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2012/6/27 |
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■ドメーヌ・ド・ラルロ「ニュイ・サン・ジョルジュ・プティ・ラルロ」2010 |
ラルロの最新2010年物は先ずはこのN・S・G・プティ・ラルロ」で様子見です。紫がかった色合い、さらりとした口当たりなのにしっかりとした重厚感が伝わってます。十分な酸でしかもナチュラルで、2010年なのに熟成感が楽しめます。30分もすると高まりを見せてくれます。1時間でやや落ち気味になりますが、それでも十分いけます。値段はかなりいいのでリピ買いは難しいですが、その前に売り切れになるでしょうね。豚肉、玉葱、人参、椎茸炒めをレタス包みで食しました。ポテチも乗せると美味しいですね。ドメーヌ・ド・ラルロは1987年、ネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を保険会社のアクサが買い取り「ドメーヌ・ラルロ」を設立しました。以後、ビオディナミ農法による栽培を行っていて、葡萄にストレスを与えない醸造を実践しています。
<ラルロ>
「クロ・デュ・シャポー」2008 436
「クロ・デュ・シャポー」2009 401
「クロ・デュ・シャポー」2006 221
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2012/6/23 |
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■ニコラ・ポテル「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2010 |
3月に一度飲んでいて、その時はやや水っぽいという印象があったのですが、値段の安さに釣られまた購入しました。今回は水っぽさの感じはあまりなく、むしろ酸の印象を強く感じましたが悪い酸ではありません。30分もすると安定した味わいが出てきました。一応Vieilles
Vignes(古樹)の名前が付いていることもあり、デイリーとしてはよい感じでした。このワインではニコラ・ポテルの名前がついていますが、当のニコラ・ポテルはこのドメーヌを出て、「メゾン・サン・ニコラ」を立ち上げてワインを出しているということで、ニコラ・ポテルは自分の名前を使えないという複雑な事情があるようです。写真は鶏肉とズッキーニ、玉葱のトマト煮です。
<ニコラ・ポテル>
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2010 451
「シャンボール・ミュジニー・1er・オ・ゼシャンジュ」2005 170
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2005 130
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2012/6/20 |
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■ベルナール・デュガ・ピィ「ブルゴーニュ・ルージュ」2010 |
2009年ものは確かに美味しかったという印象があったので、今度は2010年ものにトライです。やはり紫がかった色合い。酸が先ずアタックしてきて、まだまだ若いという印象。1時間ほど経過して、まだ酸は前面に出ていますがやっと味わいが出てきたという感じです。全体的に冷たい印象で、エキス分の分離感がありますが、しっかり酔わせてくれました。ポテンシャルはあるのでしょうから、寝かせて様子をみるしかありません。残り2本ですが、寝かすゆとりはないようです。
<ベルナール・デュガ・ピィ>
「ブルゴーニュ・キュヴェ・アリナール」2008 409
「ブルゴーニュ・ルージュ」2009 400 |
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2012/06/17 |
■ジャック・プリウール「ボーヌ・1er・クロ・ド・ラ・フェギューヌ」2005
今日はボーヌのプルミエの白です。しかもジャック・プリウールの2005年物ということでかなり期待していました。ジャック・プリウールのモンラッシェとなると5万円ぐらいはしますので手が出ませんが、このボーヌあたりで下調べです。予想通り濃い色合いで味わいも濃くしっかりとした骨格です。何かしら渋みとか緩みとか欠点があるだろうと探っても見当たらないほどの美味しさでした。畑はボーヌ村の西側、クロ・デ・ザヴォーの畑一つはさんで北側です。セロリ、ニンジン、キュウリのスティックを4種のソースで味わうサラダも添えました。(mapはWinart36より引用しマーキング)
オスピス・ド・ボーヌ・ボーヌ1erCru「キュヴェ・クロ・デ・ザヴォー」1999 119
ブシャール・ペール・エ・フィス「ボーヌ・プルミエクリュ・アヴォー」1998 55
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2012/6/12 |
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■ジャン・タルディ「ヴォーヌ・ロマネ・ヴィニュー」2009 |
今回も期待大でしたが、前回ほどのインパクトはなく、終始淡々とした冷たい印象でした。同じビンテージの同じボトルですが、微妙に印象は違いました。それでも十分に美味しい訳で満足できましたが、これでジャン・タルディものはなくなってしまいました。村名ものはもう市場にはないかもしれないので、「オート・コート・ド・ニュイ・キュヴェ・マエリ」でも残っていたら購入しようかなと思ったりもしています。筍と椎茸の卵とじチリソースかけなどで頂きました。
<ジャン・タルディ>
「ヴォーヌ・ロマネ・ヴィニュー」2009 470
「オート・コート・ド・ニュイ・キュヴェ・マエリ」2009 469
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004 450 446
「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブド」2004 449 |
