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2009/12/27 |
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■ 「シャトー・パヴィ」1997 |
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ボルドー右岸のサンテミリオン1er Grand Cru Classeのワイン。超オフビンテージの1997年ものを試してみました。なぜ超オフビンテージかというと、この1997年にシャトーがジェラール・ペルスによって買収され、何とか前所有者のジャン=ポール・ヴァレットは醸造したものの、ボトリングはジェラール・ペルスによるというややこしいもの。評価は低く、パーカーポイント
86点。やはり酸味が先行して、逆にタンニンはどこかに消えてしまっていました。パヴィについてはwinart37(写真下)にて、「ある一部の評論家の点数やプリムール価格の高さと同一視したところが悲劇だ」と言われ、「ボルドーというより新世界的な味わい」と評され、シャトーそのものの評価は意見が分かれています。その論争を確かめるなら2005年ものあたりを飲めばいいのですが、5万もするなら他のものを選択するでしょう。メルロー60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニョン10% |
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2009/12/24 |
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■ ピエール・ジモネ「ブリュット・ブラン・ド・ブラン・キュイ・1er」NV |
クリスマスはシャンパンで。今日はプルミエのシャンパンを開けました。シャルドネ100%のブラン・ド・ブラン。瓶内二次発酵は瓶を逆さにして、澱とワインがなるべく接触しないようにする繊細な造りのようです。シャンパンの良し悪しは分かりにくいのですが、やはりプルミエだけあって、すっきりと切れのよい味わい。しかもりんごやナッツの風味も程よく、とても満足できました。この後は、ACブルの中では秀逸のドメーヌ・アルローの「ブルゴーニュ・ルージュ・ロンスヴィ」2007 。そして焼酎「魔王」「七窪」と続きました。(mapはGooglemapよりマーキング。○あたりがキュイ村。) |
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2009/12/19 |
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■ ジャニアール・マルセル「ブルゴーニュ・ルージュ」2003 |
北はジュブレ・シャンベルタン、南はシャンボール・ミュジニーという名醸地に挟まれたモレ・サン・ドニ村の作り手です。2004年にマルセルが引退して、長男と次男が分割相続しています。つまり2003年はジャニアール・マルセルとしての最後のヴィンテージということになります。それがいいのか悪いのかとりあえず試してみました。透明感のない濃い目の色合いですが、口に含めば透明感がある味わい。全てが溶け込んだソフトな味わいです。しかし時間が経ってもそのままで、結局は1時間経たずに落ちていきました。2004年以降の長男のレミ・ジャニアールのモレ・サン・ドニの村名ワインを試せば、その差は分かるかと思います。なおモレ・サン・ドニには五つのGrandCruがあります。
Clos de la Roche、 Clos Saint-Denis、 Clos des Lambrays、 Clos de Tart、Bonnes
Mares。簡単には手が出せません。
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2009/12/17 |
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■ フーリエ「ジュブレ・シャンベルタンVV」2007 |
抜栓時はあれっ?と思うほど静かですが、徐々に高まりを見せ、食事中はずっといい味わいと香りを漂わせていました。少し前に飲んだ「オーエシェゾー」2007と比べると、値段は同程度ですが、こちらのVVの方がよい出来のように思えます。もう何年か寝かしておくべきかもしれませんが、フーリエの味わいが思い出されて我慢ならず、飲んでしまうという悪循環ですね。メニューのメインは、「白菜ロール」です。ロールキャベツの白菜版です。ナイフで切りにくいのですが、白菜ならではの癖のない甘い味わいがたまりません。
2009/11/19 「ジュブレ・シャンベルタン・オーエシェゾーVV」2007
2008/8/2「ジュヴレ・シャンベルタンVV」2005 |
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2009/12/16 |
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■ オリヴィエ・ジュアン「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
ラベルのデザインが妙に気になる作り手でしたが、やっとその底物の「ACブル」を飲んでみました。味わいは、インパクトがもう一押し足りないようで薄く感じてしまいますが、クリアな味わいは丁寧な醸造がされている印象があります。香りも控えめです。20分ぐらいでそこそこ盛り上がってきて、期待させますが、やはりやや水っぽさが残りました。ラベルのマークは葡萄の樹をイメージしているようで、葡萄の葉や房が見えます。面白いのは、中央下部にウサギのような生き物がいることです。かわいいデザインなので女性の醸造家かと思いましたが、30過ぎの男性のようです。
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2009/12/12 |
