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2010/6/26 |
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■ コノスル「メルロー20バレルリミテッド」2007 |
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前回のピノに続いて今度はメルローを試してみました。ピノは予想以上に出来が良かったので、メルローで柳の下のどじょうを狙ってみましたが、結果はまあまあという感じでした。確かに凝縮感がありタンニンも濃厚、黒果実の香りが漂い、余韻もそこそこでしたが、サンテミリオンの奥行きのあるメルローとは全く違う物という印象でした。しかし値段からすればかなりリーズナブルかもしれません。セパージュはメルロー85%
カベルネ・ソーヴィニヨン10% シラーズ4% アスピラン・ブーシェ1% 産はカサブランカヴァレー(mapはWinart34より引用してマーキング) |
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2010/6/18 |
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■ コノスル「ピノ・ノワール20バレルリミテッド」2007 |
今回はチリのワイン。しかもチリなのにピノです。コノスル社は1999年に「ピノノワールプロジェクト」なるものを立ち上げました。Winart34では、「伝統と格式への挑戦状」と題した記事で、醸造家のアドルフォ・フルタード(写真右)が、スーパープレミアムなピノを作ろうとしてブルゴーニュの蔵の門をたたいて回ったが、受け入れてくれたのは唯一ジャック・プリウール当主のマルタン・プリウールだけだったということが紹介されています。この流れを受けて20バレル限定で醸造されたのがこのワイン。産地はカサブランカ・ヴァレー。紫がかった色合い。香りもとてもよい。濃い味わいだがざらつきもなくクリア。抜栓後30分ぐらいから平板になりがちだが、もともとの濃さが生きていて味わい深く、ブルピノとは違うとても印象に残る味わいです。 |
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2010/6/9 |
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2010/6/8 |
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■ ジョセフ・ドルーアン「ブルゴーニュ・ピノノアール・ラベイ・ルージュ」2007 |
2000円以下で買えるブルピノ。お店では「お買い得」のラベルが付いていましたが、このラベイ・ルージュはジョセフ・ドルーアンの完全底物です。2000円以下ではまず美味しい物には出会えませんが、どんなものかと試してみました。香りは薄く甘い。さらに味わいも甘く、ああこの味…思い出した。以前飲んだルイ・シュバリエと同じだ。どうしてこんなになってしまうのだろうか。一次発酵が完了していないのだろうと思いますが、値段からすれば仕方がないのでしょう。「日本人好みの優しい味わい」などと表現されていたりしますが、それは違う感じがします。 |
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317
2010/5/29 |
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■ ブシャール・ペール・エ・フィス「ラ・ヴィニェ」2008 |
ブシャール・ペール・エ・フィスの「ブルゴーニュ・ピノノワール・ラ・ヴィニェ」2008です。久しぶりのブシャールのACブル。2005も2007も青臭かったので、またまた若い2008年ものとなるとどうかな?と心配でしたが、結構いけました。全体的にライトな香りと味わいですが、ライトなりにまとまりのある印象です。料理は「鶏肉のトマト煮」。ナスやピーマンも入れることで、かなり美味しい!