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2012/6/5 |
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■クルティエ・セレクション「ブルゴーニュ・ルージュ」1999マグナム |
前回飲んでみて、寝かせておくほどのこともないと分かったので、マグナムですけど開けました。やはり味わいは薄いです。値段からすれば相応ですが、1999を名乗っているにしては名前負けの様子です。マグナム瓶だからこそ美味しいという場合もあるようですが、このワインに関しては当てはまらない印象ですね。マグナムということで気楽に飲んだら、3人で8割方空けてしまいました。牛薄切り肉を味付けし、サンチェに巻いて食しました。少し濃い目の味付けがポイントですね。
<クルティエ・セレクション>
「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 457 |
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2012/6/2 |
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■メゾン・ルロワ「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 |
またまたルロワの底物です。古酒の域に入っているのでボトル差はあるものの、相当安心して飲めるのがこのACブルです。気軽に(実は値段からすればあまり気軽ではないですが)熟成ブルピノを味わうにはもってこいです。十分な酸と香りと味わいでした。メニューは豚肉の和風バジルソース焼きです。醤油ベースです。バジルは自分で育てているものです。使用頻度が高いのでスーパーで買うより育てた方がいつでも使えて格安です。
<メゾン・ルロワ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2000
「ブルゴーニュ・ルージュ」2001(2008.4.23書込み漏れ)
「ブルゴーニュ・グラン・オルディネール」2006
「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 1 2 3 4 5 |
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2012/5/30 |
■ジャン・タルディ「ヴォーヌ・ロマネ・ヴィニュー」2009
今度はジャン・タルディの村名もので畑名ありのものです。ヴィニュー(Vigneux)は74号線の西側、レ・スショの下側に位置していて、1erではないもののかなり良いロケーションではあります。透明感が高く、樽の香りも効いていて清々しさが漂っていますが、口に含めばしっかりとした酸と味わいが広がります。満足しながら飲み続けていても落ちていかないために、ボトルの残量に気付いた時には「もうなくなったのか」と残念な気分になるくらいです。あと1本残してありますが、ジャン・タルディのものは個体差がないでしょうから逆に開けにくいですね。合挽き肉+玉葱ざく切り入りのミンチカツを作りました。中はジューシー、周りはカラッと揚げるにはコツが要ります。mapはWinart「ブルゴーニュアペラシオン完全ガイド」より引用しマーキング) |
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2012/5/26 |
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■ジャン・タルディ「オート・コート・ド・ニュイ・キュヴェ・マエリ」2009 |
ジャン・タルディはあまり知られていないかと思いますが、これまでの印象はかないよいのでこの底物でも期待感が大でした。当主はジャン・タルディの後を継いだギヨーム・タルディ。2008年に娘さんが生まれ、娘さんの名前をとって「マエリ」と名付けたようです。子供の名前を付けただけあって、入れ込みがあるとも思えるかなり確かな味わいでした。薄めの味わいかと思わせながら、口の中ではしっかりした酸と強めのピリッとしたタンニンの味わいが広がります。安い値段ですがこれはかなり楽しめるワインでした。リピ買いありですが、もう売り切れでしょう。パンは松本市あがたの森前のパン屋Boulangerie
Ciel(ブーランジェリー・シエル)のもの。
<ジャン・タルディ>
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004 450 446
「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブド」2004 449
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2012/5/25 |
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■「ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ」2009 |
ソシアンド・マレのセカンドワイン。ラベルのトンボの絵が魅力的です。以前飲んだ印象がよかったので久しぶりに試しました。2009なので若くてまだまだかなと思いましたが、予想に反して芳醇さがあり、酸もタンニンも美味しくしかもバランスがよいように思えました。少し甘い香りと味わいもあり、ボルドーの固い味わいが苦手な私にとってはブルに近いイメージで、とても美味しく飲めました。セパージュはカベルネS60%、メルロー25%、カベルネF10%、プティヴェルド5%です。安めの価格のボルドーの中で選ぶベストなデイリーワインでしょう。畑の場所はボルドー・オー・メドック、サンテステフの北のサン・スラン・ド・カドゥールヌ(Saint-Seurin-de-Cadoume)です。(mapはGooglemapより引用しマーキング)
<ソシアンド・マレ>
ラ・ドゥモワゼル・ド・ソシアンド・マレ2003 3
シャトー・ソシアンド・マレ2003 (2006/2/9 ワインダイアリーUP前でコメントなし) |
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2012/5/22 |
