Wine Diary

    2006年6月21日よりワイン日記を書き始めました。おかしなコメントも多いけど、
    勉強中だから許してください。
                                             

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2008/12/29
■ 「シャトー・デギュイユ」2005
「シャトー・デギュイユ」の2005年ものです。場所はサンテミリオンの南隣のコート・ド・カスティヨンです。オーナーはステファン・フォン・ナイペルグ伯爵。ステファン・デュルノンクール(写真右:winart22より)を醸造の責任者に置き高品質のワインを生み出しています。デュルノンクールはパヴィ・マッカンでビオディナミによる醸造を学び、このことが以後のワイン作りの基礎となったようです。このワインは2005年と若いので樽の香りが高い。凝縮感が強く、濃い果実の味わいです。 余韻も割合あり、ゆったりと楽しめました。パーカーポイント90-93点。セパージュはメルロー80% カベルネ・フラン20%。セカンドの「セニョール・デギュイユ」2005年ものよりはやはり上です。パヴィ・マッカン2008/11/9) セニョール・デギュイユ2007/9/12)

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2008/12/26
 ■ アラン・ジョフロワ「シャブリ1erCru・ボーロワ」2004
2005と2006のV・V(ヴィエイユ・ヴィーニュ=古木)はすでに試し済み。今回は1erCruということで少し期待大。1erCru以上は一定期間オーク樽にて熟成させているようです。澄んだ黄金色、静かな落ち着いた香り。味わいは押し付けがなく、ピクニックに持っていってもいいようなすがすがしい飽きがこない洗練された味わいです。と言っても、白の薀蓄は持ち合わせていないので、かなり怪しい評価ですけど、美味しく飲めました。牡蠣やホタテや寿司など雑多な「後の祭り」的なメニューになってしまいました。なおシャブリ地方はキンメリッジと呼ばれる石灰岩質(牡蠣の貝殻など多い)の土壌で、ミネラル感のあるワインが出来ます。

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2008/12/25
■ ワインで乾杯のX’mas会
今日はX’mas会。10人の内、ワイン好きは6人。6人で4本空けました。「ドンペリ白2000」、アンヌ・グロの「シャンボール・ミュジニィ・ラ・コンブ・ドルヴォー2005」、カミュ・ペール・エ・フィスの「ジュヴレ・シャンベルタン1999」、ドメーヌ・ジェラール・ラフェの「ブルゴーニュ・ルージュ2006」です。一番美味しかったのはアンヌ・グロかな?その次はドンペリ。カミュは枯れた感じで、個人的には好きでしたが評判はもうちょっとでした。ジェラール・ラフェは値段からするとデイリーにはいい感じでした。今回はボルドー物はなし。アクセントとしてカベルネ系のワインも入れるとよかったかなと思いましたが、みんな十分に満足できたようです。

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2008/12/20
■ ロベール・アルヌー「ヴォーヌ・ロマネ」2005
ロベール・アルヌーの「ヴォーヌ・ロマネ」2005年ものです。前回のジョセフ・ロティのオルディネイル2005がいまいちだったので、これで口直しです。抜栓時の香りは程よい樽香があり期待通り。味わいはうっとりするようなまろやかさの中に、ピノの酸味や渋さが溶け込んで、もう十分な味わいです。前回以降、何か鼻の奥、喉の奥の方で不満足感が湧き上がっていましたが、これで美味しいピノへの渇望は癒されました。当主ロベールは1995年に亡くなり、以後はパスカル・ラショー(写真下:winart41 p32より)が醸造しています。鶏手羽甘辛タレ、辛味ソーセージなどでいただきました。なおwinartでは05ヴィンテージについて彼は「自分が仕事をしてきた22年間で最上の年。自分は人に喜びを売る商売をしているつもりだが、このヴィンテージはまさに飲んで喜びがある」と述べています。05は狙い目ですね!