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■ ドメーヌ・ド・モンティーユ「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
コート・ド・ボーヌのヴォルネイを本拠とするモンティーユ家によるワイン。最近では、ヴォルネイ以外にもコルトンや、ヴォーヌ・ロマネのマルコンソールにも畑を持ち、長期熟成を目指したワインを造っています。
なかなか手に入りにくいものです。薄い色合いで、あっさりとした味わいですが、薄口ピノの真髄という感じで、雑味なくクリアです。アルコール度は12%で、このあたりもモンティーユらしいところでしょうか。
(mapはWinart36より引用してマーキング) |
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2009/12/5 |
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■ セリェール・ピニョル「ラッチ・デ・ライム・テラ・アルタ」2008 |
今日はスペイン、カタルーニャ地方、テラ・アルタのワイン。Raig de Raim=ぶどうのいなずま?、Terra
Alta=高い場所。標高400〜600mにある畑で、高地での厳しい環境ながら、日照に恵まれよく育った葡萄のようです。セパージュはガルナッチャ30%ベースに、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロー25%、シラー20%というアッセンブラージュ。色合いはやはりボルドー風の濃い目で、味わいも良く似た感じです。口当たりはそこそこですが、時間が経つと次第にゆるみが出て、持続力はありませんが、値段からすれば良い方でしょう。(mapはカタルーニャ地方、テラ・アルタ周辺、Googlemapよりマーキング) |
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2009/11/26 |
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■ドメーヌ・ ギヨン「ブルゴーニュ」2000 |
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ドメーヌ・ギヨンのACブルゴ−ニュ。2000年ものということで、そろそろ熟成の域に入っているかなと思い抜栓。舌に残るタンニン。しかししっかり溶け込んできている感じです。もともとはタンニンが強かったのだろうと推察できますが、今ではいい雰囲気になっているようにも思えます。樽香もすがすがしく、口に含めば広がりもあります。時間の経過とともに高まってくる感じはありませんが、逆に急に落ちていく感じもなく、そこそこよいレベルで持続したという感じが漂います。写真は当主のピエール・ギヨン(Winart41より)。
2006/10/2 「ジュヴレ・シャンベルタン レ・プラティエール」2001 |
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2009/11/22 |
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2009/11/19 |
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■ フーリエ「ジュブレ・シャンベルタン・オーエシェゾーVV」2007 |
ボジョレー・ヌーボーの解禁日。最近はボジョレーの低価格のものが出てきました。ガメイ種のワインとしては、やっと適正な価格に近づいてきたのかと思います。が、しかし今日はヌーボーではなくジュブレの大御所のフーリエを開けました。とにかく確実な味わいが期待できるはずという思いで抜栓。枯れた透明感の高い色合い、樽の香り、赤系果実の酸味の効いた味わいです。やはり期待を裏切りませんね。このオー・エシェゾーはジュブレの南端、R74に面して西側で、かなりいいテロワールです。(mapはWinart43より引用してマーキング)
2008/8/2「ジュヴレ・シャンベルタンVV」2005 |
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2009/11/14 |
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■ ミッシェル・グロ「オート・コート・ド・ニュイ」2006 |
11月3日に飲んだのは2005年もの。これは文句なく美味しかった。で、今回はあえて2006年ものを試してみました。2005年の出来には及ばないにしても、どれくらい迫れるか期待して抜栓。あれ?なんだか普通という感じ。香りも味わいもしっかりまとめ上げられていて、十分に美味しいピノですが、やはり2005年に受けた「うまい!」という感動は受けませんでした。値段的には差がないので、2005年ものがあったら、少し多めに購入しておこうかなと…。しかし、予算は限られてるなあ…。写真は当主のミシェル・グロ(Winart41
p59より)、ヴォーヌ・ロマネの栽培者組合会長を務める。水質汚染を防ぐために除草剤排除運動を起こし、ヴォーヌ・ロマネの土壌の安全性を守っています。
2009/11/3 「ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ」2005
2009/2/15 「ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ」2004
2008/12/13 「ヴォーヌ・ロマネ」2006
2006/7/10 「オート・コート・ド・ニュイ・ブラン」2002
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2009/11/12