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■ポンソ「ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・デ・ラベイユ」2009 |
本当に美味しい。一口含めば「あ〜美味しい」と声に出してしまうほど。雑味がない研ぎ澄まされたクリアな味わい。しかしクリアながらも厚みもあり。酸味も程よく美味しい酸です。食事中、落ちていくこともなく安定感がありました。アルコールの質も良く気持ちよく酔わせてもらえました。2009年ものは人気ですから再度飲めるかどうかは分からないのですが、やはりポンソは狙い目ですね。人工コルクも久々に見て感動しました。また、ネジ釘を差し込んでアクセサリーにします。写真右はYoursHotel製のスパニッシュオムレツ。
<ポンソ>
「ジュヴレシャンベルタン・キュベ・デ・ラベイユ」
2008(394) 2007(368 314) 2006(232 227)
2005(157)
「シャンボール・ミュジニー・キュベ・デ・シガル」2006(229)
「ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・パンソン」
2007(311) 2001(278)
「ブルゴーニュアリゴテ・キュヴェ・デ・ロシニョール」2004(86) |
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2012/5/19 |
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■ジャイエ・ジル「オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ」2008 |
ジャイエ・ジルのワインはこのオート・コートが看板ワインです。底辺であっても新樽を使用しています。父はロベール・ジャイエで、アンリ・ジャイエの従兄弟であり、ロマネ・コンティの醸造長の弟子としてワインを造っていました。個体差を感じてなかなか手が出ませんでしたが、今回2008年もので再トライです。梅を連想させるほどの酸が一気に迫ってきました。酸っぱい印象のまま飲み続けると、ややまろやかさが出てきましたがそれでも酸が強いまま終了しました。2008年ものは市場にも多くあるので、数年様子を見て待ってみるのもよいかもしれません。 <ジャイエ・ジル>
460 「ブルゴーニュ・パストゥーグラン」2008
379 378 「オート・コート・ド・ボーヌ」2007
376 「オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2007 |
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2012/5/16 |
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■ミッシェル・グロ「オート・コート・ド・ニュイ」2009 |
飲んでいるようで実は久々となってしまったミッシェル・グロです。この「オート・コート・ド・ニュイ」は、ニュイ・サン・ジョルジュの町の西の「アルスナン」という村にあるようです。やや山手ですので冷涼なテロワールになるのかと思います。香りは弱めですが、美味しい酸が十分でタンニンのバランスも良いようです。特別な個性はないものの美味しく頂けました。(mapはGooglemapより引用してマーキング)
<ミッシェル・グロ>
339 「モレサンドニ・アン・ラ・リュード・ヴェルジ」2007
313 「ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・デ・レア」2007
276 「オート・コート・ド・ニュイ」2006
274 「オート・コート・ド・ニュイ」2005
210 「オート・コート・ド・ニュイ」2004
194 「ヴォーヌ・ロマネ」2006
6 「オート・コー ト・ド・ニュイ・ブラン」2002 |
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2012/5/13 |
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■ドメーヌ・ミュニレ・ジブール「ヴォーヌ・ロマネ」2009 |
飲むには早いと思いながらも、我慢できずに開けました。このドメーヌのジョルジュ氏はすでに亡くなっており、妻のジャクリーンとマリー・クリスティーヌ、マリー・アンドレという二人の娘の女性で運営されています。女性らしいイメージとは掛け離れた味わいでした。香りは閉じ気味ですが、最初から美味しいタンニンが舌をくすぐり、果実味も十分でした。ミネラルも豊富で厚みがあり、しっかり酔わせてくれました。ビンテージによってばらつきがあると言われるミュニレ・ジブールの村名ワインでしたが、2009ビンテージではそういう心配はないようです。ただしもう高値になっているので再購入は難しそうです。豚スペアリブで頂きました。 |
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2012/5/11 |
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■ルイ・ラトゥール「シャサーニュ・モンラッシェ・1er・モルジョ」1999 |
4月22日に続いて2本目のモルジョ1999です。熟成の黄金色が味わいに期待を持たせてくれます。さすがに抜栓時は香りは閉じていますが、味わいは少し苦みを感じるグレープフルーツのイメージ。さらにリンゴ風の甘みも加わり熟成した味わいです。前回よりも美味しいと感じるのは、静かに寝かせておいたからでしょうか。時間が経てばさらにまろやかさが増しました。これで2本とも飲んでしまったので残念ですが十分に満足できました。鶏ムネ肉ソテーきのこクリームに合わせました。
<ルイ・ラトゥール>
「シャサーニュ・モンラッシェ・1er・モルジョ」1999 458 |
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462
2012/5/5