2009/7/16 ラ・ヴィ二ェ2007
2007/8/2 ラ・ヴィ二ェ2005 |
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2010/5/23 |
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■ ジャン・グリヴォ「S・M・ラ・コンブ・ドルヴォー」2002 |
ジャン・グリヴォの「シャンボール・ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー」2002年ものです。ジャン・グリヴォならヴォーヌ・ロマネというところですが、これはシャンボール・ミュジニー。しかしこの1級でもないラ・コンブ・ドルヴォーという畑(実は同名で1級と村名の2ヵ所ある)はただ者ではありません。北隣(mapでは右、mapには載ってませんが)はグランクリュのミュジニーです。在庫処分のような形で比較的安く売りに出ていたので、速攻で買いました。開くまでは本当に静かでしたが、開き始めれば素晴らしくアタックしてきます。十分に満足できました。(mapは、Winart41より引用してマーキング)
2008/12/25 アンヌ・グロ「シャンボール・ミュジニィ・ラ・コンブ・ドルヴォー」2005 |
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2010/5/12 |
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■ ポンソ「シャンボール・ミュジニーキュベ・デ・シガル」2007 |
前回のジュヴレに続いて今回はシャンボール・ミュジニーの村名ワインです。売れ行きはジュブレよりもシャンボールが先行していたので、さぞかし美味いだろうと予想して抜栓。多分多くの購買者は2005、2006の実績からシャンボールを優先的に選んでいるのだと思いますが、実際は???でした。優しい酸味。味わいもマイルド。時間が経ってもマイルド。こういうのもありかと思いますが、実は少し本性を現すワインが好きなのです。ポンソはビンテージ差が出やすいのでしょう。
2009/4/26 「シャンボール・ミュジニー・キュベ・デ・シガル」2006
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2010/5/6 |
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2010/5/2 |
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2010/4/29 |
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■ ジョセフ・ロティ「ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・ド・プレソニエール」2006 |
以前飲んだ底物の「オルディネイル」2005は悪い印象。今回は1ランク上の「ブルゴーニュ・ルージュ」で、恐る恐るの挑戦でした。結果、特別な印象はないのですが、透明感、酸味、タンニンなど値段の割によい状態でした。果実味もまあまああり、総合的にバランスがとれています。しかし、奥深さや広がりを求めるのは難しく、時間が経過してもそれ以上の変化はないという印象でした。ただ、普段飲みにストックしておくならよいワインだと思いました。
「ブルゴーニュ・グラン・オルディネイル」2005 |
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2010/4/27 |
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2010/4/17 |
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2010/4/15 |
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■ ジャン・マルク・モレ「シャサーニュ・モンラッシェ・1er・クロ・サン・ジャン・ルージュ」2003 |
特別な特徴というものはないのですが、透明感、酸、タンニンともに優れていて、持続力もあります。バランスよくとてもいい気分にさせてくれるワインです。コート・ド・ボーヌの南端近くのシャサーニュは白の銘醸地ですが、実際は赤と白の生産が半分半分。ジャン・マルク・モレが所有している畑の内、シャサーニュでのプルミエの赤はこのクロ・サン・ジャンとレ・シャン・ガンのみ。ジャン・マルク・モレの息子も娘も別のドメーヌを立ち上げて生産していて、ジャン・マルク・モレらしい優しい味わいのワイン造りをする後継者がいない模様です。写真○印がクロ・サン・ジャンの畑(Googlemapより引用してマーキング)
シャサーニュ・モンラッシェ・レ・シャンブル2005 |
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2010/4/11 |
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■ ドメーヌ・デ・ブレサンド「リュリー・ルージュ」2004 |
「や○や」さんで、初めて見かけたワイン。リュリーはブルゴーニュの南のコート・シャロネーズの村ですが、確かにピノ100%のワイン。値段は安い。飲んでみるとこれが結構いけます。インパクトや香りなどやや弱めですが、飲んでいて途中で崩れることなく安心して飲める優れものです。調べてみると、アントナン・ロデ社の傘下にあるシャトーのようで、「や○や」との取引がある会社であることが分かってきました。あまり注目されないリュリーですが、デイリーの選択肢としてはいけそうな感じです。毎度のように、裏ラベルにしっかりインポーターのラベルが貼り付けられているので剥がすのが大変でした。 |