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■ ロベール・シュルグ「ブルゴーニュ・ルージュ」2005 |
ロベール・シュルグに対しての評価はかなり高いものなのですが、実際の売れ行きはそれほどでなく、なぜなんだろう…ということでとりあえずACブルを飲んでみることにしました。で、不安は的中。酸味は印象的かつ個性的でいいのですが、タンニンがきつく、とにかく渋くて固くて、ボトル半分でギブアップしました。ギブアップはこれまで1,2回しかないわけでそれほど飲みにくかったというわけです。栓を戻して1日置きました。2日目はやや柔らか味が出て飲めましたが、それでもまだ固い。このワイン、ひょっとして最初から10年熟成を目指してるのかなと…思ったりもしました。結果としては、2000年以前のものを飲んでみないと分からないという結論です。所有畑は、AOCヴォーヌ・ロマネ4ha、AOCブルゴーニュ2ha、グラン・エシェゾー0.13ha |
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2009/11/3 |
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■ ミシェル・グロ「オート・コート・ド・ニュイ」2005 |
2005年ものは絶対にいいはず!という訳で、しばらく飲まずに置いておきましたが、今日は制作していた囲炉裏が完成したので、祝いで開けてみました。予想通り程よく酸が効いていて、しかも骨格がしっかりしていて、簡単には崩れない雰囲気でした。この雰囲気なら数本キープしておくべきだったかな?と思うくらいでした。囲炉裏で焼き豚やさつま揚げ、野菜類を焼き、また焼き鳥を温めながら食べ、酒の肴としました。
2009/2/15 「ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ」2004
2008/12/13 「ヴォーヌ・ロマネ」2006
2006/7/10 「オート・コート・ド・ニュイ・ブラン」2002 |
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2009/10/31 |
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■ ショーヴネ・ショパン「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
以前飲んだショーヴネ・ショパンの「シャンボール・ミュジニー」はいまいちだったのですが、安い底物のACブルを入手できたので試してみました。香りも味わいもシンプルですが、決して薄いなどという感じではなく、逆にうまく調和できているという印象でした。また、持続力もそこそこありました。もう少しインパクトがあるといいかなとも思いましたが、この調和の良さがショーヴネ・ショパンの特徴なのでしょう。次回は本拠地のニュイ・サン・ジョルジュを試してみたいものです。
2008/6/4「シャンボール・ミュジニー」2005
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2009/10/29 |
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■ ロベール・アルヌー「ブルゴーニュ ピノ・ファン」2007 |
久々のロベール・アルヌー。底物でもいい味わいを出してくれるロベール・アルヌーです。抜栓時より香りも味わいもぐんぐん高まり、ピークではぐっと迫るものがあります。またアルコール度も高く感じ、いい雰囲気で酔わせてくれます。Winart41では良年の2005年ものでも76点と低く、アルコールの強さが返ってマイナス評価になっていますが、底物でこの雰囲気はかなりお得なのだろうと思います。以前にも書きましたが、当主はパスカル・ラショーですが、パスカル・ラショー物と亡き父親名のロベール・アルヌー物の二通りがリリースされています。時々食べたくなるロールキャベツ。やはり美味しいですね。
2009/1/10 パスカル・ラショー「ブルゴーニュ ピノ・ファン」2005
2008/12/20 「ヴォーヌ・ロマネ」2005
2007/6/30 「ブルゴーニュ・パストゥグラン」2005
2006/10/14 「ブルゴーニュ ピノ・ファン」2002 |
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2009/10/24 |
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■ ロブロ・マルシャン「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
今日はちょっと名前をあまり存じていない生産者を試してみました。当主のフレデリック・ロブロは2001年に醸造学校を卒業したというのですからまだ若い。しかしクリストフ・ルーミエ(ジョルジュ・ルーミエの現当主)とドミニク・ル・グエン(ユドロ・バイエ)の指導を受けたというのですから、それなりの期待はできるはず。抜栓時の香りは静か。味わいは酸味が程よく効いていて、ピノの味わいを十分に引き出しているという感じです。このままぐんぐん行けるかと期待するも、20分で下降線へ。でも、ACブルとしては十分満足できたので、このロブロ・マルシャンは注目度大ですね。 |
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2009/10/22 |
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■ グロ・フレール・エ・スール「オー・コート・ド・ニュイ」2006 |
