ソーヴィニヨン・ブラン・ビシクレタ・レゼルバ」2020 1726 1716
「シャルドネ・レゼルヴァ」2017  1383 2016 1231 1184 1124
「メルロー・レゼルヴァ」2015 1214 1205 2014 1112
「ピノ・ノワール・レゼルヴァ」2016 1424 2015 1044 2014 973
「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2015 1162 2011 656 2008 416 390 2007 320
<コノスル・シングルヴィンヤード・シリーズ>
「シャルドネ・シングルヴィンヤード・No.5」2015 1207
「メルロー・No14・スエロ・ブランコ」2015 1231 1200 1192
「カベルネ・ソーヴィニオン・No18エル・レクソ」2014 1110
「ピノ・ノワール・No21ヴィエント・マール」2017 1664  2016 1358 1259 2015 1107

1774

2021/5/4
■「シャペル・ド・ポタンサック」2013
ボルドー、メドックのシャトー・ポタンサックのセカンド。シャトー・レオヴィル・ラスカーズのドゥロン家のチームが醸造するワイン。セパージュはメルロー66%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、カベルネ・フラン6%。香りに濁りはない。味わいは押しがなくタンニンは弱めですが、きれいな味わいで納得できます。庭のうどが育ってきたので、新芽を摘み取りました。ご近所から頂いたものも合わせて天ぷらに。筍も同じく天ぷらに。うどの茎の部分は酢の物やきんぴらにする予定です。鶏もも肉は油淋鶏に。
<シャトー・ポタンサック>
「シャペル・ド・ポタンサック」2014 1294 2007 1239

1773

2021/5/3
■J・ モロー・エ・フィス「モロー・ブラン」NV
J・ モローはルーシー・デュピュイによるシャブリで唯一の女性によるワインメーカー。しかしこのワインはなぜかラングドック・ルーションのもののようです。セパージュはユニ・ブラン50%、グルナッシュ・ブラン20%、テレ・ブラン20%、シャルドネ10%と多彩。ノンビンテージなので期待感が少ない状態で抜栓。意外にミネラルの香り。味わいは酸がよく効いていて気分良く飲めます。特徴はありませんがデイリーにはよいワインです。5分で酸はシビアになり辛口の味わいに。緩くならないのが嬉しい。蓮根とブロッコリーのソテー。豚肉と玉葱のキムチ炒め、ちらし寿司など冷蔵庫のあるものメニューですが楽しめました。

1772

2021/5/2
ドメーヌ・ルネ・ルクレール「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2018
久し振りのブルピノ。酒屋でお得意さんへの安売りをしていたので即購入。ブルピノの高貴な香り。味わいはチャーミングな酸がよく効いています。酸好きにとってはブルピノは美味しい。30分でやや平板化するのが安売りの訳かなと思ったりもします。なお、ルネ・ルクレールはフィリップ・ルクレールの兄で、ジュヴレ・シャンベルタンの生産者です。牛ステーキ。ステーキのソースも自作ですが、決め手は酢です。酢がないと味が決まりません。
ドメーヌ・ルネ・ルクレール>
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」 2014 1291 2015 1409

<フィリップ・ルクレール>
「ブルゴーニュ・ボン・バトン」2010 1196 606 2009 561 2005 146

1771

2021/4/30
■「ドモード・トレッビアーノ・ダブルッツォ」2019
久し振りのドモード。イタリア、アブルッツォの白。トレッビアーノ100%。生産者はカンティーナ・エ・オレイフィーチョ・ソシアーレ(サン・マルツァーノ)。醗酵、熟成はステンレス・タンク。よく醸された印象で造りのよさが感じられます。酸は程よく、日当たりのよい場所で育った葡萄のイメージであり、エネルギー感を感じます。10分で酸がよく効いてきて美味しさが増しました。筍の土佐煮。筍の固い部分が大好きです。柔らかい所は若竹煮が向いていますね。
<ドモード>
「サンジョヴェーゼ」2017 1460 2015 1442 2014 1388 1246 1228
「トレッビアーノ・ダブルッツォ」2017 1400 2015 1222

1770

2021/4/28
■「シャトー・グラヴイロン・カレール」2019
ボルドーの赤。セパージュはメルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%のメルロー主体。安いセット物のワインの中に入っていたボルドー。生産者情報は不明なので期待は少しだけにして抜栓。抜栓時からすいすい飲める味わい。果実味押しではなく、酸も程々で調和が取れていて美味しい。乾いた喉には丁度よい。10分で酸が高まりキレのある美味しさになりました。意外に美味しかったのが嬉しい。ペンネアラビアータは本当に久し振り。またまたリーフレタスがたくさん採れたのでレタス巻きに。レタスは毎日せっせと食べています。

1769

2021/4/27
■「カスティージョ・コルテス・シラー」2019
スペインの赤。シラー100%。生産者はパーラ・ドラダ。ラベルには何か不思議な絵文字が並んでいて謎です。将来、絵の謎が解き明かされることに期待して抜栓。酸が強いわけでもなく、タンニンが強いわけでもないふんわりとした味わいなのでしばらく様子を見ることに。のちに酸が少しはっきりしてきましたがインパクトがほとんどないという味わい。しかしまずくはないので飲めます。鶏もも肉を1s唐揚げにして揚げました。生姜、ニンニクは基本として、レモン味で押しています。5歳の子供にも大うけです。きれいに完食されていました。

1768

2021/4/26
■「タラニ・カベルネ・ソーヴィニヨン」2019
フランス、南西部シュッド・ウエスト、コンテ・トロサンの赤。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン100%。生産者はヴィノバリー。以前一度飲んだときの印象はあまりよくありませんでしたがリトライです。透明度が高い液体。開栓時の香りは弱い。カベルネらしからぬ果実味押しの味わい。しかし10分で酸が出てきて美味しさが一段とUP(酸好きなので)。きれいな酸であり楽しめます。慌てずに飲む方がよいと思えます。豚トロと牛タンのにんにくネギ塩焼き。焼く油はネギに合わせてごま油です。和風テイストですが赤にも十分合います。

1767

2021/4/24
■「ヴェッザーニ・ロッソ・プーリア」2019
イタリア、プーリアの赤。品者はネーグロアマーロ、マルヴァジーア・ネーラ。生産者はアンジェロ・ロッカ・エ・フィーリ。薄めの色合い。香りは弱い。喉をすぅ〜っと通り抜ける優しい酸の味わい。しかし薄い味わいというのではなく、酸がきれいなためのもの。むしろ喉では酸が押してくる感じです。夏の日によく冷やしてぐいっと飲むと美味しいワイン。後味もすっきりで気持ちがよいでしょう。茹でておいた筍にお買い得のピーマンで青椒肉絲。そして畑のリーフレタスが最盛期で大量収穫なのでレタス巻きに。あさりの和風パスタ。

1766

2021/4/23
■「カンティーネ・ピッチーニ・ロッソ」NV
イタリアの赤。品種はサンジョベーゼ50%、メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニョン20%。ノンビンテージなので期待せずに開栓。やや薄めの色合い。旨味成分をよく感じ、そしてベリー系の酸もしっかり押してきて薄いワインという印象は全くありません。酸とタンニンのバランスがよく、ノンビンテージ扱いでなくてもと思うくらいです。冷凍パックの牛肉を焼きました。説明を読むと味付けしてあるらしい。コショーで焼き、直後に残り汁でもし味が薄かった時のためのソース作り。ニンニク、焼き肉のたれ、お好みソース、醤油、酢のブレンド。肉の味は薄かったのでソースを掛けて丁度良い味わいでした。

1765

2021/4/22
■「ロック&ルーツ・オーガニック・テンプラニーリョ」NV
スペイン、ラマンチャの赤。生産者はボデガス・フェリックス・ソリス。品種はテンプラニーリョ100%。オーガニックワインで、科学肥料や殺虫剤、除草剤などは無使用となっています。ノンビンテージなのでこういうのはスペインでは普通に飲まれているのだろうと予想して開栓。紫がやや強めの色合い。味わいはテンプラニーリョらしい果実味押しの印象です。しかし押しはそれほど強くなく、すっきりとした味わいに仕上がっています。茹でた筍を他の野菜とも合わせて焼いて食べることに。からし醤油にも合います。筍の産地宮崎村のものは味わいが違う印象です。

1764

2021/4/21
■「ブラソン・デ・アルガリア」NV
スペインの赤。ガルナッチャ60%、テンプラニーリョ40%。生産者のボデガスミレニアム社は家族経営のワイナリーで、原酒を購入して生産しているようです。価格が安いノンビンテージのワイン。さてどうなることかと諦め半分で抜栓。香りは静か。味わいは若い酸っぱい酸が前面に出ていてタンニンが後押しします。10分後でも酸押しは変わらないものの味わいはクリアさを保っていて飲みやすい。30分で少し苦み成分が出てきましたがそれでもまあ美味しい範疇。豚肉の生姜焼きですが、小麦粉はまぶさずにカロリー低めにしています。玉ネギ、ピーマン、キャベツも細切りにして炒めて肉の下に敷いていてさらにヘルシーです。

1763

2021/4/19
■「ラス・セニサス・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン」2019
チリ、セントラルヴァレーの赤。品種はカベルネ・ソーヴィニョン100%。生産者はマオラワインズ。香りは弱いものの濁りのない澄んだ香り。味わいは酸がまろやかに口中に広がり飲みやすい。特別な印象はありませんが、40分経っても重くならず軽快に飲めるのが嬉しい。鶏もも肉の油淋鶏。みじん切りきゅうり、ごま油、醤油、砂糖に酢をしっかり合わせたたれで食しました。ラビゴットソースでもそうですが、きゅうりの食感やさっぱりさは本当に食を楽しませてくれます。もも肉のはみ出た皮は切り取りスキレットでニンニク、生姜、醤油、酒、みりん、七味でしっかり焼いてつまみに。