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2008/12/18
■ ジョセフ・ロティ「ブルゴーニュ・グラン・オルディネイル」2005
某店で1,980円。何だか安いのでは?という印象でしたが、安さにつられて購入。さて抜栓。色合いはしっかりしてますが透明度はない。味わいは渋み先行で香りは弱め。時間経過で旨みが出るかなと期待しましたが、尻すぼみで透明感がなく、平板な感じです。どちらかというと何らかの原因で劣化したのかもしれません。ロバートパーカーが87-88点付けています。ポテンシャルを確かめるには数日かけて飲んで試すしかありませんが、すっかり飲んでしまいました。

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2008/12/13
■ ミシェル・グロ「ヴォーヌ・ロマネ」2006
ついに2006年ものの登場です。飲むにはまだ早いかと思いましたが、開けてみました。ミシェル・グロは価格的には手頃な感じですが、味わい深く、期待を裏切らない作り手だと思っています。抜栓後、やはり味わいも香りもエレガントで、うっとりさせられます。特に雑味がなくクリアな味わいは、「さすが」と思わせてくれる感じです。ジュブレのしっかり感や、シャンボールの静かさとはまた違うエレガントなヴォーヌ・ロマネはいいなあ…としみじみ飲ませてくれます。なお、ミシェル・グロはジャン・グロの実質的な後継者と言えるでしょう。兄弟にはアンヌ・グロ(女)、アンヌ・フランソワーズ・グロ(女)、グロ・フレール・エ・セールのベルナール・グロ(男)がいます。

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2008/12/10
■ ドミニク・ローラン
 「ブルゴーニュ・ルージュ・キュベ・ニュメロアン」2005
熟成の香りや味わいがストレートに感じるドミニク・ローラン。そしてこのスペシャルなキュベはジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、マルサネのブレンド。ならば、結構いけるのではと抜栓。確かにドミニク・ローランがNo.1(ニュメロアン)と名付けるだけあって落ち着いた雰囲気が漂います。が、しかし、奥行きがない。香りの広がりがない。何よりもドミニクらしいアタック感が弱い。十分に美味しいのですが、物足りなさを感じてしまいました。ロールキャベツならぬロール白菜は結構いけます。

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2008/12/4
■ カミュ・ペール・エ・フィス
  「ジュヴレ・シャンベルタン」2002
Winart43号の「シャンベルタン特集」のトップ(写真右)を飾ったカミュの村名ワインです。さすがにシャンベルタンは気軽には飲めないので、ジュヴレ・シャンベルタンで我慢です。少し枯れた色合い。味わいは酸味が程よく、熟成感がたっぷり。特徴的な個性というものはないが、しいて言えば何かに突出することのないじっくりと味わえるピノだということです。時間経過では、やや早めにピークが来るようですが、とにかく美味い!という感じです。ビッグビンテージの1999年ものがストックしてあります。これも楽しみです。

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2008/11/26
■ ジョルジュ・デュブッフ
  「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」
  「ボジョレー・ロゼ・ヌーヴォー」
「ボジョレーの帝王」と言われるジョルジュ・デュブッフ。花のラベルのプリントボトルは女性に受ける愛らしいデザインです。さて「ヴィラージュ・ヌーヴォー」の味わいですが、「どうせ大したことないだろう」と高をくくっていたのですが、意外や意外で、確かに物足りなさはありますが、ガメイらしくないピノに通じる熟した味わいでした。これなら十分満足です。「ロゼ・ヌーヴォー」はもうワインではなくて、フレッシュな飲み物でした。これはこれでアペリティフとしていけそうです。ヌーボーティスティングはこれで終了。次回からはコクあり路線で試してみます。

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2008/11/22
■ ルイ・ジャド「ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール2008」
ルイ・ジャドはヌーボーではヴィラージュものしか作らないなど確実なワイン作りをしているし、以前飲んだヌーボーも悪くなかったので今年はトライしてみました。ボジョレーの味わい方がいまいち分かっていないのですが、すっきりでフレッシュな味わいです。甘い花の香りが飲んだ後も口に残り、ほんわかとした気分になります。奥深さなどは縁がない味わいですが、そういうことを追求しないのがヌーボーの味わい方なのでしょう。