グロ・フレール・エ・スールの「Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge」2006です。ヴォーヌ・ロマネ村の名門グロ家は4つのドメーヌ(アンヌ・グロ、アンヌ・フランソワーズ・グロ、ミッシェル・グロ、グロ・フレール・エ・スール)に分かれています。この中でグロ・フレール・エ・スールは黒系の果実味が豊富で濃い感じの味わいだという印象でした。確かにこの2006もそういう感じを漂わせていますが、やや硬く重い味わいで香りは控えめです。タンニンが全面に出て、渋みが舌に当たる感じです。好みが分かれるところでしょう。以前飲んだ2005は、かなり美味しいという印象だったので、2006はやはり2005には敵いませんね。
2008/2/24 「オー・コート・ド・ニュイ・ルージュ」2005 |
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2009/10/17 |
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■ ロベール・グロフィエ「ブルゴーニュ・ピノノワール」2007 |
2007年もののグロフィエのACブルは市場にはまだまだ在庫ありの状態であり、人気の程度からあまり期待していませんでしたが、手頃な価格なのでまた開けてみました。結果としては、以前飲んだときと同じ印象で、2007年は香りも味わいもやや低いレベル。しかしさすがロベール・グロフィエで、きれいにこじんまりとまとめ上げられていてACブルとしてはいける物となっています。2007年物の「シャンボールミュジニィー・1er・レザムルーズ」をキープしていますが、2007年のこの雰囲気なら少し不安感が漂いますが、グロフィエを信じたいところです。
2009/5/31「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」2006
2009/3/7「ジュヴレ・シャンベルタン」2005
2009/1/21「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2005
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2009/10/15 |
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■ トロ・ボー「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
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トロ・ボーはショレィ・レ・ボーヌに多くの畑を持つ歴史ある生産者。ボトルはぽってりとした膨らみがあり、逆に首の部分は細くなっています。これはWinart19でオーナーのナタリー・トロ女史(写真下:Winart19より)が「セラーで見つけた100年前のボトルをコピーしたもので、99年から使用しています」と述べています。長期熟成を目指すにはこういうボトルがいいというわけです。ですが、このACブルは2007年もの。さすがに若すぎですが開けてみました。よい香り。しかし味わいはドライ。10分もすると深みが出てきて期待しましたが、20分もすると今度は平板になってきました。やはり、本拠地のショレィ・レ・ボーヌを熟成させて飲んでみないといけませんね。 |
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2009/10/10
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■ ヴェルジェ「ブルゴーニュ・テール・ド・ピエール」2007 |
この「ブルゴーニュ・テール・ド・ピエール」は、ジャン・マリー・ギュファンスが、マコネとコート・ドールのシャルドネを使って造っているワイン。terres
de pierres=stone groundsで、「石の大地」と銘打っています。石の豊富な土壌の特性を生かして、ミネラルが豊かで、酸や果実味も味わい深いものになっています。とても優しい味わいですが、飲みやすく仕上げたというレベルのものではなく、上出来なので飲みやすくなったという感じです。ギュファンスのプイイ・フュイッセやシャブリのワインも飲んでみたいものです。 |
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2009/10/8 |
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■ ジャン・グリヴォ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2006 |
ジャン・グリヴォは好きな作り手です。6,000円以上出せば、ヴォーヌ・ロマネの村名ものは何とか見つけられますが、逆に安価なものはなかなか手に入らないという状況です。このブルゴーニュ・ピノ・ノワールは底物ですが、さすがジャン・グリヴォらしくいい出来です。香りは控えめですが、熟成ピノを思わせる香りです。色合いは透明感があり、味わいも素晴らしく透明感があります。ただし、やはりACブルの宿命でしょうか、30分が過ぎると落ちて行き、平板になっていきます。でも、ACブルでこのレベルなら申し分なく満足できるワインです。写真下はジャン・グリヴォの畑の一覧(Winart41より)
2009/1/28「ヴォーヌ・ロマネ・1erレ・ルージュ」2001
2007/7/7「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」2004 |
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2009/10/3 |
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■ ドメーヌ・アルロー「ブルゴーニュ・ルージュ・ロンスヴィ」2007 |