1762

2021/4/18
■ローラン・キャバレー「レ・キャピテル・ロンド」2019
フランス、シュッドウェストの赤。品種はマルセラン60%、カラドック40%という聞き慣れない品種で土着品種だと思えます。シュッド・ウエストはフランス南西部の地域で、トゥールーズを中心にして、ラングドック・ルーションより西、ボルドーの南という広範囲。ガスコーニュのドメーヌ・アラン・ブリュモンの名前がまず浮かびます。木樽の香りが芳ばしい。酸は強めでよく醸された酸。プルーンの果実味もよく感じます。あまり有名でない地域ですが安くて美味しいワインを探すならよい場所ですが、生産者も多くて理解するには一生かかっても分からないでしょう。久し振りにピザを焼きました。簡単ピザですがドライイーストは使っています。やっぱり美味しい。

1761

2021/4/17
■テラ・ベガ「シャルドネ」2019
2月6日に同じものを飲んでいます。安物ですが意外としっかりしているという印象がありリトライ。チリ・セントラルヴァレーの白。生産者はルイス・フェリペ・エドワ−ズ。香りはしっかりでインパクトがあって嬉しい。酸もしっかりで押してきて存在感があり。この価格帯では完全に一押しのワインです。生春巻きはテンメンジャン、コチュジャンにごま油ベースのたれで。畑のリーフレタスが大活躍です。サラダ感覚でたくさん食べられます。鶏胸肉は細切りにして片栗粉をまぶしてたれ焼きに。どれもヘルシーな食材でまとめることができました。
<テラ・ベガ>

「ソーヴィニヨン・ブラン」2018 1520 
「シャルドネ」2019 1710 2018 1590 1519
「ピノ・ノワール」2017 1516

1760

2021/4/16
■プレミオ「グリッロ」2017
イタリア、 シチリアの白。生産者の情報はなし。品種はグリッロで、この品種は酒精強化ワインのマルサラの原料として使われることが多いようです。お店では相当前より大量に陳列されているにも関わらず売れていないという印象でしたが、今回思い切ってその実態を自ら調べようという訳で購入しました。香りは無し。味わいはジュースのような飲み物。厚みがないのでワインとしては価格不相応と思えます。凍らせてデザートとして供するのも一考です。朝採りの筍を購入。刺身と木の芽和えで頂きました。木の芽和えは少しピリピリして春の味覚で満足できました。

1759

2021/4/15
■マッセリア・リ・ヴェリ「コントラーデ・マルヴァジア・ビアンカ」2019
イタリア、プーリアの白。マルヴァジア60%、シャルドネ40%。マッセリア・リ・ヴェリが買い付けたブドウで造っているようです。熟成はステンレスタンク。酸がしっかり。リンゴ風の味わい。30分もするとグレープフルーツ風になり、少しの苦みも感じるようになりました。とにかくフルーティなのでよく冷やしてグイッと飲むとよい感じです。三つ葉を頂いたので、鶏肉と一緒に鍋に。鶏の出汁と三つ葉の風味がぴったりマッチしてとても美味しい。畑の春菊はいよいよ最終かな?胡麻和えにしたら十分に美味しい。花が咲き始めましたが株を引き抜かずに葉を少しづ摘めば、少しは酒のつまみになりそうです。

1758

2021/4/14
■パラス「メルロー」2019
イタリア、ヴェネトの赤。メルロー100%。生産者はジェームス・トンプソン。色は薄め。味わいは酸が前面に出ています。すっきりの味わいで喉の奥が熱くなるのを感じるよい酸です。メルローといえばもったり感があるイメージですが、このメルローは素晴らしくすっきりです。酸味と渋みのバランスもよくエレガントな味わいになっています。薄旨が好きな方にはよいでしょう。畑のリーフレタスが大きくなり今日は初収穫。レタス巻きにして食しました。最近はきゅうりも人参もセロリも安くなってきたので嬉しい。肉の他いろいろ巻いて、コチジャン味で頂きました。

1757

2021/4/13
■「シー・オーガニック・マカベオ・ソーヴィニヨン・ブラン」2019
スペイン、カスティーリャの白。セパージュはマカベオ70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。生産者のユニオン・カンペシナはオーガニックワインの「ベスト生産者賞」を受賞していて、このワインも有機栽培が売りです。酸は柑橘系のとてもフルーティな味わい。厚みなどは感じられませんが、フレッシュな酸が楽しめるワインです。賞味期限近くのため薄切り牛肉がなんと半額で売っていたので即2パック購入してすき焼きに。半額でも十分美味しかったです。畑の春菊も入れましたが、花芽を付けているものもありいよいよ最終です。

1756

2021/4/12
■ナターレ・ヴェルガ「ソアーヴェ」NV
イタリア、ヴェネト州、水の都のベネツィアの西、ソアーヴェ村周辺で造られる白ワイン。ナターレ・ヴェルガはイタリアでも著名なワイナリーのひとつとなっています。セパージュはガルガーネガ70%、ピノ・ビアンコ20%、トレッビアーノ10%。少しケミカルな香り。これはいただけない。酸はしっかりあり旨味もかなりありますが、ケミカル感が尾を引きながら終了。ナターレ・ヴェルガの底物という位置付けでは仕方がないのかもしれません。春の味覚「こごみ」と「こしあぶら」を頂いたので天ぷらに。さらに竹輪は刻み紅生姜を入れた衣で揚げました。こごみはさらに胡麻和えにして頂きました。コロナは蔓延していますが春は必ずやって来てくれます。

1755

2021/4/11
■ラロッシュ「ラ・シュヴァリエール・ヴィオニエ」2016
フランス、ラングドック・ルーションの白。生産者のマス・ラ・シュヴァリエールはシャブリのドメーヌ・ラロッシュがランドックに所有するワイナリー。品種はヴィオニエ100%。圧搾後の24時間は最高10度で冷却。12日間ステンレスタンクで15度で発酵。マロラクティック発酵は行わず、6カ月ステンレスタンクで熟成。ラロッシュのこだわりが生かされたワイン。色は濃い目の黄色。色同様味わいにも熟成感があり、まろやかでとろける液体感があります。越前海岸の「まるさん」で購入したハタハタの酢煮。ハタハタが安い時にたくさん買って煮ます。白ワインに合うメニューです。魚の煮付けが食べられない次男のための豚肉の生姜焼き。牛蒡の柳川風、舞茸炊き込みご飯など和風メニューに合わせました。

1754

2021/4/10
■「イルガッジョ・ヴィーノ・ビアンコ」NV
イタリアの白。品種はトレッビアーノ、グレカニコ。生産者はカーサ・ヴィニコラ・ナターレ・ヴェルガ。産地の明記もなくノンビンテージであることから期待せず開栓。グレープフルーツのような酸と少しの苦み。とてもすっきりの味わいで、ワインというよりフルーティな飲み物として食前酒として使ってもよいし、よく冷やして夏にガンガン飲んでもよいかもしれない。畑の柿の木の下に生えているアサツキ。軽く茹でて味噌を寿司酢で溶いて合わせました。ねり辛子も入れてピリッとさせました。酒が進みます。餅が冷凍庫に残っていたので、たらこと一緒に餃子の皮で巻いて焼きました。
<ナターレ・ヴェルガ>
「ヌアレ・ピノ・ネロ」2018 1641 2016 1570 1444
「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」2017  1426 1497

1753

2021/4/7
■ドメーヌ・アレグレ「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2018
ローヌの赤。セパージュはグルナッシュ70%、シラー30%。生産者情報など不詳で売れ残り感が強い印象のワイン。液体の透明度は高い。抜栓時は閉じていて香りも味わいもなし。先ずは様子を見ることにし食事を優先。10分で透明度はさらに増し酸も出てきました。キリリとスパイシーな味わいになりましたが、以後は下降傾向。旨味はありませんがクリアな味わいを楽しめるワインでした。鶏手羽先の甘辛揚げ。手羽先も骨付きですから揚げる時間は弱めで長時間の設定です。たれは甘い方が美味しく感じますが、体のために砂糖は少しだけ控えめに設定。心配しましたがおいしく頂けました。

1752

2021/4/6
■フォンカリユ「レ・カルドゥネット・シャルドネ」2019
今日はフォンカリユの白。シャルドネ100%。淡い黄色。少しピリリとする酸。安いワインなのに全然緩くないのが嬉しい。シャルドネらしさもしっかりとあります。昨日の赤同様、旨味成分は薄いですが、すっきりとしていて食が進みます。大根の煮物は畑の大根ですが、とう立ちしたものは皮をかなり厚く剥けば中身は食べられます。胡麻和えの春菊は伸びた茎を順に摘み取ることで長い間収穫できていますが、そろそろ終わりが近付いてきました。今後花も咲くので別畝で蒔き直しも必要かも。その他、焼き鯖、酢の物、小松菜のお浸しなど和風に合わせました。

1751

2021/4/5
■フォンカリユ「レ・カルドゥネット・ルージュ」2019
フランス、ラングドック・ルーションの赤。生産者はレ・ヴィニョ−ブル・フォンカリユという生産者協同組合。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンド。カルドゥネットという名前は「Chardonneret(ゴシキヒワ)」という南フランスを代表する鳥と「Chardon(アザミ)」から由来しているようです。若い色。香りは弱い。しかしタンニンはとてもしっかりで渋さが際立っています。渋いですが食事が進む味わいでなかなか楽しめます。旨味は薄いですが40分で果実味が増してきます。鶏もも肉、キャベツ、人参、もやしでできる料理ということでチーズダッカルビ。豆板醤もチーズもあるので簡単料理。少し辛めが美味しい。