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■メゾン・ルロワ「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 |
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実は今回は3本購入したもののラストの3本目です。2本目はなぜかコルクが黴ていなくて「あれ?」と思いながら口にすると、酸が前面に出ていて、逆に味わいは隠れてしまっていました。個体差があるのだなと納得することにして、今度は3本目に期待したわけです。で、幸いにも結果は良好でした。酸も味わいも十分な深さがあって楽しめました。ワインは難しいものです。カルビを焼いてゼリー状のたれを乗せてレタス包みで食しました。
<メゾン・ルロワ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2000
「ブルゴーニュ・ルージュ」2001(2008.4.23書込み漏れ)
「ブルゴーニュ・グラン・オルディネール」2006
「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 1 2 3 4 |
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2012/5/2 |
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■シャトー・メルシャン「長野シャルドネ」2009 |
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長野県北信地区(須坂市、高山村、長野市)で収穫されたシャルドネ品種を主体に、オーク樽にて育成したもの。イギリスロンドンにて行われた「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)
2011」にて、この「長野シャルドネ」2009が銅賞を受賞しています。このことはメルシャンのHP内「ニュースリリース」にて紹介されています。みかんの甘さを連想させる香りと味わいが感じられます。なめらかでかつ厚みも十分に感じられ、国産ワインにも結構美味しいものがあるんだなと感心させられました。筍やタラの芽、こしあぶらの山菜の天ぷらなどで合わせました。
<メルシャンのHPから>
http://www.mercian.co.jp/company/news/2011/11024.html |
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2012/4/28 |
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■ジャイエ・ジル「ブルゴーニュ・パストゥーグラン」2008 |
ジャイエ・ジルの底もののパストゥーグランです。ガメイとピノのアッサンブラージュですが、ジャイエ・ジルの場合はピノ2にガメイ1の割合となっていて、ブルピノ好きにはちょっと嬉しい構成になっています。ジャイエ・ジルといえばブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌが看板ワインのようになっていますが、このパストゥグランはどうなのかなと抜栓。結果、印象は酸を楽しむワインだということ。スグリ系の酸っぱい味わいでフルーティ過ぎるほどフルーティです。厚みは全くありませんが、フルーティさを楽しむならこれはこれでOKかもしれません。
<ジャイエ・ジル>
「オート・コート・ド・ボーヌ」2007 379 378
「オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2007 376 |
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2012/4/26 |
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2012/4/22 |
■ ルイ・ラトゥール「シャサーニュ・モンラッシェ・1er・モルジョ」1999 |
シャサーニュの1erが手に入ったので早速開けてみました。期待大でした。抜栓後は穏やかな香りと味わい。フルーティさはというよりも洋梨の味わいの雰囲気に近い。押しつけがましくなく、スッキリと佇んでいる感じ。ミネラル感もあり鼻に抜ける香りが心地よい。若干の苦み成分が残ります。ピュリニーのストレートな印象とはまた違う静かな味わいでした。もう1本ありますが、個体差の確認のため用です。アボガドとマグロのカルパッチョ、牡蠣のソテー梅肉白髪ねぎ添えなどで合わせました。(mapはGooglemapより引用しマーキング)
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2012/4/14 |
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■ クルティエ・セレクション「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 |
見掛けてはいるものの手が出なかったクルティエ・セレクションのワイン。クルティエとは、ネゴシアン(仲買業者)のうち、どちらかというと生産者とネゴシアンを繋ぐ個人のネゴシアンという立場のようです。当然ワインへの眼力が必要で、失敗は許されないわけです。今回はACブルの良年の1999年ものでしかも1500mlのマグナム瓶にトライです。当然生産者名は分かりませんがクルティエを信じて飲むというスタンスです。透明感が高いが、香りは弱め。酸の印象が強く、奥深さはない。酸っぱい系のワインで、ペロミノの2007、2008あたりのACブルに似ている感じです。しかし、マグナムで3,500円以内の値段なら当然OKでしょう。1/3だけ飲んで密栓保存。明日以降の変化も楽しみにしたいと思います。
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2012/4/9 |
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■ バラホンダ「モナストレル」2010 |