Roncevieは畑の名前で、ジュヴレ・シャンベルタン村の74号線の東側。74号線の東側はよくて村名クラスの畑しかありませんが、このアルロー所有のロンスヴィは村名にもなっていません。しかし、西には特級のクロ・ド・ベーズやシャンベルタンがあり、実はなかなか素晴らしい位置になっています。抜栓時からうっとりする香り。味わいはしっかりとしたジュヴレ・シャンベルタンで、値段の割にはタンニンと酸がバランスよく、とても美味しい。平均樹齢は40年と言われています。(mapはWinart43より引用しマーキング) |
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2009/9/30 |
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■ オー・ボン・クリマ「サンタ・バーバラ・ピノ」2006 |
オー・ボン・クリマの「サンタ・バーバラ・カウンティー・ピノ・ノワール」2006です。今回はカリフォルニアのピノのワイン。オー・ボン・クリマの底物です。ブルゴーニュ風の味わいを期待して抜栓。香りは樽香がしてスパイシー。透明感はなく、粉っぽさがあり。アルコールの強さを感じ、若干の苦味があり。冷ややかな味わいでクール。色合いは全く違いますが、以前飲んだシルヴィ・エスモナンの「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」の味わいとほぼ同等です。落ちていく感じが、あまりにもあっさりで、余韻がありません。
2008/7/2 シルヴィ・エスモナン「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」2005 |
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2009/9/28 |
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■ ルイ・ラトゥール「シャブリ・ラ・シャンフルール」2007 |
手頃な白はないものかと街の酒屋へ物色に出かけました。見つけたのはこれ。ブルゴーニュ南部を本拠地にするルイ・ラトゥールだけど、「シャブリ」とは…。異質な感じがしますが、しかし逆にルイ・ラトゥールならそこそこの味わいを出してくれるだろうと購入。味わいは、シャブリ特有のミネラル感が足りませんでしたが、まあまあ美味しく飲めました。さて、このワイン、ネットでは2,100円で購入できますが、お店では3,000円。送料、代引料入れればトントンですが、やはり高い。こういう地方の状況が「ワインは高いし、分かりにくい」という印象を持たれる理由のひとつだと思います。 |
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2009/9/27 |
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■ ロゼ・ド・パヴィ・マカン[2005] |
「シャトー・パヴィ・マカン」のニコラ・ティエポンと醸造家ステファン・デュルノンクールがタッグを組んで作っているロゼワイン。なぜかボトルにはビンテージの記載がない。ということは初リリースの2005年ものかと推察。値段は相当安いですが、そこそこ期待して抜栓。甘酸っぱい味わいが先行しますが、口の中では甘く変化していく感じです。大体、ロゼの良し悪しは全然分かりませんが、安い値段で楽しめるのなら良しという感じです。
2008/11/9 「シャトー・パヴィ・マカン」2004
2008/12/29 「シャトー・デギュイユ」2005
2007/9/12 「セニョール・デギュイユ」2005 |
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2009/9/21 |
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■ ドミニク・ローラン「ブルゴーニュ・パストゥグラン」2005 |
今日は、酒屋に寄って安いブルゴーニュを物色。ドミニク・ローランのパストゥグランで落ち着きました。2005年ものは以前にも飲んでいます。以前同様、酸味が第一番に迫ってくる感じです。次第にそこそこ味わいが出てきますが、30分ぐらい過ぎると平板になってきて、水っぽいというわけではないですが、分離した感じが出てきます。透明感は少ないですが、樽の香りがして、手を掛けて造っている感じがします。お店で立てて陳列してあったため、コルクが乾燥していて、開けるときにコルクを割ってしまいました。
以前のコメント 2009/3/23
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2009/9/19 |
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■ 「シャトー ポタンサック」1994 |
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シャトー ポタンサックは、メドック格付2級の「シャトー・ レオヴィル・ラス・カーズ」のジャン・ユベール・ドロンが所有するワイナリーです。畑はサンテステフの北のオルドナック村。以前飲んだ1993年ものに比べると、印象は若干弱い。樽香中心で果実味はあまり感じられない。さらに複雑な味わいはあまり感じられないが、タンニンがまろやかで、15年の熟成が伝わってきます。中途半端な金賞受賞ボルドーとは比べものにならないくらいいい雰囲気を漂わせています。1995年ものが手に入れば試してみたい気がします。(mapはGooglemapよりマーキング)
2007/1/27 「シャトー・ ポタンサック」1993 |
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2009/9/16 |
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■ コント・ラフォン「マコン・ミリィ・ラマルティーヌ」2007 |