1750

2021/4/3
■「ヴィーニャ・マセテロ」2019
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの赤。テンプラニーリョ100%。生産者はハメッケン・セラーズ。ジルベール・ガイヤールで90点を取っています。酸っぱい系の味わい。そしてドライな印象。これはすいすいいけるという感じ。こだわりがない素直な味わいは飲みやすく美味しい。しかし反面押しが弱いのでリピ―トは難しい。30分で一旦平板化し、1時間後に果実味中心の味わいに変化しました。「にくけん」で若狭牛入りカルビ肉を買ってきて焼きました。ミイディアムが基本ですがミイディアムは範囲が広い。肉質、鉄板の状態、その日の気分などが影響して焼き具合が相当変化することは十分承知済み。変化を楽しむのもまた楽しみです。

1749

2021/4/2
■ラ・ペルル「グルナッシュ・ロゼ」2019
昨日飲んだポールサパンのラ・ペルルのロゼ。グルナッシュ100%。ロゼとしての色は薄め。淡い花桃のような香り。味わいは予想を超えてドライ。緩いのを予想していただけに少し嬉しい。深みや奥深さとは縁がないものの上品な味わいで美味しく飲めました。ご近所の豆腐屋さんから稲荷揚げや田楽用の串刺し豆腐を頂きました。稲荷揚げはガスコンロで炙り、生姜出汁で楽しみました。田楽は山椒を摘んできて味噌の上に追加。どちらも美味しく頂きました。豚汁は畑の大根の軟らかい部分を入れてOK。大根は甘くなっています。
<ポールサパン>
ラ・ペルル「シラー」2019 1748

1748

2021/4/1
■ラ・ペルル「シラー」2019
フランスの南西部、カルカッソンヌの近くのアジール村のワイン。生産者はポールサパン。南フランスの暑い土地では生育が難しく味わいも不向きだとされたシラー種ですが、1969年にこのアジール村に植えたのが始まりのようです。シラー100%。紫がかった色合い。透明度は普通。香りは黒果実風ですが強くはない。味わいはとにかくクリアの一言に尽きます。酸は程々でタンニンは弱いですが、クリアさが売りでしょう。シラー種の評価は高くはないですがこのワインにおいてはよい表情となっています。春キャベツのロールキャベツ。ロールキャベツ作りで余った種をハンバーグとして焼き、フライパンに残った焼き汁でタコのパセリバター焼きを作りましたが、甘みが出てとても美味しかったです。

1747

2021/3/29
■「レ・グロッテ・レッジアーノ・ランブルスコ・ロッソ・セッコ」NV
イタリア・エミーリア・ロマーニャの微発泡赤。生産者はカンティナ・ベー・マ。品種はランブルスコ100%。ランブルスコは好みではありませんが安いという理由で購入。酸は弱くバラやイチゴ風の甘い味わい。微発泡ということで発泡感はあまりありません。もう少し発泡が強くて味わいをドライにしてインパクトがあるようにすると美味しそうですが、それではランブルスコにはならないのでしょう。ビールを飲む感覚で味わうワインです。餃子を手作りして焼きました。最後の仕上げとなるカリッとした焼き上げを目指して集中して焼きました。羽根の水気をなくし完全に焼き上げるための火加減が重要です。

1746

2021/3/28
■「ロドリア・キュヴェ・ブリュット」NV
スペイン、カスティーリャ、ラマンチャのブリュット。生産者のムレダ・アリメンタシオンはオーガニックワインの生産者。品種はマカベオ60%、パレリャーダ30%、シャルドネ10%。サクラアワード2020で銀メダルを獲っています。泡は荒目。酸の中に甘みが感じられとてもフルーティ。青リンゴ、梅風の味わい。鶏胸肉の天ぷら。紅生姜を刻み衣に混ぜました。紅生姜の汁も入れさらにおろし生姜も入れて生姜風味に。出汁を少し入れるのがポイントで揚げ過ぎないことです。手前はアスパラのビスマルク風。半熟卵が乗せてあります。ワカメのガーリック炒めも体によいです。

1745

2021/3/27
■「ベルキャサリン・ヴァン・ルージュ」NV
ラングドック・ルーションの赤。何とワンコインワイン。生産者はレ・セリエ・トレビーン社。セパージュはグルナッシュ、シラー、カリニャン、メルローと多彩。何といっても安いしノンビンテージなので心配でしたがトライ。紫が強めの色合い。少し甘みを感じる味わい。酸もタンニンも弱いですが味わいのクリアさはあります。ごく普通の作りですがまずいわけではないので飲めます。山椒の葉が広がってきたので摘み取って山椒の豆腐田楽としました。予想通り美味しい。その後は野菜、練り物、ウインナーなどを焼いてやっと赤の出番です。昔は千円でもだめワインが多かったのにワンコインでも飲める味わいになっているというのが凄い。

1744

2021/3/26
■「カステル・デ・リベス」NV
スペイン、カタルーニャの赤。生産者はロケッタ・オリヘン。セパージュはテンプラニーリョ60%、メルロー40%。カタルーニャのワインはスパークリングワインがメインで赤は少ない。しかもテンプラニーリョにメルローのブレンドは珍しい?安物ですが生産者の意図もうと抜栓。香りは静かできれいな香り。味わいは、「あ、薄い」という印象。しかしグラスの中で徐々に酸が出てきて悪くない。ラベルは適当な感じであり、ネットでの商品説明もほとんどない状態ですが、そこそこ飲めるのが嬉しい。ただし平板化は早いので開けたら1時間以内に飲み切りたい。鶏もも肉のトマト煮。玉葱、キャベツで甘みも十分。小松菜も追加。肉も野菜も炒めることで旨味増加。

1743

2021/3/25
■ジェフ・カレル「レ・ダロンVV」2017
フランス、ラングドックの赤。重厚ボトルでしかも古樹(Vieilles Vignes)。セパージュはグルナッシュ75%、シラー20%、カリニャン5%。ロバート・パーカー ワインアドヴォケイト誌で90点ということで期待して抜栓。スパーシーでスモーキーな香り。少しミルキーな液体に酸っぱめの酸。グルナッシュ主体なら果実味が前面に出ているはずなのにこの味わいは異例。とても美味しい酸です。飲み進めると徐々に果実味中心の味わいになり、最初の印象とは全く違う味わいになります。さほど高くない値段ですが美味しく飲めるワインです。ピザにアボガドとマグロのカルパッチョなど。スーパーのマグロは少し鮮度が落ちていたようです。う〜ん、魚は決めた店まで買いに行かないとだめですね。

1742

2021/3/24
ヴィーニャ・エラスリス「エステート・ソーヴィニョン・ブラン」2019
美味しくて安い白としてエラスリスを選択。ソーヴィニョン・ブランらしい若いフレッシュな果実味の味わい。酸は穏やかですが薄いという物ではなく、じわじわと感じさせてくれる酸です。春雨たっぷりの春まき。3月10日に作った具が余ったので冷凍しておいたものに具を追加して調理。薄味を目指さないと濃くなりがちなので要注意。
<ヴィーニャ・エラスリス>
「エステート・ソーヴィニョン・ブラン」2019 1666 1618
「エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」2018 1617
「アコンカグア・コースタ・シングル・ヴィンヤード・ソーヴィニヨン・ブラン」2012 821
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・ピノ・ノワール」2011 817
「アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ」2011 811

1741

2021/3/22
■「レスプリ・ド・テレイ」2018
ボルドー・オー・メドックの赤。生産者はシャトー・ラマージュ・ラ・バティス。畑はポイヤックの西隣のサン・ソベールらしい。ビンテージによって味わいにむらがあるようで評価は低めのようですが、ポイヤックに近いということでそこそこのロケーションであるとは予想できます。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー50%との予想。紫が強い色合い。グラスのエッジも紫色です。すっきりとした癖のない香り。酸は弱めですがクリアな味わいで好印象。タンニンも程よい。30分でスパイシーさが増し、辛い感じで美味しい。メンチカツはじっくり揚げないと火が通りにくいから焦ってはだめ。気長に揚げよう。

1740

2021/3/20
■カルロ・ベッリーニ「カンティーネ・ベッリーニ・キャンティ」2018
イタリア、トスカーナの赤。セパージュはサンジョヴェーゼ 80%、メルロー 10%、他イタリア品種 10%。生産者は1800年代からワイン造りを行い、今なお家族経営をしている老舗生産者とのこと。ジェームズ・サックリングから90点を獲得していることもあり、丁寧な造りに期待して抜栓。すっきりで洗練された酸が口中に広がります。酸が濃いというのではなく、穏やかな酸の美味しさが広がるという印象です。すいすい飲めて嫌味が全くない味わいです。見掛けたらリピ買いですが見かけませんね。鶏もも肉のサルサソース掛けを作ろうとしたらトマトがない。仕方なくピザソースとトマトケチャップで代用。火を通したあと、玉葱、ピーマン、タバスコなども投入して何とか完成。意外といけました。