またまたブルゴーニュでないスペインのワイン。イエクラ地方の平均樹齢40年のモナストレル種の葡萄のワイン。このワインダイアリーを書く前はよく飲んでいました。黒果実の味わいと香りがしっかり効いています。タンニンもそれほどでなく、特別な癖もないので飲みやすくデイリー向きです。ただし安いこともあって、熟成を期待するワインではなく、飲んでいる途中の変化もないので、早飲みで果実味を楽しむのが一番かもしれません。
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2012/4/3 |
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■ ボデガス・カルチェロ「ティント・フミーリャ」2010 |
今日は珍しくスペインのフミーリャ地方のワイン。モナストレル40%、テンプラニーリョ40%、カベルネソーヴィニヨン20%。舌触りは若干のざらつきがあるものの許せる範囲。黒系果実味が前面に出ていて、黒砂糖の余韻が残ります。時間が経っても安定していてゆっくり飲めますが、逆にスリリングな変化の楽しみはありません。値段も安いので、常備して気軽に飲もうという定番のデイリーワインだと思います。コルクはプラスチックで、次の文が印刷されています。「It
is said that a toast is made to complete the cycle of the five senses sight,smell,taste,touch,and
the sound of wine glasses.」勝手に翻訳すれば「乾杯することは、五感の持つ感覚、つまり、ワインの見た感じや香りや味わい、そして舌触りやグラスの触れ合う音などの感覚的刺激を輪状に連鎖させることになるのだ。」となりましたがどうかな??(mapはGooglemaoより引用しマーキング) |
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2012/4/1 |
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■ メゾン・ルロワ「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 |
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ルロワのACブルの1999年ものはかなり美味しいという印象があるものの、管理がいまいちだと熟成が進みすぎたりするのではないかという不安もありました。今回は価格が少し安めですが品質が良さそうなものがあったので、3本まとめて購入しました。今日はそのうちの1本を抜栓。幸い不安は大外れで、香り、酸味、味わいが十分、そして持続性、余韻もありました。ルロワは底ものでもこれですから、もうちょっと上も狙いたいところですが、かなりな金額になってしまうのでデイリーではなかなか厳しいですね。鶏肉のソテーバジルソースで頂きました。
<メゾン・ルロワ>
「ブルゴーニュ・ルージュ」2000
「ブルゴーニュ・ルージュ」2001(2008.4.23書込み漏れ)
「ブルゴーニュ・グラン・オルディネール」2006
「ブルゴーニュ・ルージュ」1999 1 2 3 |
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2012/3/24 |
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■ ベルナール・ドラグランジュ「ブルゴーニュピノノワール」2000 |
ベルナール・ドラグランジュは岩盤をくりぬいた地下二層にもわたる広大なカーヴに65万本も(ヴォルネイにもさらに10万本)ストックしていると言われ、保存状態は完璧。そしてベストなタイミングで古酒をリリースしてくれています。この2000年も古酒の範疇に入ってきたようで、レンガ色っぽい枯れた色合いです。タンニンは溶け込んでいてまろやか、しかも酸はかなり美味しく、余韻があり良好でした。ACブルであり値段が安いですが、決して水っぽくなくしっかり熟成されているのが嬉しいです。コルクは適度にかびていて状態は良好です。 <ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジュ>
「オーセイ・デュレス」1990 |
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2012/3/21 |
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■ アンヌ・フランソワーズ・グロ「オート・コート・ド・ニュイ」2006 |
ジャン・グロの娘のアンヌ・フランソワーズは、ポマールのドメーヌ・パランのフランソワ・パランと結婚。拠点はポマール。ちなみにアンヌ・グロとは親戚ですが違うドメーヌで、アンヌ・グロはジャン・グロと兄弟のフランソワ・グロの子どもです。何かとてもややこしいですが、このドメーヌはリシュブールの評価は高くてもその他は好き嫌いが分かれる印象です。このオート・コート・ド・ニュイは抜栓時はやや枯れた色合いで、還元的で獣臭が漂いますが、次第に旨味が増し、かなり十分な高まりを見せてくれました。ただ最後まで還元的なので、これはやっぱり好みが分かれるのだと思いました。ホールトマトやエリンギも入れたポトフです。
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2012/3/17 |
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■ ニコラ・ポテル「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2010 |
ニコラ・ポテルの2010年ものを見かけたので、2010年の出来を確かめるためにも早速購入してみました。コルクを抜く際、勢いよくポンと抜けすぎて、ワインが瓶から弾き出ました。それがとても薄い液で甘い香りだったので、悪い予感が漂いました。もともと値段はとても安いので期待はほとんどしないという設定で、やはり安いものはだめかと思いましたが、色合いは良く、以後味わいはそこそこ良い感じで推移し、水っぽさの分離感があるものの決して安物ではないレベルを見せてくれました。ただし、リピ買いは微妙なレベルではあります。イタリア風?タジン鍋にトライしました。玉葱、キャベツを敷いた上に牛肉を並べ、その上に輪切りトマト、とろけるチーズを置き、ブイヨンとハーブスパイスで味付けをして蒸し煮しました。タジン鍋のバリエーションの一つに加わりました。