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2008/11/20
■ マルセル・ラピエール「ボジョレー・ヌーヴォー」2008
ボジョレーはあまり好みではないので、昨年は全く買わなかったけど、今年は試しに少し買ってみました。今日はマルセル・ラピエールの「ボジョレー・ヌーヴォー2008」です。以前飲んだラピエールの「モルゴン」がとても良かったので、ヌーヴォーもラピエールにしてみたわけです。ヌーヴォーらしくフレッシュで微炭酸。有機農法(ビオデナミ)の実践者としても有名なだけあって、天然酵母を生かした自然な甘酸っぱい美味しさです。が、しかし、値段はそこそこいいわけで、これなら3,000円ちょっとで買えるモルゴンの方が得かな?と思います。値段が高すぎです。ボジョレー・ヌーヴォーはテーブルワインです。もっと安くしないといけないと思います。

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2008/11/16
■「 レゼルヴ・デュ・シャトー・クロワ・ムートン」2005
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス醸造による「レゼルヴ・デュ・シャトー・クロワ・ムートン」2005年ものです。シャトー・クロワ・ムートンのセカンドです。セパージュはメルロー70%、カベルネフラン25%、プティヴェルド5%。ジャヌイクスの「シャンブルン」は全くもって金属質でしたが、果たしてこれはどうかと抜栓。思ったより薫り高く、味わいもかわいい果実の印象で緊張感なしで飲めます。2005年ものですが、若くても自然に飲めるのでデイリーにはいいかも?というところです。畑はドルトーニュ川の右岸、ポムロールの西あたりか。シャンブルン、コンフェッション、クロワ・サン・ジョルジュで使用した樽で熟成か?2007/2/22シャトー シャンブルン

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2008/11/9
■ 「シャトー・パヴィ・マカン」2004
AOCサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(PGCC)Bの「シャトー・パヴィ・マカン」2004年ものです。支配人はニコラ・ティエポン氏(写真下:winart37より)。2006年のサンテミリオン格付け改訂でグランクリュクラッセから格上げされた素晴らしいワインです。パヴィ・マカンの畑はサンテミリオンのオーゾンヌ、トロロン・モンドに近く、またシャトーパビィよりも標高は上です。石灰質と粘土質を併せ持つ土壌で、PGCCになるべくしてなったシャトーです。メルロー70%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソービニヨン5%。抜栓後から香りよく、黒果実の味わいを漂わせます。洗練された味わいです。時間経過で濃さを増し、質の高さを感じさせます。winart37では2004年もので94点と高評価です。いいものを開けてしまいました。

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2008/11/3
■ J・J・コンフュロン
   「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・フルリエール」2005
J・J・コンフュロンはとにかく雑味のなさが特徴。その分複雑性はやや少ないのですが、滑らかで落ち着いた味わいは抜群です。ワクワクで抜栓しました。やはり確かに文句なく美味しい。が、しかし2001年を飲んだとき(2008年3月17日)と比べると多少インパクトは弱い感じでした。もう少し寝かせておくべきだったでしょうか?超余裕があればニュイ・サン・ジョルジュ1erCruの「レ・シャブフ」を飲んでみたいが…無理かも。2007/10/24「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット2001」 2008/6/7「シャンボール・ミュジニー2000」

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2008/11/2
■ メルシャン「jfineメルロー&マスカット・ベリーA」2005
久々に日本のワイン。シャトー・メルシャンの「ジェイ・フィーヌ・メルロー&マスカット・ベリーA」2005年ものです。長野県塩尻市のメルロー55%、山梨県産のマスカットベリーA45%。2004年ものは2007/7/9に飲んでいます。メルローにベリーAブレンドで優しい味わいですが、誰もが美味いと言える完成度の高い仕上がりになっています。2004年ものは、よい出来でしたが、2005年ものは持続力があってさらにいい感じになっていると思います。これで1,480円なら相当お得なような気がしますが、いかがでしょうか?右はメルシャン社のビンテージチャート(メルシャンHPより。詳しくはここで↓)