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2010/4/9 |
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■ コオペラティーバ「イゲルエラ・ロブレ」2008 |
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スペインのアルマンサのワイン。セパージュはガルナッチャ・ティントレラ65% シラー35%。樹齢は平均30年。昔、よく飲んでいた「イゲルエラ」を3ヶ月間オーク樽で熟成させたもののようです。「イゲルエラ」もデイリーとしてそこそこ飲めるものだったので、少し安めのワインを気軽に飲もうということで選んでみました。色は黒紫色っぽい赤で、複雑さはないものの、柔らかいタンニンと樽の香りが合わさって、値段の割にはお得な感じです。スペインワインはあまり飲みませんが、たまにはいいかもというところです。
2008/5/30 イゲルエラ2006
2006/10/11 イゲルエラ2004
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2010/4/3 |
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2010/3/24 |
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■ ユドロ・バイエ「オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2008 |
ユドロ・バイエの「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2008年ものです。ブルゴーニュ・ルージュより僅か高いだけですが、味わいに違いがあるかどうか試してみました。透明感は前回同様素晴らしい。酸味が十分で、口の中でじんわりと少しの甘みを伴いながら広がっていく感触。「切れ」もこちらがいいようです。味わいは徐々に高まるもののピークはやや低め。透明感と「切れ」ならこちら。マイルドならブルゴーニュ・ルージュかなというところです。しかし、どちらも手頃な値段で美味しく飲めるのは有り難いですね。 |
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2010/3/20 |
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■ ユドロ・バイエ「ブルゴーニュ・ルージュ」2008 |
ユドロ・バイエはシャンボール・ミュジニーの生産者。
このACブルは2006年ものを以前飲んでいます。2006は酸も程よく繊細ですっきりと切れのある味わいでした。しかし若干薄さが気になりました。この2008はしっかりとしていて旨味が豊富です。途中で崩れることもなく、最後まで十分に楽しむことができました。ただ酸は弱めで「切れ」も弱めという感じでした。しかし値段はとても安く、値段からすればこれほどコスパなワインはなかなかないだろうなという感じです。写真右は焼きチーズのサラダ。
2008/7/26 「ブルゴーニュ・ルージュ」2006 |
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2010/3/7 |
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■ ピエール・ダモワ「ジュヴレシャンベルタン・クロ・タミゾ」2005 |
今日はお客様が9名、九隆庵に来ました。最初はルイ・ジャドの2007年の白、そして次はダモワの2005年もののジュヴレを開けました。素晴らしい色合いと透明感のある味わいに一同うっとりでした。日頃あまりワインを飲まない方にも勧めて、ブルピノの良さを味わってもらいました。誰でもこのダモワのワインを飲んだらブルピノを好きになってしまうでしょうね。が、しかし飲めばなくなるわけで、かなりのジレンマに陥ります。この後、焼酎(魔王、七窪、黒霧島、高千穂)日本酒(招徳原酒、一本義物語)と宴は続きました。写真下はwinart43で大きく紹介されているダモワです。 |
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2010/3/6 |
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■ 「レ・フォール・ド・ラ・トゥール」2002 |
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ボルドー・ポイヤック村第1級格付シャトー「ラトゥール」のセカンドです。今日は、誕生会ということで開けました。グラスに注いでからすぐに開き始め、予想以上に親密的でした。濃い色合い、タンニンも溶け込みいい飲み頃になってきているようです。時間とともにぐんぐん香り、味わいが増し、残念ながらボトルが空く頃に「もっと飲みたい」という状態になってしまいました。2000年と2003年に挟まれて目立たないビンテージですが、購入当時(平成17年)は6千円。現在では3倍から5倍の価格が相場となっています。1995、2001、2004、2005、そして2002がもう1本出番を待って静かに眠っています。 |
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301
2010/3/3 |