ムルソーで最上の白の生産者として知られるドメーヌのコントラフォン。ムルソーの村名ものでも2万はするので、簡単には飲めない。しかし、このマコンのエリティエ・デュ・コント・ラフォンで造っているワインは、比較的手頃な値段でありながら、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンと同じ醸造法で造っているようで、その味わいはマコンであっても格別のはずと期待して抜栓。確かにまろやかさが素晴らしく、酸味も丁度良く、バランスが素晴らしい感じです。ルフレーブのマコンと比べると、ややインパクトと凝縮感は弱めですが、優しい味わいという点では優れているかもしれません。このマコンは手頃であるだけに返って入手しにくい感じです。
2009/8/26 ルイ・ラトゥール「マコン・ヴィラージュ・シャムロワ」2007
2009/2/1 ルイ・ラトゥール「マコン・ヴィラージュ・シャムロワ」2005
2008/8/21 ルフレーヴ「マコン・ヴェルゼ」2006
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2009/9/14 |
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■ ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ1999 |
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近所の居酒屋さんに持ち込み、遅くから居酒屋さんのご家族と一緒に楽しみました。すでに、かなり飲んでいたので確かな感想ではありませんが、以前飲んだ2000年ものと比べると、やはりまろやかさとふくらみが違います。Winart39ではドンペリ1999の特集記事を組んでいますが、その中で、「1999は光と影のヴィンテージ…影を描くことによって明るさを際立たせる明暗法のような年。76年に似て光に満ちた年だったが、収穫の4、5週間前に光にブレーキがかかり、成熟のスピードがゆっくりとなり、かえって功を奏した年」だったと記されています。写真右の右の方は、醸造最高責任者のリシャール・ジェフロワ。左は専属シェフのパスカル・タンゴで、このWinart39では、ドンペリ1999とともに「7つの世界を体験する旅へ」というテーマで腕を振るった料理が載せてあります。(Winart39より引用)
2008/12/25 ドンペリ2000 |
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■ J・J・コンフュロン「ラ・モンターニュ・ルージュ」2004 |
J・J・コンフュロン「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ラ・モンターニュ・ルージュ」2004です。ジャン・ジャック・コンフュロンのワインの中では、最も価格が安いと思われるワイン。今までの経験からは、JJコンフュロンは透明感があり、すっきりとした切れのある味わいであるとの認識。今回のワインも価格は安いものの、それなりの味わいを期待して抜栓。しかし、酸味と渋みが一気に襲ってくる感じで、そのまとまりのなさは「これがコンフュロン?」と疑いたくなるほどで、しかも若干汗くさい。がっかりと思いましたが、20分もすると、落ち着いてかなりの雰囲気は出してくれました。しかし、それでもなかなか満足できません。同じヴィラージュものでも、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・ヴィニョット」の方がいいですね。 |
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2007/10/24 「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴィニョット」2001
2008/3/17 「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・フルリエール」2001
2008/6/7 「シャンボール・ミュジニー」2000
2008/11/3 「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・フルリエール」2005 |
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2009/9/2 |
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■ ドメーヌ・アミオ・セルヴェル「ブルゴーニュ・ルージュ」2007 |
アミオ・セルヴェルはシャンボール・ミュジニー村の生産者。このACブルゴーニュでも、きっとシャンボール・ミュジニーの片鱗を味わえるのではないかと抜栓。やさしい香り。味わいは暖かさを感じるようなほんわかとした味わい。あれ?優しすぎるなと思っていると、10分もするとしっかり開いてきて、かなりよい感じになりました。しかし、30分ぐらいすると一気に落ちていく感じで、持続力はいまひとつでした。値段からすれば十分ですが、もう一押し個性があったらいいかもと思いました。シャンボール・ミュジニーの村名ものあたりを試してみればさらに理解が深まるかもしれません。 |
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2009/8/30 |
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■ ドメーヌ・トルトショ「ジュヴレ・シャンベルタンVV」2007 |