<ニコラ・ポテル>
「シャンボール・ミュジニー・1er・オ・ゼシャンジュ」2005
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2005
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2012/3/14 |
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■ ジャン・タルディ「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004 part2 |
レ・ショーム、残りの1本を開けました。前回はもう一歩という印象だったので、個体差の有無の確認も含めて開けることにしました。何だろう…確かにこちらの方が美味しく感じたので、ワインは不思議なものです。Winart41では、レ・ショームを「表土が厚く粘土が多く沖積土を含むため、肥沃で排水性に劣り、ブドウは凝縮度に不足しがちで、概して評価が低い。柔らかい果実味主体の軽い味わい」と述べています。ヴォーヌロマネ1erの畑の中では評価が低いものの、それでも果実味十分の素晴らしい味わいでした。ロールキャベツではなくロール白菜を作りました。
<ジャン・タルディ>
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004 |
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■ ジャン・タルディ「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブド」2004 |
このジャン・タルディのワインは、先に飲んだヴォーヌ・ロマネ・レ・ショームと同時に購入したもので、ショームは2本、そしてこのブドは1本の購入でした。一口飲んで「しまった…」という感想。このブドは最高に良いのです。ブドを2本買っておけば良かったと…。香りも味わいもうっとりするほど濃厚で深い。しかも持続力があり簡単には落ちていかない。結局、飲み終える1時間は持続しただろう。いまいちのビンテージである2004でこれだから、良年はさらに味わい深いのだろうと予想されます。見かけたら触手が伸びることは間違いないでしょう。このレ・ブドはレ・ダモドの斜面の下側になるため、表土は厚くなり、肉付きのよいワインになると言われています。またヴォーヌ・ロマネのオー・マルコンソールの南側で地続きになり、素晴らしいロケーションになっています。(mapはWinart41より引用してマーキング)。
<ジャン・タルディ>
「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004
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■ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト「プライベート・リザーブ・ボルドー・ルージュ」2010 |
シャトー・ラフィット・ロートシルトのドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトによる、「男爵の秘蔵ワイン」という名前が付いているワイン。有名生産者の低価格ボルドー・ルージュです。セパージュはメルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%でメルロー主体です。残念ながらポイヤックではなくて、アントゥル・ドゥ・メールやコート・ド・ボルドー、コート・ド・ブライの葡萄でできています。予想通り甘さが先行します。10分ぐらいで甘さは影になり、味わいの深みが出てきましたが、30分もすると今度はまた甘さが顔を出してきてしまいます。時間を守って美味しいタイミングで飲むのがよいかもしれません。全体としては変な癖がないので親しみやすい感じです。鶏肉のスパイス焼きで頂きました。2002年のカリュアドは寝かせてあります。
「カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト」2002 |
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■ ニコラ・ルジェ「ブルゴーニュ・アリゴテ・レ・ジュヌヴレ」2008 |
エマニュエル・ルジェの長男「ニコラ・ルジェ」のワイン。年産わずか1400本と言われていますが、金沢の某店には残っていました。畑はシャンボール・ミュジニーの東のジリ・レ・シトー村にあり、エマニュエル・ルジェが1985年に拓いたもので、樹齢は25年を超えることになります。口にすると、「ウヒャー酸っぱい!」と声に出してしまいました。刺激のある青梅の酸に似た酸っぱさにはびっくり。時間が経つと若干落ち着きますが、酸っぱさが突出していて、酸っぱい飲み物という感想でした。鳴り物入りで期待のルジェの息子ですが、「頑張って!」と応援しないといけないですね。mapはGooglemapより引用してマーキング。 |
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2012/2/25 |
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■ ジャン・タルディ「ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム」2004 |
ジャン・タルディは、メオ・カミュゼとの分益耕作契約が2007年ヴィンテージで終了したため、ヴォーヌ・ロマネのショームとニュイ・サン・ジョルジュのレ・ブドの畑を失ったようです。つまりジャン・タルディのショームは2007年を最後に飲めなくなったということです。この2004は透明感はやや低く少し枯れ始めた色合い。5分でぐっと開き始めました。が、その後の展開は微妙で、やや低めのレベルで安定して推移しました。若干物足りない感があったものの1erの畑としての美味しさは十分にありました。LesChaummesはヴォーヌ・ロマネの南端で、北隣にはラ・ターシュがあり、2つ畑を挟んであのロマネ・コンティもあります。(mapはWinart41より引用してマーキング)。ローストビーフを焼きました。