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■ フレデリック・エスモナン「レ・ジュヌブリエール」2007 |
フレデリック・エスモナンの「ブルゴーニュ・ルージュ・レ・ジュヌブリエール」2007年ものです。フレデリック・エスモナンはジュヴレ・シャンベルタンの作り手。以前飲んだ1erCruの「エトゥルネル・サン・ジャック」がとてもよい印象だったので、今度はブルゴーニュ・ルージュにトライです。値段は格安で、失敗してもともとという気持ちで試してみました。色合いは透明感がない濃いめの色合い。味わいは酸味が先行するものの後味は甘くてだるい。後味のだるさと同様に香りも甘みがあり発酵が完了していないような印象を与えます。値段と味わいのバランスはとれていますが、得した気持ちにはなりにくいですね。でも、デイリーにはいい感じですが…。
2010/1/17「ジュヴレ・シャンベルタン1erCruエトゥルネル・サン・ジャック」2007 |
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2010/3/1 |
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■ 「ラ・ダム・ド・モンローズ」1985 |
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今日は頂いたボルドーの古酒を開けました。やはり、最初は固く閉じていて、香りも味も感じませんでした。しかし、5分、10分と次第に開いてきて、30分もすると薫り高く濃い味わいになりました。森の湿った土の香りに樽の香りが混ざり複雑な雰囲気、味わいはまろやかでしかもアルコール度が高く感じ、かなりいい気分で酔わせてくれました。このラ・ダム・ド・モンローズはシャトー・モンローズ(AOCサンテステフ・メドック・グラン・クリュ・クラッセ)のセカンドです。北にカロン=セギュール、南にはコス・デストゥネルの畑があります。○印の辺りが畑(Google
mapより引用してマーキング)
2007/2/8 「ラ・ダム・ド・モンローズ」2004 |
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2010/2/21 |
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■ ロベール・シュヴィヨン「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブスロ」2006 |
ニュイ・サン・ジョルジュの生産者であるアンリ・グージュやロベール・シュヴィヨンのACブルを飲んでから、ニュイ・サン・ジョルジュの味わいがとても気になり、この度やっとロベール・シュヴィヨンの1erものを購入して飲むことができました。本当はWinart55号の表紙を飾る「レ・サンジョルジュ」がいいのですが、やや高いのでこのブスロとレ・ペリエールで我慢となり、ブスロの方を開けました。久しぶりの素晴らしい香り。口に冷たく当たる感触の素晴らしい透明感、口の中では酸とスパイシーな味わいがじんわりと広がっていきます。タンニンが舌に残りますがすがすがしく、寝かせるときっとさらに美味しくなるだろうと思わせます。(mapはWinart55より引用してマーキング Winart55はニュイ・サン・ジョルジュの特集です)
2010/2/14 アンリ・グージュ「ブルゴーニュ・ルージュ」2007
2010/1/6 ロベール・シュヴィヨン「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
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2010/2/17 |
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■ アラン・ユドロ・ノエラ「ブルゴーニュルージュ」2007 |
アラン・ユドロ・ノエラは、ヴージョを本拠地にしてヴォーヌ・ロマネ(リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァンほか)、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュなどコート・ド・ニュイにいろいろな畑を所有しているようで、その味わいは十分なはずですが、評価の情報が得られずなかなか手が出せませんでした。初回はACブルです。色は薄め。酸がストレートに来て、何だかレトロで古めかしい味わい。香りは持続するものの味わいは次第に落ちていく感じで、感動には結びつきにくい感じです。デジカメを職場に忘れてしまい、ケータイで撮影。色合いなど不自然です。 |
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2010/2/14 |
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■ ロベール・シュヴィヨン「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
ニュイ・サン・ジョルジュ村にはグランクリュの畑がありませんが、1erCruの「レ・サンジョルジュ」はグランクリュに昇格を申請中など、なかなか味わい深いワインが生産される地域です。このACブルはニュイ・サン・ジョルジュに畑を所有しているロベール・シュヴィヨンのものなので、実質ニュイ・サン・ジョルジュのワインということになるでしょう。酸味、タンニンともに落ち着いていて優しい口当たりですが、ともに充実した印象があり果実味や持続力の点でも好印象です。やはり1erCruのレ・サンジョルジュはいい値段になってきています。