ドメーヌ・トルトショはジュヴレ・シャンベルタン村にあるドメーヌ。そしてこのワインは樹齢40年以上でノンフィルターでしかも超お手頃価格の村名ワイン。以前にも2004年ものを試していて、やや雑な感はありましたが、値段の割にいけたので、またまたトライです。やはり奥行きや広がりは物足りませんが、赤い果実の風味を漂わせ、落ち着いた味わいです。まだ若いワインなのに熟成の片鱗が味わえます。今回の感想も、「値段の割にはそこそこいけるね」という感じでしょうか。
安い時に数本キープしておくと、重宝しそうです。
2006/12/16 トルトショ「ジュヴレ・シャンベルタンV・V」2004
2007/8/12も同じもの |
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2009/8/26 |
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■ ルイ・ラトゥール「マコン・ヴィラージュ・シャムロワ」2007 |
安い白を探して近くの酒屋さんへ。このルイ・ラトゥールのマコンは以前飲んだことがあり、印象はまあまあだったので、ビンテージ違いで再度トライしてみました。味わいはあっさり。シャブリのようなミネラル感はなく、どちらかというとレモン蜂蜜風。軽い印象ですが、その軽さのおかげで飲み飽きない感じです。好みに差はあるでしょうが、ルフレーヴのマコンの方がコクはありますね。サラダはワカメ、豆腐、寒天、トマトなどを彩りよくあしらったもの。ドレッシングは好みのものを!というわけです。
2009/2/1 ルイ・ラトゥール「マコン・ヴィラージュ・シャムロワ」2005
2008/8/21 ルフレーヴ「マコン・ヴェルゼ」2006 |
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2009/8/19 |
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■ ミッシェル・ゴヌー「ブルゴーニュ・ルージュ」1998 |
大手のネゴシアンなどではあることですが、バック・ヴィンテージをドメーヌが保存するというのは、実はなかなか難しいことなのだと思います。しかしミッシェル・ゴヌーはバック・ヴィンテージのワインを安定的に供給できるようで、長期熟成の品質と管理に絶対の自信があるようです。また、作柄が悪ければリリースせずネゴシアンに売却してしまうというこだわりの作り手です。透明感が高く、味わいは熟成感がたっぷりです。時間とともに濃さが増し、味わいの変化を楽しむことができ、持続力があります。樹齢は40〜50年。新樽はあまり使用せず、木製の発酵槽使用。裏ラベルから「ポマール」産と思われます。 |
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2009/8/15 |
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■ ドメーヌ・ペロ・ミノのACブルとACブルVV2007 |
ドメーヌ・ペロ・ミノの「ブルゴーニュ・ルージュ」2007と「ブルゴーニュ・ルージュ・V.V」2007です。ドメーヌ・ペロ・ミノはモレ・サン・ドニのドメーヌ。これはACブルなのでドメーヌ・ペロ・ミノですが、畑は大きく2種類に分けられ、代々受け継がれているものは「ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ」としてリリースされ、もう一つはクリフトフ・ペロ・ミノ(現当主)がドメーヌを引き継いでから増やした畑で、「ドメーヌ・クリストフ・ペロ・ミノ」としてリリースされています。平均樹齢が高いこと、収量を抑えていること、化学肥料を使用しないこと、発酵中のピジャージュなしなどが特徴です。今日はACブルとACブルのヴィエイユ・ヴィーニュ(写真右)の両方を開けました。やはりVVの方はまろやかです。2007年ものということで、フルーティさが前面ですが、すでにいい味わいを醸し出しています。あまり流通されていないので購入には苦労が伴います。バーベキューだったので写真はきれいではないです。 |
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2009/8/7 |
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2009/8/1 |
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■ ベルトラン・アンブロワーズ「ムルソー1er・ポリュゾ」2003 |
相応の価格設定で評判も結構良いのですが、なかなか手を出しにくかった生産者です。やっと白の1erに挑戦です。きれいな黄色で輝きがあります。とても滑らかな味わいで、酸味というより、余韻に甘みが感じられます。優しすぎてついつい飲むペースが速くなってしまいます。ベルトランのメゾンは18世紀末から生産してきたとのことで、歴史があります。新樽使用の率が高いらしい(3/4程度か?)ですが、樽香は控えめで、十分な熟した果実味があります。ムルソーに畑があるかどうかは分からないので、葡萄は購入したものかもしれませんが、十分に満足できました。
2007/1/3アントワーヌ・シャトレ「AOCムルソー」2001
2008/10/23ヴァンサン・ジラルダン「ムルソー・ナルヴォー」2004
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2009/7/31 |
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2009/7/27 |
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■ ドミニク・ローランの「ニュイ・サン・ジョルジュ・No1・VV」2005 |