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2012/2/18 |
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■ ジョセフ・ロティ「キュヴェ・ド・プレソニエール」2008 |
ACブルでも中身はジュヴレ・シャンベルタンだろうと予想されるワイン。某店で見かけたので購入。最初のインパクトは強い酸味。しかし悪い酸ではない感じですが、酸の強さは飲み終えるまで続きました。本当に酸っぱい系のワインでした。酸っぱい系が苦手な方には無理なワインかもしれませんが、私は許せるほうなので、そこそこ楽しめました。ただ旨味、広がり、奥深さはないので期待しすぎは要注意です。某店では同時に料理用の赤ワインも購入しましたが、値段はなんと298円。チリワインで葡萄の品種名もなし。少し飲んでみると甘くて薄い。運送費、瓶代、手間代で売値すでに超えるでしょうね。どうなっているのだか…。鶏肉のきのこホワイトソースで合わせました。 <ジョセフ・ロティ>
「キュヴェ・ド・プレソニエール」2006
「ブルゴーニュ・グラン・オルディネイル」2005 |
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2012/2/11 |
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2012/2/4 |
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2012/2/1 |
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■ ルモワスネ「ボーヌ・1er・クロ・デ・ムーシュ」1998 |
今日はボーヌのプルミエ・クリュです。この「クロ・デ・ムーシュ」という畑名のムーシュは蜂のことで、養蜂がさかんに行われていたことによるものだそうです。蜂によって葡萄の受粉も助けられていたのかもしれません。ブルゴーニュ全体を襲ったフィロキセラ(葡萄の病気)を植え替えによって克服し、現在に至っているようです。1998ですが意外に手頃な価格であり、熟成感を楽しめるワインでした。試しに買ってみたワインですが、即完売していました。やはりみなさんよく分かっていらっしゃいますね。繊細でまろやかで、熟した果実味をゆったりと味わえるワインですが、若干苦みが感じられ、この苦みが気に入らない人もいるかもしれません。mapはWinart36より引用してマーキング。ポマールに接している畑です。
<ルモワスネ>
「シャサーニュ・モンラッシェ・1erモルジョ」1987
「メルキュレ・クロ・フォルトゥル」1999
「ボーヌ1erトゥーサン」1999
「ブルゴーニュ・ルージュ・ロイヤル・クラブ」1997
「ブルゴーニュ・ルージュ ルノメ」1995 1 2 |
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2012/1/29 |
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■ ドメーヌ・ポール・ペルノ「ブルゴーニュ・シャルドネ」2010 |
酸もミネラルもあり、柑橘系果実味が漂うまろやかな味わいです。底ものですが、畑はピュリニー村で一番美味しいブルゴーニュブランができるとされている畑です。当然新樽はなしなので、自然な香りと味わいに仕上がっています。Winart56.p100にてピュリニー・モンラッシェ&ムルソーの村名ワインティスティングがされていますが、ピュリニーの7人の生産者のうちの一人として、ポール・ペルノが紹介されています。そこではACブルではありませんが、村名はオススメワインになっていて実力の程が知れます。 <ポール・ペルノ>
「ポマール・ノワゾン」2001
「ブルゴーニュ・シャルドネ」2006 |
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2012/1/22 |
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■ ロベール・シュヴィヨン「ニュイ・サン・ジョルジュVV」2008 |
ロベール・シュヴィヨンの2009は評判が良いようで、値段が高くても売れていますね。お金に余裕がないのでなかなか買えませんが、2008が1本残っていたので、2009に思いを馳せながら開けました。この2008の村名ものは酸味、タンニン、香りがどれも落ち着いていて、しかも厚みのある味わいでした。しかしその分インパクトは弱く、印象には残りにくいという感じでした。今日のメインは手作りローストビーフ。レアな感じで仕上げましたが正解でした。今日収穫してきたふきのとうの天ぷらに合わせて、軟骨のから揚げもついでに揚げてしまいました。 <ロベール・シュヴィヨン>
「ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・ブスロ」2006
「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
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2012/1/18 |
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■ ドメーヌ・アルロー「モレ・サン・ドニ・1er・オー・シェゾー」2009 |
オー・シェゾー(Aux
Cheseaux)は、マゾワイエール・シャンベルタンの南、そしてクロ・ド・ラ・ロッシュの東側という良好な位置にある畑です。モレ・サン・ドニ村の畑ですが、どちらかと言えばジュヴレらしいしっかりとした骨格のワインと言われています。香り、酸味、渋さのいずれもしっかりしていて、しかも透明感がありきれいな味わいでとても美味しい。ただ、酸は最初はやや刺激的で、逆に30分もすると落ちてくることから、バランスは現段階ではいまいちの様子で、早飲みせずしばらくは寝かせて様子を見るのがよいのかもしれません。(mapはWinart43.p89より引用しマーキング)