http://www.chateaumercian.com/cm/wine/jfine/01/vintage_07.html#

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2008/10/29
ヴァンサン・ジラルダン「ブルピノ・キュヴェ・サン・ヴァンサン」2006 
ヴァンサン・ジラルダンの「ブルゴーニピノノワール2006年ものです。ヴァンサン・ジラルダンだからAOCブルでもそこそこの味わいを見せてくれるだろうと抜栓。だが抜栓時の印象深い香りはない。色は濃い紫で透明感がない。この時点で怪しい雰囲気が漂い不安に…。口にすると粉っぽい舌触りで平板で奥行きがなく、妙な甘さがある。時間経過でアルコールを強く感じるようになり、粉っぽさは残るものの味わいはかなりよくなりました。値段の割にはいい感じですが、3,600円なら??というところでしょうか。

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2008/10/23
■ ヴァンサン・ジラルダン「ムルソー・ナルヴォー」2004
村名ワインですが、畑名が明示してあるワインで、しかも白の名醸地のムルソー。きれいな黄金色を注ぐと香りが静かに伝わってくる感じです。味わいは酸味が強くはなく、ナッツ風味が漂います。全体的にほんわりと優しいので、「うまいうまい」と言ってぐいぐい飲めてしまうので要注意です。飽きが来ず、雑味なく、やはりヴァンサン・ジラルダンは、外れなしというところでしょうか。美味いワインを開けてしまいました。
下の図は、コート・ド・ボーヌの各村を簡単にmapにしたもの。分かりにくいかな?

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2008/10/19
ドメーヌ・フランソワ・トラペ
  「ブルゴーニュ・VV・ピノ・ノワール」2005
トラペの所有畑はジュヴレ・シャンベルタンであり、しかも、このAOCブルはジュヴレ・シャンベルタンのPresspnnierとLa Platiereの畑(map参照、mapはwinart43よりマーキング、74号線の東側です)からできた、村名にほぼ近い究極のAOCブルというわけです。また、野生酵母で自然発酵させたり、手作業での瓶詰めなど手作りの自然派ワインです。期待を込めて抜栓。香りよし。味わいはピノの旨みがよく出ていて、なるほどと感じさせてくれます。さすがに奥深さや持続力は期待できませんが、ピノを味わうにはかなりのよいワインです。栃木県那須塩原の牧場の牛肉を頂いたので、しゃぶしゃぶとなりました。

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2008/10/18
■ 「ラ・クロズリー・ド・カマンサック」2002
オーメドック・グランクリュクラッセ第5級の「シャトー・カマンサック」のセカンドの「ラ・クロズリー・ド・カマンサック」2002年ものです。場所はボルドーのサンジュリアンの西、ラグランジェのほぼ西隣です。winart34での評価では、ファーストのカマンサックが80点とかんばしくはないのですが、その分値段も控えめで購入しやすくなっています。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%。香りもかなりよく、味わいも最初のインパクトや複雑さはないものの持続力はそこそこあって、まあいい感じです。(mapはwinart34より マーキングがカマンサックの畑)

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2008/10/15
■ 「モンド」1996
今日はサンテミリオン・プルミエグランクリュ・クラッセの「シャトートロロンモンド」のセカンドラベルの「モンド」1996年ものです。2006年の格付けでプルミエグランクラッセに昇格したトロロンモンドのセカンドということ、そして何といってもトロロンモンドは、サンテミリオンの最高地点の標高106メートルにある畑なので硬質な感じが前面に出てくるだろうという訳で期待感はかなりありました。香りよし。味わいは硬質な感じが十分。反面、厚みや奥深さは脇へ追いやられている感じです。サラサラした感じは余韻のなさにも影響していますが、90年代の硬質なワインを目指したトロロンモンドの本来の姿かもしれません。写真右の14がシャトーの場所。顔写真は当主のクリティーヌ・ヴァレットさん。(写真はwinart37より)