yomiuri online「ニュイサンジョルジュのレ・サンジョルジュ、特級昇格に動き」
アンリ・グージュ「ブルゴーニュ・ルージュ」2007
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2010/2/9 |
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■ ジャック・カシュ「ヴォーヌ・ロマネ・レ・シャランダン」2006 |
ジャック・カシュはエレガントなワイン作りで知られています。 そしてこのLES
CHALANDINSの畑は74号線のヴージョからヴォーヌ・ロマネに入ったすぐの所で、村名ワインではあっても結構な味わいだろうと期待して抜栓。始めは閉じていて全くそっけない感じでしたが、次第に開いてきて、ボトルが空になりかけた頃には優しいがしかし優しさを個性とするしっかりとした香りと味わいが十分となりました。やはりヴォーヌ・ロマネのワインは、ほのぼのとした気分になれますね。(mapはWinart41より引用してマーキング) |
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295
2010/2/6 |
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■ ジュリエット・シュニュ「ムルソー1erCru・グット・ドール」2002 |
ジュリエットと夫のブノワ・ブリュオが夫婦でセレクションしたワインを「ジュリエット・シュニュ」というブランドで販売しているようです。グットドールは“黄金の雫”の意味。色合いはまさしく黄金色というべき濃い色合いです。香りは落ち着きがあり、味わいはバランスが取れている分すっきりで、余韻もやさしくよい気分にさせてくれます。しかし予想よりインパクトが弱かった感じがして、やはりこのグット・ドールを本気で味わうにはコント・ラフォンやドーヴネのワインを試すということになるでしょうが、簡単に飲めるような価格ではありません。マリアージュは牡蠣のムニエル。にんにく、レモン、梅肉、しらが葱、海苔がうまく調和して、すっきりとした味わいです。これはかなりいける肴でした。
2007/1/3アントワーヌ・シャトレ「AOCムルソー」2001
2008/10/23ヴァンサン・ジラルダン「ムルソー・ナルヴォー」2004
2009/8/1ベルトラン・アンブロワーズ「ムルソー1er・ポリュゾ」2003
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2010/2/1 |
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■ ポメリー「ブリュット・ロワイヤル」NV |
昨年末に春江の酒店で2,980円で売っていたので、買ってしまいました。時には3,500円、さらに4,000円以上でも売っていることがあるので、結構な安さです。しかし、安いものは平行輸入品だろうから、管理面では少々難ありかもといところですが、実際飲んでみると違和感なしで、美味しく飲めました。柑橘系の香り。きれいな薄目の麦わら色。酸味と果実味が押し付けがましくなく、すっきりとしていて飲み飽きない味わいです。セパージュは、ピノノワール、ピノムニエ、シャルドネを均等にブレンドしています。大人4人で、ロベール・グロフィエACブルやシャトー・パビィなど空けてしまいました。
ポメリーはメルシャンから輸入発売されています。http://www.mercian.co.jp/pommery/ |
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2010/1/28 |
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■ デュジャック・fils & pere「モレ・サン・ドニ」2007 |
モレ・サン・ドニの作り手、ドメーヌ・デュジャックのネゴシアンものですが、栽培、収穫、醸造などはドメーヌ・デュジャックの管理で行われているのでネゴシアンでも品質の高さは高い評価を得ています。色は薄めですが、味わいの透明感は極端に素晴らしく感じます。大好きなJ・J・コンフュロンよりさらに研ぎ澄まされている感じで、芳醇さも備えていて十分に楽しめるワインです。タンニンがすがすがしくてきれいで、酸も程よく、とても美味しくいただけました。鶏のもも肉の香草焼きを自ら調理しました。フライパンに蓋をせずに十分に時間をかけて焼き、水分をとばすことで、カリッとした歯ごたえが得られます。ドメーヌ・デュジャックについては、Winart41p36にて紹介されています。 |
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292
2010/1/23 |
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■ ルイ・シュバリエ「ジュブレ・シャンベルタン」2006 |
ついでに寄った石川県の野々市の大手チェーンの酒屋で購入。このお店ではよく並んでいる生産者ですが、実態が不明でなかなか手が出せませんでした。どうもラブレロワ社のブランドのようです。香りは弱く、味わいはさらりとしていて淡白で薄い味わい。冷たい印象があります。時間が経てば開いてくる感じはあり、赤い果実や土臭さの香りとともに適度に酔わせてくれます。余韻には完全に醗酵が完了していないのかと思わせるような不思議な甘みが残り、ジュブレの村名ワインという印象は感じられませんでした。 |
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2010/1/17 |