<ドメーヌ・アルロー>
「シャンボール・ミュジニー」2009
「ブルゴーニュ・ルージュ・ロンスヴィ」2007
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2012/1/14 |
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2012/1/11 |
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■ ドメーヌ・アルロー「シャンボール・ミュジニー」2009 |
最初は完全に閉じていましたが、次第に小さな花やスグリの香りが漂い、酸も効いてきました。タンニンは低めで優しい味わいに仕上がっています。特筆すべきは雑味が全くなくクリアな味わいということです。最後までストレートのままでしたが、チャーミングな感じがかわいらしくて好感が持てます。きれいな味わいのワインなので、女性には好まれるワインかもしれません。ドメーヌは1970年代より運営していましたが、1998年にシプリアン・アルローがドメーヌの運営を始め、以後、評価が高くなっています。モレ・サン・ドニ、ジュヴレイ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー村に畑を所有しています。ホワイトクリームシチューに太めの筒型のパスタのリガトーニのミートソース、アボガトとカニ蒲の山葵マヨネーズ和えなどで合わせました。
<ドメーヌ・アルロー>
「ブルゴーニュ・ルージュ・ロンスヴィ」2007 |
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2012/1/7 |
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■ラルロ「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー」2008 |
2008のラルロを2か月寝かせておきましたが、底ものに近いこともあって我慢ならず開けてみました。ラルロはロベール・シュヴイヨン、レシュノーと並ぶニュイ・サン・ジョルジュのトップドメーヌです。抜栓後は静かですが、すぐに厚みを感じるまったりとした味わいに包まれました。十分な酸とタンニン、それを支える黒系果実の味わい。ラルロは難しくて分かりにくいイメージがあったのですが、この2008に関しては正体を見せてくれました。40分もすると液体の分離感が出て、冷たいイメージになりましたが、かなり楽しめるワインになっています。2009はフレッシュな果実味で一気にGO、2008は熟した黒果実と冷たさという感じでしょうか。 <ラルロ>
「クロ・デュ・シャポー」2009
「クロ・デュ・シャポー」2006 |
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2012/1/5 |
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■ シャンドン・ド・ブリアーユ「サヴィニー・レ・ボーヌ」2004 |
酒屋で見かけたこのワイン。久々にサヴィニー・レ・ボーヌもいいかも?しかも安いということで購入しました。シャンドンという名前の通り、「モエ・エ・シャンドン」の遠い親戚のようです。所有畑はサヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレス、
アロース・コルトン。小規模なんでしょうが、白の方は評価が高いようです。抜栓後は香りなしで渋さのみ。20分で酸の味わいが出てきて、タンニンは後ろで支えるという雰囲気になりました。しかし40分もすると緊張感がなくなり、落ちていきました。でもまあ、値段からすれば結構楽しめるワインでした。ブルゴーニュのビンテージチャート(Winart36
p71)からすれば2004は最低なので村名でも早く落ちるのも然り、でも楽しませてくれるワインがデイリーにはいいですね。 |
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2012/1/2 |
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■ アラン・ユドロ・ノエラ「ブルゴーニュルージュ」2009 |
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2010年に飲んだ2007年ものには、「香りは持続するものの味わいは次第に落ちていく感じで、感動には結びつきにくい」と厳しいコメントしましたが、ACブルにしては結構美味しい味わいであったのを覚えていたので、再度2009年ものでトライしてみました。最初は薄味系の印象でしたが、すぐにしっかり高まってきて、果実味が豊かで予想を超える出来でした。ACブルでこの高まりならかなり高得点のデイリーを超えるワインですね。とりあえず2009はリピート買い対象です。ラベルからは本拠地はシャンボール・ミュジニーのようですが、ヴォーヌ・ロマネのG・Cruや1er・Cruの多数の区画を所有しています。機会があれば飲みたいですね! <アラン・ユドロ・ノエラ>
「ブルゴーニュルージュ」2007
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2012/1/1 |
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■ ドラピエ「シャンパーニュ・カルト・ブランシュ・ブリュット」 |
新年を祝うワインはシャンパーニュで!年越しの時間だけはNHKで!そういう設定でドラピエを開けました。セパージュはピノ・ノワール75%、ピノ・ムニエ15%、シャルドネ10%。黒葡萄が90%ということで、ほぼブラン・ド・ノワールというところが魅力です。「門出のリキュール」は、オーク樽で25年間熟成したものを使っているようで、この辺りも魅力です。しっかりとした味わいで、酒質に重厚さもあります。ピノ由来の熟した果実味の味わいも楽しめました。さて、今年も美味しいワインに巡り合えますように!
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