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2008/10/11
■ パトリック・ミオレーヌ「ブルゴーニュ・ルージュCuvee BarbaraVV」2005
パトリック・ミオレーヌの娘のバーバラが初めて醸造したワインということで、出来に対しての不安はあったものの、サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェの葡萄でできているであろうということ、古木であることなどからしっかりとした味わいを期待して抜栓。香りはやや弱め。味わいは渋さが前面に出て若干の苦味を感じます。薄い味わいでいわばドライな感覚ですが、値段的には相応なものでしょう。真偽を確かめるために、シャサーニュ・モンラッシェあたりの村名ワインを試してみたいと思います。

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2008/10/4
■ ギガル「コート・デュ・ローヌ・ルージュ」2004
フランス南部のローヌのワインはコク深く陽気な味わいのはず。と予想して抜栓。香りは静か。口にすると、舌の奥や舌の脇に残る渋さが全面に出てきてバランスは??という感じ。時間経過でまろやかさが出るかなと期待しましたが、雰囲気はそのままでした。しっかりとした味付けの肉料理などには合うかもしれません。グルナッシュ50%、シラー25%、ムールヴェードル25%というわけで、ローヌ南部のブレンドになっています。ピノ好きの私には少しきつかったようです。写真右はボトルの裏ラベル。肝心の生産者のラベルの上にインポーターのラベルを重ねて貼るっていうのは、購入者は仏語や英語を読まないだろうと甘く考える困った習慣です。

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2008/10/1
■ 「ラ・クロワ・ド・ボーカイユ」2005
今日は「ラ・クロワ・ド・ボーカイユ」の2005年ものです。ボルドーメドック格付第2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユ(パーカーポイント95〜97点)のセカンドです。流石に2005年ものを開けるのは気が引けましたが、2本あるので試しに開けてみました。どうせ若くて渋すぎだろうと思いましたが、それが意外にいい状態に仕上がっていました。タンニンが強めですが強すぎることもなく(2002年はきつかった)、調和が取れ始めていました。これは結構美味しい!中盤からは弱めになりましたが、かなり満足できるものとなっています。写真下は当主のブルーノ・ウジェース・ボリー氏。(winart19より)「石は太陽熱を蓄えて葡萄の熟度を高め、また降水時には排水性を高めます。(中略)デュクリュ・ボーカイユは自分より先にあり、あとにもある。自分はその伝統を守る責任をまっとうするだけ。」と語っています。優秀なテロワールへの自信と厳格な気質が表れた言葉だと思います。2002年もの(2006/8/30)

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2008/9/27
■ ドミニク・ローラン「ブルゴーニュ・ピノノワール」2005
2006年に2004年もののヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)を飲みましたが、その時の印象よりずっとよく感じます。タンニンが舌に残り若干の渋みはありますが、持続力もありいい気持ちにさせてくれます。やはり2005年ものはいいのかも?ドミニク・ローランの評価は高いのに、あまり噂にはならない底辺のピノ。奥深さが足りないのだろうか?ACブルとしては、値段との釣り合いはとれていると思いますが…。

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2008/9/24
■ ダルヴィオ・ペラン
  「シャサーニュ・モンラッシェ・レ・シャンブル」2005
実は今年の7月22日に同じものを飲んでます。余りにもいいものなのでしばらく寝かせておく予定でしたが、今日飲む予定だったボルドーサンジュリアンの「ラ・クロワ・ド・ボーカイユ2005」が若すぎるだろうということで延期。ならば美味いブルゴーニュをということで決定。やはり美味い。澄み切った香りと味わい。時間経過でやや弱みを見せるがかなり美味い。コートドボーヌの南側はムルソー、ピュリニーモンラシェと白ワインの名醸地が続くが、その南のシャサーニュは赤ワインのいいものがあるようですね。