1739

2021/3/18
■ベルトラン・アンブロワーズ「ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ」2018
ブルゴーニュの原産地統制名称システムは時々変更があり、昔のAOCブルはコート・ドール地域のものとなっていましたが、2017年からは「ブルゴーニュ・コート・ドール」と表記するようになったようです。一層訳が分からないのは「コトー・ブルギニヨン」であり、これはシャブリからボジョレーまで含みしかも品種は問いません。何でもありです。コート・ドールの独占的なワイン造りとは別に何でも売れるという緩さを求めるワイナリーも多いということでしょう。さて当のワインですが、予想通りのエレガントな味わい。しかし昔より酸の押しが弱く感じました。ビーフシチュー。肉多めで煮込み風。畑の法蓮草はバター、コーンで炒め合わせて美味しい。炒めるのは20秒も掛けてはいけません。
<ベルトラン・アンブロワーズ>
「ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェVV」2008 930
「ブルゴーニュ・ルージュ」2012 1080 2008 1021 2009 858
「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2015 1170 2011 833
「アリエス・ピノ・ノワール」2008 1083 1052 978 2011 791
「ニュイ・サン・ジョルジュ」2010 718
「ムルソー1er・ポリュゾ」2003 250

1738

2021/3/17
■ルイス・フェリペ・エドワーズ「ソーヴィニヨン・ブラン」2019
チリ、セントラル セントラル・ヴァレーの白。近所のスーパーがワインコーナーを設置しているのを発見。多数並んでいましたがその中の1本がこれ。なんとワンコイン+αの低価格。他の店では800円ほどはしますが。安さに釣られてゲットしましたが全く期待しないワイン。こういうのは冷やせばいけるという個人的な鉄則で冷蔵。少しグリーンがかったレモンイエロー。青リンゴに甘いパイナップルの味わい。緩さが際立ちますがこれこそがソーヴィニヨン・ブランというような味わい。三国のイーザで活きのよいカサゴを発見。4匹購入してカリカリの唐揚げに。美味い!小松菜の花芽と八朔のマリネ。春のメニューです。

1737

2021/3/16
■「グリジオロッソ・ヴィノ・スプマンテ・ブリュット」NV
イタリア、ロンバルディアの泡。生産者はヴィニコーラ・デコルディ。トレッビアーノ70%、ガルガネーガ30%。セットものの中の1本だから期待は少なめ。変な甘みがあると残念ですがそれだけはないようにと願い抜栓。泡は立ち上るもののまあ仕方がない。黄金色で香りは悪くない。すっきりの味わい。甘みはあるものの上品な感じがする甘さでOKです。個性は全然ないですが悪くはないという印象でした。椎茸、太葱、ウィンナー、練り物、ピーマン、さつまいもなどいろいろを網焼き。網焼きは旨味が凝縮して美味しい。畑の大根の葉を佃煮に。生姜、ゴマ油、七味などを入れて丁寧に煮込み、家人にも好評でした。

1736

2021/3/15
■「シャトー・トマ・ローラン」2018
ボルドーの赤。畑はジロンド川右岸のコート・ド・ブライ。オーナーはディディエール・シャプロン。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%。発酵はステンレスタンク。濃いガーネット色ですが若い色。酸は程よい。タンニンも程よく柔らかくまろやかな味わいになっています。その分印象には残らない味わいです。ミディアムボディとしてはまあまあの出来です。春キャベツのロールキャベツ。春キャベツは葉を剥がしやすく扱いが楽です。ホームベカリーのパンはドライイーストを入れ忘れて塊りとなって焼きあがりました。ドライイチジクやクルミを入れておいたのが不幸中の幸いで、薄く切ってトースターで焼き直すと、まるで石窯パンの仕上がりで、かなり美味しかったです。

1735

2021/3/14
■「フォンテルートリ・バディオラ」2017
イタリア、トスカーナの赤。生産者はカステロ・ディ・フォンテルートリ。高密度の植樹でありながら低収量という生産スタイル。セパージュはサンジョヴェーゼ65%、メルロー30%、プティヴェルド5%。熟成はアメリカンオーク樽で10か月。なかなか手が込んだワインと予想して抜栓。透明度は中程度ですがエッジはきれい。香りは弱い。キレのある酸としっかりとしたタンニン。樽熟成の効果か?複雑性はありませんが、ストレートな酸とタンニンの構成がなかなか好印象です。たこ焼き。何と言っても決め手はネギです。畑のネギは残り僅か。種をまいても収穫は半年近く掛かるから、ネギ苗を探していますが売ってはいませんね。

1734

2021/3/13
■ボデガス・ラモン・ロケッタ「マシア・リボット・ブラン」2018
スペイン、カタルーニャのフォノロサの白。生産者はロケッタ・オリヘンだと思えますが確かではありません。セパージュはマカベオ60%、チャレッロ40%。ステンレスタンクで発酵。香りは弱いものの悪くはない。味わいはすっきり薄味でフルーティ。梅風の味わいがある。とても薄い味わいの印象ですが、これはこれで暑い夏の日にギンギンに冷やして飲めばかなりぐいぐいいけて美味しいかもしれない。揚げ餃子を入れた中華鍋。肉は豚こま切れ肉。〆は中華麺。畑の大根葉も茹でて投入。野菜中心の鍋ですがお腹がいっぱいになりました。

1733

2021/3/12
■「ロドリア・ホワイト・ソーヴィニヨン・ブラン&ヴェルデホ・オーガニック」NV
スペイン、ラ・マンチャの白。生産者はムレダ・アリメンタシオン。オーガニックワインを生産。セパージュはソーヴィニヨン・ブラン70%、ヴェルデホ30%。香りは強くはないもののよい印象。味わいはやや甘めで洋ナシ風ですが薄目の印象。しかしすぐにこれはこれでいいのでは?と思わせてくれるしっかりとした造りを感じさせてくれる味わいです。はたはたの焼き物、ぜんまいの煮物、きんぴらごぼうなどの和風。畑の残りものの大根を煮物に。大根は冷蔵庫で保存しておいたので普通に十分美味しく食べられます。むしろ今畑にある大根はとう立ちが凄いです。

1732

2021/3/11
■「コステ・シチリアーネ・インツォリア・ビオロジコ」2019
イタリア 、シチリアの白。生産者はカンティーネ・ラッロ。オーガニック認証を受けています。品種はインツォリア100%。香りはパイナップル風のフルーツ。味わいも同様でフルーティ。全体として緩い感じで陽気な印象です。酸は意外に十分にあるので飲み進めます。美味しいですがもう一つキレが欲しい。鶏もも肉のサルサソース。塩胡椒をしてしっかりカリカリに焼いたもも肉に、トマト、ピーマン、玉葱、レモン汁、タバスコを混ぜたソースを掛けたもの。タバスコ多め。酸っぱさと辛味が食欲をそそります。白身魚料理のときにもラビゴットソースの代わりにサルサソースを合わせてみようかな。

1731

2021/3/10
■マレンコ「ピエモンテ・ロッソ」2016
イタリア、ピエモンテの赤。幹から出ている枝を1本だけ残し、他の枝を切り落としてしまうグイヨ式という栽培方法をとっているワイナリー。セパージュはバルベーラ80%、ドルチェット10%、アルバロッサ10%。香りが濃くてよい。味わいはチャーミングな酸が十分。程よい甘みがあり、それがふくよかさを引き出しています。このバランス感覚に好感が持てます。店にあればリピ買いします。春雨入りの春巻。春雨入りが好きです。温度低めからゆっくり揚げ、最後は高温で揚げ切ります。次の物を揚げる時はフライパンを濡れ布巾に当てて温度を下げます。これで全てカリッときれいに揚がります。庭のふきのとうは採り切り、今シーズン最後の天ぷらとなりました。

1730

2021/3/9
■「テール・メティセ」2018
フランス、ボルドーとラングドック・ルーションの間にあるシュッド・ウエストの赤。4つのテロワール、7種の葡萄のブレンドいうセパージュが凄い。内訳はシラー31%、ブロコール25%、マルベック23%、グルナッシュ13%、ネグレット5%、ムールヴェードル2%、カリニャン1%という具合。生産者はヴィノヴァリー。香りはケミカルな感じ。液体はミルキーでもったりとして飲みやすい。味わいはシンプルさの中に果実味あり。時間とともに固く重く落ちていきます。あさりのボンゴレビアンコ。そして酢豚。ワインがシンプルな味わいだっただけに、食欲の方が増し、パスタは一気になくなっていました。

1729

2021/3/8
■「ロッカ・モーラ・コート・デュ・ローヌ」2018
ローヌの赤。セパージュはグルナッシュ40%、シラー40%、カリニャン20%。生産者のロッカ・モーラについての情報は無し。マコン・コンクール金賞。ラベルデザインの良さが味わいに影響あるかと期待して抜栓。よい酸の香りに芳ばしいスモーキーな香り。味わいも芳ばしく、果実味の味わいを凌ぐほどの香ばしさです。丸みのある味わいで余韻もありなかなかよいワインです。樽熟成がどうなっているのか知りたくなります。豚肉の生姜焼き。醤油が焦げて濃い味に見えますが、実際はそれ程ではありません。湯通ししたキャベツが下に隠れていますが、たれの味が浸みて美味しい。

1728

2021/3/5
■「リスボニータ・ティント」2018
ポルトガル、リスボンの赤。生産者はカーサ・サントス・リマ。リスボンに居を構える4代続く家族経営のワイナリー。セパージュはカステラォン35%、ティンタ・ロリス30%、トウリガ・フランカ20%、シラー15%。液体の透明度はやや低い。香りは弱い。液体の分離感があり冷たい印象。このままでは残念な結果になるので、展開に期待。30分で酸の高まりが出てきてなかなかよい感じに。これは慌てて飲んではいけないワインです。ホットプレートでのカレーフォンデュ。鶏もも肉は予めフライパンでにんにく、生姜、塩胡椒で味付けをし、脂もよく切っておくことでヘルシーに食べられます。