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■ フレデリック・エスモナン「ジュヴレ1erCru」2007 |
フレデリック・エスモナンのジュヴレ・シャンベルタン1級畑エトゥルネル・サン・ジャック(estournells
saint-jacques)2007年ものです。口に含んだときのすっきりとした透明感は秀逸です。そして舌をくすぐる酸が口中いっぱいにじわじわと広がり、さらに滲みこんでいく感覚がとても心地よい感じです。20分もすると、ぐっと迫ってくるものがあり、甘みが出てきます。エトゥルネル・サン・ジャックはジュブレの中では標高が高く、樹齢も高めのものが多いようです。あまり流通していない作り手ですが、比較的手頃な値段で高い味わいを楽しめます。(mapはWinart43より引用してマーキング) |
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2010/1/15 |
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■ マルキ・ダンジェルヴィル「ブルゴーニュ・ピノノワール」2006 |
マルキ・ダンジェルヴィルはヴォルネイの生産者です。ヴォルネイはコート・ド・ボーヌの74号線をボーヌ、ポマールと南下したところにある村。香りは控えめながらも、味わいは格別によい感じです。タンニンも程よく効いていて、久々に「美味い」と思わせてくれたワインです。酸味に嫌味がなくとても心地よい感じです。1時間ほどすると平板になりますが、ACブルとしては十分に満足できました。ドメーヌの理念として、「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」として、1株につき6房に収量を抑え、凝縮したワインを醸造しています。タンドリーチキンで合わせてみました。(mapはWinart36より引用しマーキング)
2007/6/6 オスピスのヴォルネイ
2008/1/2 ヴォルネイ周辺 |
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2010/1/6 |
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■ アンリ・グージュ「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
アンリ・グージュはニュイ・サン・ジョルジュの作り手。設立は1925年。現在は3代目のピエールが栽培を、クリスチャンが醸造から販売までを担当。畑には芝が植えてあり、芝と共存させることで樹勢を抑え、より粒が小さく色の濃いブドウを育てています。澄んだ色合い、香りは自然体。やや酸味が表に出ますが、清清しくて心地よい感じです。高まりのピークはそこそこあり、しかもピークに至るまではとても安定していて、ゆっくり気楽に飲めます。食事中に落ちていくことはなく、余韻もあります。奇をてらわない安心した味わいで、格上の物を寝かせて、さりげなく飲むと格好いいでしょう。鶏肉の黒酢照り焼きで合わせてみました。この料理は本来は豚肉がベストのようです。 |
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2010/1/2 |
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■ ポール・ペルノ「ポマール・ノワゾン」2001 |
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ポール・ペルノはピュリニー・モンラッシェのトップクラスの生産者です。基本的に白の生産者ですが、赤はどうか?そして2001年のポマールはどうか?と期待を込めて試してみました。結果、以前試したシャサーニュ・モンラッシュのダルヴィオ・ペランの「レ・シャンブル」と同様に、期待を裏切らない、いや期待以上の味わいを感じさせてくれました。とても香り高く、味わいも深く、そして何よりも熟成感がうれしく、自分好みのワインです。コート・ド・ボーヌの赤は、かなり迫ってくるものがあり、たまに飲むと本当に嬉しくなってしまいます。ただ、この手のワインは流通量が少なく、手に入れるのはなかなか困難になっているのが辛いですね。
2008/7/16 ポール・ペルノ「ブルゴーニュ・シャルドネ」2006
2008/7/22 ダルヴィオ・ペラン「シャサーニュ・モンラッシェ・レ・シャンブル」2005 |
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2010/1/1 |
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■ ドゥラモット ブリュット NV |
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年越しはシャンパンで。秒読みしながら新年を待ち、乾杯!おいしく飲めました。ドゥラモット社は250年も前に設立とのこと。一時期ランソンに社名変更になりましたが、1927年に社名復活したそうです。現在は、有名な「サロン」のローラン=ペリエの傘下に入っています。セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ20%。シャルドネの割合が高いすっきりとした味わいで、桃の風味も感じられます。サロンが優良ヴィンテージのみリリースされているということから、ドゥラモットはセカンドとしての位置づけになっているようです。
2009/1/1 ランソン |
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