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2008/9/16
■ 「ブラネール・デュ クリュ」2004
メドック・グラン・クリュ・クラッセ第4級の「シャトー・ブラネール・デュ クリュ」2004年ものです。パーカーポイント90〜92点というなかなかの代物です。前回飲んだ「クロ・デュ・マルキ」と同じボルドー・サンジュリアンのワインです。濃い色。そしてどっしりと落ち着いた酸。何かが突出した感じではなく全体がまとまっていて、優しい味わいです。確かに美味い!前回の「クロ・デュ・マルキ」と比べると…悩みどころです。アボガドの山葵サラダ、ジャガイモとベーコンのカレー炒め、青椒肉絲、ペペロンチーノ、ボイルドコーンで頂きました。アボガドの山葵サラダは格別に美味いです。

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2008/9/11
■ 「クロ・デュ・マルキ」2004
今日は、ボルドー サンジュリアンの「レオヴィル・ラス・カーズ(ボルドー格付け2級)」のセカンドの「クロ・デュ・マルキ」2004年ものです。ビッグビンテージの2005年ものはやはり高い。なので2004年もので我慢です。同じサンジュリアン2級のセカンドのラクロワ・ボーカイユは樽香がきつくてピリピリしながら飲みましたが、この「クロ・デュ・マルキ」はとても穏やかで肩苦しくなくゆったりと飲めました。だからといってボケた雰囲気ではなく、調和が取れている感じです。セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン67%、メルロー17%、プチ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン13%。2002年の「レオヴィル・ラス・カーズ」を寝かせています。開けるのが楽しみです。

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2008/9/6
■ ブリューノ・クレール「サヴィニー・レ・ボーヌ・1er」2004
1級畑であるドミノ−ドの樹齢の若い樹から造られているため、ドミノ−ドを名乗らず「1erCru」と表記しているものです。以前よりドミノ−ドは飲みたかったワインですが、ドミノ−ドはさらに2,500円も高いので、この1erCruで我慢です。でも、このワインでドミノ−ドの雰囲気は分かるだろうということで抜栓。香りよし。タンニンがかなり強めで渋みがありますが洗練されたクリアな味わいです。木苺や草の香りが漂いなかなかのものです。こうなるとやはりドミノ−ドが飲みたくなるわけで、困ったものです。それにしてもブリューノ・クレールはいい作り手だとつくづく思います。写真右はwinart43でのドミノード2006の評価「ジュヴレシャンベルタン1erCru・クロフォントニィ」20022008/4/6)

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2008/8/29
■ St.Cousair「アンフォゲッタブルメルロー」2006
軽井沢のプリンスショッピングプラザ内のワインやジャムのお店 St.Cousair(サンクゼール)で買ったワインがこれ。メルロー主体のワインということで、2006年と若いのですが買ってみました。セパージュはメルロー93%(柏崎産45%、長野塩尻産・山形産48%) ブラッククイーン7%(山形産)となっています。予想通り確かに若くしかも薄い。しかし、メルローの香り、樽やハッカの香りがよく、楽しみながら飲めました。さらに時間経過で味わいが増していくのは、1,500円にしてはとてもよい感じでした。湯通ししたゴーヤとさらし赤玉ねぎにツナを載せ、出汁つゆをかけて食べるのがとても美味くて気に入っています。
St.Cousair HP→http://www.stcousair.co.jp/

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2008/8/23
■ メゾン・ニコラ・ポテル
 「シャンボール・ミュジニー・1er・オ・ゼシャンジュ」2005
ニコラ・ポテルの2005年もののプルミエは、除梗20%ということで堅牢なタンニンと酸が特徴です。こうなれば開けるのはずっと先のようですが、以前(2008/1/23)飲んだACブルがいまいちだったのと、セラーに余裕がないこともあって開けてみました。香りはとてもよし。若いワインにしては奥深さが感じられる味わい。「これは相当いけるかも?」と飲み始めましたが、徐々に平板な感じに…。開けるのが早かったのは確かですが、それにしても平板です。これで私としては以後はニコラ・ポテルの購入は当分はないかと思います(あくまで私的見解です)。
ニコラ・ポテルのACブル→2008年1月