「ニュイ・サン・ジョルジュ・No1・VV」2005年ものです。ニュイ・サン・ジョルジュはヴォーヌ・ロマネの南。VV(VieillesVignes)は「古樹」のこと。ドミニク・ローランで古樹で、しかも最高のビンテージの2005年ということで、しっかりとした味わいを期待して抜栓。香りよし。濃い色合いで黒果実の味わいも十分です。さらに時間が経つにつれて、益々味わいが奥深くなり、かなり酔わせてくれます。持続力があるのも満足です。本当は飲んでしまわずに10年ぐらい寝かせるといいんでしょうけど。そうは簡単にはできないのが辛いところです。
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2009/7/22 |
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■ ジョルジュ・ヴィグルーの「グレヨン」2006 |
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産地はカオール。カオールはボルドーから東に200キロくらいの場所。ぶどうはマルベック種(100%)で、とても色が濃く、「カオールの黒」と呼ばれています。抜栓すると、香りは静かめですが、味わいは熟したアメリカンチェリーのようです。いつも飲んでいるブルゴーニュのピノとはえらい違いで、酸味もほとんど感じれず、甘みが残ります。しばらくすると香りの深みも増し、結構酔ったりもします。ポリフェノールいっぱいという感じで、健康にはいいかもしれません。 |
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2009/7/19 |
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■ カシャ・オキダンの「ラドワ」2007 |
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ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィスの「ラドワ」2007年ものです。先日飲んだAOCものの格上の村名ワインです。村の名前からすれば正しくはラドワ・セリニーなんですが、ラドワと表記することに決められています。やはり格上なだけあり、まろやかさが全然違います。AOCものに見られた液体と味わいの分離感は全くなく、一体化して溶け込んでいます。この味わいならば2002年ものあたりも飲んでみたい感じです。樹齢40年。
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2009/7/17 |
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■ カシャ・オキダンの「ラ・シャペル・ノートルダム」2007 |
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ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィスの「ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・シャペル・ノートルダム」2007年ものです。畑はコート・ド・ボーヌの北端のラドワ・セリニー村。またラドワ・セリニーのすぐ南はコルトンというわけで、ラドワ・セリニーは有名ではないですが実は結構いいテロワールです。色合いは紫が強め。味わいは透明感がありすぎて、まったりとした一体感を味わうという感じではありませんが、値段の割にはとても美味しく、インパクトもあります。写真右は当主のジャン・マルク・カシャ(右)とソフィー婦人、中央は息子さん。(Winart36より)
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2009/7/16 |
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2009/7/4 |
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■ ドルーアン・ラローズ「モレ・サン・ドニ」2002 |
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ドルーアン・ラローズは、1850年創立のジュヴレ・シャンベルタンの有名ドメーヌ。ミュジニー、ボンヌ・マール、クロ・ド・ヴージョ、クロ・ド・ベーズ、ラトリシエールシャンベルタン、シャペルシャンベルタンとグランクリュを6箇所も所有しています。このモレ・サン・ドニはジュブレの南隣の村で、さらに南にはシャンボール・ミュジニーがある訳で、ジュブレのしっかり感とシャンボールの審美的な深みがマッチしたものと言えるかもしれません。香りも味わいも酸味が先行しますが、時間とともに深みが増し、十分な味わいとなりました。ズッキーニとナスを加えたチキンのトマト煮で合わせてみました。写真右は当主のフィリップ・ドルーアン。(Winart43,p95より)
2007/2/14ジュヴレ シャンベルタン2002
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2009/7/2 |
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■ ドミニク・ローラン「ジュヴレ・シャンベルタン1er」2005 |
ドミニク・ローランの「ジュヴレ・シャンベルタン1er・cuvee tradition」2005年ものです。キュベトラディションというやや曖昧な表示ですが、ジュヴレ・シャンベルタンの1級畑の葡萄でできたワイン。値段は1erにしては手頃ですが、果たして味わいは?ということで抜栓。予想を裏切らない香りが直後から漂い、味わいもしっかりとしたジュブレ。色合いや透明度もよく、これなら満足という感じです。ドミニク・ローランらしいしっかりとした造りです。この手のワインは見かけたらとりあえずキープしておいても悪くはないでしょう。 |
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