1727

2021/3/3
■シュヴァリエ・ド・カイユス「カベルネ・ソーヴィニョン・VV」2019
フランス、ラングドック・ルーションの赤。生産者はヴィニェロン・ド・セール・ポルティラーニュという協同組合。カベルネ・ソーヴィニョン100%。濃い紫色からしてまだまだ若い印象。果実味の香りなので果実味押しかと思いきや、意外にあっさりしている味わい。果実味押しではないことの方が不思議な印象と味わいのギャップがあります。低価格ワインとしては面白い部類に入ります。鶏もも肉のソテーおろしポン酢です。いつもとは違うのが最後にバター、おろし生姜を入れています。これで旨味が増し臭みが完全にブロックされるかな。

1726

2021/3/1


■コノスル「ソーヴィニヨン・ブラン・ビシクレタ・レゼルバ」2020
2月14日に同じものを飲んでいます。印象がよかったので和食に合わせてリトライです。優しいハニーな香り。味わいも優しく嫌味なし。何よりも甘くないのが嬉しいです。畑の太葱や茹で里芋などを網で焼きました。練り物の揚げ物なども焼くと美味しいですね。実はご近所から頂いた煮豆を食べるのが楽しみでした。予想通りしっかりと皮が皺み煮詰まっていて、味が十分に浸みています。
<コノスル>

「ソーヴィニヨン・ブラン・ビシクレタ・レゼルバ」2020 1716
「シャルドネ・レゼルヴァ」2017  1383 2016 1231 1184 1124
「メルロー・レゼルヴァ」2015 1214 1205 2014 1112
「ピノ・ノワール・レゼルヴァ」2016 1424 2015 1044 2014 973
「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2015 1162 2011 656 2008 416 390 2007 320
<コノスル・シングルヴィンヤード・シリーズ>
「シャルドネ・シングルヴィンヤード・No.5」2015 1207
「メルロー・No14・スエロ・ブランコ」2015 1231 1200 1192
「カベルネ・ソーヴィニオン・No18エル・レクソ」2014 1110
「ピノ・ノワール・No21ヴィエント・マール」2017 1664  2016 1358 1259 2015 1107

1725

2021/2/25
■「ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・セッコ」NV
イタリア、エミリア・ロマーニャ州のランブルスコ。生産者はフォルミージネ・ペデモンターナ。ブドウ品種はランブルスコ・グラスパロッサ100%。久し振りにランブルスコを飲んでみた。今までよい印象はなく、発泡性の葡萄ジュースという位置付けでしたがどうでしょうか。濃い色。香りは黒果実風。予想通りの味わいで酸っぱさが前面に出ています。ワインとしてはいまいちですがお酒に弱い方には飲みやすいでしょう。さすがに麻婆豆腐には合わなかった。油揚げを焼いておろし生姜醤油で、練り物の揚げ物は練りからし醤油で。

1724

2021/2/23
■ボッター・カルロ「アラベッラ・ロッソ」NV
イタリア、ヴェネトの赤。19日に飲んだボッター・カルロの赤。セパージュはメルロー60%、サンジョヴェーゼ40%。白はいまいちでしたが赤はどうでしょうか。液体の透明度はやや低い。酸もタンニンも弱い。しかし嫌味がないので飲めます。素朴感が半端ないです。よく冷やしてガンガン飲めば美味しいですが、ならばもう少し安くしてほしいですね。豚ロース肉のかりん揚げ。給食でよく出た味わいですが、忘れられず時たま作ります。肉の揚げ過ぎ禁止。そして味が濃くならないようにすべきです。できれば薄味を目指して欲しいですね。
<ボッター・カルロ>
「アラベッラ・ビアンコ」NV 1720

1723

2021/2/22
■カザ・レウヴァス「アトランティコ・レゼルヴァ」2018
ポルトガルの白。このワイナリーは2003年設立でまだ若いですが、レゼルヴァの赤はさくらアワードで賞を取っています。セパージュはアンタオン・ヴァス50%、ヴェルデーリョ40%、ヴィオニエ10%。熟成はフレンチオークで新樽比率100%という優れもの。1000円ちょっとですが期待して抜栓。杏風の香りよし。味わいも最初からしっかり感が十分です。これは美味しい。恐るべしポルトガルワインです。庭のふきのとうを収穫し天ぷらに。同じく春菊とホタテのかき揚げも。越前海岸「まるさん」で購入した梅貝は煮付けに。春菊の胡麻和え、大根菜の生姜醤油なども好評でした。伸び盛りの野菜を収穫してすぐに食べると力が湧いてくるような気がします。

1722

2021/2/21
■「ロタンティーク・ソーヴィニョン・ブラン」2019
昨日に引き続きロタンティークのワイン。今日はソーヴィニヨン・ブラン。薄いレモン色。レモンの香りにミネラルの香り。酸はしっかりしていて緩くはない。値段の割にはよいように思えます。今日は海鮮を購入するために越前海岸、厨の「まるさん」へ行ってきました。予想通り県外からの客が多く、店は混んでいました。水蟹を丸ごと1パイ。水蛸、梅貝を購入。水蟹を丸ごと買ったのは、胴体の部分を鍋に入れて出汁を出すためです。蟹味噌も入っていて満足できました。水蛸も満足。梅貝は明日甘くどく煮ます。ビーチマートまるさん

1721

2021/2/20
■「ロタンティーク・ピノ・ノワール」2019
フランス、ラングドック・ルーションの赤。ピノ・ノワール100%。生産者はフォンカリュという協同組合で、フォンティエス・ドート、カパンデュ、アルゾンヌ、モントリューという組合メンバーの村名を合わせたもののようです。世界で賞賛される生産者組合として有名です。色はとても薄い。香りも弱いですが香りにクリアさはある。味わいは濃さが全くないですが、ピノの酸の味わいは少しあるので、ピノの酸を味わいたいだけなら飲めるかもという程度です。薄旨系の範疇には入れません。鶏もも肉の塩レモン唐揚げ。今回は少し強めに揚げ、皮の部分はカリカリで酒のつまみには持ってこいという状態です。どうかなと心配でしたが家人には「美味しい〜」と好評でした。あまりメイラード反応はさせたくないですけどね。

1720

2021/2/19
■ボッター・カルロ「ボッター・アラベッラ・ビアンコ」NV
イタリア、ヴェネトの白。品種はトレッビアーノ60%、シャルドネ40%。ボッター・カルロ社は、1928年よりイタリア北部のヴェネト州でワインを造っています。ネゴシアンながら醸造や熟成も行っています。このワインは底物だと思えますが、試しに開けてみました。爽快な青い色のボトル。色は薄くレモン水のような印象。香りはほとんどない。薄い味わいですが、薄い中に砂糖水のような甘さがあります。ワインとしてはどうかと思えますが、ギンギンに冷やして夏に飲むには実はもってこいかもしれません。前日のセールの売れ残りのようで牛薄切り肉がお手頃で売っていたので即購入。すき焼きにしました。畑の間引き菜の法蓮草も入れて十分美味しく頂きました。

1719

2021/2/18
■「キュヴェ・プレジール・ソーヴィニヨン・ブラン」NV
スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの白。ソーヴィニヨン・ブラン100%。オーガニック認証にヴィーガン認証も取得している完全有機栽培ワイン。畑は標高1000mの高地にあることから、キリリとした味わいに期待して開栓。しかし香りのミネラル感は弱い。開栓時の味わいは薄く、展開が非常に心配。10分でやや濃さが出てくる。酸化を待って飲む方がよいかもしれない。柑橘系の味わいですが、押しは弱く印象に残りにくい味わいです。価格からして期待するのは難しいようです。ガスコンロでのバーベキュー風。畑の里芋は皮がカラカラに乾いて皮を剥きにくいので、洗って茹でて焼き、味噌を付けて食べる趣向で。何といってもこの時期は太ネギの丸焼きが相当美味しい。

1718

2021/2/17
■「シャトー・モーカイユ」2013
ボルドー、ムーリの赤。ムーリはマルゴーとサン・ジュリアンの間の西の方に位置しています。また、生産者のモーカイユはシャス・スプリーン、プジョーに並ぶムーリの3大シャトーの一つで、クリュ・ブルジョワ・シュペリュールクラスです。価格はそれほどでもないものの評価がよいので期待して抜栓。よく醸されて出るしっかりとした深いルビーレッド。黒果実に森の香り。酸が程よくタンニンは抑えめ。味わいもよく醸された感じが出ていて、落ち着いて楽しみながらゆっくり飲めます。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド。牛ロース肉をビーフシチューに。早くから作り出し、じっくり煮込んで肉はかなり柔らかくなりました。雪の中、採りに行った小松菜もレタスやひよこ豆などと一緒にサラダに。甘くて美味しい。

1717

2021/2/15
■ジェラール・ベルトラン「シジエム・サンス・ブラン」2019
フランス、ラングドック・ルーションのジェラール・ベルトランの白。ジェラール・ベルトランはそこそこの味わいですが、お店では安売りの棚に並んでいます。赤の方は売り切れになっていました。手摘み収穫、低温アルコール発酵など丁寧な造りです。柑橘系の香りと味わい。特別印象に残る酸や味わいではありませんが、やはり丁寧な造りを感じさせる味わいです。焼き鯖、焼きハタハタ、いかめし、肉じゃが、もずく酢などの和風メニューでしたが、気取らないワインだったので丁度よく合いました。
<ジェラール・ベルトラン>
「シジエム・サンス・ブラン」2017 1600 1556
「シジエム・サンス・ルージュ」2018 1551
「レゼルヴ・スペシャル・カベルネ・ソーヴィニオン」2017 1548
「レゼルヴ・スペシャル・シャルドネ」2018 1547