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2008/8/21
■ ルフレーヴ「マコン・ヴェルゼ」2006
ルフレーヴは入手困難。モンラッシェなどは30万以上もするので、底物のマコンで我慢です。しかし底物といっても入手はなかなか困難でした。金色に輝くワインを口にすれば、自然な香り。そして酸味とともにフルーツ、ハチミツの風味が広がります。骨格がしっかりしていて時間が経っても崩れません。そして、飲み飽きない。変かもしれませんが自分としては飲み飽きないことが白ワイン評価の基準になってます。マコンには特級畑も一級畑もないので総合的に低く見られていますが、その分価格が安く設定されているので有難いです。糖度が高めで酸が弱めが特徴になっています。ブルゴーニュを超簡略化すると右の図のようになります。マコンは地図のマコネーと書いたところです。

168

2008/8/10
ルモワスネ「ペルナン・ヴェルジュレス・レ・ベル・フィーユ」1998
今日は前回に引き続きルモワスネです。ペルナン・ヴェルジュレスは、ちょうどコルトンの丘の裏側、つまり西側に位置する村です。この村のものを味わうのは初めてです。コート・ド・ボーヌの村なので果実味も若干多く味わい深いかと期待して抜栓。前回のメルキュレよりはずっといい感じですが、ボーヌとしては旨みが足らず、1998年なのに堅さが漂っています。前回も今回も、ルモワスネのイメージとは少し違った印象をうけました。

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2008/8/8
■ ルモワスネ「メルキュレ・クロ・フォルトゥル」1999
メルキュレはブシャール・ペール・エ・フィスの「メルキュレ2005」やフェヴレの「メルキュレ・クロ・デ・ロワ2004」、「メルキュレ1erCruクロ・デ・ミグラン2002」などを試してきましたが、どれも値段の割には結構ぐっと感じさせるものがあったので、この100万本ストックのルモワスネなら尚更素晴らしいだろうということで抜栓。しかも1999年もの。期待感が最大になってましたが、結果はそこそこ。酸は強めで収斂させる苦味あり。熟成で落ち着いた味わいをイメージしていたのでちょっと残念でした。デキャンタしても変わらず。もう少し時間が必要だったかもしれませんが飲んでしまいました。もう1本あるので、今度はじっくりと正体を見極めたいと思います。

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2008/8/2
■ フーリエ「ジュヴレ・シャンベルタンVV」2005
このワインはワイナート43号のシャンベルタン特集で村名ワインの中で最高点の86点を出した優れものです。飲み頃は2010年過ぎですが、素質を確かめたくて開けてみました。鮮やかな軽めのルビーレッド。酸味が強めですがすっきりでかなり美味い。アルコールの強さを感じさせる味わいで、バニラの風味があります。やはり若いので複雑さはまだまだ。あと5年ぐらいは寝かせておくときっと凄くなると思います。市場にはまだ残っているので、機会があれば1本キープしておきたいです。フーリエはアンリ・ジャイエの教えを5年間も受けた人。流石です。

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2008/7/30
■ クロスター社「ピノ・ノワール ファルツ Q.b.A」2006
今日は完全にデイリーにしようということで選んだのは、なんとドイツのピノノワール。ドイツのピノって何?という感じですが、意外な事実が分かってきました。「最近では温暖化の影響か、糖度のあるピノ・ノワールができやすくなったようで、特に、このファルツ地区はドイツでも温暖な気候であり、新しいピノノワールの産地として注目が集まっている」ということです。地球温暖化はこんなところにも影響しているのですね。さてこの1200円のワインですが、やはりコクはなく甘さが漂い軽すぎですが、ピノらしい味わいはあります。この値段でピノ100%というのは実は相当有難いものです。安いガメイに飛びつくくらいならこのドイツもののほうがいいかも?というところです。(mapはGooglemapより。A地点のファルツは左下のディジョンよりずっと北です)

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2008/7/26
ドメーヌ・ユドロ・バイエ
  「ブルゴーニュ・ルージュ」2006
現当主のドミニク・ル・グエン氏は2000年にドメーヌを継承。2003年ごろから早速、頭角を現し、現在はシャンボ-ル・ミュジニーの作り手として評価が高まっているようです。このACブルは、シャンボールとジイィ・レ・シトーのACブルゴーニュ区画の葡萄でできたものなので、ACブルながらもシャンボールらしい繊細な感じがするのでは?という予想で抜栓。味わいは濃くないのですが、バランスがよくて優しい感じのワイン。まだ若い感じがする。インパクトは弱いかもしれないが値段からすると十分満足でした。できればもう2,3年寝かせておくと落ち着いた感じになるかもしれない。(mapはGooglemapより)

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2008/7/22


ダルヴィオ・ペラン
  「シャサーニュ・モンラッシェ・レ・シャンブル」2005

ワイン輸入会社(株)ラシーヌの合田泰子社長が自信を持って勧めているというワイン。抜栓時の香りはやや静かめ。口にすると美味さの予感。これはいける。何よりもいいのはすっきりとした雑味のなさ。そして若いながらも奥行きが感じられしかも滑らか。複雑さはないものの寝かせておけばきっと味わいが増すだろうというポテンシャルの高さが感じられます。いいものを見つけました。もう1本はもう少し寝かせてから味わいたいと思います。青椒肉絲、回鍋肉、足長ブロッコリーと半熟卵のドレッシング、サラダ、ポワールのパンでいただきました。(mapはGooglemapより。地図の74号線を少し北に行けばボーヌの街があります)

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2008/7/16
■ ポール・ペルノ「ブルゴーニュ・シャルドネ」2006
シャルドネの作り手としては評価が高いポール・ペルノです。生産したものの多くはジョセフ・ドルーアンに販売してしまうために入手はなかなか困難。評判のバタール・モンラッシェはちと高いので、今回は底辺のブルゴーニュ・シャルドネで味見です。白の良し悪しはいまだに分かりませんが、癖がないのにボリューム感があり、ミネラルの美味さが十分です。これは相当美味いのではと素人ながらにも思ってしまいます。残り1本。これはお客様用に残しておきたいと思います。開けるのが楽しみです。

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2008/7/12
■ モーリス・ガヴィネ「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・レ・ダム・ユグエット」
   1999
1999年ものということで期待半分で飲みました。抜栓時の香りは静かですが、コルクは熟成の香り。色は薄めでルモワスネのポサンジュの様。口にすると薄めだが熟成感はありまあまあの感じ。時間経過での変化はルモワスネほどはなく、平板な感じ。期待半分がやや減少して1/3程度の評価になってしまった感じです。このレベルならミシェル・グロのオート・コート・ド・ニュイあたりが数段格上のように思えます。


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2008/7/6
■ 「レッジアーノ・ランブルスコ・セッコ」
余りにも暑くて、少し泡系のものを物色。低価格な赤の泡の「レッジアーノ・ランブルスコ・セッコ」です。生産者はメディチ・エルメーテ。イタリアの生産者です。
以前飲んだ「メディチ・エルメーテ・アッソーロ」同様、深みや味わいを堪能するというものではなく、口当たりのよさやフレッシュなぶどうの味を楽しむというものです。アルコール度は11。どちらかというと食前酒に向いているかもという感じです。鳥手羽の甘辛だれかけ、ペンネアラビアータ、ラタトゥイユ、久しぶりにノリパパのパンなどでいただきました。

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2008/7/2
■ シルヴィ・エスモナン
 「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2005
パーカーポイント 91〜92点ということで、コート・ド・ニュイ全域ものであっても相当期待していました、抜栓時の香りは静か。色合いは濃い紫に近いものでブルゴーニュにしては相当な濃さを感じました。味わいも濃さが強調されていて、酸味はかなり弱め。時間経過後の奥深さはほとんど感じられないので、これが91〜92?と、かなり疑問を持ちました。パーカー氏は濃い目がお好みですかね?シルヴィの夫はドミニク・ローラン氏。しかも多分ジュヴレ・シャンベルタンのぶどうでできているだろうというわけで、鳴り物入りですが、粉っぽさも含めて納得ができません。ズッキーニと里いらず豆のトマトソース煮、ハート型パスタのサラダ、油淋鶏、ドンクのパンでいただきました。

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