1716

2021/2/14


■コノスル「ソーヴィニヨン・ブラン・ビシクレタ・レゼルバ」2020
コノスルはチリ第2位の輸出量を誇る大ブランド。しかし有名がゆえに万人受けなのだろうという先入観があり底物にはなかなか手を出せませんでしたが、今回やっと「ビシクレタ・レゼルバ」を購入。香りに特徴はないですが、柑橘系の少し甘めの爽やかな香り。グレープフルーツ風のフルーティな味わい。酸はなかなか強くて、結構迫ってくるので低価格のワインにしては十分楽しめます。デイリーにはとてもよいように思えます。鶏手羽元の煮込み。鶏肉は美味しいが煮卵はもっと美味しい。サラダにはひよこ豆をよく入れますが、一度育ててみたいと思い調べると、どうやら日本のじめじめ気候には適さないらしい。ダメもとで試しに少し生豆を買って育ててみるかな。
<コノスル>
「シャルドネ・レゼルヴァ」2017  1383 2016 1231 1184 1124
「メルロー・レゼルヴァ」2015 1214 1205 2014 1112
「ピノ・ノワール・レゼルヴァ」2016 1424 2015 1044 2014 973
「ピノ・ノワール・20バレル・リミテッド・エディション」2015 1162 2011 656 2008 416 390 2007 320
<コノスル・シングルヴィンヤード・シリーズ>
「シャルドネ・シングルヴィンヤード・No.5」2015 1207
「メルロー・No14・スエロ・ブランコ」2015 1231 1200 1192
「カベルネ・ソーヴィニオン・No18エル・レクソ」2014 1110
「ピノ・ノワール・No21ヴィエント・マール」2017 1664  2016 1358 1259 2015 1107

1715

2021/2/13
■ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2017
久し振りのヴァンサン・エ・ソフィー・モレ。値段はそれほど高くはないものの透明感のある味わいが期待できる生産者。予想通りの透明の液体で、グラスの向こう側の景色もルビーレッドの色に染まりよく見えます。味わいも予想通り透明感は高い。酸はしっかりですが飲みやすい。嬉しい1本です。豚ロース肉を味噌味で焼きました。味を浸み込ませるのが美味しくなる基本なので、味噌、玉葱、酒、みりん、生姜、にんにくなどと一緒に1時間は袋の中で浸み込ませます。味噌はくどくなりがちなので控えめがポイントです。
<ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ>
「ブルゴーニュ・シャルドネ」2008 869
「サン・トーバン・1er・レ・シャルモワ・ブラン」2009 866

1714

2021/2/12


■ドメーヌ・ポール・マス「レ・サンク・ヴァレー・ルージュ」2018
フランス 、ラングドック・ルーシヨンの赤。セパージュはグルナッシュ40%、カリニャン30%、シラー20%、メルロー10%と多彩なブレンド。それにしてもポール・マスはいったいどれくらいのブランドを持っているのだろうか?このワインもまさかポール・マスだとは思わなかった。極端な話、安いワインの3本に1本はポール・マスかと思えるほどです。香りは弱いですが樽の香りあり。透明度はやや低い。少し苦味があり、苦みに押されて酸は感じにくくなっていました。スパイシーな感じなので焼き肉などには合うかと思えます。ロールキャベツ。大鍋に湯を沸かしキャベツを丸ごと入れて葉を剥いていくのですが、これがなかなか大変。しかし、できたものが美味しいとやった甲斐はあります。
<ドメーヌ・ポール・マス>
「ル・ロゼ」2019 1605
「シェ・マス・ブラン」2018 1449
「シェ・マス・ルージュ」2018 1448
<レ・タンヌ・オクシタン>
「シャルドネ」2016 1221
<イル・ラ・フォルジュ>
「ピノ・ノワール」2015 1146 1106 1078
「アンウッディド・シャルドネ」2015 1105 1077 
<シャトー・ポールマス>
「コトー・デュ・ラングドック・クロ・デ・ミュール」2013 952 
<ジャン・クロード・マス>
「トワベー・エ・オウモン・ルージュ」2012 748
「トワベー・エ・オウモン・ブラン」2013 875 2012 742

1713

2021/2/11
■「プライム・カッツ レッド・ブレンド」2019
南アフリカ、ウエスタンケープの赤。生産者はブティノで、実はローヌの生産者。よく飲んでいるケープ・ハイツもこの生産者。南アフリカでの醸造にも力を入れ、安くて美味しいワイン造りを目指しています。品種はシラー、プティ・ヴェルド、サンソーのブレンド。ベリー系の香りや果実味の味わいに期待して開栓。明るく薄い色。とにかく酸っぱい。酸っぱい葡萄の味わいで、これは凄いなと思いながら飲み続けると、30分で酸っぱさは収まりまあまあの味わいに。よくよく考えるとこれがまた美味しいのかもと思えるから不思議だ。ボトルのラベルをそっと剥がしてPCに貼ってみた。剥がしやすくてしかもデザインもなかなかよい。

1712

2021/2/10
■ソグラペ「ガゼラ」NV
ポルトガル、ヴィーニョ・ヴェルデ地域の白。セパージュはローレイロ40%、ペデルナン30%、トラジャドゥーラー15%、アザル15%。普通は完熟を待ち、糖度を高めてからの収穫が当たり前ですが、このワインは敢えて完熟前のぶどうを収穫して造っています。しかも微発泡で、アルコール度数は9%と低い。新鮮な魚介を味わうための「爽食系ワイン」と呼ばれるものを試すために開栓。とてもフルーティー。予想より甘みは程よく食事の邪魔をしませんが、やはり緩い印象です。三国で買ってきた刺身は美味しい。昨日茹でた大根葉もおろし生姜でさっぱりと。ワインですが日本酒風な楽しみ方がよいようです。

1711

2021/2/8
■テラノブレ「シャルドネ・エステート」2019
和食メニューですがワインが飲みたくて安い白を選択。シャルドネですが梅風味の酸がしっかり。上品な酸ではありませんがコスパがよいです。30分でさらに酸は固くなります。豚ロースの生姜焼き。今回は超ソフトな焼き。イメージは豚しゃぶにもう少し火を通した感じ。柔らかくて豚の味が出て美味しい。7割方焼いたら取り出し、最後に全部をもう一度焼き火を通すといういつものやり方です。カラスに食べられないように収穫したキャベツも大量に炒めました。
<テラノブレ>
「メルロー・エステート」2018 1603
「シャルドネ・エステート」2019 1646 1586
「カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1526
「ピノ・ノワール・レゼルバ・テロワール」2015 1434
「ソーヴィニヨン・ブラン・エステート」2018 1521 1457 1385
「ピノ・ノワール・グラン・レゼルバ」2016 1354
「メルロー・レゼルバ」2015 1334
「ピノ・ノワール・レゼルバ」2014 1041

1710

2021/2/6
■テラ・ベガ「シャルドネ」2019
チリ・セントラルヴァレーの白。2019年ものが出ていたのでトライ。安物ですがそこそこの味わいを期待して開栓。ミネラルの感じはあり。やや甘い味わい。食事時より何かつまみながら軽く飲む方が向いていると思いながら飲み進めることに。20分で甘みは落ち着きましたが、反対に少しピリリとする酸が出てきました。微妙な味わいですがひどく悪いわけではありません。蓮根とブロッコリーの炒め物。ブロッコリーは今年度は作らなかったのですが、ようやく安くなってきたので買いやすくなりました。牡蠣フライは中低温でよく火を通してから一気に温度を上げて揚げ切ります。
<テラ・ベガ>

「ソーヴィニヨン・ブラン」2018 1520 
「シャルドネ」2018 1590 1519
「ピノ・ノワール」2017 1516

1709

2021/2/5
■ドメーヌ・テヴノ・ル・ブラン「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2018
テヴノ・ル・ブランはコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの境界にあるドメーヌで、ニュイとボーヌの両方の畑を所有しています。このワインはオート・コートということで、コート・ド・ニュイのエリアより西側ということになると思いますが、よいテロワールが持つ味わいに期待して抜栓。透明度がとても高い液体。深いガーネット色。樽の香り。辛味のあるスパイシーな酸に少しびっくりですが、やはり美味しく飲めました。手羽中の甘醤油揚げ。にんにくと生姜を効かしてスパイシーにしました。大好評。小松菜のサラダは畑のつまみ菜で。炭水化物系はあさりのボンゴレです。

1708

2021/2/4
■ゾーニン「クラシチ・シャルドネ・フリウリ」2019
イタリア北東部、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の白。生産地はオーストリアとスロヴェニアと国境を接しています。シャルドネ100%。生産者のゾーニンは、北はピエモンテから南はシチリアまで7州にわたり、2,000ha、10ヵ所のエステート(畑と醸造所が一体となった形)を所有し、世界100ヵ国以上に出荷しているとのことです。アメリカやチリにも進出しています。少し黄緑がかった色。ピリッとした辛みがある。酸はしっかり。白だけどスモーキーな香りと味わい。安物にしてはしっかりと自己主張していてよい。きのこ鍋。生姜、とろろ、ささがきゴボウが決め手。体が暖まります。

1707

2021/2/2


ジョセフ・フェヴレ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2018
フェヴレはニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ兼ネゴシアン。ACブルであってもビンテージを超えて期待を裏切らないという確信を持って抜栓。透明なガーネット色。香りはチャーミング。酸がすっきりで美味しい。タンニンは主張しないがしっかり味を支えています。これは村名クラスに近いかもと思わせる美味しさです。こんなに美味しいのに近所には全く売っていないというのが悲しい。タコのレモンパスタ。ニンニク、唐辛子、オレガノをしっかり効かせて家人にも大好評。豚肉の生姜焼きは8割方焼いて取り出し、最後に全部を一度に入れて味のバラツキをなくしたれの焦げ具合も調整します。
<フェヴレ>
「メルキュレ・ラ・フランボワジエール」2018 1683
「ニュイ・サン・ジョルジュ・1erCru・レ・ダモード」2011 1500
「リュリー・ レ・ヴィルランジュ・ルージュ」2010 1086
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ラ・ポーレ」2007 854
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2009 759 2014 1085
「ブルゴーニュ・シャルドネ」2008 714 
「ニュイ・サン・ジョルジュ」2006 551 
「メルキュレ1erCruクロ・デ・ミグラン」2002 132 
「メルキュレ1erCru・クロ・デ・ロワ」2004  129 
「ジュヴレ・シャンベルタン・1erCru・ラ・コンブ・オ・モワンヌ」2001 87

1706

2021/2/1
■「エル・コンベルティード・ソーヴィニヨン・ブラン」2019
和食に合わせてソーヴィニヨン・ブランを選択。酸は程よく効いていて、喉の奥でピリッとするすっきりの味わい。特別な味わいではないですが、よく冷やして気軽に飲むにはぴったりの白。三国イーザで購入しただだみを軽く湯通ししておろしポン酢で。火の通し過ぎは厳禁です。ブリトロの刺身も美味しい。さすが漁港の街です。
<エル・コンベルティード>
「ロゼ」2019 1582
「シラー」1510
「ベルデホ」2019 1598 1576  1517 1509 1529
「ソーヴィニヨン・ブラン」2018 1648  2019 1507 1575

1705

2021/1/30
ウンドラーガ「ブリュット・ピノ・ノワール・ロゼ」NV
チリ、セントラル・ヴァレーのピノ・ノワール100%の泡。ウンドラーガのワインは度々飲んでいますが、全く文句なしという感じで、コストパフォーマンスに優れています。この泡物も以前に1度飲んでいますが、泡物用に栽培されたピノであり、しかもロゼということで即購入。バラのような香りが漂い贅沢な気分になります。味わいはクリアでフレッシュで飲み飽きません。購入予算が少ない時はウンドラーガさんに頼ります。節分会としての手巻き寿司。少し遠くのお店まで出掛けて鮮魚を購入。美味しく頂きました。鬼退治もして盛り上がりました。本当は鬼にコロナをやっつけてもらいたいですね。
<ウンドラーガ>
「ユー・バイ・カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1644
「ユー・バイ・シャルドネ」2018 1642 1553
「アリウェン・レゼルバ・ソーヴィニョン・ブラン」2018 1599 1534
「アリウェン・レゼルバ・シャルドネ」2018 1596 1545 1451
「アリウェン・レゼルバ・カベルネ・ソーヴィニョン」2018 1429
「アリウェン・レゼルバ・ピノ・ノワール」2018 1546 1491 1423


1704

2021/1/28
「ドミニオ・デ・タルシス・ブリュット・ナチュレ」NV
スペイン、バレンシアのカヴァ。生産者はパゴ・デ・タルシス。品種はマカベオ、 パレリャーダ。瓶内二次発酵。泡は細かい。味わいは果実味が豊富で青りんご風。トースト香もあり。美味しい味わいですが予想以上に甘い。個人的には甘みはもっと抑えたものの方が好みです。そしてもう少しドライな方が料理の邪魔をしないかと思えます。よく冷やし食事以外の場面で飲めば結構いけます。肉や野菜を鉄板で焼きながらのカレーフォンデュ。カレールーにはひき肉をたっぷりと入れました。その分、鉄板で焼くのは鶏肉とあっさり。自家製パンもカリッと炙ると美味しいですね。

1703

2021/1/26
「グラン・ダルバリック・メルロー」2019
ラングドック・ルーションの赤。メルロー100%。生産者はグラン・ダルバリック。畑や生産者の情報はなし。色は濃い目ですがエッジはきれい。樽の清々しい香り。味わいは少し刺激的な酸の味わい。このような刺激的な酸は珍しく、評価が低くなるところですが、なぜか食欲がわき食事が進む味わいになってます。深い味わいはありませんが、果実味や香りが溶け込んでいて雑味のない仕上がりです。レストランなどで供されてもいけるかもしれません。雪の下から掘り出したキャベツで作ったロールキャベツ。丸ごとお湯に浸けて1枚ずつ葉を外しました。自家製パン、やまいもすりおろしの焼き物、豆中心のサラダのごまだれ掛けなどヘルシーです。

1702

2021/1/25
ボデガス・イ・ヴィニェードス「ドン・ロマン」NV
スペイン、カタルーニャのカヴァ。3本買って残った1本を開けました。特別な印象はありませんが、悪くない味わい。やはり少し甘みがありますが、料理の邪魔をしない程度なのでOKです。天神講のため生カレイを3枚購入。お供え用に1枚を焼き、残りは唐揚げに。身に切り目を入れ、そこにしっかり片栗粉をまぶし、完全にコーティングするのが決め手だと思います。やや弱火でじっくりと揚げてカリカリにし、おろしポン酢で食するのが美味しい。中骨以外は食べられます。豚汁、ささみとアボガドの和え物、こんにゃく田楽など和風のメニューになりました。
<ボデガス・イ・ヴィニェードス「ドン・ロマン」NV 1695

1701

2021/1/24
「マスティオ・デッラ・ロッジア・グラン・キュヴェ・ブリュット」 NV
イタリア、ヴェネト州のスプマンテ。生産者はカンティーネ・ピローヴァノ。品種はガルガーネガ100%。サクラアワード2016、2019 でゴールドを受賞しているので少し期待して抜栓。ほぼ透明の色なしの液体。泡は細かい。ミネラルの香り。奥に白桃のような甘みがあるもののドライな味わい。湯豆腐とかき揚げ3種。写真手前はアボガドの海苔巻き揚げ。わさび醤油で。トロのような食感です。その奥はホタテと三つ葉のかき揚げ。あらかじめ塩胡椒をしておいて、がぶがぶと食べられるようにしました。どちらも美味しい。

1700

2021/1/23
「ル・メニル・シャルドネ」2018
ラングドック・ルーションの白。品種はシャルドネ。生産者はアミエル。生産者や畑についての情報は無し。あまり期待せずに抜栓。色は黄色味がしっかり。香りは静か。日に当たって少し色あせたような印象の味わいですが、南フランスの陽気な味わいと言えるのかな?平凡な造りですが20分もすると濃さが出てきて少し期待を持たせてくれます。今日は日中意外に寒さを感じたので、「とり野菜みそ」の味噌ダレを使った鍋。ご飯に片栗粉を混ぜて団子にして入れました。昔はよくやっていましたが、最近は忘れていてテレビを見て思い出しました。ちなみに「とり野菜みそ」の「とり」は鶏ではなく、野菜をたくさん食べられるようにという「摂る」の方の意味でした。「まつや」さんの「とり野菜みそ」

1699

2021/1/22
「シャトー・ド・ジロンヴィル」2013
ボルドー・オー・メドックの赤。畑はマルゴーに隣接するマコー。2003年にこのシャトーを購入したヴァンサン・ムリエは、プティ・ヴェルド種の魅力に惹かれ、プティ・ヴェルドを活かしたワイン造りを追求。残念ながらすでに亡くなっていて、このワインのセパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン40%、プティヴェルド10%で、プティ・ヴェルドの割合も普通ですが、思いは伝えられているとのことで期待して抜栓。清々しい樽の香りは秀逸。熟成尚且つクリアなの酸の味わいが嬉しい。リピ買いありです。鶏もも肉のおろしポン酢焼き。出てきた脂は全てペーパーで吸い取ります。かりっとすると美味しさが増します。牡蠣グラタンもリピです。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1698

2021/1/20
「グラン・ボスケ」2018
オート・ガロンヌ県のコンテ・トロサン(Comte-Tolosan)の赤。オート・ガロンヌ県にはマディランもあります。セパージュはメルロー20%、カベルネ・フラン20%、アブリュウ20%、マルベック20%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%といういろいろなブレンド。少し薄めの色。そのためエッジは透明。香りは酸の香り。味わいは予想外にクリアでドライ。少し辛めのスパイシーさが持続します。40分ほどで落ちていきます。畑の雪の下に埋まったネギを掘り出しかに玉の具材に。昨日余ったハンバーグは残したソースを掛けてさらにチーズを溶かして濃厚な味に味変しました。

1697

2021/1/19
「シャトー・バロン・ド・レピネ」2015
フランス、ジロンド河の河口右岸のブライ・コート・ド・ボルドーの赤。メルロー100%。低価格ではありますが、川を挟んで対岸はポイヤックなどの銘醸地なので少し期待して抜栓。香りは静かでクリアな味わいを予感させる香り。味わいは酸がしっかりで持続します。しかしそれ以上の展開はない。それでも価格の割には雑味のない味わいで好感度大です。ハンバーグ。たれが決め手。ニンニク(香り)、ケチャップ(トマト味)、焼き肉のたれ(複雑な味)、お好み焼きのたれ(甘み)、マヨネーズ(酸味)、バター(濃厚さ)などのミックスに出た肉汁も合わせてよい味わいに。家人も満足でした。

1696

2021/1/17
「シャトー・ダマーズ」2016 
ボルドー・シュペリュール。このワインの生産者はサンテミリオンとポムロールに畑を持っているとのこと。しかもメルロー100%ということからかなり期待できます。2004年ものが雑誌『一個人』で第1位になったというのも期待を押します。色は濃いですが明るい色合い。10分で酸が出てきますが、おしとやかで穏やかな酸。同時に液体の透明度が一気に高くなります。20分でタンニンも出てきます。全体的にメルローの優しい味わいですが、酸とタンニンのバランスがよくて美味しく飲めます。牛肉ソテー、牡蠣グラタンなど。グラタンはじゃがいもの薄切りを底に並べ、牡蠣との食感のマリアージュがよい。とても美味しかったので、リピで作る可能性が大です。

1695

2021/1/16
ボデガス・イ・ヴィニェードス「ドン・ロマン」NV
スペイン、カタルーニャ州バルセロナ県のサン・サドゥルニ・ダノヤのカヴァ。サン・サドゥルニ・ダノヤはスパークリングワイン生産の中心地で、フレシネ社とコドルニウ社のワイナリーがあります。このボトルの生産者のことは詳しくないのですが少し期待して抜栓。薄い黄緑色。泡は細かい。甘さを感じるのは果実味が豊富なため。しかし濃厚な割にドライな面もあり美味しい。近くの酒屋で500円引きで売っていたので3本購入しましたが、しっかりとした味わいでありよい買い物でした。久々のピザ。ソースはピザーラのソース。生地をあらかじめ軽く焼いてから具材を載せ、生地の端にはオリーブオイルを掛けてカリッと焼くのが定番となりました。

1694

2021/1/15
「ヴィラマール・レゼルバ」2015
スペイン、カタルーニャ、D.O.テラアルタの赤。生産者はヴィーナ・ツゥリード。セパージュは、シラー85%、テンプラニーリョ15%。ボトルが個性的な凸凹な作りなので味わいも個性的なのかと期待して抜栓。色は濃い赤紫ですがエッジは透明。香りは少し甘め。味わいは果実味豊富ですが、果実味押しだけではない好感が持てる味わい。少し日にちが経った干し柿の味わい。ボトルのイメージとは違って腕白ではないものの個性は感じます。牡蠣フライに白菜のうま煮。雪で埋まる前に収穫した畑の白菜が大活躍。きくらげが食感のポイントになっています。白菜はまだ幾つか雪に埋まっているので掘り出さないといけません。

1693

2021/1/13
「レ・カルメ・ベイサック」2018
ボルドーの南東、コンテ・トロサンのコキュモン村の赤。生産者はカーヴ・デュ・マルマンデ。セパージュはメルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。期待せずに抜栓しましたが、意外に酸がよく効いている味わい。タンニンもありすっきりとした味わい。ドライな味わいは好感が持てますがその分厚みは全然ないというのがどうも。次男の迎えに出たものの、街は大雪で大渋滞。30分の場所が1時間半掛かりました。調理の時間がなくなったので急遽鉄板焼きで。鶏もも肉は自作のたれで野菜と一緒に煮込み風に。にんにく、生姜に唐辛子も効かせて芳ばしい味が出せました。

1692

2021/1/11
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト「プライベート・リザーブ・ボルドー・ブラン」2018
ボルドー・メドック第一級「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を造るバロン・ド・ロートシルト社の手によるコレクションシリーズ。セパージュはセミヨン60%、ソーヴィニヨン・ブラン40%。シュール・リー方式で6ヵ月熟成。鍋に合うすっきりの白として選択。淡い黄色で透明に近い。フルーティな香り。味わいも香り同様にリンゴやグレープフルーツ風。濃厚さも感じられるもののすっきり切れ味のある味わい。有名な作り人がブランド名を前面に出して世に出しているだけあり間違いなく美味しい。中華鍋。肉、野菜の他に揚げ餃子も入れて味わい深く。〆は中華麺を投入。胡椒をしっかり掛けてスパイシーに食べるのが美味しい。
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト>
「プライベート・リザーブ・ボルドー・ルージュ」2010
 448
「カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト」2002 49

1691

2021/1/10
「シャトー・レ・グラーヴ・ド・コー」2014
ジロンド川河口右岸地域のブライの赤。セパージュはメルロー80%、カベルネソーヴィニョン10%、マルベック10%でメルロー主体。値段は安いですが安物ではない香り。メルローの優しい味わいで嫌味が全くない。喉の奥でじわーっ広がる酸が嬉しい。有名な産地ではない分お買い得なワインです。大雪の前に買っておいた鶏胸肉があったので、薄切りにした後にたれに2時間漬け込んでから鶏天に。食べる時はおろしポン酢で食べるとさっぱりして美味しい。(mapはGooglemapより引用してマーキング)

1690

2021/1/8
「エスプリ・ヴェルヴェット・ブルゴーニュ」2017
セット物のワインのうちの1本。セパージュはピノ・ノワール20%、ガメイ80%。生産者名はE.L.Gとの表記。生産者も産地も実態は分かりません。ボトルが持つ雰囲気が安物っぽいので期待せずに抜栓。色はとても薄い。味わいもとても薄く、「ヴェルヴェットの精神」とはいったい何を指しているのでしょうか。未熟な梅風味に少しピリリ感もあり残念なワインでした。厚切り豚ロースの豚カツ。揚げ過ぎ禁止ですが、もう少し揚げると旨味が出るという状態で、揚げ物はなかなか難しい。畑の白蕪(小粋菜)のスープ。寒さに遭って旨味が増していました。

1689

2021/1/6
レ・ コスティエール・ド・ポメロル「シャルドネ・ボーヴィニャック」2019
南フランス、ラングドック・ルーシヨンの白。ポメロル社は生産者組合。地中海沿岸の温暖な気候の下で作られた白は果実味豊富な濃い味わいと予想。色は小麦色でしっかりの黄色。味わいは予想通りの完熟したパイナップルやリンゴの味わい。ワインというよりフルーツの味わい。果実味優先ですが酸もしっかりで、ピリッとした刺激も隠れています。果実味が好きな方には満足できるワインでしょう。牡蠣の梅肉ソース焼き。梅の実を叩き切りし、酒、砂糖、醤油と混ぜて少し加熱したものをソースとしました。白髪ねぎ、ミツバも添えて味わい深く。片栗粉をしっかり付けてできるだけカリッと焼くと芳ばしくて美味しい。

1688

2021/1/4
フランソワ・ラキエ「メルキュレ・シャミレー」2018
ブルゴーニュ、コート・ドール南端のサントネーよりさらに南のメルキュレの赤。年末にはフェヴレの「メルキュレ・ラ・フランボワジエール」を飲みましたが、チャーミングなピノの味わいに満足。今回はシャミレーの畑ということで期待は大。十分に醸された酸の香りと味わい。人の手によってタンクをかき混ぜるピジャージュは行わず、機械で自動的にワインを循環させるルモンタージュを1日に1回行っているとのことで、味わいは優しくクリアでかなり美味しい。トマト味の鍋が食べたくなったのでトマト鍋を調理。玉ネギ、人参、ジャガイモ、キャベツ、ベーコン、しめじ、セロリを軽く炒めてトマト缶投入。さらに合い挽き肉の団子を入れて味調整して完了。チーズ、パセリも重要なアイテムです。

1687

2021/1/2
■「タラニ・ソーヴィニヨン・ブラン」2019
先月に同じものを飲んでいます。前回は緩い予想に反した硬めの味わいの印象でした。再度、期待して開栓。前回同様、香りは弱いですがすっきりの味わい。ただ、やや日なた臭く緩い印象が加わり少し残念。おせちの最終始末。重箱や鍋から出して盛り付け、完食して予定通り。なんと牛肉も残してあったので、焼いてこれも終了。正月の御馳走はすべて終了しました。食べ過ぎたという感じではありませんが、運動が足りていません。雪でウォーキングが難しいので、ランニングマシンと筋力トレーニングで何とかこなします。
<ヴィノ・バリー>
「タラニ・ソーヴィニヨン・ブラン」2019 1671

1686

2021/1/1
■「テレフォール」2019
ボトルには生産者の名前もない。産地はボルドーとの表記のみ。シャトー・ド・テールフォールの名前は検索に出てきて、生産者はシュヴァル・カンカール。フランスボルドーのネゴシアンということから格安のボトル詰めなのかもしれないが定かではない。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%でメルロー主体。色は若紫色で薄め。香りは酸のよさを予想させる香り。味わいは酸中心でくっきりの味わい。メルロー主体ですが酸はよく効いています。ただタンニンは弱い。安ワインですがきれいな味わいなのでよいです。元日の夜ですが、おせちには早くも飽きてきたので焼き肉と手羽中の揚げ物を追加。「にくけん」の牛肉を焼き過ぎ禁止でソフトに焼き大好評でした。

1685 

2021/1/1
■デルモット「ブランド・ノワール」NV
夜中の年越しを合図にシャンパンで祝おうという企画でしたが、みんな我慢できずに10時過ぎから飲み始めました。テレビ番組は「笑ってはいけない」を選択。「昔のビデオが多いね」などと言いながら、結局このデルモットにさらにスパークリングを2本開けてしまいました。ピノ・ノワール100% 。やはりシャンパンはドライでありながらも薫り高く酸も美味しい。これはDelmotteであり、有名なサロンのメゾンであるドゥラモットはDelamotteで、綴りに違いがあります。なお10年前に飲んだドゥラモット「ブリュットNV」は432287に記録があります。






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